体育祭特別通信 第1号~第12号 [PDFファイル/1.21MB]

大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第1号
今年の体育祭・・・、
「今年こそは優勝したいね。」
「誰と同じブロックになるのだろう。」
「初
めての体育祭、わくわくするなあ。」そんな声が聞こえ始めた7月 14 日。大瀬中生の旅路
の準備が始まった。この日、ブロックのメンバーが紹介され、終わりの会前にブロックの色
が決まった。
7月 18 日。1 学期最後の日にブロック長、副ブロック長、応援リーダーがあいさつし、
今年の体育祭という旅が始まった。今回の旅はどんな旅になるのだろう。決して平坦ではな
い。何せ、昨年までとはひと味もふた味もちがう旅だから・・・。
それでは、長い旅に出た2つの一行を紹介。
ブロック長より一言
今年のブロック名にある「雅」という
文字。この文字のように華麗に優勝をつ
かみ取りましょう。今年は黄雅の年だ!
ブロック長 :佐伯昇馬
副ブロック長:宮内優華
応援リーダー:河野涼雅 髙岡弦矢
メンバー
:一宮朱里 芝絢音
ブロック長 :髙岡未来
中田美咲季
稲積春樹 亀井銀河 髙岡俊希
福井清司 森田凱
山本蛍涼
梶野瑞葵 宮津まどか
副ブロック長:森田一帆
応援リーダー:徃見紗矢香
メンバー
松本拓郎
:武田泰聖 福井万貴 宮津美香
大野雅浩 河野龍雅 髙本剛瑠
宮内大輝 宮岡翔眞 谷宮麻緒
ブロック長より一言
山田沙依
みんなをまとめ、引っ張っていくことができる
ようにがんばりたいです。ブロック名の中にある
「炎」のように、みんなで燃え上がっていきまし
ょう。また、私たち3年生にとっては中学校最後
の体育祭です。よい思い出をつくりたいです。
2つのブロックが旅する道に、どんなドラマが待ち受けているか・・・。
さまざまなドラマを経験する中で、必ずや9月 14 日には、①大瀬中学校にしかできない
体育祭、②大瀬の地域を元気にする体育祭、③大瀬中学校の歴史に新たな名を刻むことがで
きる体育祭、となることだろう。
29 名の旅人よ!期待しています!!
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第2号
8月第5週…。夏休み最後の1週間。いよいよ体育祭に向け、両ブロック合同での練習が始まった。
7月下旬から3年生が中心となって作ってきた応援合戦。それを全校生徒に伝える1週間。今週の目標
は、
「大瀬中ソーラン節を踊ることができるようになること」応援団長を中心に、3年生が丁寧に教えて
いる姿が印象的だった。
そして、夏休み最後の練習日。みんなそろってのソーラン節を見ることができた。まだまだ完成形に
は遠いかもしれないが、3年生の夏休みのがんばりがにじみ出た練習となった。
1・2年生は、いろいろな思いで応援練習に参加したのではありませんか。2年生は先輩から受け継
がなければならないことをたくさん学ぶことができましたか。1年生は先輩の体育祭にかける思いを感
じることができましたか。まだまだ完成形には遠いかもしれません。振り付けや言葉を覚えるのも時間
が必要だと思います。しかし、体育祭を成功させようと各自が気合いを入れることはすぐにでもできる
でしょう。29名の気合いが一つにまとまる日を楽しみにしています。
僕は応援リーダーとして、全校応援を迫力のあるものにすることにいちばん気合いが入っていま
す。そのためには、僕たち3年生が、先頭に立ってしっかりと声を出すことです。僕たちにとって最
後の体育祭です。悔いの残らないようにしたいので、今までにないくらいの迫力で、地域のみなさん
を、アッと言わせたいです。僕はあまり頼りがいがないかもしれないけど、応援の時くらいは頼られ
る先輩になれるようにがんばります。体育祭当日、全校応援が終わったときに、そこで倒れてもいい
くらいがんばるけん、みんな、ついてきてや!!
(河野 涼雅)
私は応援リーダーとなりました。頼りがいのない私ですが、てきぱきと行動し、盛り上げます。
今年の全校応援…、29 人全員が一致団結して最高の演技をしていきたいです。手を伸ばすところ
はきちんと伸ばし、キレがよく、全力で声を出して、迫力のある応援を見せましょう。私にとって中
学校生活最後の体育祭です。悔いの残らない体育祭にします。
今より、もっと
(徃見 紗矢香)
ダンスがビシッと決ま
応援練習に参加し
間違えを恐れず、大
「大瀬中ソーラン」 る と い い な あ と 思 い ま
て、3年生が気合いが
きく体を動かし、大き
を覚えて、キレのあ
す。そのためには先輩に
入っていてすごいなと
な声を出し、いちばん
るうごきにします。 教えていただいたことを
思いました。1回1回
がんばっていると言わ
みんなと踊りたい
早く覚え、みんなで心を
の練習を大事にして、
れるくらいがんばりま
です。
一つにしてがんばりたい
私もがんばりたいで
す。 (山本 蛍涼)
です。
(一宮 朱里)
す。
(武田 泰聖)
(山田 沙依)
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~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第3号
修学旅行に出発した2年生がいない体育祭練習は、人数も減って一見寂しく感じるのではないかと予
想していました。しかし、3年生のリーダーシップと3年生の気持ちに応えようとする1年生の気持ち
で、今週も応援練習に取り組んでいます。
全校応援では、応援指導の宮本先生から「動きにメリハリを!静と動を!」、深井先生から「腰の落と
し方はこうだ!」と見本を見せていただきながら練習に取り組んでいます。
体育祭練習がありました。途中から雨が降ってきました。そのため音楽ドームに移動して練習しま
した。3年生の演技を見ていると、
「腰が低いな。
」と感じました。僕はその姿を見て、「すごいな。
」
と思いました。僕も、3年生が態度で見せて教えていただいたことを意識して応援し、体育祭を最高
の 1 日にしたいです。
(稲積 春樹)
応援練習がありました。太ももあたりが、とても痛くなりました。3年生は僕たちよりも練習をし
てきているので、
「しんどい思いをしていたんだな。
」と思いました。3年生に負けないぐらいがんば
りたいです。
(髙岡 俊希)
今日の体育祭練習では、
「腰が高い」とアドバイスをもらいました。これからの練習では、アドバ
イスされたことを意識したいです。そして、2年生が帰ってきたときに、「あっ」とびっくりしてい
ただくくらい成長していきたいです。
(髙本 剛瑠)
1年生も少しずつですが、
「体育祭を成功させたい」、
「先輩についていこう」とする気持ちが態度に現
れてきています。伝統を引き継いでください。
応援練習の後、1年生は部活動をしていますが、その時間も3年生の体育祭練習は続きます。9月2
日はスローガンのパネルづくりに取りかかっていました。そこに、ちょっとお邪魔した1年生のあゆみ
です。
今日は、初めてプラカードづくりのお手伝いを
しました。
「プラカードはこんなかんじで作るんだ
な。
」と知りました。文字をなぞる手伝いをしてい
私たちの見ていないところで先輩は、体育祭
を成功させようと、ひたむきに活動しているの
です。
ると、ずれたりしてなかなか想うように作業が進
みません。とても難しかったです。でも、先輩方
は色を上手に塗ったりしていて、とてもすごいと
想いました。
(宮津まどか)
この通信を読んで、みなさんはどんなことを
考えましたか?ぜひ、みなさんが 1 日を振り返
るために書いているあゆみに、自分の考えたこ
とや思いを綴ってみてください。
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~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第4号
体育祭特別通信を読んで、1年
僕たちががんばらないといけませ
毎日体育祭練習をし
生みんな、3年生のことを思って
ん。だから精一杯全力でがんばって、
ていますが、先輩はい
いるのだなと思いました。私も3
体育祭を成功させます。
(亀井 銀河) つも気合いが入ってい
年生に負けないくらいがんばり
てすごいなと思いま
ます。3年生にとって最後(悔い
す。先輩の気合い、が
のない)の体育祭になるようにが
んばりに応え、よい体
んばりたいです。
(谷宮 麻緒)
育祭にしたいと思いま
す。そして本番では、
みんな体育祭練習を一生懸命がんばっているのだなと思いました。先輩
すばらしい熱意のこも
にアドバイスしていただいたことを実行に移そうとしていることもすばら
った 29 の大瀬中魂を
しいです。僕も先輩の言うことを聞いて、先輩にとってよい思い出となる
輝かせたいです。
1日にしたいです。僕は、腰を低くできるよう意識します。
(大野 雅浩)
(梶野 瑞葵)
体育祭練習で、太鼓をたたきました。最初の方は、普通にたたいていた
けど、だんだん手が痛くなってきてしんどくなってきました。でも、自分
が「やる」と言ったことです。がんばります。
(髙岡 未来)
3年生、後輩たちにメッセージを送りませんか?ブロック長か樽古に知らせてください。
待っています。
体育で、集団行動(体育祭 ver)をしました。もっとみんなが声を出し
たら、一体感があってかっこいいだろうと思います。最初から全力で練習
に取り組みたいです。
(宮内 優華)
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第5号
目つきが変わった・・・。あの日(9月4日)の応援練習が終了し
た瞬間、その場にいたみんなが、今までにない心の躍動を感じた。
この日も昨日と変わらない応援練習・・・。疲れもあって体は疲労
しているのに、3年生の思いに応えようとする1年生の思いに今
度は3年生が応え、応援のレベルがひとつ上がった。
練習中、妥協を許さない先輩の一声一声に必死になって応える
1年生。練習が中盤にさしかかった頃、いつもなら少しずつ気持ちに緩みが生じてくる頃・・・。「今日は
どうなるのかな?」と思った・・・。今日は先輩同士で意見がぶつかった。その光景を見守る1年生。先輩
たちが、今年の大瀬中学校を支える者にしか作れない、大瀬中学校の歴史に新たな名を刻もうとする思
いから繰り広げられたドラマだ。
いよいよ、体育祭練習 1 週間が過ぎた。来週からいよいよ 29 名がそろっての練習がスタートする。
7名が加わってこその大瀬中学校。まだまだ高みを目指そう!
今日の体育祭練習は、やる
気を感じるものがありまし
た。しかし、気持ちだけでま
だまだ修正しなければなら
ないところがあります。まだ
少しずつやる気が出てきて、みんな上手になってきているので、僕
も含め、もっとがんばりたいです。
(森田 一帆)
まだです。 (松本 拓郎)
1年生を見ると、夏休みの練習に比べると、とても上手になってきているのでうれしいです。この調
子で、体育祭までに完璧にしたいです。
(河野 涼雅)
「黄雅ブロック」
は、最後の決めポ
涼雅先輩や昇馬先輩、優華先輩の懸命な指導
腕の使い方を意識するの
を忘れていました。1 回1回
意識して練習したいです。拓
郎先輩みたいに、みんなで応
援できたらいいと思います。
(山田 沙依)
をしっかり聞いて、行動したいです。
(梶野 瑞葵)
ーズを練習しまし
た。右足のつま先
と左足のかかとが
教えていただいたことを忘れてしまうことが
痛くなりました。
よくあります。家に帰っても復習をしたらいい
これからもがんば
と思います。もっと声を出したいです。そして、
りたいです。
レベルをもっとあげたいです。
(大野 雅浩)
(山本 蛍涼)
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第6号
今年の体育祭は、今までと志向を変え、集
団行動と集団走でスタートします。金曜日に
1・3年生合同の体育の授業で集団行動と集
団走の練習に取り組みました。この集団走、
何回目の挑戦でしょう?横列と縦列を合わせ
ることって、意外と難しいのです。何度目か
の練習風景ですが、まだ未完成・・・。やはり2
年生の力を加え、29 人で、足並みではなく
心を合わせようとしないとなかなかうまくい
かないのではないかな。修学旅行から帰ってきた2年生の力を見せるときだ!!
放課後の応援練習の風景・・・。今日(5日)
は、「大瀬中ソーラン」の練習を中心に取り
組みました。先輩が手取り足取り丁寧に教え
てくれています。踊りも集団行動も同じです
が、シンプルな動きほど難しいのです。
今週はいよいよ全校応援を完成させなけ
ればなりません。全校そろって大瀬中学校
を盛り上げよう。5日の練習の最後に、宮本
先生が、「しんどいなあと思ってやっている
人?」「気持ちいいなあと思ってやっている
人?」と問いかけた。
「しんどいけど気持ちいいなあ。」こんなふうに思うことができるよう
になったら、体育祭を作っていく私たちの目的の一つである「地域の方々へ元気を届けるこ
と」になるのではないか・・・。そう感じたのは私だけだろうか。
今年の体育祭の開会式では、大瀬中学校の校歌
を披露します。しかし、音楽に合わせて歌う校歌
斉唱ではなく、太鼓の音に合わせて歌う・・・。い
や叫ぶ!!要するに「校歌斉唱」ではなく、「校
歌熱唱」。やはり3年生はすごい。7人しかいな
いのに1年生の声が聞こえないくらいの声量だ。
ここに2年生が入ったら・・・。楽しみです。
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第7号
29 名そろっての体育祭練習が再開。今日(8日)は、久しぶ
りに練習に参加する2年生にとって、度肝を抜かれることや心に
火がつくことなど、さまざまなことを考えることができた1日だ
ったのではないか。君たちは、大瀬中学校の伝統を7名の先輩か
ら受け継ぎ、さらにすばらしい大瀬中学校にすることを任される
選ばれし7名!先輩の学校を愛する気持ち・・・、体育祭という行事
を通して学んでほしい。応援練習の1コマ・・・。先輩は、
「2年生
が遅れを取り戻そうとがんばってくれている気持ちがうれしい。」
と一言。2年生の思いに先輩は、温かな言葉と眼差しで応えてい
るのではないだろうか。そんな先輩の気持ちに応えてこそ、伝統
を引き継ぐ者としての自覚が生まれ、先輩も安心してバトンを引
き継ぐことができるのではないか。背中を見て学ぶことができる
のも残りわずか。その間に何ができるか。
今日は3・4・5・6時間目と放課後に体
体育祭練習がありました。私たちは修学旅行に行
育祭練習がありました。授業中、日差しがき
っていたので、1・3年より遅れていました。でも、
つくて汗もだくだくになりながら一生懸命
今日の練習で少しは追いつけたと思います。校歌の
取り組みました。腰を落としていると、足が
伴奏もするのでがんばりたいです。応援練習も1・
プルプル震えてきました。1年生は私たちが
3年生がとても上手になっていてびっくりしまし
いない間にとても上達していました。私たち
た。腰を落とすのが、きついけどがんばりたいです。
も遅れを取り戻したいです。
(中田美咲季)
体育祭も1週間後ということで、3年生も、よりよいものを作ろ
うと必死に取り組んでくれていることに、感謝の気持ちでいっぱい
である。3年生が率先して、何事にも全力で表現してくれる姿・・・、
後輩たちには大きく映っているに違いない。君たちの言動で、後輩た
ちは、多くのことを学び成長することができる。そして、君たち自身
も後輩たちから多くのことを学ぶことができる。今日もファイトだ!
(芝 絢音)
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第8号
連日の体育祭練習に、さすがの若者たちも疲れの色が見えていました。全力で臨む 29 名の顔にいつ
の間にやら笑顔が少なくなり・・・。昨日までがんばっていた入退場にも妥協の色が・・・。
そんななか、みなさんをサポートしたいと考える部隊が登場!部隊名は、
「O.S.Z 20隊(大瀬中サ
ポート隊20の瞳)隊」そのメンバーを紹介する。草刈り機を両手に校舎側の、伸びた草を刈り取る井
伊重昭校長先生、日が暮れるのも忘れて黙々と正門の生け垣を刈り取る宮瀬弘吉教頭先生、みなさんの
すばらしい入退場を最高の曲で盛り上げようと曲決めに奔走する富岡由郎先生、校庭に芽を出す雑草と
格闘しながら絶妙な振り付けアドバイザーの西森理鶴子先生、大瀬中一早く学校を訪れ、きれいなグラ
ンドを作ってくれる宮本昌司先生、大瀬中学校の体育祭を
誰よりも長く見つめ、いろいろな道具を揃えていただいて
いる深井卓先生、29 名の結晶を美しい声で魅了する吉岡美
幸先生、体調不良者はいないか、辛い思いをしている人はい
ないか、みんなの心と体をいちばんに考える保健室の女神山
本由美子先生、大瀬中を支えるみんなの体をマムシから守ろ
うとマムシ退治に成功した田畑慶伍先生、29 名のがんばり
を応援したいと、素敵な花の色に思いを乗せて 29 名を応援
している吉田千壽惠先生、毎日走り回っている樽古賢三先生。こんなに多くの方々に応援され、がんば
る 29 名。自分で限界を作らず、今という瞬間、瞬間を全力でやり遂げていってください。
体育祭を迎えるにあたり、1年生が先輩たちにメッセージを書いています。
3年生のみなさんへ
〇
教えていただいたことをひとつひとつ意識して、最高の思い出にできるようにがんばります。
(森田 凱)
〇
僕たちをいつも引っ張ってくださってありがとうございます。3年生にとって思い出に残る 1
日になるようにがんばります。
〇
(宮内 大輝)
一緒にできる最初で最後の体育祭。先輩たちのかっこいい姿を見習いたいです。
(河野 龍雅)
2年生のみなさんへ
〇
先輩のために、協力して最高の体育祭にしましょう。
〇
先輩(2年生)は修学旅行から帰ってきてすぐなのに、気持ちも動きも一緒になってすごい
と思います。最高の体育祭をつくりましょう。
(福井 清司)
(宮岡 翔眞)
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第9号
先日、係会がありました。体育祭は競技で表現し、係で表現します。各係が与えられた役割を果たす
ことによって、競技者が気持ちよく表現することができるのです。そう考えると、係は、まさに体育祭
を支える「縁の下の力持ち」的な存在。係担当の先生から御指導いただいたことを充分に果たし、体育
祭を盛り上げてください。
僕は放送係なので、原稿を読んだり、
係会の場所が和室から運動場に変わって外で練
読むタイミングを考えたりする練習をし
習をしました。ずっと笛を吹いていました。とて
ました。総練習と本番では、すらすらと
も簡単に見えたけれど、やってみると、とても難
原稿を読めるようにがんばります。
しく思いました。タイミングも分からなくなるし、
(高岡 弦矢)
足はつらいし、しんどかったです。あと少しで本
番です。しっかりやりたいです。(宮津 美香)
10 日に、大瀬中学校体育祭で身につける「ハチマキ」がみなさんの手に届きました。大瀬中学校の生
(高岡 弦矢)
徒しか身につけることができない、
『世界にたった
ひとつのハチマキ』・・・。このハチマキには、大瀬
中学校を巣立っていった卒業生の思いが詰まって
います。ハチマキは、1 人 115 ㎝しかありませ
ん。一本一本を見ると短いですが、見えない糸で
みんなのハチマキはつながっています。3335 ㎝
(黄色 1725 ㎝+青色 1610 ㎝)の絆・・・。見せ
るときが、刻一刻と近づいてきています。
今、大瀬を歩いていると、
「大瀬中学校体育祭
ポスター」が貼られています。ポスターを貼ること
を快く受け入れていただいた地域のみなさんに、感
謝の気持ちを本番で表現しましょう。このポスター
を見ていると、14 日の体育祭終了時のみなさんの様
子を想像することができます。イラストを描いた福
井万貴さんは、
「最高の仲間」を表現しようと考え、このイラストを仕上げました。このポスターに描か
れた5人と隠れている残りの 24 名)のように、やり遂げた充実感を感じる笑顔を 14 日にはたくさん
見せてください。地域の方も、今年の体育祭を楽しみにしているようです。
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第 10 号
みなさんに質問です。最近・・・「うれしかったなあ。」「悲しいなあ。」「すごいなあ。」と感じたことあ
りますか?
ちなみに樽古は、最近「すごいなあ。
」と感じたことがあります。それは・・・、みなさんの中にも見た
人がいるかもしれない 24 時間テレビ。今年のチャリティーランナーとなった城島茂さん。城島さんの
走りを見た誰もが心を熱くしたことでしょう。ですが、私は城島さ
んの走りにではなく、ゴール付近になって登場した「他のメンバー
たちの姿」にすごいなあと感じたのです。
最後に猛烈な勢いで走り出した城島さん・・・。番組放送内に武道館
に帰ってきた彼をメインアリーナに送り出す4人。送り出す4人に
「一緒にゴールしよう」と手招きする城島さん。しかし、4人は「1 人でゴールして。」と表現する・・・。
あとで分かったことですが、TOKIO は、後輩である関ジャニ∞のことを思って(TOKIO が5人そろっ
てゴールしたら24時間テレビが TOKIO 一色で終わったしまうような気持ちになり、後輩への思いや
りの気持ちから城島さんが 1 人でゴールしたのです)。
話は変わりますが、私のたくさんの失敗談の中のひとつを紹介します。高校時代のことです。中学時
代叶わなかった剣道部所属を達成した高校時代。剣道ができる喜びで高校に入学しました。しかし、私
が入学した高校は、3年生部員2人、2年生部員0人のもうすぐ休部しそうな剣道部。1年生は私も含
め8人が入部し、これで存続の危機も免れました。しかし、高校は3年生の部活動引退が中学校に比べ
て早く(6月引退)
、7月から実質1年生8人で活動が開始されました。そこで、主将になったのが私で
す。
「このチームを何とか愛媛県でもトップレベルのチームにしたい。」という思いで、毎日毎日厳しい
練習に取り組みました。他の部員のことなんか考えもせずに・・・。そのうち、1人、また1人と、部員は
部活動を休むようになり、結局残ったのは2人だけ・・・。私の剣道部として初の主将体験は大きな課題を
残したのでした。
さて、私の体験談と TOKIO・・・。同じ志をもって集まった集団のちがいは何だったのでしょう?共通
するとことは、どちらも「一生懸命」ということ!しかし、大きなちがいがあるのです。気づきました
か?
それは、集団を支える仲間のことを思いやり、互いのよさを認め合おうとする TOKIO という集団と
自分の思いのみで突っ走った私が主将を務めた集団。TOKIO という集団には、仲間のよさ・がんばり、
支えられていることへの感謝の気持ちや優しさを感じて、自分はこうしたいと動く「感動」があるので
す。
みなさんが作ろうとしている集団には、『感動』・・・ありますか?実はたくさん、たくさんの感動があ
ります。ただ、その感動を見つけることができていないのでは・・・。体育祭本番まで、あと2日。小さな
小さな感動でよいのです。感動を見つけ、最高の集団に!!ブロックに!大瀬中学校に!!
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬
第 11 号
いよいよ体育祭!!
最後のブロック練習、最後の応援練習と、体育祭練習も最後になってしまい、何か寂しさ
さえ感じますが、明日は夏休みからの集大成となる 1 日です。今まで学んできたことを全
て惜しみなく出し切り、大瀬中学校の歴史に新たな伝統を築いてください。
2週間という短い時間での練習でした。
私は今までブロック長として過ごしてきま
したが、みんなをきちんとまとめることがあ
まりできていませんでした。そのせいで、話
合いのとき、ちょっとしたドラマがあり、チ
ームワークが悪くなってしまったときもあり
ました。そんな私なのに、みんなは私の言っ
たことを少しずつ聞いてくれました。私は、
それがいちばんうれしかったです。
今は心がひとつにまとまりました。本番で
は、一致団結し、みんなで一緒に勝つぞ!!
青炎ブロック長 高岡 未来
今年のチームは元気がよく、ノリのよい人が多
いブロックになったと思います。いちばん頑張っ
てほしいのは、団体種目です。勝つと大幅に得点
を稼げます。実力はほぼ互角だから、
「団体」種目
こそ本当のチーム力が試される種目だと思うの
で、絶対に勝ちたいです。1年生はみんな元気が
あり、盛り上げてくれます。初めての体育祭で、
少し緊張している人もいると思うけど、がんば
れ!2年生は修学旅行で練習に出ていなかったけ
ど遅れを取り戻し、個性を発揮してファイト!3
年生は最高の体育祭にしましょう。この 15 人全
員で優勝をつかみ取ります。
黄雅ブロック長 佐伯 昇馬
大瀬中学校体育祭特別通信
~走り抜け 最高の仲間と~
発行者:髙岡未来 佐伯昇馬 樽古賢三
最終号
夜明けとともに 29 名を待つ大瀬中学校グランドに、日差しが徐々にこぼれはじめた・・・。
肌寒さを感じた 14 日は、静かに幕を開けた。何か 29 名の今までのドラマを、今日のドラ
マを、微笑みながら待っている・・・。そんなふうに・・・。
昨日、なかなか下校しようとしない3年生の様子を見ていると、29 名で共に汗を流した
グランドが名残惜しいのか・・・。最高の 1 日にするためにシュミレーションしているのか・・・。
13:00 森田一帆君の 1 歩でスタートした体育祭・・・。ここに記さなくてもよいくらいみ
なさんの心に大きく刻まれたことでしょう。
先輩から伝統を引き継ぐ者としてバトンを握らせてもらった2年生・・・。中学校体育祭の
ものすごさを実感した1年生・・・。先輩から多くのものを学び、そしてもっともっと成長し
ていってください。夏休みから今日までの日々。3年生には、大瀬中学校のリーダーとして
後輩を引っ張る立場となって目には見えないたくさんの困難があったことでしょう。後輩の
頑張っている姿を見、声を聞き、思いを感じれば、自然と困難を忘れていたのでは・・・。た
だ忘れてはならないのは、いちばん成長できたのは1・2年生でなく、あなたたちだと思い
ますよ。
大瀬中学校体育祭を成功させようとがんばった生徒・保護者のみなさん・教職員、本当に
すばらしい行事となりました。大瀬中学校の歴史に新たな名を刻んだ者たちが見せた数々の
ドラマ・・・。みなさんにとって貴重な学習の場になったことでしょう。すばらしいドラマが
できたのは、それはみんながすばらしい 1 日にしようと全力を振り絞ったから!本当にあ
りがとうございました。
しかし、大瀬中学校のドラマは、まだまだこれから・・・。2学期にはたくさんの学習の場
がみなさんを待っています。これからの学校生活も気合いを入れて取り組んでいきましょう。