28amF115 ヒ トで見 られ てい る各種 の CYP阻害剤 とラメル テオ ンの薬 物 間相 互作 用 に関す る ラ ッ トを用 いた再 現実験 栗 原 紫帆 1,那 須 佳代 子 1,西浦 里佳 1,小 川 真 備 1,佐 久間 亜美 1, 本保 亜希 乃 1,喜里 山 暁子 1, ○ 伊賀 勝美 l (1同志 社女大薬 ) 【目的】 ヒ トにお いて ラメルテオ ン ( RAM) はフル ボキサ ミン ( FLY) との併用 で AUCが異常 に上昇す ることが知 られ てい る ( 上昇倍率 RA。。約 130;CYPI A2の阻害 に よる)。 しか しフル コナ ゾ-ル ( FLCZ)や ケ トコナ ゾ-ル ( KETZ) との併用では RAUC は高々2程度 ( cypI A2以外 の阻害)である。一般 に RA。 。は 1+阻害剤 の濃度 /Klで 決 ま る と考 え られ るが、Ki が既知 であって も阻害剤 の濃度 は一義的には決 ま らな A U Cを予測す ることは容易 ではない。 また R A U Cは代謝 阻害 を受 ける側 の薬 いため、R A 。 。を決 める要素 について実験的 に把握 物特性 にも依存す る と考 え られ る。そ こで R す る 目的で、RAMで見 られ た相互作用 にって ラ ッ トでの再現実験 を試みた。 【 方法 】RAMの結 晶は市販錠 か らの抽 出に よ り入手 した。ラ ッ トに FLV、FLCZある いはイ トラコナ ゾ-ル ( I TCZ)の水溶液 を経 口投与 した後 に一定時間後 に RAM の水 溶液 ( 20mg/kg) を経 口投与 し、血祭 中 RAM濃度 を HPLCによ り測定 した。 20mg/kg)、 I TCZ( 20mg/kg)、 FLCZ( 40mg/kg)あ る い は 【結 果 お よ び 考 察 】 FLV( FLCZ( 80mg/kg)を 0.5hr前 に投与 した ときの RAM の経 口投与後 の RA。。は 2.6、4.8 あるいは 8.8であった。 また FLV ( 20mg/kg) において前投与の時間間隔 を 1 hr と .5に低 下 した。FLCZのデー タか らは RAU Cは阻害剤 の投与量 す る と RAUCは 2.6か ら 1 に比例す るこ とが確認 され たので、投与量が 80mg/kgにお ける各阻害剤 の RAUCを推 定 してみ る と、 ヒ トでの結果 とは異 な り、阻害剤 間では大 きな差 が見 られず 、 ヒ トとラ ッ トでは代謝 阻害 を受 ける分子種 の寄与率が異 な るこ とが示唆 され た。今 後 は この実験 を基本 に して R A U Cを決 める阻害剤 の濃度 として、 どの よ うな場所 の、 どの よ うな時点の ( 血 中)濃度 が、好 ま しい かについて調べてい く予定である。
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