第 2 回池田町総合計画審議会 会議録 - 池田町役場

池田町第5次総合計画 後期基本計画
第 2 回池田町総合計画審議会 会議録
と き : 平成 26 年 6 月 24 日(火) 13:30∼
ところ : 池田町役場 大会議室
出席者
【委員】
中山俊夫 会長 太田芳寛 副会長
内山美恵 委員 太田 修 委員 中村英雄 委員 滝沢俊明 委員 中山 博 委員
竹内善彦 委員 牛越邦夫 委員 上條雪子 委員 荻窪とよ子 委員
(欠席 小林正芳 委員 平林啓史 委員)
【池田町】
住民課長 小田切隆
建設水道課長 山﨑広保 振興課長 片瀬善昭
福祉課長 倉科昭二
保育課長 藤澤宜治
教育課長 宮﨑鉄雄
議会事務局長 平林和彦 会計課長 師岡栄子
(事務局)
総務課長 中山彰博
町づくり推進係長 大澤孔
町づくり推進係 塩原長 町づくり推進係 松島健治
(進行:中山総務課長)
1
開
2
あいさつ
3
会
協議事項
(太田副会長)
(中山会長)
(進行 中山俊夫 会長)
(1) 前回審議会の意見への対応等について
(2) 基本目標1に係る基本計画について
(3) 基本目標2に係る基本計画について
<以下(1)∼(3)についての会議録>
発言者
大澤係長
発言内容
<会議録について>
要旨をまとめたのでご確認いただきたい。また、異論がなければ第 1 回の
配布資料とともにホームページでも公開していきたい。
<新旧対照表について>
第 1 回の意見をまとめるとともに、字句の誤りについても整理したのでご
確認いただきたい。(資料にて説明)
中山俊夫
会長
<会議録についてホームページに掲載することについて決議>【異議なし】
<修正事項について決議>【異議なし】
基本目標の進め方について太田副会長と協議した結果、焦点がぼけないよ
うに項目毎に質問や意見をいただきたい。これが非能率であれば基本目標2
のところで修正を行う。
-1-
牛越邦夫
委員
<4将来指標(P.18)の人口目標値について>
人口目標値を 11,000 人とするところに違和感がある。平成 30 年には 1 万
名を切るということだが、新聞の報道によると 25,6 年後には 7,000 人台に
なるともいわれている。非常に厳しい状況であると思われるのでここで目標
を 11,000 人にするということはどうなのか。5 年先はすぐ先のことなので、
もし 11,000 人こだわるならば、この 5 年間に福祉、医療、介護、子育て、
学校教育等を充実させて、池田町への移住者を増やす等の具体的な計画を立
てなければいけない。答申の時までにもう一度ご審議いただきたい。
<【資料】重点施策(2)「元気と魅力あふれるまちづくり」実現化の方
策について(P.29-30)>
前期のものとほとんど変わっていない。これでは前期での実績を踏まえて
審議をするには全体像が見えてこない。後期の重点施策(P.22-24)はまと
まっていて良いが、これを具体化するのが「【資料】重点施策(2)「元気
と魅力あふれるまちづくり」実現化の方策」の表ではないか。この点を変え
た方がいいのではないか。
<観光消費額について(P.9)>
美術館の収益は年間 500 万円∼700 万円で推移しているがクラフトパーク
では 1,500 万円の観光収入があるとしている。また、大峰高原で 580 万円の
観光消費があるとしているがどういう計算なのか。
大澤係長
<4将来指標(P.18)の人口目標値について(回答)>
後期の基本計画を策定するにあたり大変悩んだところ。確かに報道では
2040 年で 7300 人余りとなるとされている。実際に 11,000 人は厳しい数字だ
と思っている。ただ、これを 1 万人に下方修正し、そこで人口増に取り組ん
でいくのも後ろ向きである。目標設定については無理があるかもしれない
が、特に住宅造成や交流人口増にむけた取り組みを前期の 5 年以上に取り組
んでいくということで考えている。
<【資料】重点施策(2)「元気と魅力あふれるまちづくり」実現化の方
策について(回答)>
都市計画マスタープランという計画の中にある「元気と魅力あふれる町づ
くりの具現化の方策」ということでそのまま抜粋している。10 年間でこのよ
うに取り組んでいくと示し、基本構想と密接につながっている。5 年前に定
めた基本構想を達成するための重点施策ということなので残していきたい。
今までの総合計画では重点施策という標記はなかった。従って 5 年間でど
こに力をいれるか見えてこなかった。10 年間の基本構想を尊重しながらも、
この 5 か年での重点施策(P.22-24)をどのような方向でいくのかを 4 つの
施策に集約し具体化した。
<観光消費額について(回答)>
クラフトパークは美術館を中心として創造館やレストラン、周辺の飲食
店、宿も含めての消費額となっている。
大峰高原はオオカエデのシーズンになると出店があるのでほとんどがそ
の消費額となっている。
-2-
中山俊夫
会長
前段についてのご意見でありますが、基本目標の審議時間がなくなってし
まうので事務局の方のまとめを活かしてもらう。牛越委員の意見は事務局で
勘案し、直すべきところは直してもらいたい。決議【異議なし】
大澤係長
基本目標全てに言えることだが、これは細かい実施手順を示す計画ではな
く、あくまでも大きな方向性を定める内容である。
以下基本目標について大澤係長から説明の後各項目について質疑応答
基本目標1
上條雪子
(1)自然資源の保全
委員
自然の保護、ホタルの里づくり、これはすばらしいこと。しかし、5,6 年
前、鵜山地区でワイン用ブドウ作りが始まり、消毒のためか、ミツバチやク
ロアゲハなどの小さな生物が来なくなったという声があった。ワイン用ブド
ウが町の活性化に役立っているのはわかるが、その反面農薬をたくさん使う
ことによって自然が破壊され、小さな生物が絶滅しつつあることを憂いてい
る。弱小生物がいなくなることによって必ず何十年か先にしっぺ返しがある
のではないか。町はそのことに対しどのように対応しているのか。その対応
があまり見えてこないが真剣に考えて欲しい。
中山総務課長
上條委員の言われた自然との共存は大事なことである。中之郷地区と渋田
見地区にそれぞれワイン用ブドウのほ場があるが、薬剤の散布に関しては非
常に厳しい基準を設け、風が吹いた場合は散布を行わなかったり、スプリン
クラーについては角度を上げないようにしたりと飛散防止に配慮をしてい
る。ブドウ作りは病虫害との戦いなので農薬の使用については最大限配慮し
つつ有効活用している。
中山俊夫
会長
課題と対応策をみると自然と共存というような上條委員さんの言われた
表現がないように見えるのだが、この中に弱小生物への対応だとか、自然と
の共存とかが入った方がいいのか。
上條雪子
委員
除草剤などの農薬の発達によって労働が軽減され農作業が楽になってい
るが、その反面自然が破壊されるとじわじわ感じる。次世代の子供たちに美
しいこの自然をできるだけ残したい。
大澤係長
町としては土地利用調整基本計画を作成した。これには住宅を誘導すると
ころはこちらだとか、農地や山林を守る所はこちらだとかエリア分けをする
ことにより乱開発を防ぎ、田園風景を守っていくという趣旨もある。特に鵜
山の麓は比較的強い規制をかけているエリア。このような取り組みを通じて
自然との共存、保護に努めている。
中山俊夫
会長
(2)の「適正な土地利用と地域整備の推進」にも自然と共存できる開発
指導が掲載されているのでその趣旨を大事にしていきたい。
牛越邦夫
委員
①住民協定組織が現在 11 地区となっているがその地区名は。
②農地の保全のところで前期の目標では営農組合を 10 から 15 組織にすると
いう目標だったが後期では 50ha から 64ha となっているが、その理由は。
③環境保全活動 9 地区その実態は。
④多面的機能支払制度の意味がわからない。
⑤多面的機能支払制度の 8 組織はどういう組織なのか。
⑥前期の計画で河川の水質浄化の項目があったが後期ではない。なぜか。
-3-
大澤係長
①(回答)景観育成住民協定を締結している 4 自治会と元気なまちづくり事
業を通して景観保全活動をした 7 自治会があり合計で 11 地区となっている。
③(回答)環境保全に係る組織の育成については、①と重複する部分もある
が自治会を中心とした元気なまちづくり事業を活用した団体が 9 地区という
ことで掲載してある。平成 30 年の目標については更に 9 地区に取り組んで
いただきたいと思っている。
⑥(回答)河川の水質汚染については BOD が平成 25 年度目標 15ml/l 以下と
したが、実際にははるかに低く 1.5ml/l という結果なので十分達成したとし
て後期については省略をしている。
片瀬振興課長
②(回答)農地の中間管理機構では今まで如何に担い手を多く確保するかと
いう目標だったが、如何にして農地を担い手に集めるかということに目標が
変わった。この国の方針転換に伴う変更。
④⑤(回答)3 つの事業からなる。一つ目は「農地維持支払制度」で個人所
有の田の畦草刈りや水路の土砂上げに対する支払。町内のどの地区でも支払
い対象となるように各地区で説明会を開いて事業に参加するよう勧めてい
る。今までは個人所有の田の畦草刈りをしてもお金は出なかったが、田を守
ることによって災害対策や景観保持ができるという多面的機能といった観
点でこの補助金ができた。今までは米の直売で 15000 円の支払いがあったが
それが半分になりその残り半分がこの事業にあてられたという考え。
二つ目は「農地の維持、修理」で、砂利を入れたり水路の目地詰めをしたり
といった軽微な補修が対象。三つ目は「水路、道路の長寿命化」で、水路に
ついて U 字溝を入れ替えたり、農道については舗装したりというのが対象。
8 組織というのは多面的機能支払制度の前身である農地水事業の事業主体
となる組織数。
基本目標1
中山
博
(2)適正な土地利用と地域整備の推進
委員
基本目標1
太田
修
委員
まちなか再生事業の計画なのでこのままの状態でよい。
(3)治山・治水・利水の推進
森林の荒廃について中島でも森林整備協議会を作った。しかし、実際には
境界が分からないのが現状。森林整備後 5 年は森林組合が管理してくれるが
その後は個人管理となっている。5 年だと木は1mほどにしか育たず、その
後の草刈りが問題。現状その後の管理の意志がない方が多いので相当な覚悟
がないと進んでいかない事業だと思う。
片瀬振興課長
森林整備計画を 9 地区で行い、その際に地区の境界は分けてある。しかし
個人地についてはわからない部分があり、地区の分かる人に見てもらうなど
して境界を特定しなければならない。
基本目標1
(4)上水道の整備
意見質問なし
基本目標1
(5)下水道の整備
意見質問なし
-4-
基本目標1
竹内善彦
(6)環境衛生
委員
前期の「公衆トイレのし尿処理」について昨年の実績を見ると目標を下回
ったとなっている。目標を達成したものは外していたのだが、今回は目標を
下回っていたにもかかわらず外した理由は何かあるのか。
小田切住民課長
公衆トイレについては公共下水道に接続できずにいる状態が続いたが、近
年整備を行った。もう少しで完了ということで、掲載していないが、この場
で必要ということになれば追加は異存はない。
竹内善彦
委員
計画を継承して後期に繋げていくのが原則なので達成して外すのはわか
るが達成せずに外すのはあまり理屈がない。構わなければ復活させるべき。
中山俊夫
会長
まだ水洗化ができていない事実があるので、入れておいた方がいいのでは
ないか。
大澤係長
この3件という目標は 1,2,3 丁目の3件。2丁目だけ未実施。あと一つと
いうことですので検討させていただいて実現可能であれば盛り込みたい。
中山俊夫
会長
新たに水洗トイレを作ることは考えていないか。
小田切住民課長
要望が来ていない。
上條雪子
マイバックの配付について「利用率がかなりのものと思われる」とあるが
委員
私の行くスーパーではマイバックを持っているほとんどの方が町で配布し
たものとは別のもの。ある高齢の方はデザインが気に食わないという。この
根拠はどのようなものか。
小田切住民課長
県の機関と町で調査をした。配付前はマイバック持参率 50%程であった
が、配付後は 70%となっている。増加した 20%が全て配付したマイバック
でないが、配ることによりマイバック存在そのものの意識が上がり、持参率
の向上に繋がったと考えている。
上條雪子
委員
配付したマイバックに限らず全てのマイバックの利用率向上が狙いだっ
たという受け止め方でよいか。
小田切住民課長
その通り。
牛越邦夫
ゴミの施策はこの 5 年間で飛躍的な成果があったと思う。しかし、依然と
委員
して池田町は燃えるゴミとしての生ごみ排出量(一人当たり)が近隣市町村
の中で一番多い。その辺の表現を喚起する意味でして欲しい。
小田切住民課長
その通り。広報はしているが、なかなか効果が上がらない。ご指摘のあっ
た通り、危機感を感じさせられる文面にしたい。
基本目標1
(7)公園、緑地の整備
荻窪とよ子
委員
公園の設置には、ぜひ若いお母さんたちの意見を聞いて欲しい。孫が小さ
いころには松川村のりんりん公園とか町外の公園によく行った。特に夏場の
クラフトパークは暑いのでよそに出かけていくことが多かった。高瀬団地も
子どもが多くなったので町中でも簡単で遊べるところを作って欲しい。
休憩
基本目標2
中山
博
委員
(1)家庭教育の充実
「学びの場の提供」では中途転入児の保護者との面接実施とあるが、児童
に障害のある方との面接という意味で理解してよいか。
倉科福祉課長
中途転入児の面接実施は障害児に限らず子どもの生活や育児等で困って
いる方が対象であるとご理解いただきたい。
-5-
中山
博
委員
【了承】
竹内善彦
委員
前期で地域住民による子育て応援ボランティアとあり実績は1とか2だ
が、一応達成されたということで後期で外されたということでよいか。
倉科福祉課長
基本目標4の「子育て支援の充実」に振り替えたということでご理解いた
だきたい。
基本目標2
牛越邦夫
(2)学校教育の充実
委員
「少子化に伴い、小学校の統廃合の検討も行う」という文言について、こ
の後期 5 年間の中で統廃合の検討を行うにはあまりにも踏み込んだ書き方で
はないか。この問題には町民の意見や意志、町の将来、イメージ等に大きな
影響を与える。この審議会の中でこのような文言はできるだけ避けるべき。
人口 11,000 人に到達するためには小学校を統廃合するのではなく逆に充
実させ「池田に来れば良い教育ができる」というようなことを特徴づけるべ
きではないか。
宮﨑教育課長
確かに統廃合は時期尚早。国も統廃合ではなくて地域に根差した学校とい
う観点で通信回線を使った教育等の方針も打ち出しているので、この文面に
ついては教育環境の整備という形の中で訂正を検討する。
基本目標2
竹内善彦
(3)生涯学習のまちづくり
委員
美術館の入館者数は前期で 30,000 人の目標だが、結局平成 20 年の 19,000
人から平成 25 年の 15,000 人に下がっている。目標としては厳しいのではな
いか。
宮﨑教育課長
今後の運営について平成 19 年度に「芸術文化による地域振興検討委員会」
を行い、その中で「民間人の登用、また、指定管理者等の形で運用してはい
かがか」という提言を元に 3 年間民間の館長にお願いしている。しかし入館
者数が思うように伸びていないのが現状。今後どうするのかということで、
本年度指定管理を含めて検討している。希望的な数値も入れて 3 万人の来場
がある美術館にしていければと考えて目標数値を入れている。
牛越邦夫
委員
<美術館の指定管理者制度について>
19 年度の検討委員会で指定管理者制度の問題が出たことは初めて聞いた。
この指定管理者制度は何をどう変えるのか、何を目指すのかという目標がな
ければ審議会として賛否が出ないと思う。例えば、20 年度には 19,000 人の
来館者があったが 25 年度には 15,000 人になってしまった。これは民間の館
長を呼んで大きく変えていこうとした 3,4 年間だったが、逆に減少してい
る。累積赤字は更に加算している状況。だから何を目指すかということがな
ければ安易に指定管理者制度にしてはいけないのではないか。現状の中から
規模を縮小していくとか、常設展を一時中断をするとか、特別展だけに集中
するとか他のイベントと関連していくとかみんなで考えていく必要がある。
<地域交流センターについて>
地域交流センターについてはこれから建設を進めていくが、これは完成が
4,5年先になるので、そればかりに気を取られ、現公民館の利用率改善と
いった課題が先送りになってしまう。今の公民館、図書館の現状を踏まえた
上での何らかの姿勢を後期の目標の中に入れるべきではないか。
-6-
中山
博
委員
美術館の指定管理者と言ってもある程度学芸員とか知識のある人がやら
ないと大変な面があるかと思う。経費削減で指定管理者がいいとは思うが収
蔵品等の保存や管理に重点を置いていなければいけない。それを素人が行っ
ていいのか疑問。
宮﨑教育課長
指定管理者制度は近隣では安曇野市が行っていて財団法人が管理を行っ
ている。県信濃美術館についても財団が指定管理をしている。民間で行って
いるところもある。
現在、5 千万円近くが公園の電気量も含めた美術館の運営にかかっている。
牛越委員が累積赤字と発言したが、芸術文化に赤字という言葉が果たしてい
いのか。確かに町の一般財源を 4 千万円程投資しているが、できるだけ少な
くしつつ、来館者の皆さんにいいものを提供して行くものとして指定管理も
視野に入れての検討をしている。しかし、指定管理を受託するところがなけ
ればできない。そういうときには直営も考える。
中山俊夫
会長
基本目標には「指定管理者制度等の導入を具体的に検討」とあるがその中
に牛越委員さんの言ったことを含めるということで理解するのはいかがか。
牛越邦夫
委員
地域振興検討委員会は今後どうなるか。
宮﨑教育課長
これは平成 19 年度に行って終わっている会議。
牛越邦夫
この問題を議論するとかなり時間がかかるので文言は少し変えるとして
委員
地域振興検討委員会を再度立ち上げてそちらの方に検討を依頼する形にな
るのかと思うがいかがか。
中山俊夫
会長
地域振興検討委員会では指定管理者についての提言はなかったのか。
宮﨑教育課長
あった。
中山
地域振興検討委員会での提言を受けたというのであればその言葉を信用
博
委員
し、このまま文言を残せばいかがか。
牛越邦夫
委員
6 年前のことなので状況はどんどん変わっている。再度振興検討委員会を
立ち上げてもらうならいいのだが、そうでなければこの場でこの文言につい
て議論させていただきたい。
中山
博
委員
【了承】
中山
博
委員
P.45 の文言では「平成 27 年度からの指定管理者制度等の導入を目指し」
と書いてあるが P.46 には目標(H30)には導入と書いてある。両者が矛盾し
ているようだが、いかがか。
対応策に平成 27 年度からの新たな管理運営体制と書いてあるがこの対応
策のところにさきほどいわれた「地域振興検討委員会の提言を受け」という
文言を入れていくべきではないか。
宮﨑教育課長
27 年に導入を検討し、30 年には導入が済んでいるという意味。
中村英雄
地域振興検討委員会で前期の時に検討され、それが生かされず、課題とな
委員
っているという項目もあるので後期も振興検討委員会が必要ではないか。後
期は前期の反省を踏襲するものだから継続していくべきかと思う。それにつ
いて具体的にどうするかは、地域振興検討委員会を立ち上げていくのが筋で
はないか。
-7-
中山俊夫
会長
指定管理者制度の導入について地域振興検討委員会の方でも時間は経っ
ているが提言があって、それにもとづいて美術館の運営についてこれまで取
り組んでいる。せっかく平成 19 年度に大勢の皆さんにご苦労いただいた振
興検討委員会での提言が出ているので、十分でないところを今後 5 年間に盛
り込んで達成するように努力をするとして、文言をこのまま通すのはいかが
か。
牛越邦夫
委員
地域振興検討委員会の内容が全く分からない。指定管理者制度がどういう
形で提言の中に盛り込まれているのか、
提言があってから 6 年間経っていて、
その間の変化が全くわからない。導入すると言い切っているこの文言でいく
となると承服しかねる。
中村英雄
委員
この素案で結構かと思う。全般的に言えることだが「何々をするという言
い切りの箇所」と「検討するという箇所」の二つの標記の方法があり、ここ
では「検討する」という言い方である。従って、検討した結果、指定管理者
制度に移行しないこともある。「検討する」ということなので理事者なり議
会なりの中で具体的な検討の仕方も含めて検討することだと思う。この審議
会としては全ての詳細なプログラムを決定する立場でないかと思われるの
で基本的な部分はこれでよいのではないか。
牛越邦夫
委員
この文章は導入する具体的な検討ということなので、どう見ても導入する
ことを前提とした文章。この審議会の中での了承は平成 19 年度に振興検討
委員会が提言した内容がわからないのでできない。
中山俊夫
会長
大澤係長
町民に対しての周知は広報等で行ったのか。
地域振興検討委員会は学識経験者(文科省職員、歴代美術館長、宮澤県議
等)と町の芸術文化関係者の約 20 名で組織をして約 1 年間検討を行った。
それでハーブセンターや美術館、創造館がこうあるべきだという提言をいた
だいた。特に美術館、創造館については直営を廃止して指定管理にすべきだ
という提言をいただいている。これについても広報いけだ等でお知らせして
いる。
中山俊夫
会長
そういう経過があってここに後期の課題と対応策が盛り込まれている。事
務局の提案でいかがか。<意見無>
牛越委員の意図が少しでも入るようであれば検討していただきたい。
大澤係長
指定管理の在り方についてもう少し検討を深めるべきだということを答
申書の付帯意見に反映すればどうかと思っている。
中山俊夫
会長
大澤係長
中山俊夫
地域振興検討委員会の提言をこの枠内に書いておいてはいかがが。
検討する。
会長
<地域交流センターについて>
対応策を付けるとすると、この表のどこに当てはまるか。
牛越邦夫
委員
具体的というと大変難しいが図書館、公民館の設置は社会教育法等による
かと思う。年間利用者が 11,000 人台で伸びていないが、どうやったら町民
に親しまれるような公民館活動ができるかとか、魅力のある講座を増やして
いくとかいった、現在の公民館をもっとよりよくする方策が欠けているので
はないか。
中山俊夫
会長
牛越委員の意図するところをどこかに盛り込めないか。
-8-
大澤係長
前段の文章の中には単に建設するだけではなく、「社会教育活動等を一層
推進し」などと書かれている。ここに包含されているとご理解いただきたい。
牛越邦夫
委員
主旨はあくまでも「新しい施設は」となっている。私の言っているのは現
状をどのように把握して4,5年後の新公民館完成の間まで旧公民館を有効
に活用できるかという視点が欠落しているから補充して欲しいと言ってい
る。
中山俊夫
会長
その通り。どこかにその文言を入れられないか。現実に新しい施設は 5 年
も先だから、その間の公民館・図書館の充実を入れて然りかと思う。どこか
に入れて欲しい。
事務局
【了承】
基本目標2
(4)生涯スポーツの推進
太田
修
委員
総合体育館の改修についてはシャワーの改修とかトイレの改修をしない
と今の若者は使わないのではないか。
宮﨑教育課長
耐震改修がメインだが、水回りについても改修を行いたい。利用者の意見
を伺って実施ができればと考えている。
基本目標2
(5)友好交流の充実
意見質問なし
(4)その他 (中山俊夫 会長)
いくつか意見が出て文言等変えなければいけない点については、この後第 3 回で即時反映というこ
とではなく全部検討の終わった第 4 回でパブリックコメントを入れた上でまとめて提案をしてもら
う。
4
その他 (大澤係長)
次回の開催日程
7月 7 日(月) 午後 1 時 30 分 (役場 大会議室)
主な内容は基本目標3∼5についての意見。その後期間をいただき修正案をまとめ、第 4 回で検討し
ていただく予定。
5
閉 会 (太田芳寛副会長)
終了 15:50
-9-