説明会概要説明会の名称新たなごみ処理施設の建設候補地に関する説明会平成２７年４月４日（土）開催日時開会：午前１０時３０分開催場対出所閉会：午前１１時４１分鴻巣市笠原公民館体育館象鴻巣市郷地・安養寺地区住民及び地権者席者合計４８８世帯５０名鴻巣行田北本環境資源組合：森事務局長程塚次長兼計画建設課長事務局出席者計画建設課：鈴木副参事、島田主幹、野中主査、尾嵜主事コンサルタント出席者パシフィックコンサルタンツ㈱：宇田川副室長、松井鴻巣市：原口市長、長島環境経済部長、島田環境課長、関口環鴻巣市出席者境課副参事、本間環境課主任１開会２あいさつ３説明説明会内容（１）建設候補地について４閉会次第新たなごみ処理施設の建設候補地に関する説明会資料説明会資料 1 発言者説明会の経過（議題・発言内容等）・開会・あいさつ・事務局職員紹介、鴻巣市職員紹介、コンサル紹介説明（１）建設候補地について事務局【説明（１）建設候補地について、配布資料とスライドを用いて説明】質疑応答事務局意見等を伺いたい。住民Ａ郷地の●●です。合意形成をするにあたり、事務局の提示する情報では、３市のごみ量や、整備する施設について明らかにされていない。環境に対する影響（騒音・臭気・ごみの飛散・ハエ・ネズミの害）についても触れられていない。事務局の説明は建設候補地を決めたということだけである。事務局は３０年近くごみ処理施設を運営していたのだから、環境に対する影響をどう改善してゆくのかを我々に説明し、合意形成するべきである。廃棄物運搬車両の交通量によっては、新たなごみ処理施設の周辺道路を整備しなければならないはずである。事務局は、我々の合意を得られるよう、データを示してほしい。事務局本日は新たなごみ処理施設の建設候補地を郷地・安養寺地区に選定したことについての説明が目的である。周辺環境への影響については、今後、環境アセスメントで総合的に検討する。整備する施設の種類やごみ量については、現在策定中の一般廃棄物処理基本計画で平成２７年１０月頃に素案として示すことが出来る。 2 もう少しお待ちいただきたい。住民Ａ一般廃棄物処理基本計画が平成２７年度の整理では遅いと思う。環境アセスメントは国が定めた基準なので、新たなごみ処理施設では、さらに厳しい自主基準を設けて、周辺環境の維持に努めてほしい。ダイオキシンを発生させないためのごみ処理施設は基本的に２４時間稼働で、理想的な燃焼を維持しなければならない。そう考えると、ストックヤードについて、より詳細に検討すべきである。これら全てを、今から決めるという状態で、候補地決定や合意形成という訳には行かないのではないか。事務局新施設建設等検討委員会の場に、識見を有する方や地元の方に参加していただき、意見をお聞きしながら計画を進める。また、十分な説明と情報公開をする。住民Ｂ郷地の●●です。ごみ処理施設で出た灰は最終的にどこへ行くのか。事務局現在、小針クリーンセンターと埼玉中部環境センターで出た灰は熊谷市の太平洋セメント㈱でセメント原料として再利用している。住民Ｃ新たなごみ処理施設の建設候補地は郷地・安養寺地区で正式に決定したということでいいか。新たなごみ処理施設が出来れば、廃棄物運搬車両の交通量が増える。郷地橋から安養寺までの区間は通学路にもなっているにも関わらず歩道がない。併せて整備するのか。また、廃棄物運搬車両はどのくらい通行するのか。周辺のごみ処理施設を見ると、余熱利用施設を併設しているが、その予定はあるのか。建設候補地で耕作しているが、雨が降ると畑が２～３日冠水 3 してしまう。新たなごみ処理施設が出来ることで、悪化しないか心配だ。排水関係をどのようにするつもりなのか。事務局建設候補地は郷地・安養寺地区ということで、進めていきたい。３市の廃棄物運搬車両は、年間７万台から７万５千台を考えている。通行する廃棄物運搬車両は、１日当たり３００台程となる。交通量の増加によって道路整備が必要かどうかは今後検討し、計画の中で対応してゆく。雨水に関しては、周辺の農地に影響が無いよう、新たなごみ処理施設の敷地内に調整池を整備する。現段階で把握できない環境への影響も、今後環境アセスメントで詳細に検討する。住民Ｃ交通量は、往復だと１日６００台くらい通行するということか。事務局往復であれば、そうなる。住民Ａ私の知るごみ処理施設では、産業廃棄物のプラスチックごみを受け入れて燃やし、周辺から臭気の苦情が出たことがあった。新たなごみ処理施設では一般廃棄物だけを処理するのか。産業廃棄物受け入れにはリスクが伴う。臭気の対策はきちんとしてほしい。運営方式は官営か民間委託のどちらか。民間委託をする場合は条件としてＩＳＯを取得している業者に委託してほしい。事務局新施設で処理するごみは、一般廃棄物になる。しかし、産業廃棄物であっても一般廃棄物と同じごみ種であればあわせ産廃として処理を検討する。詳細は、３市の廃棄物担当職員によるワーキンググループなどで調整している。新たなごみ処理施設を民間委託で運営するならばＩＳＯ取得業者を使うべきという意見も参考にしたい。一般的にごみ処理施設は民間委託で運営することが多いようである。他の先進事 4 例を取り入れたい。住民Ｄ郷地地区は耕地整備が一番遅れている地区である。道路・水路に関しても同様に整備されていない。吉見町の埼玉中部環境センターの周辺は道路・水路が整備してある。新たなごみ処理施設建設に反対はしないが、協力費として郷地・安養寺地区の道路・水路整備や余熱利用施設建設をしてほしい。どの程度まで考えてくれているのか。事務局今後計画を策定する中で、周辺の環境整備も含めて要望を伺ってゆく。住民Ｅ６つの基本的条件の中で、現況の土地利用および将来の開発の項目では、農耕地は△となっている。建設候補地は農耕地だが、用地の確保に問題があるのではないか。事務局建設候補地選定の際に望ましい未利用地を◎として、農耕地を△として設定した。農耕地が△なのは候補地に適さないというわけではなく、あくまで順位付けの結果である。なお、５．５ ha の用地が確保できる未利用地はなかった。住民Ｆ２点ある。まず１点目だが、なぜ鴻巣市が行田市のごみまで受け入れなくてはいけないのか。北本市の情報は、鴻巣市の広報にも掲載されており、昔から仲も良いが、行田市とは関わりが少ないように思う。鴻巣行田北本環境資源組合の成立した経緯が納得出来ない。いまさらだが、同じことを思う人はいると思う。２点目だが、郷地・安養寺地区には既にみずほ斎場があるのになぜ新たなごみ処理施設が出来るのか。言葉は悪いが、悪いもの、生活を営むうえで不要なものは皆郷地・安養寺地区に持ってこようとしている。みずほ斎場が出来てから、私の家の前を霊柩車が１日３回通る。新たなごみ処理施設が出来れば、それに加えて３市分の廃棄物運搬車両が通る。それらを見ていて、気分の良くなる人は 5 いない。事務局が郷地・安養寺地区を建設候補地としたのは、鴻巣市議会に、同地区からの議員が１人しかいないからか、あるいは、どの地区を選定しても反対されるから、一番反対しない同地区に建設候補地を選定したのではないか。事務局はご理解お願いしますと言ったが、私は理解できない。郷地・安養寺地区には既にみずほ斎場があるのだから、新たなごみ処理施設は違う地区に建設しようという配慮がほしい。もう一回調べ直して、建設候補地を違う所にしてほしい。事務局３市でごみ処理をすることについてだが、環境への影響や費用を考えると、各市でごみ処理施設を建設するよりも、広域化してある程度の規模のごみ処理施設を建設することが必要である。最近のごみ処理施設は熱回収して発電したり、余熱利用施設を併設するなどして住民の方の利益になる部分もある。住民の方の利便性についても検討するので、ご協力お願いしたい。住民Ｇ周辺整備などの意見も、説明会だけでは前に進まないのではないか。まして、５月２３日に開催される３市の説明会では、反対意見ばかり出る。説明会を何回か開催したら、あとは地区から役員を選出して、地元の要望を聞いていくべきではないか。事務局ご要望は随時聞きながら進めていきたい。住民Ｈ建設候補地は本決まりか。吉見町では新たなごみ処理施設建設反対の看板が出ているが、吉見町で反対された施設が、この地区に来たということか。事務局建設候補地は郷地・安養寺地区ということで、進めていきたい。吉見町が新たに整備するごみ処理施設と本組合が新たに整備するごみ処理施設は別である。他にないか。ないようなので、以上で終わりにさせて頂く。 6 閉会事務局以上で本日の新たなごみ処理施設の建設候補地に関する説明会を閉会とする。 7