ファンドABC

★当ファンドの仕組みは次の通りです。
商 品 分 類 追加型株式投資信託 国内株式型(一般型)
信 託 期 間 10年間(1999年11月30日∼2009年11月29日)
ファンドABC
運 用 方 針 信託財産の成長をめざして運用を行ないます。
主要投資対象 わが国の金融商品取引所上場株式および店頭登録株式
A 「 高 齢 化 ( A g i n g )」、「 バ イ オ テ ク ノ ロ ジ
ー ( B i o t e c h n o l o g y )」 お よ び 「 情 報 通 信
(Communication)」に関連する企業の株式を中心
に投資します。
B銘柄の選定は、主として、次に関連する事業(見
直しを行なうことがあります。)を営む企業の中か
ら行ないます。
イ.高齢化関連
医療・介護サービス、病院・福祉関連施設
等の業務のアウトソーシング、医療機器・福祉
用具、高齢者層の需要が高いと考えられる商
品・サービス 等
ロ.バイオテクノロジー関連
バイオテクノロジーを活用した医療・医薬
品・化学および農業・食品、バイオテクノロジ
ーに関連して用いられる分析機器・ソフト・技
術 等
運 用 方 法
ハ.情報通信関連
情報通信機器、情報関連サービス、情報ソフ
ト、通信・放送 等
C投資する銘柄数を50銘柄程度から100銘柄程度に
絞り込むことを基本とします。ただし、ファンドの
資産規模等により、このようにならないことがあり
ます。
D銘柄ごとの投資額、銘柄入替えのタイミング等
は、投資環境等に応じて決定します。
E株式の組入比率は、通常の状態で信託財産の純
資産総額の80%程度以上とすることを基本としま
す。
F運用にあたっては、現物株式への投資を基本とし
ますが、市況動向、資産規模等によっては、わが国
の株価指数先物取引等を利用することがあります。
G株式以外の資産への投資は、原則として信託財産
総額の50%以下とします。
株式組入制限 無制限
分配対象額は、経費控除後の配当等収益と売買益
( 評価益を含みます。)等とし、原則として、基準
分 配 方 針 価額の水準等を勘案して分配金額を決定します。た
だし、分配対象額が少額の場合には、分配を行なわ
ないことがあります。
運用報告書
第 17 期
(決算日 2008年 5 月29日)
受益者のみなさまへ
毎々、格別のご愛顧にあずかり厚くお礼申
し上げます。
さて、
「ファンドABC」は、このたび、第
17期の決算を行ないました。
ここに、期中の運用状況をご報告申し上げ
ます。
今後とも一層のお引立てを賜りますよう、
お願い申し上げます。
東京都中央区日本橋茅場町 2 丁目10番 5 号
お問い合わせ先(コールセンター)
TEL 0120−106212
:00∼17:00
( 営業日の9
半休日は9:0
0∼1
2:0
0 )
http://www.daiwa−am.co.jp/
<1072>
ファンドABC
■運用実績
最近6期間の基準価額と市況の推移
(円)
9,000
8,000
7,000
6,000
5,000
基準価額
TOPIX
4,000
第11期末
(05.5.30)
第12期末
(05.11.29)
第13期末
(06.5.29)
第14期末
(06.11.29)
第15期末
(07.5.29)
第16期末
(07.11.29)
第17期末
(08.5.29)
(注)TOPIXは、第11期末の基準価額をもとに指数化したものです。
最近10期の運用実績
基
式
物 純資産
率
8期末(2003年12月1日)
準
価
額
TOPIX 株
式 株
組
入 先
税込み 期 中
期
中
率 比
分配金 騰落率 (参考指数) 騰落率 比
円
円
%
%
%
5,386
0
36.3
1,020
22.3
97.5
%
−
百万円
11,919
9期末(2004年5月31日)
10期末(2004年11月29日)
11期末(2005年5月30日)
12期末(2005年11月29日)
13期末(2006年5月29日)
14期末(2006年11月29日)
15期末(2007年5月29日)
16期末(2007年11月29日)
5,745
5,256
5,376
6,673
6,534
6,253
6,409
6,308
0
0
0
0
0
0
0
0
6.7
△ 8.5
2.3
24.1
△ 2.1
△ 4.3
2.5
△ 1.6
1,139
1,103
1,141
1,544
1,616
1,580
1,737
1,514
11.7
△ 3.2
3.4
35.3
4.7
△ 2.2
9.9
△12.8
96.8
96.9
97.9
98.0
97.0
95.9
95.8
95.1
−
−
−
−
−
−
−
−
11,763
9,901
9,099
10,004
8,933
7,929
6,989
6,117
17期末(2008年5月29日)
5,582
0
△11.5
1,380
△ 8.9
94.4
−
5,089
期
別
(注)株式先物比率は買建比率−売建比率です。
1
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
(1) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
■当期中の基準価額と市況の推移
(円)
7,000
(%)
4.0
6,500
2.0
6,000
0.0
5,500
-2.0
5,000
-4.0
-6.0
4,500
期
首
期
期首比対TOPIX騰落率差(右軸)
基準価額(左軸)
末
TOPIX(左軸)
(注)TOPIXは、期首の基準価額をもとに指数化したものです。
(期
首)2007年11月29日
価 額
T O P I X
株
式 株
式
騰 落 率 (参考指数) 騰 落 率 組 入 比 率 先 物 比 率
円
%
%
%
%
6,308
−
1,514
−
95.1
−
(期
11月末
12月末
2008年1月末
2月末
3月末
4月末
末)2008年5月29日
6,353
6,259
5,650
5,542
5,252
5,485
5,582
年
月
日
基
準
0.7
△ 0.8
△10.4
△12.1
△16.7
△13.0
△11.5
1,531
1,475
1,346
1,324
1,212
1,358
1,380
1.1
△ 2.6
△11.1
△12.5
△19.9
△10.3
△ 8.9
95.3
96.4
96.5
95.6
95.1
94.4
94.4
−
−
−
−
−
−
−
(注)騰落率は期首比。
2
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
(2) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
《運用経過》
◆国内株式市況
TOPIX(東証株価指数)…期首:1,514 期末:1,380
欧米金融不安で軟調な展開、不安後退で後半反発
・当期の国内株式市況は、TOPIX1,514で始まりましたが、米国でサブプライムローン(信用力
の低い個人向け住宅ローン)問題に絡んだ金融機関の巨額追加損失が相次ぎ判明、景気減速懸念
や円高ドル安の進行で下落基調となりました。その後、サブプライムローン関連の救済策や金融
機関への出資なども発表されましたが、米国景気見通しのさらなる悪化、欧米金融機関の2007年
10−12月期決算での巨額損失計上、モノライン(金融保証会社)の格下げなどを受けて国際金融
市場の混乱は拡大し、2008年1月にTOPIXは1,250を下回る水準まで下落しました。
・1月下旬以降は、米国において緊急利下げ、景気対策、モノライン救済の動きを受けて反発に転じ
ましたが、国内や米国の経済指標の悪化や業績見通しの下方修正が相次ぐなどして、先行きへの
警戒感が高まったことから上値は重く、乱高下の展開が続きました。
・2月下旬以降は、再び米国大手証券の破綻懸念や急激な円高ドル安進行を嫌気して軟調な推移とな
り、TOPIXは3月中旬には1,150まで下落しました。その後、米国において大幅な利下げや新
たな流動性供給策が実施され、金融市場が徐々に落着きを取り戻したことや、90円台まで進んだ
対ドルでの円高進行が一服したことなどから、国内株式市況は下値を切上げる展開となり、TO
PIXは1,380で期末を迎えました。
◆当期の運用実績
【基準価額・騰落率】
期首:6,308円 期末:5,582円 騰落率:△11.5%
【主な要因】
基準価額の値下がりは、株式市況が大きく下落したなか、保有銘柄も多くが下落したことによります。
◆参考指数との差異および要因分析
【騰落率差】
参考指数(TOPIX)の騰落率(△8.9%)を2.6%下回る投資結果となりました。
【要因分析(プラス要因:(+)、マイナス要因:(−))】
(1)株式組入比率
期を通して株式組入比率をおおむね93∼97%程度の高い比率で推移させたことから、株式組入比
率による影響は限定的となりました。
(2)業種構成
(+)TOPIXの騰落率を上回った電気機器の業種組入比率がTOPIXの構成比率よりも相対
的に高位であったこと、TOPIXの騰落率を下回った輸送用機器、電気・ガス業、不動産業
などの業種の組入れがなかったことがプラスに寄与しました。
(−)TOPIXの騰落率を大きく上回った鉄鋼、機械、卸売業などの組入れがなかったり、TO
PIXの構成比率よりも相対的に低位であったこと、TOPIXの騰落率を下回った医薬品、
精密機器などの業種組入比率がTOPIXの構成比率よりも相対的に高位であったことがマイ
ナス要因となりました。
(3)個別銘柄
(+)「高齢化」関連ではツムラ、ユニ・チヤーム、「バイオテクノロジー」関連では、島津製作
所、シミック、「情報通信」関連では、日本マイクロニクス、日本電気硝子、ホシデン、デジ
タルアーツなどがプラスに寄与しました。
(−)「高齢化」関連では小林製薬、グリーンホスピタルサプライ、「バイオテクノロジー」関連
では、アンジェス MG、シスメックス、オリンパス、そーせいグループ、「情報通信」関連
ではイビデン、野村総合研究所、ヤフーなどがマイナス要因となりました。
3
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
(3) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
◆前期における「今後の運用方針」
〈株式組入比率〉
中期的には上昇基調に回帰するとの見通しのもと、基本的には90∼100%の間を維持していく方
針です。
〈ポートフォリオ〉
・当ファンドの投資テーマである「高齢化」、「バイオテクノロジー」および「情報通信」に該
当する企業の中で、今後の成長が期待できる銘柄に注目して運用してまいります。
・3つのテーマの中では、「バイオテクノロジー」、「情報通信」の関連銘柄を中心に投資してま
いります。
・「高齢化」関連につきましては、医療・介護サービスなどが中心となりますが、財政政策や制
度変更など各種規制による業績への影響も大きく、景気回復期の好環境下においても他の投資
テーマの銘柄群に比べて業績および株価パフォーマンスが劣後する可能性もあることから、個
別銘柄での対応にとどめたいと考えております。
◆当期の運用経過
(1) 株式組入比率
株式組入比率の推移(月末値)
(%)
100.0
1,600
95.0
1,500
90.0
1,400
85.0
1,300
80.0
1,200
1,100
75.0
期首
11
(2007年)
12
1
(2008年)
株式組入比率(左軸)
2
3
4
期末
TOPIX(右軸)
サブプライムローン問題の深刻化が懸念されるものの、企業業績の好調持続などを背景に、中期
的には国内株式市況は上昇基調に回帰するとの見通しのもと、投資環境や物色動向などを勘案しな
がら業績を下方修正した銘柄や業績モメンタムが悪化した銘柄の比率の引下げや売却を行なう一方
で、業績堅調な銘柄や株価下落で割安感の出てきた銘柄の買増しや新規組入れを行なうなどの入替
えを行ないつつ、期を通じて90%程度以上の高位を維持しました。
4
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
(4) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
(2) 業種構成
証券・商品先物取引業
期首
期末
10.0
サービス業
不動産業
その他金融業
保 険業
倉庫 ・運 輸関連 業
証券・商品先物取引業
サービス業
不動産業
その他金融業
保 険業
倉庫 ・運 輸関連 業
銀行業
小売 業
卸売業
情報・通信業
ガ ラ ス ・ 土 石製 品
空運業
海運業
陸運業
電気・ガス業
その他製品
精密機器
輸送用機器
電気機器
機械
金属製品
非鉄金属
鉄鋼
石油・石炭製品
ゴム製品
(5) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
銀行業
小売 業
卸売業
情報・通信業
ガ ラ ス ・ 土 石製 品
空運業
海運業
陸運業
電気・ガス業
その他製品
精密機器
輸送用機器
電気機器
機械
金属製品
非鉄金属
鉄鋼
石油・石炭製品
ゴム製品
医薬品
化学
パルプ・紙
繊維製品
食料品
建設業
鉱業
水産・農林業
-15.0
医薬品
化学
パルプ・紙
繊維製品
食料品
建設業
鉱業
水産・農林業
0.0
期首
期末
20.0
業種別構成比率の推移
(%)
25.0
業種別構成比率
15.0
10.0
5.0
(%)
20.0
15.0
業種別構成比率のTOPIXとの差異
5.0
0.0
-5.0
-10.0
5
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
・期首での運用方針に基づき、「バイオテクノロジー」関連、「情報通信」関連の比率を高位に維
持し、「高齢化」関連についての組入れは引続き抑制した運用を行ないました。またそれぞれの
投資テーマの比率には大きな変更は行なっておりません。基本的には同一テーマ内での銘柄の入
替えを中心に行ないました。
・このような運用のもと東証業種分類では、医薬品、電気機器、精密機器、情報・通信業、サービ
ス業などの比率を高くしたポートフォリオとなりました。期首と期末の比較では、医薬品、精密
機器などの比率を引下げ、電気機器、情報・通信業、サービス業などの比率を引上げました。
(3) 個別銘柄
組入上位銘柄の推移
期
銘
期
首
柄
1
任天堂
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テルモ
シスメックス
住友商事
第一三共
協和発酵
アンジェス MG
オリンパス
ニコン
キヤノン
日本たばこ産業
日本電気硝子
武田薬品
三菱電機
ソニー
名
組 入
比 率
%
3.9
3.9
3.0
2.7
2.6
2.6
2.4
2.4
2.3
2.2
2.2
2.1
2.1
2.1
2.0
銘
末
柄
名
テルモ
任天堂
住友商事
シスメックス
日本電気硝子
ニコン
第一三共
キヤノン
ヤフー
島津製作所
宇部興産
三菱電機
日本マイクロニクス
武田薬品
日本たばこ産業
組 入
比 率
%
4.0
3.4
3.2
3.0
2.8
2.6
2.6
2.5
2.5
2.4
2.3
2.3
2.2
2.2
2.1
(注)比率は純資産総額に対する評価額の割合。
6
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
(6) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
・「バイオテクノロジー」関連におきましては、業績の下方修正やモメンタムの低下が懸念される
協和醗酵、アステラス製薬、中外製薬、株価が大きく上昇したテルモなどの売却および比率の引
下げを行ないました。一方、中期的な成長が期待できるニプロ、創薬事業での高成長が期待され
るバイオベンチャーのカルナバイオサイエンスなどの買付けを行ないました。
・「情報通信」関連では、業績モメンタムの低下が懸念される新日鉄ソリーションズ、野村総合研
究所、イビデン、オービック、大塚商会などの売却や比率の引下げを行ないました。また、今後
のインターネット市場での勝ち組と思われる楽天、ディー・エヌ・エー、ヤフー、業績堅調なカ
プコン、日本電産などの買付けを行ないました。
・「高齢化」関連では、業績モメンタムの鈍化したリオン、株価が上昇したユニ・チヤームなどの
売却や比率の引下げを行ない、医療費抑制のために利用促進策が進む後発薬品の富士製薬工業、
日医工、需要拡大が見込まれる漢方薬の販売が好調な小林製薬、有料老人ホーム事業で業績拡大
のメッセージなどの買増しおよび新規の組入れを行ないました。
《収益分配金》
◆収益分配金
0円。
◆決定根拠、留保益の今後の運用方針
基準価額の水準および過去の分配実績、また期中に経費控除後の配当等収益および売買益を計上で
きなかったことなどを考慮して、当期の収益分配を見送らせていただきました。
なお、留保益につきましては、今後の運用方針に基づき運用させていただきます。
《今後の運用方針》
◆全体見通し
・日本経済全般については、市場予測平均の2008年度実質GDP(国内総生産)は前年度比+1.5%
程度と、2007年度実績(同+1.5%)に続き潜在成長率並みの成長が見込まれています。世界的な
景気減速の影響で輸出の伸び率は鈍化することが見込まれますが、新興市場国向けが伸びることで
プラスを維持し、消費も底堅く推移するのではないかと考えています。2008年1−3月期が前期比年
率+3.3%と高い成長となったことで4−6月期は低成長となる可能性がありますが、実質的には底
堅い成長が期待できるのではないかと考えています。
・今後の株式市場については、短期的には不透明感が払しょくできない状況であるものの、中長期的
には、米国経済の停滞は一時的でありマイナス成長が長引くとはみていないこと、早めの在庫調整
を行なうなど日本企業の収益力は強化されていることから、企業収益が持続的に大きく落込む可能
性は小さいと考えています。バリュエーション面では割高感がなく、米国経済の底打ちが確認され
れば、業績拡大に対する確度が高まり株式市況は堅調な推移が期待できるのではないかと考えてい
ます。
・ただし、短期的には、米国の住宅市場は低迷を続けており、サブプライムローン問題を契機とした
金融不安が完全に後退したとは判断できないことから、リスク要因として注視する考えです。
◆株式組入比率
上記の全体見通しのもと、基本的には90∼100%の間を維持していく方針です。なお、国内外の経
済情勢や企業業績、金利・為替動向など投資環境を十分に見据えながら、状況によっては80%程度ま
で引下げる場合もあります。
7
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
(7) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
◆ポートフォリオ
・当ファンドの投資テーマである「高齢化」、「バイオテクノロジー」および「情報通信」に該当す
る企業の中で、今後の成長が期待できる銘柄に注目して運用してまいります。
・3つのテーマの中では、「バイオテクノロジー」、「情報通信」の関連銘柄を中心に投資してまい
ります。
・「バイオテクノロジー」関連については、ベンチャー企業では研究開発投資に伴うコスト増加が利
益を圧迫し、赤字を継続している企業が大半です。これは業容拡大のために必要な先行投資である
と認識しているものの、赤字を継続する企業に対する株式市場での評価は厳しいことから、ファン
ドへの組入れに関しては、黒字化のめどが立たないベンチャー企業については引続き慎重なスタン
スで臨み、資金力のある大手製薬メーカーを中心に組入れる方針を継続します。
・「情報通信」関連では、高い需要動向が続く薄型テレビや携帯電話などのデジタル家電関連銘柄や、
それに関連する電子部品・半導体関連銘柄やサービス関連銘柄などを重視してまいります。また、
好調な業績を背景に企業の設備投資が堅調さを持続するなか、業務効率化や内部統制対応などを目
的とした情報化投資、ネットワーク構築への需要も底堅く、当該セクター関連銘柄も引続き重視し
てまいります。
・「高齢化」関連につきましては、医療・介護サービスなどが中心となりますが、財政政策や制度変
更など各種規制による業績への影響も大きく、景気堅調な環境下においても他の投資テーマの銘柄
群に比べて業績および株価パフォーマンスが劣後する可能性もあることから、大幅な規制緩和など
事業環境に大きな変化がない限りテーマとしては相対的に低めの保有比率とし、個別銘柄での対応
にとどめたいと考えております。
上記の見通しと運用方針に基づき、運用リスクの管理を徹底しつつ、中長期的な観点から運用を行な
うことにより、基準価額の上昇に努める所存です。
今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
運用主担当者
角倉 均
8
wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
(8) / 2008/06/19 15:30 (2008/06/17 19:29) / wk_08482285_01_os2大和_FABC_運用実績_P_★.doc
ファンドABC
■1万口(元本10,000円)当りの費用の明細
項
(a) 信
(投
(販
(受
目
託
信
売
託
報
会
会
銀
当
期
45円
(21)
(21)
( 3)
酬
社)
社)
行)
(b) 売 買 委 託 手 数 料
(株
式)
(c) 保
合
管
費
4
( 4)
用 等
計
0
48
(注1)期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は
追加、解約によって受益権口数に変動があるため、下
記の簡便法により算出した結果です。
(a)信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率
(b)売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均
受益権口数
(c)保管費用等=期中の保管費用等/期中の平均受益権口
数
(注2)各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。
■売買および取引の状況
株 式
(2007年11月30日から2008年5月29日まで)
買
付
売
付
数 金
額 株
数 金
額
千株
千円
千株
千円
176.01
797,201 499.448 1,119,656
(
−) (
−)
株
国
内
(注1)金額は受渡し代金。
(注2)( )内は株式分割、合併等による増減分で、上段の数
字には含まれておりません。
(注3)金額の単位未満は切捨て。
■株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合
(2007年11月30日から2008年5月29日まで)
項
目
(a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額
当
期
1,916,858千円
(b) 期中の平均組入株式時価総額
5,175,215千円
(c) 売
買
高
比
率(a)/(b)
0.37
(注1)(b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均。
(注2)単位未満は切捨て。
■主要な売買銘柄
株 式
(2007年11月30日から2008年5月29日まで)
当
期
買
銘
付
柄
株
売
楽天
数 金
額 平均単価
銘
千株
千円
円
1.7
75,715
44,538 協和醗酵
ディー・エヌ・エー
0.09
56,840
ニプロ
25
53,317
631,565 オリンパス
2,132 ユニ・チヤーム
富士フイルムHLDGS
10
47,608
4,760 タムロン
付
柄
株
数 金
額 平均単価
千株
千円
円
80
110,455
1,380
26
81,192
9.8
72,853
3,122
7,433
23
53,963
2,346
3,333
日本光電工業
18
41,883
2,326 HOYA
16
53,334
カプコン
15
39,911
2,660 東レ
75
46,287
617
0.85
37,946
9
46,155
5,128
ヤフー
日本電産
5.5
37,606
ドワンゴ
0.15
36,431
小林製薬
9
35,428
44,643 イビデン
6,837 ヤマダ電機
242,875 野村総合研究所
3,936 村田製作所
5
43,966
8,793
15
40,330
2,688
7
38,761
5,537
(注1)金額は受渡し代金。
(注2)金額の単位未満は切捨て。
9
wk_08482285_02_os2大和_FABC_1万口_P_★.doc
(9) / 2008/06/19 15:31 (2008/06/05 11:42) / wk_08482285_02_os2大和_FABC_1万口_P_★.doc
ファンドABC
■利害関係人との取引状況
(1) 期中の利害関係人との取引状況
銘
(2007年11月30日から2008年5月29日まで)
決
算
期
当
期
売付額等 うち利害関
分 買付額等 うち利害関
係人との取 B/A
係人との取 D/C
A
C
引状況B
引状況D
百万円 百万円
% 百万円 百万円
%
株
式
797
564 70.8 1,119
677 60.5
(注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
11条第1項に規定される利害関係人であり、当期におけ
る当ファンドに係る利害関係人とは、日の出証券、大和
証券、大和証券エスエムビーシーです。
区
(2) 期中の売買委託手数料総額に対する利
害関係人への支払比率
(2007年11月30日から2008年5月29日まで)
項
目
当
期
売 買 委 託 手 数 料 総 額(A)
3,448千円
うち利害関係人への支払額(B)
2,576千円
(B)/(A)
74.7%
■組入資産明細表
国内株式
銘
柄
食料品(3.9%)
ヤクルト
味の素
日本たばこ産業
繊維製品(−)
東レ
化学(5.8%)
三菱ケミカルHLDGS
宇部興産
富士フイルムHLDGS
資生堂
小林製薬
ユニ・チヤーム
医薬品(19.1%)
協和醗酵
武田薬品
アステラス製薬
中外製薬
エーザイ
ロート製薬
ツムラ
日医工
生化学工業
栄研化学
東和薬品
富士製薬工業
医学生物学研究所
アンジェス MG
そーせいグループ
第一三共
カルナバイオサイエンス
期
株
首
当
期
数 株
数 評
千株
千株
末
価
額
千円
22.5
15
0.21
22.5
15
0.21
61,987
14,925
108,150
75
−
−
40
300
7.5
15
8
10
−
300
17.5
15
17
0.2
−
117,900
67,200
38,775
55,420
1,516
125
18
16
16
11
38
36
22
53
48
15
−
117
0.233
0.16
45
−
55
18
10
−
11
38
36
28
53
48
15
11.1
96
0.23
0.1
45
0.15
54,560
110,520
44,200
−
42,350
45,980
90,360
71,680
57,187
41,568
62,250
25,197
28,512
96,600
5,900
130,050
11,520
柄
ガラス・土石製品(2.9%)
日本電気硝子
フジミインコーポレーテッド
非鉄金属(0.8%)
住友電工
機械(0.2%)
ディスコ
電気機器(24.4%)
イビデン
東芝
三菱電機
日本電産
オムロン
エルピーダメモリ
松下電器産業
シャープ
ソニー
ミツミ電機
ホシデン
リオン
日本光電工業
シスメックス
日本マイクロニクス
浜松ホトニクス
村田製作所
キヤノン
東京エレクトロン
精密機器(11.9%)
テルモ
島津製作所
マニー
ニコン
オリンパス
タムロン
HOYA
朝日インテック
ニプロ
その他製品(3.6%)
任天堂
情報・通信業(11.7%)
デジタルアーツ
新日鉄ソリューションズ
ドワンゴ
インターネットイニシアティブ
野村総合研究所
オービック
ヤフー
大塚商会
ジュピターテレコム
ハドソン
日本電信電話
KDDI
エヌ・ティ・ティ・ドコモ
NTTデータ
スクウェア・エニックス
カプコン
卸売業(4.5%)
グリーンホスピタルサプライ
メディセオ・パルタックHD
住友商事
小売業(0.1%)
アインファーマシーズ
ヤマダ電機
サービス業(11.1%)
シミック
期
株
首
当
期
数 株
数 評
千株
千株
価
末
額
千円
70
20
70
−
141,750
−
40
30
39,000
8
1.5
7,950
13
90
100
2
15
15
20
20
20
14
33
6
−
37
29.5
30
7
23
7.5
4
90
100
7.5
−
15
10
30
20
14
20
−
18
40
29.5
30
−
23
7.5
17,280
82,530
116,400
57,225
−
58,050
24,200
54,210
101,600
42,420
44,300
−
35,136
153,600
112,690
90,900
−
127,420
53,400
43
105
5
40
32
18
17
26
−
40
105
5
40
6
1
1
10
25
206,000
119,700
33,350
132,400
20,520
2,265
2,835
7,160
46,100
3.7
3
175,200
−
12
−
−
27.5
1
2
4
0.36
−
0.15
0.1
0.39
0.08
−
−
0.015
−
0.075
0.075
12.5
−
2.85
−
0.36
6.6
0.15
0.075
0.45
0.08
4
15
2,100
−
21,825
28,500
33,000
−
125,970
−
32,508
12,474
75,900
53,700
74,700
34,160
12,480
54,300
0.39
−
105
0.39
15
105
25,233
28,215
162,435
3.5
5
3.5
−
5,169
−
1.5
1.5
55,050
10
wk_08482285_02_os2大和_FABC_1万口_P_★.doc
(10) / 2008/06/19 15:31 (2008/06/05 11:42) / wk_08482285_02_os2大和_FABC_1万口_P_★.doc
ファンドABC
銘
柄
オプト
新日本科学
メッセージ
ソネット・エムスリー
ディー・エヌ・エー
シニアコミュニケーション
イーピーエス
サイバーエージェント
楽天
エイチ・アイ・エス
期
株
首
当
期
数 株
数 評
千株
千株
−
0.045
43.5
43.5
−
0.14
0.16
0.16
−
0.09
0.003
0.003
0.02
0.02
−
0.25
−
1.7
15
−
末
価
額
千円
15,345
60,117
21,700
63,680
63,810
202
9,660
37,500
92,310
−
首
当
期
末
数 株
数 評 価 額
千株
千株
千円
セコム
6
6
30,540
ベネッセコーポレーション
20
20
83,200
千株
千株
千円
株 数 、 金 額 2,210.956 1,887.518 4,805,682
合 計
銘 柄 数<比率>
78銘柄
82銘柄
<94.4%>
(注1)銘柄欄の( )内は国内株式の評価総額に対する各業種
の比率。
(注2)合計欄の< >内は、純資産総額に対する評価額の比率。
(注3)評価額の単位未満は切捨て。
銘
柄
期
株
■投資信託財産の構成
項
目
評
株
式
コール・ローン等、その他
投 資 信 託 財 産 総 額
当
価
期
額
千円
4,805,682
328,916
5,134,599
比
2008年5月29日現在
末
率
%
93.6
6.4
100.0
(注)評価額の単位未満は切捨て。
■資産、負債、元本および基準価額の状況
■損益の状況
2008年5月29日現在
(A)
(B)
(C)
(D)
項
目
資
産
コ ー ル ・ ロ ー ン 等
株
式(評価額)
未
収
配
当
金
負
債
未
払
解
約
金
未 払 信 託 報 酬
そ の 他 未 払 費 用
純 資 産 総 額(A−B)
元
本
次 期 繰 越 損 益 金
受 益 権 総 口 数
1万口当り基準価額(C/D)
当
期
末
5,134,599,450円
296,499,950
4,805,682,500
32,417,000
45,480,107
3,350,989
41,991,086
138,032
5,089,119,343
9,117,128,758
△4,028,009,415
9,117,128,758口
5,582円
(注1)期首における元本額は9,697,463,425円、当期中にお
ける追加設定元本額は14,084,961円、同解約元本額は
594,419,628円です。
(注2)当期末の計算口数当りの純資産総額は5,582円です。
(注3)当期末の純資産総額が元本額を下回っており、その差
額は4,028,009,415円です。
当期 自2007年11月30日 至2008年5月29日
(A)
(B)
(C)
(D)
(E)
(F)
(G)
項
目
配
当
等
収
益
受
取
配
当
金
受
取
利
息
有 価 証 券 売 買 損 益
売
買
益
売
買
損
信
託
報
酬
等
当期損益金(A+B+C)
前 期 繰 越 損 益 金
追 加 信 託 差 損 益 金
(配 当 等 相 当 額)
(売 買 損 益 相 当 額)
合
計(D+E+F)
次期繰越損益金(G)
追 加 信 託 差 損 益 金
(配 当 等 相 当 額)
(売 買 損 益 相 当 額)
分 配 準 備 積 立 金
繰
越
損
益
金
当
期
36,823,187円
36,107,794
715,393
△ 655,859,178
217,682,285
△ 873,541,463
△
42,129,118
△ 661,165,109
△3,041,665,330
△ 325,178,976
(
197,831)
(△ 325,376,807)
△4,028,009,415
△4,028,009,415
△ 325,178,976
(
197,831)
(△ 325,376,807)
112,926,607
△3,815,757,046
(注1)信託報酬等には信託報酬に対する消費税等相当額を含
めて表示しております。
(注2)追加信託差損益金とは、追加信託金と元本との差額を
いい、元本を下回る場合は損失として、上回る場合は
利益として処理されます。
(注3)収益分配金の計算過程
・当期の分配対象額:113,124,438円(内訳:経費控除
後の配当等収益(0円)、経費控除後の有価証券売買
等損益(0円)、収益調整金(197,831円)、分配準備
積立金(112,926,607円))
【本資料は、受益者のみなさまにファンドの運用状況をお知らせするためのものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。】
11
wk_08482285_02_os2大和_FABC_1万口_P_★.doc
(11) / 2008/06/19 15:31 (2008/06/05 11:42) / wk_08482285_02_os2大和_FABC_1万口_P_★.doc