農業者賠償責任保険

2012年12月改
2013年4月以降保険始期適用
農業生産法人・特定農業団体・集落営農組織用
農業者賠償責任保険
賠償責任保険普通保険約款+事業活動特別約款(農業者賠償責任保険用)+農業者特約
農業において発生する様々な
賠償リスクを幅広くカバーする農業者専用保険
農業者賠償責任保険は
こんな時にお役にたちます。
農業者特有の賠償責任リスクに対応しています。
施設リスク
農地や農業施設の欠陥に
起因する賠償事故を補償します。
○農業者(被保険者)
が所有・使用または管理する田、畑、牧場等
の農地や農業施設の欠陥に起因する賠償損害をお支払いし
ます。
果物狩りにきていた入場者が、
農園内に放置されていた機材につまずいてケガをした。
看板が落ち、来店中のお客様に
ケガをさせた。
ハウスの設置に欠陥があり、強風
にあおられ破損したハウスの破片
で、通行人がケガをした。
柵が壊れたままになっていたため、子供が入
り込んで溺れてしまった。
①出荷用ダンボールが崩れ、近くにいた人がケ
ガをした。
②納屋に立てかけていた農機具が倒れ、訪問
者がケガをした。
農地や農業施設での仕事の遂行に起因する賠償事故を補償します。
○農業者(被保険者)
が所有・使用もしくは管理する田、畑、牧場等の農地や農業施設での仕事の遂行に起因する賠償損害をお支払いします。
草刈機を使って草刈中、小石をはねて他人
の車をキズつけた。
農場内で農耕作業用小型特殊自動車による作業中、
誤操作で他人にケガをさせた。
散布していた農薬が風によ
って隣接農地で栽培してい
た別の農産物に飛散し、出
荷ができなくなった。
農作業による賠償損害は、自分の農地外でも補償します。
知人の田畑に作業を手伝いに行った際、誤って他人に
ケガをさせてしまった。
地区で管理している用水路・農道の草刈中に、誤って
他人にケガをさせてしまった。
①指導に不備があり体験農業中の小学
生が、
鎌で誤って足を切るケガをした。
②牛の乳搾り体験をしていた小学生が牛
に蹴られ大ケガをした。
生産物リスク
②加工品
①農産物
出荷した農産物が原因で食中毒
が発生した。
加入者の施設で加
工・出荷した漬物を
食べたお客様が食
中毒になった。
直売所や観光農園
で販売しているジャ
ムが原因で食中毒
が発生した。
①農産物
出荷した農産物に金属片が混入していたた
め、
食べたお客様が口の中を切るケガをした。
②加工品
加入者が加工・販売したジャムに金属片や小
石が混入し、食べたお客様の歯が欠けた。
○被保険者(農業者)の所有・使用・
管理する農地・農業施設におい
て、生産・加工・販売された農産
物等が第三者に引き渡された
後に、その農産物等の欠陥に起
因して発生した賠償損害をお支
払いします。
①加工品
加入者がビン詰めしたジャムの封印が不完全
であったため、購入したお客様の服を汚した。
ジャム
保管物リスク 保管物にかかわる賠償事故(損壊・紛失・盗取)を補償します。
観光農園や体験農業のお客様からの預かり物も対象となります。
○被保険者(農業者)
が管理する保管物が損壊・紛失もしくは盗取されたことにより、その保管物について正当な権利
を有する者に対する賠償損害をお支払いします。
盗取
他人から預かった農産物や農機
具を納屋に保管中、何者かに盗取
された。
①借用農機具を使用
して農作業中に、操
作 方 法を誤って農
機具を損壊させた。
②体験農業のため訪
れていた人から預か
ったカメラを落として
壊した。
他人から預かった農機具を納屋に
保管中、
火災で消失した。
生産物回収リスク(生産物品質特約)
○生産物賠償事故が発生した際、再発を防止するための回収費用を補償します。
○残留農薬による農産物の回収費用を補償します。
○生産物賠償事故が発生した場合に、
同一原因による他の事故の発生を防止するために行う回収費用を補償します。
○農産物に基準値を超える農薬が残留し、
法令等により当該農産物を回収する必要が生じた場合の回収費用を補償します。
出荷した農産物から基準値を超える残留農薬が検出されたため、
同時期に出荷した農産物をすべて回収した。
①加工・販売したジャムに金属片が混入し、購入したお客様が口
の中を切る事故が発生したため、同一の事故を防止するため、
同日製造したジャムすべてを回収した。
②加工・販売したジャムの賞味期限の表示誤りによる食中毒事故
が発生したことから、
表示誤りのジャムをすべて回収した。
保険料は農地の面積により算出します。
農業者賠償責任保険の内容
3,000万円コース
(①②③合計)
②生産物リスク
3,000万円
①②は
身体・財物共通
支払限度額
(免責金額
(自己
負担額)
0円)
(自己
③保管物リスク (免責金額
負担額)
5,000円)
(縮小支払割合90%)
任意付帯
■保険料
0.5ha未満
0.5ha以上∼1ha未満
1ha以上∼2ha未満
2ha以上∼4ha未満
4ha以上∼20ha未満
20ha以上∼50ha未満
50ha以上∼500ha未満
1億円コース
1億円
5,000万円
1億円
300万円
500万円
1,000万円
300万円
300万円
300万円
3,000万円コース
5,000万円コース
+
生産物品質特約
農地面積
5,000万円コース
3,000万円 5,000万円
期間中支払限度額
①施設リスク
農地面積が500ha以上の場合は共栄火災へお問い合わせください。
基本契約のみ
基本契約+生産物品質特約
+
基本契約のみ
基本契約+生産物品質特約
+
1億円コース
基本契約のみ
基本契約+生産物品質特約
6,380円
7,380円
11,850円
8,200円
12,850円
9,200円
8,580円
9,580円
14,370円
10,560円
15,370円
11,560円
9,900円 10,900円
16,030円
12,020円
17,030円
13,020円
12,100円 13,450円
18,880円
14,480円
20,230円
15,830円
20,130円 22,830円
29,360円
23,490円
32,060円
26,190円
52,160円 57,560円
72,360円
59,860円
77,760円
65,260円
102,610円 108,010円 117,490円 122,890円 141,110円 146,510円
※10,000m2 =100a =1ha
保険料算出のための農地面積の算出(例)
保険料算出のための農地面積は、農地基本台帳の田などの耕地計、採草放牧地、共同利用地等、その他雑種地、宅地の総面積の
合計に作業受託地・借入農地がある場合は受託地面積・借入面積を加算したものになります。
■特定農業団体、集落営農組織は構成員全員の農地面積の合計
農業生産法人の場合には、法人が所有・使用・管理している農地面積が対象とな
ります。
特定農業団体、集落営農組織(非法人)の場合には、共同で管理・運営している
農地面積だけでなく、構成員が所有・使用・管理している農地面積の合計が対象
となります。
■補償対象となる農地・農業施設、保険料算出のための農地面積とは
ᰒ採草放牧地
耕作放棄地
ᰖ
作業受託地
借入農地
店舗
保険期間
契約条件
1年間
下記のいずれかに限ります。
農業生産法人
特定農業団体
集落営農組織
ただし、特定農業団体と同等
の要件(※)を満たす集落営農
組織であること。
補償対象の
農地・施設
ᰔ溜池
(その他雑種地)
ᰑ
畑
(耕地)
ᰓ共同利用地等
ᰑ
田
(耕地)
ᰕ
宅地
保険料算出の
ための農地面積
(例)
ᰗ畜舎
(農用施設)
農業者賠償責任保険の
契約方式
(※)詳細な要件は、取扱代理店ま
たは共栄火災にお問い合わせくだ
さい。
補償対象となる農地・農業施設とは…
農地や農地内にある農業施設、保険証券に記載された農地外の農業施設が補償対象と
なります。農業施設とは、農機具を収納する納屋、農産物・商品保管のための倉庫、
自ら
収穫した農産物やその加工品を販売する店舗・飲食店、
自ら収穫した農産物を加工する
工場、作業場、事務所、観光農園、畜舎等をいいます。
対 象 者
土地利用型の農業者、園芸・花き
農家、観光農園、酪農家など農業
者全般
基本契約
補償条項
保険金をお支払いする場合
お支払いする保険金の額と内容
保険金をお支払いできない主な場合
■共通
(1)保険契約者、被保険者またはこれらの者の法定代理人の故意
によって生じた賠償責任
(2)被保険者と他人との間に損害賠償に関する特別の約定がある
場合において、その約定によって加重された賠償責任
(3)被保険者と同居する親族に対する賠償責任
(4)被保険者の使用人が、被保険者の業務に従事中に被った身
体の障害に起因する賠償責任
(5)戦争
(宣戦の有無を問いません。
)
、変乱、暴動、騒擾、労働
争議に起因する賠償責任
(6)地震、噴火、洪水、津波などの天災に起因する賠償責任
(7)排水または排気
(煙を含みます。
)
に起因する賠償責任
以下の賠償損害について保
険金をお支払いします。
【例】農作業中に草刈機が小
石をはねて、駐車中の車両を
キズつけた。
【例】
自らが経営する、自分で
生産した農産物を販売する直
売所の看板が落ちて、来店
中のお客様にケガをさせた。
以下の賠償損害について保
険金をお支払いします。
第2章 生 産 物リスク
事 業 活 動 特 別 約 款︵ 農 業 者 賠 償 責 任 保 険 用 ︶
(b)農地外に所在し、被保険
者が所有・使用もしくは管
理する農業施設(加入者
証記載)の欠陥、および
その用法に伴う仕事の遂
行に起因する賠償損害
・農業者(被 保険者)が所
有・使用もしくは管理する
農地や農業施設において
製造・販売された農産物
等が第三者に引き渡され
た後に、その農産物等の
欠陥に起因して発生した
賠償損害
【例】被保険者の施設で加工
した漬物に細菌が付着してお
り、それを食べたお客様が食
中毒になった。
第3章 保 管 物リスク
以下の賠償損害について保
険金をお支払いします。
・農業に関して農業者(被
保険者)
が管理する保管
物が損壊・紛失もしくは盗
取されたことにより、その保
管物について正当な権利
を有する者に対する賠償
損害
【例】第三者から預かった出荷
前の「米」を納屋に保管中、
何者かに盗まれた。
じょう
合 算して 期 間 中 支 払 限 度 額が限 度 となります 。
︵3千 万 円・5千 万 円・1億 円のいずれかからお選 びください。︶
第1章 施 設リスク
(a)農業者(被保険者)
が農
業を目的として所有・使用
または管 理する田、畑、
採草放牧地等の農地や
農業施設の欠陥、および
その用法に伴う仕事の遂
行に起因する賠償損害
保険金の内容
お選びいただいた期
間中支払限度額
(3,000万円・5,000
万円・1億円)
を限度
として保険金をお支
払いします。
免責金額(自己負担
額)、縮小支払の設
定はありません。
上 記の期 間 中 支 払
限度額の10%(300
万円・500万円もしく
は1,000万円)
となり
ます。
なお、1事故あたりの
免責金額(自己負担
額)5,000円 を 差し
引いた額を保険金と
してお支払いします。
①被保険者が被害
者への賠償債務
の弁済のために
支払う金額
②損害の発生また
は拡大の防止の
ために必 要また
は有益と認められ
る費用
③損害防止費用を
支出後に賠償責
任 が 発 生し な
かったことが判明
した場 合には応
急手当、護送、
診療、治療、看
護、その他の緊
急 措 置に要した
費用
④訴訟、弁護士報
酬、仲裁、和解、
調 停 等に要した
費 用または権 利
の保全もしくは行
使に必要な手続
をするために要し
た費用
⑤保険会社が直接
被害者と折衝す
る場合に、被保
険者が協力する
に際して支出した
費用
⑥被保険者が保険
会社の書面によ
る同 意を得て支
出した示談交渉
に要した費用
■施設リスク
(1)施設の修理、改造または取壊し等の工事に起因する賠償責任
(2)航空機
(有人、
無人を問わず、
すべてのヘリコプターを含みます。
)
、
自動車
(自動車損害賠償保障法第2条第1項に規定する自動車
をいい、原動機付自転車を含み、農耕作業用小型特殊自動車
を除きます。
)
の所有、使用または管理に起因する賠償責任
(3)屋根、扉、窓、通風筒等から入る雨または雪等による財物の損
壊に起因する賠償責任
(4)被保険者またはその使用人その他被保険者の業務の補助者が
行う次の仕事に起因する賠償責任
①人または動物に対する診療、治療、看護または疾病の予防
もしくは死体の検案
②医薬品もしくは医療用具の調剤、調整、鑑定、販売、授与
または授与の指示
③身体の美容または整形
④あんま、マッサージ、指圧、鍼、灸または柔道整復等
(5)弁護士、会計士、建築士、設計士その他これらに類似の職業
人がその資格に基づいて行う行為に起因する賠償責任
(6)被保険者以外の者が生産した農産物を加工もしくは販売するこ
とを主たる目的と
した施設に起因する賠償責任
(7)宿泊サービスの提供に起因する賠償責任
はり
きゅ
う
■生産物リスク
(1)生産物の性質または欠陥により、損壊したことに起因するその生
産物自体に対する賠償責任
(2)被保険者が故意または重大な過失により法令に違反して製造、
販売または施工した生産物に起因する賠償責任
(3)生産物が被保険者の意図した効能または性能を発揮できなかっ
たことに起因する賠償責任
(4)被保険者が所有または管理する無人ヘリコプターを使用して行う
薬剤散布等の業務の結果に起因する賠償責任
(5)被保険者による汚染された生乳の出荷によって他の生乳を損壊
させたことに起因する賠償責任
(6)被保険者が散布した農薬の、長期間にわたる継続的な摂取お
よび体内への蓄積に起因する賠償責任
(7)被保険者が散布した農薬の、長期間にわたる継続的な土壌中
あるいは水中への残留に起因する賠償責任
(8)宿泊サービスに付随して提供される飲食物に起因する賠償責任
■保管物リスク
(1)被保険者の代理人またはこれらの者の使用人が行いもしくは加
担した盗取に起因する賠償責任
(2)被保険者の使用人が所有しまたは私用する財物が損壊しまたは
紛失もしくは盗取されたことに起因する賠償責任
(3)貨幣、
紙幣、
有価証券、
印紙、
切手、
証書、
帳簿、
宝石、
貴金属、
美術品、骨董品、勲章、徽章、稿本、設計書、雛型、その
他これらに類する保管物が損壊しまたは紛失もしくは盗取されたこ
とに起因する賠償責任
(4)保管物の性質、欠陥またはねずみ食いもしくは虫食いに起因す
る賠償責任
(5)屋根、扉、窓、通風筒等から入る雨または雪等による財物の損
壊に起因する賠償責任
(6)保管物が寄託者または貸主に返還された日からその日を含めて30
日を経過した後に発見された保管物の損壊に起因する賠償責任
(7)宿泊サービスの提供に付随して被保険者が管理もしくは使用す
る保管物が損壊し、または紛失もしくは盗取されたことに起因する
賠償責任 など
と
う
き
ひな
※1)施設リスクにおける農耕作業用小型特殊自動車等の補償範囲について
農業者賠償責任保険では、農耕作業用小型特殊自動車(搭乗装置の有無を問いません。
)
および搭乗装置のない農耕作業用の原動機付自転車の所有、使用、管理に
起因する賠償責任を補償します。該当の車両に、自賠責保険や自動車保険(自賠責共済、自動車共済を含みます。
)
が付保されている場合は、農業者賠償責任保険はそれ
らの自動車保険等の上乗せ補償となります。ただし、以下の事故に起因する損害については保険金をお支払いできません。
①農耕作業用小型特殊自動車の公道等の走行に起因する事故(公道等とは、道路法による道路、道路運送法による自動車道およびその他一般交通の用に供する場所を
いい、農道等の不特定多数の車両が一般的に走行できる道路も公道等に含みます。
)
②農耕作業用小型特殊自動車が、農業の通常の過程を逸脱している間や、農業以外の目的で使用されている間の事故
※2)保管物リスクにおける自動車の取扱いについて
自動車は補償の対象となりません。
ただし、
搭乗装置のない農耕作業用小型特殊自動車と搭乗装置のない農耕作業用原動機付自転車は自動車とはみなさず、補償の対象とします。
特約(任意付帯)
特 約
保険金をお支払いする場合
お支払いする保険金の額と内容
保険金をお支払いできない主な場合
■共通
以下の費用損害について保
険金をお支払いします。
(a)農業者(被保険者)が、
生産物に偶然な事故によ
る異物の混入が生じたこ
とに起因して、他人の身
体障害を発生させ、損害
賠償金を当会社が補償
する場合において、被保
険者が負担するその生産
物の回収費用等
生産物品質特約
【例】被保険者が生産した漬
物に金属片が混入し、購入
したお客様が口の中を切った
ため、同日に生産した漬物を
全て回収した。
(b)被保険者が出荷した農産
物から基準値を超える残
留農薬が、検査機関が
行う検査によって検出さ
れた場合において、その
検査結果に基づく行政機
関からの回収命令が出さ
れたかもしくは行政機関
への 回 収 の 届 出を行っ
て、その農産物を回収す
る場合の回収費用
保険金の内容
保険期間中の支払
限度額は300 万円
となります。
縮小支払割合90%
が適用されます。
①被保険者が生産物の回収
等を実施することにより生じ
た費用
②事故によって失った生産物
の安全性に関する信頼度を
回復させるために広告宣伝
活動等を実施した結果生じ
た費用
※②の費用は300万円の25%
(75万円)
が限度となり、
①と②
の合計で300万円が限度となり
ます。
【例】大型量販店等に直接
出荷したピーマンから、基準
値を超える残留農薬が、そ
の量販店が委託する機関の
検 査によって検出されたた
め、同時期に量販店に出荷
したピーマンを、行政機関に
対して回収の届出を行った
上で回収した。
ジャム
(1)保険契約者、被保険者またはこれらの者の法定代理
人の故意もしくは重大な過失による事故の発生
(2)保険契約者、被保険者またはこれらの者の法定代理
人以外の脅迫行為もしくは加害行為
(3)生産物の設計上または開発段階での欠陥または瑕疵
(4)保存期間・有効期間を限定して製造・販売等を行った
生産物の同期間経過後の品質劣化等
(5)戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、
武装反乱その他これらに類似の事変または暴動
(6)地震、噴火またはこれらによる津波
(7)他人の身体の障害または財物の損壊について法律上
の損害賠償責任を負担することによって被る損害
(8)回収生産物その他の財物の使用が阻害されたことに
よって生じた法律上の損害賠償責任を負担することに
よって被る損害
(9)回収等の欠陥または技術の拙劣等により通常の回収
等の費用以上に要した費用
(10)正当な理由がなく通常の回収等の費用以上に要した費用
(11)生産物の回収等に関して、特別の約定がある場合に
おいて、その約定によって通常の回収等の費用以上
に要した費用
(12)事故の有無にかかわらず、通常要する広告宣伝活動
に係る費用
(13)争訟に要した一切の費用
■左記の「保険金をお支払いする場合(b)」のとき
(1)残留農薬が検出された生産物が出荷された日より前に
出荷した生産物の回収等によって生じる損害
(2)回収命令が出された日の翌日以降に出荷した生産物
の回収等によって生じる損害。ただし、回収命令が出
されなかった場合は、残留農薬の検出の事実を検査
機関等から通知された日の翌日以降に出荷した生産物
の回収等によって生じる損害
(3)保険期間の開始時(継続契約の場合は、継続されて
きた最初の保険契約の保険期間の開始時)より前に
出荷した生産物の回収等によって生じる損害
(4)被保険者が行う検査もしくは被保険者が第三者に委
託して行っている出荷前の検査によって、残留農薬が
検出されたことに起因する損害
(5)農薬取締法の規定に基づいて農林水産大臣によって
販売・使用等が禁止された農薬が検出されたことに起
因する損害
(6)農薬取締法の規定に基づく農林水産大臣の登録を受
けていない農薬が検出されたことに起因する損害。た
だし、登録が失効した農薬に起因する損害については
保険金をお支払いします。 など
《重要事項説明書》
■契約概要のご説明 (【個別契約用】農業者賠償責任保険)
ご契約に際して特にご確認いただきたい事項をこの「契約概要」
に記載しています。
ご契約される前に必ずお読みいただきますようお願い
します。本書面はご契約に関するすべての内容を記載しているものではありません。詳細については、農業者賠償責任保険パンフレット
(以下「パンフレット」といいます。)
をご参照ください。
また、
ご不明な点については、
取扱代理店または共栄火災までお問い合わせください。
(3)セットできる主な特約とその概要
1.商品の仕組みおよび引受条件等
この保険契約については、
パンフレット記載の特約がセットできます。
(1)商品の仕組み
①被保険者(農業者)が所有、使用もしくは管理する田、畑、牧場等の
農地やその農地内にある農業施設の欠陥や仕事の遂行に起因する
賠償損害や、農地以外に所在し被保険者が所有、使用もしくは管理
する農業施設(「保険証券」
に記載)の欠陥や仕事の遂行に起因する
賠償損害を対象として、被保険者が法律上の賠償責任を負うことに
よって被る損害に対して保険金をお支払いします。
②被保険者が管理する保管物が損壊・紛失もしくは盗取されたことに
より、その保管物について正当な権利を有する者に対する賠償責
任を対象として、被保険者が被る法律上の賠償責任損害に対して
保険金をお支払いします。
③被保険者が所有、使用もしくは管理する農地・農業施設において、
生産・加工・販売された農産物等が第三者に引き渡された後、その
農産物等の欠陥に起因して発生した賠償責任に対して、被保険者
が被った法律上の賠償責任損害に対して保険金をお支払いします。
保険期間
(保険のご契約期間)
は、
原則としてご契約の始期から1年です。
(5)引受条件(ご契約金額等)
「パンフレット」でご確認ください。
2.保険料
保険料は「パンフレット」でご確認ください。
3.保険料の払込方法
保険料の払込は、
ご契約と同時に全額を現金で払い込む一時払となります。
4.満期返れい金・契約者配当金
この保険には満期返れい金・契約者配当金はございません。
(2)補償内容
①保険金をお支払いする場合
「パンフレット」の「保険金をお支払いする場合」をご参照ください。
②保険金をお支払いできない主な場合
「パンフレット」の「保険金をお支払いできない主な場合」をご参照く
ださい。
■注意喚起情報のご説明
(4)保険期間(保険のご契約期間)
5.解約返れい金の有無
ご契約を解約される場合は、取扱代理店または共栄火災までご連絡くださ
い。なお、解約に際しては、既に払込みいただいた保険料の一部を返れい
金としてお支払いする場合がございます。詳しくは取扱代理店または共栄
火災までお問い合わせください。
(【個別契約用】農業者賠償責任保険)
ご契約に際してご契約者にとって不利益になる事項など、特にご注意いただきたい事項をこの「注意喚起情報」に記載しています。ご
契約される前に必ずお読みいただきますようお願いします。本書面はご契約に関するすべての内容を記載しているものではありません。
詳細については、農業者賠償責任保険パンフレット(以下「パンフレット」といいます。)をご参照ください。また、ご不明な点については、
取扱代理店または共栄火災までお問い合わせください。
1.
クーリングオフ制度
6.先取特権
お申込み後であってもお申込みの撤回または解除(クーリングオフ)
を行う
ことができる制度がありますが、企業等をご契約者とする保険はクーリン
グオフの対象とはなりません。
ご契約の際は、
ご契約内容を十分にご確認く
ださい。
賠償責任にかかる事故が発生した場合、被害者は、賠償責任に対する保険
金(費用保険金は除きます。)
について、他の債権者に優先して弁済を受け
ることのできる権利(先取特権)
を有します。被保険者への保険金のお支払
いは、被保険者が被害者に対してその損害を賠償した場合、
または被害者
が承諾した場合に限られます。
2.告知義務等
(1)ご契約時における注意事項(保険申込書等の記載上の注意事項)
7.解約と解約返れい金
ご契約に際し、保険会社が重要な事項として告知を求めた事項(以下
「告知事項」
といいます。)
にご回答いただく義務(告知義務)がありま
す。告知事項について事実と異なる記載をされた場合には、
ご契約を
解除させていただくことがあります。
また、その場合、すでに発生して
いる事故について保険金をお支払いできないことがあります。
この保険では申込書等に★印が付された項目が告知事項となります
ので、
ご注意ください。
(2)ご契約後における留意事項
ご契約後、保険契約を解約される場合には、取扱代理店または共栄火災ま
でご連絡ください。解約の条件によっては既に払込みいただいた保険料の
一部を返れい金としてお支払いする場合がございます。詳しくは取扱代理
店または共栄火災までお問い合わせください。
保険契約の締結後に、申込書等の記載内容に変更が生じる場合は、必
ず取扱代理店または共栄火災にご通知ください。
3.責任開始期
保険責任は保険期間の初日の午後4時に開始します。
4.保険金をお支払いできない主な場合
「パンフレット」の「保険金をお支払いできない主な場合」
をご参照ください。
5.他の保険契約等がある場合
他の保険契約等から保険金または共済金が支払われた場合は、保険金
が差し引かれることがあります。
8.保険会社破綻時の取扱い
引受保険会社の経営が破綻した場合等には、保険金および返れい金の支
払が一定期間凍結されたり、
金額が削減されることがあります。
9.代理請求制度
この保険では、被保険者が高度障害状態等の事情により保険金を請求で
きない場合で、
かつ、被保険者に法定代理人等がいない場合に代理請求制
度を利用できます。被保険者と同居する配偶者の方等が、その事情を示す
書類により共栄火災に申請いただき、共栄火災の承認を得ることで、被保
険者の代理請求人として保険金を請求することができます。
万が一の場合に備えて、
ご家族の方にも保険にご契約いただいているこ
と、およびご契約いただいている保険の概要(保険会社名、お支払いする
保険金の種類など)
をお伝えいただきますようお願いします。
ご加入内容の確認事項
(お申込みいただく前にご確認いただきたい事項)
本確認事項は、お客様が今回お申込みされる保険契約について、
◇ご希望を満たしたご契約となっていること
◇加入依頼書兼明細書(申込書)の内容が正しく記載されていること
を確認させていただくためのものです。
お手数ですが、
「重要事項説明書」や「パンフレット」
を参照しながら、加入依頼書兼明細書(申込書)に記載された内容について再度ご
確認のうえ、お申込みいただきますようお願いいたします。
ご 確 認 い た だ き た い 事 項
①補償の内容(保険金をお支払いする場合、お支払いす
る保険金の額と内容、保険金をお支払いできない主
な場合など)や特約の内容
⑤被保険者(保険の補償を受けられる方)
②保険金額(期間中支払限度額・ご契約コース)
⑥加入依頼書兼明細書の記載内容(加入者の住所・氏
名、加入者が所有、使用もしくは管理する農地面積、
農業施設など)
③保険期間(ご契約期間)
⑦重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報)の内容
④保険料
万一事故が発生した場合には・・・
(1)事故が発生した場合には、すみやかに取扱代理店または共栄火災にご連絡ください。なお、ご連絡が遅れますと保険金を削減してお支払いする場
合がありますので、ご注意ください。
(2)損害賠償事故にかかわる示談交渉は必ず共栄火災とご相談いただきながらおすすめください。
(3)事故が発生した場合は、保険金の請求書類をご提出いただきます。また、必要に応じて、詳しい事故の原因・発生状況、保険契約の有効性等
の確認のために必要な書類を提出いただくことがあります。具体的な必要書類につきましては、保険金請求時にご案内いたします。
(4)保険金請求権については、時効(3年)がありますのでご注意ください。
■商品内容に関するお問い合わせは
保険に関する
苦情・ご相談は
農業者賠償責任保険の商品内容・加入方法等に関するお問い合わせは、取扱代理店または共栄火災にご連絡ください。
共栄火災への苦情(ご要望等)
はお客様相談室にご連絡ください。
0120−719−250(無料)
受付時間:平日の午前9:00∼午後6:00
共栄火災は、
保険業法に基づく金融庁長官の指定を受けた指定紛争解決機関である一般社団法人日本損害保険協会と手続実
施基本契約を締結しています。
共栄火災との間で問題を解決できない場合には、
一般社団法人日本損害保険協会に解決の申し
立てを行うことができます。
一般社団法人日本損害保険協会 そんぽADRセンター
0570-022808(ナビダイヤル─通話料有料) 受付時間:平日の午前9:15∼午後5:00
詳しくは、一般社団法人日本損害保険協会のホームページ
(http://www.sonpo.or.jp/)
をご覧ください。
もしも事故が
起こったら…
すみやかに取扱代理店もしくは下記までご連絡ください。
24時間事故受付サービス
「あんしんほっとライン」
お客さまに関する
情報の取扱い
について
本保険契約に関する個人情報は、所属団体が事務手続き等のために利用するほか、共栄火災が引受の審査、本契約の履行、共栄火
災およびグループ会社が保険商品・各種サービスの案内・提供等のために利用することがあります。
また、上記利用目的の範囲内におい
て、業務委託先、医療機関、一般社団法人日本損害保険協会、他の損害保険会社、再保険会社等に提供することがあります。
詳しくは共栄火災海上保険株式会社のホームページ
(http://www.kyoeikasai.co.jp/)
をご覧ください。
ご加入の前にこれらの個人情報の取扱いに同意のうえお申込みください。
0120−044−077(無料) なお、ご通知が遅れますと保険金を削減して支払う場合がありますので、ご注意ください。
●ご相談・お問い合わせは…
本 社/ 〒105‐8604 東京都港区新橋1‐18‐6
(03)3504‐0131(代)
ホームページ : http://www.kyoeikasai.co.jp/
PE103500
(12.12)
A1214430K1358‐20121130