第32号(2.7MB) 08/10/2 - 美唄市

第32号 宮島沼の会 会報 2008年10月2日
〒072-0057
美唄市西美唄町大曲3区
電話:0126-66-5066
ファックス:0126-66-5067
メール:[email protected]
マガンの飛来、もうすぐピーク!!
稲刈りを待っていたかのように初雁が飛来し、もう
すぐマガンの飛来数がピークを迎えようとしていま
す。
今年の初雁は9月20日。昨年より2日遅い飛来で
すが、まず例年通りと言えるでしょう。その後不安定
な天気が続いたため全体的な出足は遅かったのです
が、これから10月頭には飛来のピークを迎えます。
秋はとにかく空気が澄んでいて、稲刈りが終わった
ばかりの農村風景にマガンが映え、何とも言えぬ風情
があります。時折お天気雨がぱらつき、さーっと虹が
出るのも魅力のひとつ。初来日(?)を果たしたマガ
ンの幼鳥や地味な色合いのエクリプス羽のカモ達も楽
しめるようになったら、更に楽しみ倍増です。
カモ達は、10月に入り周辺の沼で狩猟が始まると
どんどん増えてきます。マガンがねぐら入りした後、
今度は夕闇迫る宮島沼から飛び立つカモを感じるのも
オツなものです。
センターはすでに閉館時間を30分延長して5時半
まで営業していますし、10月に入ってからは早朝5
時よりトイレを開放します。ぜひ秋の雁ウォッチング
にいらしてください!
ガンカモティーチャーズガイドin宮島沼
宮島沼の保全がしたい、環境に関わることがしたい、自然解説に
興味がある…。日本野鳥の会のレンジャーを講師にお招きし、宮
島沼で実践している環境教育活動や、ガンカモを題材として自然
解説方法を体系的に学びます。
【日 時】10月19日(日)10時~17時
【講 師】
(財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンチュ
アリレンジャー+宮島沼水鳥・湿地セ
ンタースタッフ
【持ち物】
野外活動に適した服装、筆記用具、昼
食、コップ、あれば双眼鏡(貸出しあ
り),飴、チョコなどの行動食
【参加費】2,000円(テキスト代込み)
【定 員】先着20名
【申込み】10/13(月・祝)まで
【スケジュール】
09:45 受付開始
10:00 オリエンテーション
宮島沼と水鳥の基礎知識
宮島沼周辺ガイドウォーク
11:30 昼食・休憩
12:30 自然解説とは何か
自然解説プログラムの体験
自然解説プログラムの企画
自然解説プログラムの実践
16:30 まとめ
17:00 終了 第32号 宮島沼の会 会報 2008年10月2日
KODOMOラムサール国際湿地交流 in にいがた
今回のKODOMOラムサールは「国際湿地交流」です。
全国北海道から沖縄までの子どもたちに加え、中国、韓国
、ロシア、タイ、インドなど海外からの子どもたちも参加
し、総勢57名の子供達が新潟に集合しました。宮島沼の
代表は自然戦隊マガレンジャー隊員4名(中学1年生)で
す。4泊5日という期間の中で、地元新潟の湿地(鳥屋野
潟、佐潟、瓢湖、福島潟)で活躍する方々
が、たくさんの体験をさせてくれました。
足袋のようなものを履き、ズボンをまくっ
て入った佐潟。泥の感触を足の裏に感じた
り、ハスの実を食べたり、ハスの花の美し
さに感動したり。すぶぬれになってハス刈りのお手伝いを
しました。潟から除去したヨシを
使っての和紙作りにも挑戦しまし
た。面白い!宮島沼でもできない
かなとマガレンジャー隊員たち。
KODOMOラムサールのメイン
は「世界に向けたメッセージを作
ること」体験活動以外は、ひたすらディスカッション!自
分の湿地の自慢や問題点など発表しあいながら、今自分た
ちに大切なこと、できることは何かを一生懸命考えました
。海外の子どもたちとのコミュニケーションはなかなか大
変かな、と思っていましたが、通訳の方のお手伝いもあっ
て、最終日にはすっかり打ち解けていました。子供たちの
コミュニケーション能力の高さはすばらしいです。また、
今回は学会のような大きな会場で自分たちの活動している
湿地の紹介をしました。英語で発表する子どもたちや、海
外の子供たちとの考え方の違いを目の当たりにし、マガレ
ンジャー隊員たちも刺激されたようです。今回、子供たち
で作ったメッセージ「湿地がある 命がある ぼくらがつ
なげて宝になる」は秋に韓国で開催されるCOP10で子
供達自身によって発表されます。
KODOMOラムサールは今回で一区切り。12サイト
のラムサール条約登録湿地がひしめく道内に舞台を移しラ
ムサール子ども交流会として子供たちの交流会を継続して
いく予定です。少しずつ経験を重ねてきたマガレンジャー
隊員たち。今後の活躍が期待されます。
~~お・ま・け~~
8月に行われたマガレンジャー
で完成できなかったまきびしセ
ット。マガン飛来期前に行った
ゴミ拾いの時に来てくれた隊員
たちが、空き時間を利用して作
ってくれました。限定28個。
沼の会で作った募金箱の横に
10月から「募金お願いします
」と置く予定です。
第32号 宮島沼の会 会報 2008年10月2日
イシカリ川流域湖沼群探検隊④
元沼 守人の 沼の見聞録 その四
親子沼
(美唄市)
エゾノヒツジグサ
宮島沼のすぐ近くに位置する親子沼は、今や乾燥化
が進み、とても「沼」と呼べるものではありません。
ヨシが生い茂り、わずかな草原性の小鳥にとっての繁
殖場所となっていますが、かつてハクチョウやヒシク
イが立ち寄ったという水面は消えてしまいました。
開拓初期には北の親沼と南の小沼はつながっていた
といいます。上の資料では、かつての面積は約3万坪
(約10ha)とありますが、より確かな資料では、1947
年に8.9ha、1962年に5.3ha、1973年に4.5ha、1982年
三菱の日東茶志内炭鉱が閉山して15年、ここ
「拓郷百年」(1993)より
に入植して農民になった老人の話し。
沼も縮小し昔の面影を忍ぶ事はできない』
「5反歩ぐらいはあったんだよ。泥炭地だから
事業の進展と、18号排水の迂廻回ね工事により年々
今は周りに押されて狭まり、3反歩あるかなあ。
貝等が生息し釣り人を楽しませた沼も、近年土地改良
40年もまえのことだが、若い娘が入水して命を
は水草繁茂し、魚族は鯉、鮒、ウグイ外田螺、カラス
絶ったとか聞くがねえ」
ミズスギナ、フトイ、ミクリなどがびっしりと茂
っています。岸には低木のヤチヤナギや青いサワ
ギキョウも早めに花を見せています。
が黄色の白い花を浮かばせていました。泥炭地特
有の少し濁った水に浮いたその花は、若くして身
を投げた「えっちゃん」の化身のようでした。
昔は総面積約3万坪と謂れ、梢々茶褐色を帯び、沼に
秋の初めの昼下がり、沼辺には、ミツガシワ、
水面には、睡蓮の一種、エゾノヒツジグサが芯
1983年9月4日
『親子沼は、大曲地区の21線18号付近にあり、
草野 貞弘
1981年4月 わずかに水面を覗かせる親子沼 (撮影 草野貞弘)
に0.8ha、2000年に0.1haとあります。
1947年の時点ですでに上流部と下流部に人工的な水
路が直結していて、割と早い時点から排水が始まった
エゾノヒツジグサ(スイレン科)
1976年
2007年
近年になって小沼に引き続き親沼からも水面は消失。
庭の池に植える水蓮に、よく似ています。
のでしょう。また、1973年時点では親子沼の縁に沿う
世界には、50種類ものスイレンがあるの
ように水路が掘削されていますが、このことで沼の排
だそうですが、日本ではたった一つヒツジ
水が一層強まったと考えられます。さらに追い討ちを
グサがあるだけです。
かけるように昭和58年(1983)には周辺で基盤整備事業
北方型をエゾノヒツジグサといって、葉
の裂け口の長さで区別しています。どちら
があり、平成4年(1992)には排水路整備がありました
も、夏の終わり頃のなぜかお昼過に白い花
が、すでにこの時には親子沼は瀕死の状態にあったと
を咲かせるのです。
思われます。水路を迂回させず、沼を通すようにして
昔の時刻の呼び方で、未(ひつじ)の刻
に花を開くので、この名が付けられていま
いれば、もしかしたら親子沼は今でも水を湛えていた
す。宮島沼に、保存育成したのが数本残っ
ているだけで、美唄の沼からは、この植物
1994年には沼を残土で埋め立てる計画もあったとい
が絶えてしまいました。
のかもしれません。
います。実現は何とか免れたようですが、稲の穂が実
草野貞弘著「美唄の沼」(2001)より
親子沼の縁を流れる水路。深く掘削されていて、沼の排水を促した。
る頃には広大なヨシ原にスズメが住み着き、稲を加害
するのだという地域の方の話を聞いたことがありま
えっちゃん沼
す。また、ヨシ原の縁からアワダチソウなどが進出し
茶志内沼の南にあった沼。
昭和61年に埋め立てられ、
完全に消滅しました。
えっちゃん沼にまつわる悲
しいお話の全容は「沼貝村
の物語」(2000)に収めら
れています。センターにお
立ち寄りの際にぜひお読み
になってください。
ていますので、湿地としての面影も消えていく日も近
いのかもしれません。
それでも、今でも細々と流れる水路にはカラスガイ
が住み着き、調べればかつての面影を残す貴重な植物
なども残されているかもしれません。水面を無くした
親子沼を、全く不毛な土地と考えるのか、かつての遺
産と考え保全していくかは、これからの世代に任され
ています。
親沼と小沼を結ぶ水路。雨水などが集まり小沼へ抜けてゆく。
第32号 宮島沼の会 会報 2008年10月2日
イシカリ川流域湖沼群探検隊④
親子沼 (美唄市)
『親子沼は、大曲地区の21線18号付近にあり、
昔は総面積約3万坪と謂れ、梢々茶褐色を帯び、沼に
は水草繁茂し、魚族は鯉、鮒、ウグイ外田螺、カラス
貝等が生息し釣り人を楽しませた沼も、近年土地改良
事業の進展と、18号排水の迂廻回ね工事により年々
沼も縮小し昔の面影を忍ぶ事はできない』
「拓郷百年」(1993)より
宮島沼のすぐ近くに位置する親子沼は、今や乾燥化
が進み、とても「沼」と呼べるものではありません。
ヨシが生い茂り、わずかな草原性の小鳥にとっての繁
殖場所となっていますが、かつてハクチョウやヒシク
1981年4月 わずかに水面を覗かせる親子沼 (撮影 草野貞弘)
イが立ち寄ったという水面は消えてしまいました。
開拓初期には北の親沼と南の小沼はつながっていた
といいます。上の資料では、かつての面積は約3万坪
(約10ha)とありますが、より確かな資料では、1947
年に8.9ha、1962年に5.3ha、1973年に4.5ha、1982年
に0.8ha、2000年に0.1haとあります。
1947年の時点ですでに上流部と下流部に人工的な水
路が直結していて、割と早い時点から排水が始まった
1976年
2007年
近年になって小沼に引き続き親沼からも水面は消失。
のでしょう。また、1973年時点では親子沼の縁に沿う
ように水路が掘削されていますが、このことで沼の排
水が一層強まったと考えられます。さらに追い討ちを
かけるように昭和58年(1983)には周辺で基盤整備事業
があり、平成4年(1992)には排水路整備がありました
が、すでにこの時には親子沼は瀕死の状態にあったと
思われます。水路を迂回させず、沼を通すようにして
いれば、もしかしたら親子沼は今でも水を湛えていた
のかもしれません。
1994年には沼を残土で埋め立てる計画もあったとい
います。実現は何とか免れたようですが、稲の穂が実
親子沼の縁を流れる水路。深く掘削されていて、沼の排水を促した。
る頃には広大なヨシ原にスズメが住み着き、稲を加害
するのだという地域の方の話を聞いたことがありま
す。また、ヨシ原の縁からアワダチソウなどが進出し
ていますので、湿地としての面影も消えていく日も近
いのかもしれません。
それでも、今でも細々と流れる水路にはカラスガイ
が住み着き、調べればかつての面影を残す貴重な植物
なども残されているかもしれません。水面を無くした
親子沼を、全く不毛な土地と考えるのか、かつての遺
産と考え保全していくかは、これからの世代に任され
ています。
親沼と小沼を結ぶ水路。雨水などが集まり小沼へ抜けてゆく。
第32号 宮島沼の会 会報 2008年10月2日
高病原性鳥インフルエンザ情報交換会
9月22日(月)に北海道ラムサールネットワークの呼
びかけで、環境省や北海道を含めた関係者による「鳥イ
ンフルエンザ情報交換会」が開催されました。お二人の
専門家を講師に迎え、参加者による意見交換会もあり、
忍び寄る脅威的なリスクに対する重要なステップになっ
たと思います。
まず、動物衛生研究所の小泉獣医師からは、国内で発
生した高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の特徴と、家
禽を対象にした農水省による対策についてお話し頂きま
した。国内におけるHPAIに関しては、同じH5N1型でも家
小泉獣医師:主に家禽への対応という立場から
禽へ与える症状が変わってきているなど、時間と共にウ
イルスが変化しているそうです。また、家禽に関して
は、家畜伝染病予防法に基づいて防疫体制がしっかりと
れるのに対して、野鳥はその適応を受けないということ
で、両者を結ぶ仕組みを作る必要があることを感じまし
た。また、死体の発見からHPAIの確定診断がでるまで時
間がかかりすぎることも現実的な問題としてあげられる
そうです。
次に、阿寒国際ツルセンターの渡辺獣医師より、野鳥
におけるHPAIの感染例について、環境省が準備を進めて
いるHPAI対応マニュアルについて、そして、野鳥の死体
渡辺獣医師:主に野鳥への対応という立場から
の取り扱いについてお話頂きました。野鳥の感染に関し
ては、2004年以降急増しているものの、種毎の発症のし
やすさ等不明な点が多く、HPAIの世界的な拡大との関連
に関しても、無関係とは言えない物の、その主役となっ
ているかについては不明(むしろ否定的な見方もある)
だということです。
今年の9月に環境省から出される予定だったHPAIマニ
ュアルについては、細部の調整が続いていて発表が遅れ
ているものの、その概要を知ることができました。その
柱は野鳥におけるサーベイランス(調査)体制の強化
で、警戒レベルに応じて糞便採取調査や死亡鳥の検査を
行うというものです。通常時にも全国50箇所程度で定
森田獣医師:野付半島で見つかったオオハクチョウについて
期的な糞便採取調査を行うということですが、宮島沼は
ュアルでフォローできていない点も多く出てくる
含まれていません。マガンの最初の渡来地ということを
かと思います。未だ野鳥からヒトへのHPAI感染は
考えると重要だと思うのですが、どうでしょうか。ちな
報告されていないものの、野鳥の取り扱いに伴う
みに、マガンはマニュアルが定める「感染リスクの高い
人体へのリスク管理もそのひとつかもしれませ
野鳥種」33種にも含まれています。
ん。こうした点を補う意味でも施設や湿地毎にマ
最も懸念していた死亡鳥の検査や発生後の対応につい
ニュアルを整備することも必要となるでしょう。
てはマニュアルが一定の指針を提供してくれるとのこと
いずれにしても、水鳥の飛来期はすでに始まっ
で安心しましたが、実施に当たって詰めなければいけな
ています。今季は果たしてどんな年になるでしょ
い事項や、現場の施設における対応や普及啓発などマニ
うか。HPAIについては次号以降もご紹介します。
第32号 宮島沼の会 会報 2008年10月2日
2009年度ふゆみずたんぼオーナー募集開始!
大好評を頂いている今年度の『ふゆみずたんぼオーナ
ー』ですが、早速来年度に向けて新たなオーナーの募
集を開始しています。
来年度は、農村の食と自然を満喫する従来のオーナ
ー制度(小作オーナー)に加え、労せずしてふゆみず
たんぼ米を手に入れられる予約販売制度(庄屋オーナ
ー)も行います。
やはりオススメは他ではできない体験を味わうこと
のできる小作オーナー。田植えや稲刈りなどの農作業
体験はもちろん、苗作り見学やトラクターの試乗、田
植え前のどろんこ運動会、大人も子どもも夢中になる
田んぼの生きもの大調査、稲のお花見など豊富な田ん
ぼ体験プログラム、さらに、田んぼの山菜お料理会、
石釜でピザづくり、地元産小麦で手打ちうどん、芋煮
会、大収穫際など地元産食材を満喫するプログラムを
月一回程度行います。実際に100㎡の区画のマイ田ん
ぼを管理してもらいますので、そこの収穫物(うまく
いけば玄米40-50kg)はすべてお持ち帰り頂けます。
収穫の際、一部手刈りして天日干しにするので、ゆっ
くり熟成したお米を味わうことができるのも特徴で
す。1シーズン1区画(100㎡)で25,000円ですが、
絶対お得だと思います。
遠方にお住まいで、なかなか小作オーナーにはなれ
ないという方は庄屋オーナーがオススメです。玄米
10kgで5,000-6,000円を予定しています。希望に応じ
で発展することで、マガンが継続的に飛来できる環
て田植えか稲刈りに参加できるほか、小作オーナーと
境づくりを行いたいと考えています。美味しく宮島
同じく「田んぼオーナー通信」をお送りします。
沼を応援する絶好の機会です!ぜひご協力をお願い
ふゆみずたんぼin宮島沼は、悪化の一途をたどる宮
します。
島沼の水環境の保全を目的に行っています。また、こ
(※)申し込み、お問い合わせは宮島沼水鳥・湿地セン
れを成功事例にして、地域農業が宮島沼と調和する形
ターまで。今年度の様子はブログでチェックできます。
● お 問い合わせ、ご要望は…
宮島沼の会事務局( 宮島沼水 鳥 ・ 湿 地 セ ン タ ー 内 )
〒072-0057 美唄市西美唄 町 大 曲 3 区
電話:0126-66-5066
ファックス:0126-66-5067
メール:[email protected] . j p
●会 費、寄付金のご納入は …
郵便振替口座 02750-1-92670
●公 式ブログは …
http://blog.goo.ne.jp/miyajimanuma/
●会 報のダウンロードは …
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a/22_num a n o k a i / 2 2 _ k ai k a tu d o u . h tm
パスワー ド ; l o ve n u m a
※ 会 報 の メ ー ル 配 信 に ご協 力 下 さ い
【編集後記】
■稲刈りが始まると、籾殻を燻す芳ばしい香りが辺り一帯に広がります。普
段なら気にもとめないのでしょうが、ふとその香りに気づき、宮島沼を訪れ
たばかりの若かりし日のことが鮮明に頭によみがえりました。・・・ん?なん
だか普段と調子が違いますかね?どうも秋は人をセンチにさせるようです。
考えれば昔は田んぼのワラもガンガン焼いていたので芳ばしい所ではなか
ったです。やがて環境に配慮してワラの野焼きが無くなり、代わりにワラは
搬出されるようになりました。そして始まったマガンの食糧難。マガンに配
慮したワラ管理もできるようになるといいですね。(ウシ)
■黄金色の田んぼ、高い空、茜色に染まった雲、そしてマガン。こんなに秋
を感じられる宮島沼って、やっぱり素敵です。今年の秋は、小学校団体
がポコポコ来てくれる予定になっており「み~んな田んぼで遊ばせちゃる
ぞ!」と計画中。マガンと田んぼのめぐみに感謝感謝。(香)