市民パブリックコメント及びタウンミーティングにおける意見等 - 黒部市

新庁舎建設タウンミ-ティング開催記録《その1》
日 時:平成 23 年5月 10 日(火)19:00~20:35
会 場:中央公民館ホ-ル
1.参加者数
110 名(※市職員 25 名含む)
2.アンケ-ト回答数
年齢
性別
地区
30 代
74 名(※回答率 67%)
40 代
50 代
60 代
70 代
不 明
31
14
6
前 沢
荻 生
若 栗
東布施
宇奈月
内 山
愛 本
下 立
浦山
不明
6
4
10
2
3
4
13
11
13
6
1
6
16
男 性
女 性
不 明
60
7
7
田 家
大布施
1
1
2.意見交換の主な内容
(19:00 開会、日程説明等)
(19:03 市長挨拶・説明〔パワ-ポイントにて〕)
(19:30 意見交換)
A氏(浦山) Q:ゾ-ニングについて、最後の参考案がよいと感じるが、ハザ-ドマップや黒部川の
氾濫など、あらゆる災害に対応できるものにしてほしい。また、丈夫な建物であるこ
とはもちろん、職員がすぐに駆け付けられることが重要。
市 長
A:ハザ-ドマップは黒部川の 100 年に1度の洪水被害を想定したもの。ただし、2級
河川の被害を重ねるとさらに広範囲での被害が想定される。新庁舎は、防災拠点とし
て十分な機能が必要と認識している。
B氏(下立) Q:市民広場には公園やモニュメントを設ける予定か。市民談話室のイメ-ジや広さは。
大理石など地元特産品の石などを使ってアピ-ルできないか。更なる市町村合併を想
定し、スぺ-スの拡大が必要となった場合の対応を考えておくべきでないか。新庁舎
でのLED電球の使用予定は。
市 長
A:市民広場や市民スぺ-スなどの具体的な内容は、今後の設計段階で検討していく。
地元特産品の活用は、限られた財源の中で現実的な判断をしたい。LED電球の普及
に関しては、現在防犯灯のLED化を進めており、当然新庁舎においても検討する。
C氏(愛本) Q:建設予定地が砂層の可能性もあるので地質の専門家による調査が必要でないか。市
内平野部には、かつて河川だった場所もあることから再砂層化も考えられる。
市 長
A:基本構想策定後、設計業務に入る前に地質調査を行う予定である。
D氏(愛本) Q:新庁舎の規模 10,000 ㎡について、人口 43,000 人をもとに考えられているが、現状
及び今後の見込みからすると設定規模が大きすぎるのではないか。市民スぺ-スにつ
いて、糸魚川市や妙高市では十分活用されていないと聞いた。無用なスぺ-スは造ら
ないようにすべきでないか。
6
市 長
A:現在住基人口は 42,700 人余りで、国勢調査においても年間 160 人程度減少してい
る状況にある。しかしながら、今後は公的サ-ビスへの依存度が高くなると考えてお
り、行政への市民ニ-ズの多様化等を考えると設定規模が大きすぎるとは考えていな
い。
市民スぺ-スの有効活用については、他市事例等を参考にし工夫していきたい。
E氏(若栗) Q:地質調査の実施時期はいつ頃でどのような点が懸念されるか。また、基礎工事費も
事業費に含まれているのか。
市
長
A:地質調査の実施時期は新庁舎の位置を正式に決定したのち。計画地は以前三日市小
が建っていた場所であり特別心配していない。基礎工事費も事業費に含んでいる。
F氏(浦山) Q:新庁舎へのアクセスについて、上野天神新線、大町5号線、大町6号線からのアプ
ロ-チも考えるべきでないか。
市
長
A:新庁舎周辺道路の拡幅等の整備はすぐには困難であるが、上野天神新線側に歩行に
よる来庁舎に配慮した出入口は必要と考えており整備していきたい。
G氏(若栗) Q:新庁舎の耐用年数は何年と考えているか。平成 27 年度中の完成を目指すということ
であるが、大震災の影響等財政的な環境が大変厳しい状況にあり、もっとゆっくりと
見通しを立てるべきでないか。
市 長
A:耐用年数は鉄骨鉄筋又は鉄骨の場合、50~60 年。本来庁舎は自己資金で建設するも
のだが、平成 27 年度までに完成させると合併特例債が活用でき、合併特例債を活用
しないときに比べ約 9 億4千万円の負担減となる。そのことから、今が一番よい機会
と考えている。
H氏(宇奈月) Q:宇奈月庁舎の活用について、いつ頃までに結論を出すのか。
市 長
A:今後調査研究していくことになるので、いつ頃までかは現時点で言えない。
B氏(下立) Q:庁舎のデザイン等について、新幹線駅舎とカラ-やデザインを合わせたらどうか。
再度聞くが、将来スぺ-スの拡大が必要になった場合、かさ上げなどで対応できるよ
うにしておく考えはないか。津波発生などの緊急時に新庁舎は利用できるのか。
市 長
A:今は基本構想の段階なので、デザイン等は今後設計段階での検討となる。なお、共
通的なコンセプトは重要であり、黒部らしさや環境への配慮等にもこだわりたいと考
えている。庁舎面積はあくまで 10,000 ㎡を上限としており、かさ上げ対応等は現時
点で考えていない。建設計画地の標高は約 20mであり、津波発生時なども十分利用で
きると考えている。
(※市長より、食堂機能をもたせることについて意見を聞きたい旨の投げかけ)
A氏(浦山) Q:食堂機能の必要性について意見を聞きたいということであるが、やはり職場として
考える場合は、どうすれば機能的で効率性が高まるか、ランニングコストとともにそ
の点を重要視すべきと思う。
市
長
A:職員への福利厚生面において、昼食をとる場所として、また、休憩場所として食堂
のような機能は必要と考えている。その上で市民も利用できる機能まで必要かどうか、
そういう意見も多いに聞かせてほしい。
Ⅰ氏(愛本) Q:新庁舎建設後、宇奈月地区の防災行線無線(個別受信機)はどうなるのか。大変便利
なので残してほしい。
7
市 長
A:初めていただいた指摘であるが、既存のものは残せるよう努力していきたい。
(※市長より、耐震構造、免震構造の選択について意見を聞きたい旨の投げかけ)
C氏(愛本) Q:免震についてまだ効果がわからないので個人的には耐震がベタ-と感じる。また、
耐震・免震のみならず、災害時に職員がすぐに駆け付けられる環境整備が必要。地震
イコ-ル火事ということもあるので周辺に建築規制をする手もあると思う。
市 長
A:今のところ、1.5 倍の耐震基準でよいのではないかと思っている。免震の効果につ
いては、宮城県の例で言うと、耐震では天井が落ちた、タイルが剥がれたなどに対し、
免震ではほぼ無被害であったと聞く。ただ、免震にすると初期投資で約3億円高くな
ることと、メンテナンスが必要でその分財政負担を伴うことになる。
B氏(下立) Q:自家発電について予算計上しているのか。
市
長
A:官庁施設の総合耐震基準が定められており、その基準に応じた電気・水・ガス等の
バックアップ設備について盛り込まれている。
J氏(下立) Q:コラ-レや新幹線新駅周辺での建設が望ましいと考えていたが、三日市小跡地で建
設するのであれば、交通量の緩和や交通体系の整備、跡地利用等、周辺住民の協力体
制をもとにまちづくりを進めていくべき。食堂は誰のために設置するのか。現在の電
力事情を勘案して冷暖房費を節約できる庁舎にすべき。議会スぺ-スなど、常時使用
しない部屋等については、市民目線で規模などを考えるべき。
市
長
A:交通事情等については十分協議・検討していきたい。食堂機能については、最低限
職員の昼休憩の場は造りたいと思う。また、せっかく食堂を造るのであれば、市民も
利用できる方がよいのではないかと考えている。省エネ対策は最大限努力していきた
い。議会スぺ-スについては、議員自らが真剣に協議されており、基本的にはシンプ
ルにしていこうという方向である。
(20:30 市長閉会挨拶)
(20:33 閉会)
4.アンケ-トでの意見内容
(1)規模等に関して
・一般市民はあまり市役所に行く必要がないので、コンパクトな建物と事業費抑制に努めるべき。
(同様意見 3)
・
「年に何日使うのか」というスぺ-ス(例えば議会関係など)は質素にすべき。(同様意見 1)
・職員駐車場 200 台の確保は必要ない。職員の駐車場は個人で確保すべき。
(2)機能整備等に関して
・防災拠点施設としての機能整備は重要であり、避難所として対応も必要である。(同様意見 1)
・黒部川の氾濫など、あらゆる危機事象を想定した上で災害に強い庁舎であることを望む。
・防災拠点施設と成り得るには地質が重要な要素となるので、十分に調査されたい。
・ワンストップサ-ビスをはじめ市民が利用しやすい庁舎ということを最重点におき、行政サ-ビス
が低下しないことを願う。(同様意見 6)
・高齢者、障害者(特に視覚障害者)に配慮した施設整備に努めてほしい。(同様意見 2)
・介護など福祉関係での来庁者が増えると思うが、プライバシ-が保てる窓口にしてほしい。
8
・駐車場の出入り口や庁舎内各部署について、誰が見てもわかりやすいものにしてほしい。
・市民(交流)スぺ-スの必要性に疑問を感じる。限られた財源の中で慎重に考えるべき。
・ランチをとりながらの打合せなど、市民が利用可能な食堂はあった方がよい。(同様意見 1)
・食堂は近隣民業に影響が大きいので必要ない。(同様意見 1)
・黒部らしさとは何か、よく考える必要があると思う。
・十分な駐車スぺ-スを望む。
・新庁舎が市のランドマ-クというが江戸時代の城のイメ-ジではなく、市の機能として中心となる
ことを目指してほしい。
・保健センタ-機能は必ず併設してほしい。
(3)ゾ-ニング等に関して
・市民広場ゾ-ンはなくてもよい。
・来庁者駐車場ゾ-ンから庁舎主玄関までは屋根付きの通路にした方がよい。(同様意見 1)
・メ-ンアクセス道の前沢植木線からの庁舎の見通しを十分考慮してほしい。
・5~6階建てにするのであれば、市民が気楽に行ける展望室を設置してほしい。
・新庁舎の階数はボ-リング調査の結果を踏まえて決めなければいけないと思う。また、階数が多く
なれば地下室も必要になるのではないか。
(4)計画敷地・周辺アクセス等に関して
・西側民有地をすべて取得することは無理なのか。それが実現すれば利用しやすい庁舎になるはず。
・市道「上野天神新線」などの拡幅も新庁舎建設と一緒に考えてほしい。(同様意見 1)
・都市計画道路「前沢植木線」から西側民有地中央部への直接的な出入口を計画されたい。
・周辺アクセスに関しては、車がスム-ズに出入りできることを一番に考えてほしい。(同様意見 2)
(5)その他に関して
・建設計画地について、コラ-レ周辺(又は新幹線新駅周辺)の方がよかったと思う。(同様意見 3)
・現黒部庁舎跡地について、新図書館の建設は賛成であり、民間事業者等とのタイアップの具体的な
構想を知りたい。
・現宇奈月庁舎を引き続き存続してほしい。
・現宇奈月庁舎の活用について、維持管理費がかかるので新庁舎建設後は取り壊した方がよい。
(同様意見 1)
・現庁舎は危険であるため、計画を前倒しのうえ少しでも早く建設してほしい。
・東日本大震災の影響により今後の財政が懸念されるため、今の計画を2~3年遅らせて再考すべき
でないか。
・基本構想は策定委員会で議論されていることから、委員も同席した意見交換がよかったと思う。
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新庁舎建設タウンミ-ティング開催記録《その2》
日 時:平成 23 年5月 12 日(木)19:00~20:40
会 場:市民会館大ホ-ル
1.参加者数
192 名(※市職員 65 名含む)
2.アンケ-ト回答数
20 代
年齢
性別
地区
105 名(※回答率 55%)
30 代
40 代
70 代
不 明
50 代
60 代
18
44
24
4
1
9
5
男 性
女 性
不 明
78
16
11
生 地
石 田
田 家
村 椿
大布施
三日市
前 沢
荻 生
若 栗
東布施
浦山
不明
5
16
3
3
17
32
10
2
1
4
3
9
2.意見交換の主な内容
(19:00 開会、日程説明等)
(19:03 市長挨拶・説明〔パワ-ポイントにて〕)
(19:30 意見交換)
A氏(石田) Q:太陽光や風力発電を取り入れればどうか。入善町などは実施している。市民が利用
できるような食堂はあった方がよい。東京にアンテナショップをおく自治体があるが、
新庁舎に黒部ブランドの展示・販売コ-ナ-を設ければどうか。
市
長
A:本市においてもバイオマス利活用や小水力発電に取り組んでいる。新庁舎において
も効率のよい自然エネルギ-の活用を検討していきたい。食堂は、職員の昼食・休憩
の場として確保したいが、市民の利用が必要かどうかは更に検討していく。新庁舎で
のアンテナショップや黒部ブランドの販売等についてはその必要性を検討したい。
B氏(三日市) Q:新庁舎には是非保健センタ-機能を併設してほしい。市の中心部であり、ついでに
福祉課などの関係課やメルシ-などへも立ち寄ることができる。
市
長
A:保健センタ-については、市民病院の改築に伴い現施設は取り壊し、一時的に宇奈
月健康福祉センタ-に移転する予定。新庁舎への併設に関しては、必要な規模などを
含め今後検討していきたい。
C氏(荻生) Q:新庁舎には部長室は要らないと思う。部長の役割は業務改善や人材育成等なので、
部下がわざわざ出向かなければならないのは合理的でないし、建設費もかさむ。
市 長
A:ご指摘を参考にし、設計段階で詰めていきたい。
D氏(生地) Q:建設計画地は駐車スぺ-スが少ないので、広いところの方がよいと思う。黒部郵便
局前のYKK社宅が取り壊されて、その場所を譲る用意があると聞いているが。
市 長
A:YKK社宅の敷地を市に譲るという話を私は聞いていない。新庁舎の建設は、基金
と合併特例債の活用が前提となるので、新しい土地を求めることは時間的にも資金的
にも困難だと考えている。
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E氏(前沢) Q:駐車場を1階に設ける参考案があったが、地下に駐車場をおく案は検討されたのか。
市民広場の役割・必要性がわからないので再度説明してほしい。ランニングコストに
ついて、現庁舎(2か所)より増となるのはなかなか納得しがたい。
市
長
A:地下に駐車場を設ける点については、費用的な面で難しい。市民広場については、
ベンチの設置などにより市民がくつろげる場になればと考えている。ランニングコス
トは面積に比例する部分が多く、何か特別なことをするわけではない。
F氏(前沢) Q:黒部市で想定される津波の高さは何mか。災害対策本部はどこに置く予定か。非常
用電源装置はどの程度のものを考えているのか。
市 長
A:災害対策本部は庁舎の中に置くことになる。10m程度の津波発生の可能性があると
現在も言われている中で、今後県が詳しい調査を行う予定であるが、建設計画地は海
抜 20mあることから新庁舎は大丈夫と思っている。非常用電源等は、阪神淡路大震災
後に基準が定められており、発電は3日間分の装置と燃料備蓄となっている。
C氏(荻生) Q:行革委員会でも提案したが、建設計画地の場所はわかりにくい。三日市小跡地は高
級住宅地として売却し、新庁舎は他の場所で建てたらどうか。あるいは、桜井高校サ
ッカ-部の練習場として県に買ってもらい、その原資でほかに土地を求めるとよい。
窓口を2階に置くのは利便性が悪い。
市 長
A:2階の窓口はあくまで参考案としての一例である。新しい土地をこれから求めてい
くことはスケジュ-ル的に困難なのでご理解いただきたい。
G氏(大布施) Q:新庁舎を建設することにより、職員数はどう変わるのか。
市 長
A:職員数は合併して5年でかなり減らしている。平成 29 年の市の目標人口を 43,000
人と設定している中、現実的には年 160 人程度減少しているが、少子・高齢化ととも
に市民ニ-ズも変わり公共サ-ビスへの依存度も増えていくので、職員数は、この程
度(250 人)の規模は必要と考えている。
H氏(東布施) Q:公共交通のことが資料に書いてあるが、高齢者が多い現状の中、コミュニティバス
の運行を庁舎建設前から取組んでほしい。また、コ-スに市役所を入れてほしい。
市
長
A:コミュニティバス・デマンドタクシ-など、実証実験として昨年度から愛本地区で
実施しており、今年度は前沢地区で行う。なお、本市の特徴は地鉄が走り駅が 15 も
あることなので、地鉄駅との連携も踏まえコミュニティバス等を検討していきたい。
I氏(三日市) Q:庁舎周辺道路の混雑が予想される中、椚町桜井高校線は狭いので用水の暗渠化やメ
ルシ-前交差点T字路の改良が必要でないか。
市
長
A:具体的なゾ-ニングが決定したら、それらの対策を講じていきたい。ただし、建設
前の対応は難しい。
J氏(石田) Q:昨年のゲリラ豪雨でJR黒部駅前が冠水した。市民病院、セレモニ-センタ-、新
庁舎などアスファルト化すると雨水は下の方へ集まるので対策を講じてほしい。
市 長
A:雨水対策は大事なことであり、すべての雨水がのみ込めるよう時間がかかっても根
本的な対策を講じていく。
K氏(生地) Q:庁舎用地を新たに求めると間に合わないというが、どれくらい時間がかかるのか。
庁舎が新しくなっても職員自身が変わらなければ何にもならない。もっと接遇改善を。
市 長
A:職員研修で接遇にも力を入れていきたい。新庁舎について、合併特例債が活用でき
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ないと実現できないと考えている。合併特例債を活用するのとしないのとでは、約9
億4千万円の違いがある。新たな土地を求めた場合は、さらに大きく負担が増える。
(※市長より、耐震構造、免震構造の選択について意見を聞きたい旨の投げかけ)
A氏(石田) Q:防災拠点施設とするのだから、耐震化はできるだけしっかりしてほしい。
市
長
A:現時点では耐震化でよいのでは考えているが、耐震構造の場合であっても耐震基準
の 1.5 倍の強度で行う。免震構造にした場合は、初期投資で約3億円多くかかり、5
年毎のメンテナンスも必要になる。今回の震災の例をあげると、免震ではほとんど被
害がなく、耐震でも一部壁が崩れる程度で建物自体が崩れることはなかった。
L氏(三日市) Q:市民との合意形成の進め方として、ホ-ムぺ-ジ、パブリックコメント、各種団体
からの意見聴取とあるが、一般市民がタウンミ-ティング等で発言するのは難しい。
市民へのアンケ-ト調査をすればどうか。また、各種団体とはどういう団体のことか。
市
長
A:一部熱心な方もおられるが、なかなか意見は届いてこない。今日のタウンミ-ティ
ングでもアンケ-トをお願いしているが、申し出があれば対応していきたい。各種団
体とは、商工会議所などの経済団体、女性団体連絡協議会、福祉関係団体など。
M氏(三日市) Q:資料の中の現在の職員が 226 人で、新庁舎に入る職員が 250 人なのはどうしてか。
市
長
A:現有職員の中に出先機関等の職員分が含まれていないので数が合わなくなっている。
資料の表記を改めたい。
N氏(石田) Q:西側民有地があることにより、土地利用が難しくなっている。黒部市の 100 年の計
にたって新庁舎を造るのだから、敷地も広く外観もよく使いやすいものにしてほしい。
市 長
A:庁舎の顔という点ではそうすべきであるが、建設の基本コンセプトとして新しい土
地を極力取得しないことを前提に進めている。将来的には、そうなるかもしれないが
今のところ考えていない。
4.アンケ-トでの意見内容
(1)規模等に関して
・できるだけシンプルでコンパクトな建物とし、事業費抑制に努めるべき。(同様意見 4)
・子や孫にあまり負担をかけない程度の規模にしてほしい。
・来庁者用の駐車場 200 台は多すぎるのではないか。
(2)機能整備等に関して
・黒部川の氾濫やダム決壊を想定して防災拠点機能を考えてほしい。(同様意見 1)
・計画地は商店街や民家が密集しているので、火災時の対応も考えなくてはいけない。
・外観より実用的で何より市民が利用しやすいことを最重点に考えるべき。(同様意見 1)
・廊下のスロ-プ化やエレべ-タ-対策など身障者へ配慮してほしい。
・自然エネルギ-の活用と省エネを考えた構造にすべき。(同様意見 2)
・まちづくりの観点を大切にしてほしい。
・大部屋主義でオ-プン化した部署配置にしたほうがよい。
・庁舎にきて用事を済ますことが前提のように思えるが、IT等の活用を図り庁舎にこなくても用が
たせる環境づくりにシフトしていくべきでないか。
・食堂機能は職員が利用する程度のものでよい。周りにある店のことを考慮すべき。(同様意見 8)
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・食堂機能は市民も利用できる方がよい。軽食・コ-ヒ-程度でよい。(同様意見 3)
・保健センタ-を併設してほしい。また、利用団体との対話の機会を設けてほしい。(同様意見 3)
・新たな保健センタ-機能は現黒部庁舎の跡地活用で考えればよいのでは。
・図書館の併設を望む。
・雨水対策を十分検討してほしい。また、地元の意見を取り入れてほしい。(同様意見 2)
(3)ゾ-ニング等に関して
・市民広場ゾ-ンは無駄であり不要だと思う。市役所にそのような空間は求めていない。
・駐車場の立体化は検討しないのか。
・新庁舎の主玄関は、将来西側民有地を取得することを前提に西側にしたほうがよい。
・新庁舎の主玄関は北側(大町商店街側)とした方がよい。(同様意見 1)
・ふんだんな植栽など、木々に囲まれた庁舎にしてほしい。
・今回の大震災を踏まえ、行政事務スぺ-スは2階以上がよい。1階は駐車場、食堂、市政記念館等
を考えればどうか。
・桜井高校グラウンドは災害時の避難集合場所として考えられるので、庁舎敷地と連携可能な工夫が
必要である。
・百年桜は是非残してほしい。
(4)計画敷地・周辺アクセス等に関して
・椚町桜井高校線の拡幅やメルシ-への信号交差点の改良など、国道8号線から前沢植木線側のアプ
ロ-チで混雑が予想される点への対応を検討すべき。(同様意見 5)
・新庁舎の駐車場に車がスム-ズに入れるように工夫し、安全を確保してほしい。(同様意見 3)
・上野天神新線 の拡幅を検討すべきでないか。
・周辺の交通アクセス向上のための経費は、建設事業費と別に考えてもよいのではないか。
・西側民有地を買収したほうがよい。(同様意見 6)
・コミュニティバス・地鉄路線バスが新庁舎及び市民病院経由となるようにしてほしい。(同様意見 1)
(5)その他に関して
・一日も早い新庁舎の完成・移転を願う。(同様意見 3)
・建設工事の際は、地元業者を優先に考えてほしい。
・新庁舎の建設に伴いまちの活性化が進むよう、地域住民自らも努力しなければならない。
・新庁舎では職員は明るく仕事をするよう、接遇の向上等を図られたい。(同様意見 2)
・新庁舎の建設計画地は他の方がよかった。(同様意見 5)
・設計が完成した時点で改めて説明をお願いしたい。
(20:37 市長閉会挨拶)
(20:40 閉会)
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