コミュニケーション・ニュース 【平成27年4月1日 発行(季刊) VOL.62】 サポータークラブ主催 春の植樹祭を行います。 平成27年4月25日(土)に、小川町上古寺 の山林でサポータークラブが主催する植樹祭を開 催します。この山は、広葉樹林ですが長い間手入 れが行われず、蔓がひどく繁茂しており健全に生育 している森林とは言えない状態になっています。 そのため、当クラブと森林所有者が一緒に相談 し、現在の状態から手入れするよりも一度伐採し その後植栽することにしました。既に去年の秋か ら、伐採と片付けをクラブの活動として行ってお ります。4月には植栽準備を完了させたいと頑張 っております。植栽計画地は、西向きの斜面で、 面積は3,454㎡で昔炭焼きを行っていた所と 思われます。そのため岩山で石が多く木の生育には あまり適したところとは言い難いところです。 植栽樹種は、今回は針葉樹のヒノキを考えていま す。当クラブでは、10数年前に秩父の吉田町で 山火事跡地のヒノキの植栽をボランティアで行な ったことはありますが、それ以外では針葉樹の植 栽を行なったことは無いと思います。なぜ今、針 葉樹のヒノキなのかと言うと、この計画地の周辺 すべてが既にスギ、ヒノキの針葉樹林になってお り、経済林として経営されています。経済林と は、将来育った木を伐採して木材として売り払 い、その収入でまた植栽して森林を循環して育て ていく、さらにそれによって山で暮らしていくこ とです。山で暮らしていくためには、山で何かの 収入が無ければ生きていけないわけで、すべての 山を経済林として針葉樹を植える必要はありませ んが、一部については、材木を育てる森林が存在 しても良いのではないかと考えています。 この植栽計画地は、周りがスギ、ヒノキの優良 な森林になっていることと、土地が石だらけで広 葉樹の育成に適さないことなどから、ヒノキを植 えることとしました。サポータークラブでは、い わゆる林業という経済林の育て方を行ったことが ないこともあり今回は歴史ある林業を体験すると いうこともあります。面積が3,454㎡なの で、ヒノキの30cmの苗木を1,000本植える 計画で、この春は500本を植える予定です。是 非とも大勢の方に、植樹祭に参加いただきますよ うお願いします。
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