(アジア 8 地域)意向調査(平成 26 年版) - 日本政策投資銀行

DBJ 東北経済ミニレポート 2014 No.1
東北におけるインバウンド(アジア 8 地域)意向調査(平成 26 年版)
~潜在力のある東北観光素材を武器に、さらなる戦略的プロモーションが必要~
2014 年 12 月 18 日
㈱日本政策投資銀行 地域企画部・東北支店
<調査の概要>
・日本政府観光局(JNTO)によれば 2014 年 1 月~10 月の訪日外国人数は前年度比 27.1%増の 1,100 万 9,000 人と
(注)
なり、年間で 1,300 万人に達する見通しである。アジア 8 地域
全体での日本旅行の人気も年々拡大しており、
現在最も旅行したい国・地域として日本を選択した割合は、韓国を除く 7 地域においてトップである。
一方、宿泊者数ベースでみた全国に占める東北インバウンドのシェアは、1%にとどまっている。
・今回調査によれば、円安やビザ発給手続きの簡素化、免税対象品の増加により今後の訪日外国人の増加に一層
期待が高まる一方で、東北の認知度は 11.0%であり、北海道 65.2%、九州 41.5%と他の地域と比較すると依然
著しく低位。また、北海道を認知している人の 6 割以上が北海道への訪問意欲を示しているのに対して、東北
でのその割合は 3 割強にとどまり、大きな地域差が生じている。訪問意欲の割合は、仙台 8.2%、青森 5.4%と低
位であったが、東北訪問経験者に絞った訪問意欲は仙台 32.9%、青森 20.7%と高く、リピート訪問希望者が多い。
・東北訪問経験者に焦点を当てると、既に訪日した回数が複数回に及ぶ層が多いほか、対象各国における高収入
層の割合が高い。高収入層が何度も日本を訪問し、その訪問先の一つとして東北が選ばれていると考えられる。
・日本国内で行ってみたい観光地のイメージ調査によれば、1 位温泉、2 位富士山、3 位日本的な町並みが選ばれ
ている。また、今後の旅行において希望する宿泊施設は、いずれの国についても旅館を希望する割合が圧倒的
に高かった。東北は、豊富な温泉及び旅館、桜、紅葉の名所など、訪日外国人が日本観光のきっかけとする観
光素材を、国内他の地域と比較して遜色ない程、数多く抱えており、さらなる訪日外国人の増加が期待できる。
・「放射能の健康被害」や「地震が起こるかどうか」に対する不安は未だ抱えているものの、「地震による被害の
復旧状況がわからない」という不安は減少し、中国・台湾では「日本旅行を控えようとは思わない」という前
向きな回答が 8 割前後まで増加した。被災地ツアーの認知度は前年度同様、中国・インドネシア・タイ・マレ
ーシアで高いが、総計で見た場合は「知っていた」16.6%、
「聞いた気がする」25.6%と未だ過半数が認知してい
ないのが現状である。ツアーの参加意向調査では、東北訪問経験者の 59.7%が「是非参加したい」
「やや参加し
たい」と回答しており、全体の 50.0%と比較して積極的な参加意欲が読み取れる。
・以上から、今回調査では、東北地域がインバウンドにとって魅力的な観光素材を豊富に抱えていること、国内
他地域と比較して依然その認知度が著しく低いこと、東北訪問経験者の主な特徴の一つが「旅慣れた高収入層」
であること、震災関連の風評の影響は依然残るものの除々に払拭の傾向も見られること、が明らかになった。
・今後は、同様に魅力的な観光素材を抱え、相応にインバウンド集客を実現している北海道等との広域連携と差
別化という観点から、桜や寺社・仏閣・城を始めとした名所・旧跡、祭り、偉人等の東北の歴史(ストーリー)
の訴求など、戦略的なプロモーションが必要と思われる。そのため、ディスティネーションキャンペーンの活
用は勿論、2015 年 3 月開催予定の国連防災会議や北海道新幹線の開通、仙台空港の民営化等、あらゆる機会を
活用しつつ、多くの訪日客が東北に訪れるチャンスを最大限に生かしていくことが重要である。
(注)調査対象地域は、韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアの 8 地域
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1
DBJ 東北経済ミニレポート 2014 No.1
目 次
今回調査
◆
調査の概要
p.1
◆
目次
p.2
◆
調査要領
p.3
◆
1.日本旅行の人気度
p.5
◆
2.各都市・ 観光地への訪問意欲 p.6
(a)地方区分 (b)主要都市 (c)主要都市 東北訪問経験者
p.6
3.訪日経験者の概要と旅行形態
p.7
①収入比較(東北訪問経験者と訪日経験者)
p.7
②訪日回数比較
p.8
(参考1)北海道・九州訪問経験者
p.8
(参考2)東北訪問経験者のその他の訪問地域
p.8
③訪日する際の旅行形態
p.9
④ホテルの手配方法
p.9
⑤日本旅行の際に、日本に来てから決めたもの
p.9
◆
◆
◆
◆
◆
◆
4.行って みたい日本の観光地イメージ
p.1 0
(参考1)東北訪問希望者の行ってみたい日本の観光地イメージ
p.11
(参考2)北海道に行ってみたいと回答した人に聞いた「北海道に期待すること」
p.12
5.日本旅行に対する不安材料
p.1 3
①3カ年比較回答状況
p.13
(参考)日本旅行に対する不安材料(国別)
p.14
②震災関連の選択肢への回答状況
p.15
(a)日本旅行に地する不安材料(地震関連)
p.15
(b)日本旅行に地する不安材料(放射能関連)
p.15
6.震災後の日本旅行に対する考え 方
p.1 6
①対象地域別の回答状況
p.16
②東北訪問経験者と全体の比較 今回調査
p.17
7.被災地視察ツアーに関する認知度
p.1 8
①対象地域別の回答状況 今回調査
p.18
②東北訪問経験者と全体の比較 今回調査
p.18
8.被災地視察ツアーに関する参加意欲
p.1 9
①対象地域別の回答状況 3カ年比較
p.19
②東北訪問経験者と全体の比較 今回調査
p.19
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2
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◆調査要領
①
実施時期:2014 年 9 月 9 日~2014 年 9 月 16 日
②
調査方法:インターネットリサーチ(外部委託)
有効回答先着各地域 500(中国は北京及び上海各 250 ずつ)
、計 4,000 を採用
③
対象地域:韓国、中国(北京・上海)、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア
*シンガポールは 2013 年調査より調査対象化
④
対象者: 20 歳~59 歳の男女、かつ、海外旅行経験者
(注)中国-香港-マカオ間、マレーシア-シンガポール間、タイ-マレーシア間の旅行については、海外旅
行経験から除く
⑤
調査対象回答数(地域別・属性別)
(a) 男女別
(b) 訪日経験別
韓国
249
中国
251
266
台湾
234
225
香港
275
271
229
女性
韓国
223
中国
220
台湾
156
香港
142
タイ
タイ
244
256
シンガポール
249
251
マレーシア
252
248
マレーシア
258
インドネシア
インドネシア
242
0
100
200
300
男性
165
170
110
114
230
105
訪日経験無し
253
275
125
訪日経験者(1回)
100
訪日経験者(2回以上)
シンガポール
400
112
318
96
86
393
70
406
0
500
100
200
59
300
400
37
35
500
(c) 年齢別
韓国 20 49
中国 18
台湾
28
66
66
100
109
55
128
58
80
46
タイ
36
シンガポール
40
102
84
マレーシア
41
95
97
インドネシア
50
85
68
62
69
99
81
香港
72
86
65
84
93
71
35 29 19
63
83
66
96
72
64
40
74
36
77
66
42
48
20-24歳
25-29歳
30-34歳
35-39歳
43 24
57
40-44歳
45-49歳
31
50-54歳
0
100
72
85
62
200
79
82
300
44 38 34
57
55-59歳
45 34
400
500
(d) 職業別
韓国
232
中国
242
台湾
237
香港
24
28
56
72
50
40
218
51
55
13 21
10150
78
47
69
13 13632
32
商工自営業
16 6
44
学生
主夫・主婦
退職者
16 13
103
専門職(弁護士/医師/教師/教授)
自由業
11 15 26 21 25
8
企業や団体の役員/管理職
現場職/工場勤務/店員
25 13 22 15 20
11 34
110
オフィスワーカー
74
50
73
114
191
インドネシア
22
71
72
224
マレーシア
43
87
188
シンガポール
30
141
226
タイ
26
無職
6 14
答えたくない
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
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◆東北におけるインバウンドの状況
今回調査対象者計 4,000 から「東北訪問経験者」
調査対象サンプル数
(注)
を抽出
計 246(地域別・属性)
(a)男女別
韓国
12
中国
8
28
台湾
21
16
26
香港
33
21
女性
タイ
20
シンガポール
16
7
マレーシア
7
6
インドネシア
9
7
0%
男性
9
20%
40%
60%
80%
100%
(b)年齢別
20-24歳
25-29歳
30-34歳
東北訪問経験者
14
38
31
35
36
29
36
35-39歳
27
40-44歳
45-49歳
50-54歳
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
55-59歳
(c)職業別
韓国 (KR)
5
1
中国 (CN)
1
2
3
2
18
1
4
22
0 1
7
オフィスワーカー
01010
企業や団体の役員/管理職
専門職(弁護士/医師/教師/教授)
台湾 (TW)
19
香港 (HK)
6
18
タイ (TH)
3
10
3
1
4
8
0
3
3
3
0
2 0 3 0 2 01
8
5
2
12
4
3
マレーシア (MY)
1
16
13
シンガポール(SG)
5
1 1 10
1
1
0
1
2
0
2
0
2
0
現場職/工場勤務/店員
自由業
商工自営業
学生
主夫・主婦
退職者
無職
インドネシア (ID)
6
0%
10%
20%
4
30%
40%
50%
60%
3
0
70%
80%
1
90%
答えたくない
100%
(注) 本レポートではアンケートにおいて「東北、青森、仙台、松島、平泉いずれか1カ所以上に訪問したこ
とがある」と回答した者を「東北訪問経験者」とみなす。
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1.日本旅行の人気度
(現在最も旅行したい国・地域のうち日本を選択した割合、回答は一つ)
全員
・ 現在最も旅行したい国・地域として日本を選択した割合は、韓国を除く 7 地域においてトップ。特に台
湾やタイでは全体の 4 割程度が日本と回答するなど、日本旅行人気の高さが伺える。
・ 前回・前々回調査と比較すると、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシアで日本旅行希望割合の
上昇がみられた。
7.0%
4.2%
(3 位)
8.7%
18.7%
23.0%
22.6%
韓国
中国
(1 位)
29.8%
台湾
24.2%
24.7%
28.5%
24.2%
香港
タイ
シンガポール
39.4%
(1 位)
42.2%
(1 位)
40.3%
38.6%
15.8% (1 位)
16.3%
10.1%
13.0%
(1 位)
15.4%
12.2%
15.2%
(1 位)
16.4%
マレーシア
インドネシア
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
2012年度調査
2013年度調査
今回調査
(1 位)
40.0%
50.0%
(注1)各国グラフ右のカッコ内順位は、「日本」回答数が、他国・地域と比較して何位に位置するかを表記したもの
(注2)質問選択肢の国・地域は以下の通り
中国本土、香港、マカオ、台湾、韓国、日本、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、オース
トラリア、ニュージーランド、ハワイ、グアム、アメリカ、カナダ、中南米諸国、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、オ
ーストリア、スイス、その他欧州諸国、中東諸国(ドバイなど)、アフリカ諸国、その他
(注)サンプル数一覧
全員
(サンプル数 4,000)
訪日経験者
(サンプル数 1,867)
東北訪問経験者
東北訪問希望者
(サンプル数 246)
(サンプル数 479)
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2.各都市・観光地への訪問意欲
・
東北訪問経験者
全員
(認知度との比較、回答はあてはまるものすべて)
前年度と同様に、地方区分としての「東北」の認知度は 11.0%と依然著しく低位で、
「北海道」などとは対照的
な結果となっている。一方で主要都市のうち「仙台」を知っているとした割合は 29.0%。
・ 知っている都市・観光地のうち、実際に行ってみたい場所(訪問意欲)を聞いたところ、回答者のうち「東北」
と回答した割合が 2.9%、
「仙台」8.2%、
「青森」5.4%、
「松島」2.9%、
「平泉」1.4%と低位にとどまっており、他
・
都市と比較して認知度との乖離も大きい。
東北訪問経験者の場合、訪問意欲が「青森」20.7%、
「仙台」32.9%、
「松島」14.6%、
「平泉」8.5%と高く、リピ
ート希望客が多いことが分かる。
・ 今後、プロモーション活動を通し如何に東北への訪問意欲を高めることができるかが課題である一方で、一度東
北に訪問した人たちの再訪意欲は高いことから、東北の観光地としての魅力の高さが読み取れる。
(a)地方区分
(b)主要都市
70.0% 65.2%
90.0%
77.9%
80.0%
60.0%
53.1%
認知度
訪問意欲
訪問意欲
60.0%
41.5%
50.0%
33.8%
54.3%
48.9%
47.1%
45.0%
24.2%
21.6%
30.0%
20.0%
10.1%
6.6%
2.9% 2.1%
12.1%10.4%
11.6%
3.2%
広島
福岡/博多
「函館」は認知度が低くとも
「北海道」は、認知度と実際の
京都
名古屋
金沢
東京
新潟
平泉
松島
札幌
沖縄
九州
四国
仙台
0.0%
関西
北陸
東北
21.0%
17.6%
11.3%
8.2%
7.7% 5.4%
5.3% 4.2%
2.9%
1.4%
10.0%
6.4%
0.0%
北海道
21.6%
19.6%18.9%
青森
10.0%
29.0%
函館
11.0%
20.0%
12.7%
37.0%
35.0%
32.1%
40.0%
30.0%
大阪
40.0%
68.9%
62.8%
70.0%
50.0%
42.7%
認知度(再掲)
訪問意欲は「仙台」と同水準
訪問意欲との乖離が小さい
(c)主要都市 東北訪問経験者の訪問意欲
90.0%
80.0%
訪問意欲(再掲・全体)
70.0%
訪問意欲(東北訪問経験者)
60.0%
47.1%
46.7%
50.0%
40.0%
30.0%
21.6%
20.0%
22.0%19.9%
21.0%
18.3%20.7%
14.6%
7.7% 5.4% 8.2%
10.0%
39.4%
35.0% 37.4%
30.9% 32.1%
32.9%
32.1%
13.4%
8.5%
4.2%
2.9% 1.4%
12.1%10.4%
10.6%
3.2%
福岡/博多
広島
京都
大阪
名古屋
金沢
東京
新潟
平泉
松島
仙台
青森
函館
札幌
0.0%
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3.訪日経験者の概要と旅行形態
①
東北訪問経験者
訪日経験者
収入比較 (東北訪問経験者と訪日経験者)
(注)回答者の収入を、各国ごとにレベル別で 13 段階に分割して算出。
・ 東北訪問経験者は訪日経験者全体に比べ、高収入層である「収入13」の割合が 20%と高く、比較的高い収入層が東北
に訪問していることが分かる。
東北訪問経験者
低
収入1 収入2 収入3
3%
2%
2%
収入4
4%
収入13
20%
訪日経験者
収入1
収入1 収入2
4%
3% 収入3
4%
収入2
収入3
収入5
収入12
10%
収入6
収入8
収入9
収入7
6%
収入11
15%
サンプル数 246
収入11
12%
収入6
8%
収入10
収入11
収入8
7%
収入10
10%
収入5
6%
収入7
収入6
9%
収入12
9%
収入4
5%
収入13
11%
収入4
収入5
7%
収入10
9%
収入12
収入9
6%
高
<所得者層>
収入8
11%
収入9
9%
収入13
収入7
8%
サンプル数 1867
(参考)北海道・九州訪問経験者
北海道訪問経験者
収入13
14%
九州訪問経験者
収入1 収入2
2%
3% 収入3
4%
収入4
6%
収入13
11%
収入5
5%
収入12
11%
収入1 収入2
収入3
4%
3%
4%
収入4
5%
収入5
5%
収入12
11%
収入6
5%
収入7
8%
収入11
14%
収入10
10%
収入9
9%
収入6
8%
収入11
13%
収入8
9%
収入7
7%
収入10
11%
サンプル数 672
サンプル数 586
収入9
8%
収入8
10%
(注) 本レポートではアンケートにおいて「北海道、札幌、函館、帯広、十勝、ニセコ、知床、釧路、阿寒、
いずれか1カ所以上に訪問したことがある」と回答した者を「北海道訪問経験者」とみなし、
「九州、福岡、博多、
長崎、別府、湯布院、熊本、阿蘇、宮崎、鹿児島、いずれか1カ所以上に訪問したことがある」と回答した者を
「九州訪問経験者」とみなす。
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・東北訪問経験者の過去の訪日経験回数をみると、
「4~5 回」が 13.0%、
「6 回以上」が 26.0%と、訪日リピータ
ーの多くが東北に訪問していることがわかる。高収入層が多いこともふまえ、高所得者が何度も訪日する中
で、旅慣れている人達が東北を一つの訪問先として選択していると考えられる。
・一方で、日本への最初の訪日先として東北に来た人は少なく、
「訪日回数が一回」と回答した東北訪問経験者
は 26.8%である。
②
訪日回数比較
東北訪問経験者
26.8
19.5
14.6
13.0
26.0
1回
2回
3回
4-5回
訪日経験者
45.6
0%
10%
20%
22.8
30%
40%
50%
12.3
60%
70%
9.2
80%
10.2
90%
6回以上
100%
(参考1)北海道・九州訪問経験者
北海道訪問経験者
31.1
23.2
13.8
13.7
18.2
1回
2回
3回
4-5回
九州訪問経験者
26.8
0%
(参考2)
10%
25.1
20%
30%
40%
15.7
50%
東北訪問経験者のその他の訪問地域
60%
13.1
70%
6回以上
19.3
80%
90%
100%
(複数回答可)
180
160
140
120
100
青函連携の余地あり
80
東北訪問経験者
60
40
20
東京
富士山
大阪
北海道
京都
名古屋
札幌
神戸
九州
箱根
関西
福岡/博多
奈良
長崎
沖縄
函館
広島
鹿児島
軽井沢
新潟
宮崎
日光
立山/黒部
四国
熊本/阿蘇
別府/湯布院
金沢
富山
飛騨/高山
岡山
北陸
松山/道後
松本
帯広/十勝
釧路/阿寒
伊勢/志摩
高松
佐渡
ニセコ
知床
鳥取
しまなみ海道
松江/出雲
山陰
その他
0
(単位:人)
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8
DBJ 東北経済ミニレポート 2014 No.1
・東北訪問者の訪日する際の旅行形態は、訪日経験者全体と比較してもほぼ変化がなく、70%以上がパック旅
行を利用している。
・「航空券とホテルを個別に手配」もしくは「航空券のみ出発前に手配」と回答した人たちのホテルの手配方法として、東
北訪問経験者は「インターネット(ホテルの web サイト)」を多く利用している。
・東北訪問経験者は、日本到着後に観光地や観光スポットを決定する人が多数。宿泊先に関しても、18.0% が日本到
着後に決めている。
・オプショナルツアーを利用している人が「29.3%」と、訪日経験者全体に比べ約 2 倍近く多い。
・現地に着いてから旅行プランを決定する要因として、訪日回数が多い旅慣れた人が多い事が考えられるが、つまりは
海外での広告発信のみならず、国内での外国人向け広告も大いに有効であるとも推測できる。
③
訪日する際の旅行形態
東北訪問経験者
(ビジネス・国際会議、研修・インセンティブ、留学が訪日目的である者は除く)
37.6
19.7
15.5
23.0
航空券とホテルがセットになったパック旅行に、食事・観
光・添乗員や現地ガイドが含まれている(自由行動日なし)
4.2
航空券とホテルがセットになったパック旅行に、食事・観
光・添乗員や現地ガイドが含まれている(自由行動日あり)
サンプル数 213
航空券とホテルのみがセットになったパッ ク旅行
航空券とホテルを個別に手配
訪日経験者
34.6
17.0
17.4
26.2
4.8
航空券のみを出発前に手配(宿泊先は現地で手配)
サンプル数 1678
0%
④
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
ホテルの手配方法
(③の質問で、「航空券とホテルを個別に手配」もしくは「航空券のみを出発前に手配」と回答した者のみに対して質問)
旅行会社で個別に手配
東北訪問経験者
8.6
6.9
31.0
44.8
5.23.4
ホテルに直接電話
サンプル数 58
インターネット(expedia等のオンライントラベ
ルエージェント)
インターネット(ホテルのwebサイト)
訪日経験者
10.2
6.5
37.1
30.0
自分以外が予約したので分からない
10.2 6.0
サンプル数 520
あてはまるものはない
0%
⑤
20%
40%
60%
80%
100%
日本旅行の際に、日本に来てから決めたもの
(③の質問で自由行動日無しのパック旅行以外を選んだ者に対して質問)
54.1
食事場所・レストラン
47.2
51.1
買い物スポット
38.5
35.3
観光スポット
25.2
33.1
観光地
24.2
東北訪問経験者
29.3
オプショナルツアー
サンプル数 133
15.7
訪日経験者
サンプル数 1098
23.3
日本につく前にすべて決めて おいた
32.7
18.0
宿泊場所
10.8
0.0
0.6
その他
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
(単位:%)
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9
DBJ 東北経済ミニレポート 2014 No.1
4.行ってみたい日本の観光地イメージ(写真より選択、回答はあてはまるものすべて)
全員
・行ってみたい日本の観光地イメージは、国・地域によって特徴はあるものの、ショッピングや都市景観、インフラ、工場等
に比べ、温泉や自然景観、日本的な街並みなど、いわゆる日本の原風景への人気・関心が高い傾向にあり、総じて東
北地域が有する観光資源において充分対応しうるものと考えられる。
・タイ、シンガポール、マレーシアなど東南アジア諸国は、桜、雪、紅葉など季節性のあるものへの人気が高い。
()内の数値は日本旅行希望者のみを対象とした割合である。
2013 年度順位(変化無しの場合は空欄)
1 位.温泉
3 位.日本的な街並み
2 位.富士山
3位
全体
68% (73%)
韓国
中国
台湾
香港
67% (71%) 63% (65%) 65% (69%) 69% (73%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
73% (77%) 74% (80%) 73% (81%) 59% (66%)
4 位.桜
2位
全体
67% (73%)
韓国
中国
台湾
香港
48% (55%) 72% (77%) 60% (66%) 61% (65%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
73% (77%) 71% (77%) 77% (84%) 74% (77%)
5 位.日本旅館
全体
66% (74%)
韓国
中国
台湾
香港
56% (76%) 55% (57%) 72% (78%) 67% (71%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
68% (77%) 70% (80%) 74% (81%) 64% (74%)
6 位.雪景色
7位
全体
66% (73%)
韓国
中国
台湾
香港
32% (41%) 63% (66%) 58% (64%) 65% (68%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
74% (79%) 72% (78%) 83% (88%) 78% (86%)
7 位.新幹線
全体
59% (66%)
韓国
中国
台湾
香港
49% (63%) 52% (55%) 60% (64%) 59% (62%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
59% (64%) 64% (72%) 65% (71%) 69% (78%)
8 位.城
全体
57% (63%)
韓国
中国
台湾
香港
46% (55%) 41% (43%) 52% (58%) 59% (64%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
59% (63%) 60% (68%) 73% (78%) 63% (71%)
9 位.紅葉
6位
全体
55% (63%)
韓国
中国
台湾
香港
34% (48%) 41% (45%) 54% (60%) 48% (51%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
60% (66%) 62% (68%) 73% (79%) 72% (80%)
10 位.テーマパーク
全体
53% (61%)
韓国
中国
台湾
香港
38% (51%) 41% (43%) 58% (62%) 52% (56%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
63% (69%) 58% (66%) 67% (75%) 49% (58%)
11 位.神社仏閣
全体
53% (61%)
韓国
中国
台湾
香港
17% (23%) 37% (38%) 45% (50%) 62% (66%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
61% (70%) 66% (73%) 76% (80%) 63% (71%)
12 位.日本庭園
14 位
全体
49% (56%)
韓国
中国
台湾
香港
33% (47%) 47% (53%) 48% (53%) 57% (60%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
50% (56%) 51% (56%) 56% (62%) 50% (58%)
全体
49% (57%)
韓国
中国
台湾
香港
31% (41%) 38% (41%) 62% (66%) 47% (51%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
58% (67%) 48% (55%) 50% (59%) 57% (68%)
全体
47% (51%)
韓国
中国
台湾
香港
39% (43%) 42% (44%) 43% (47%) 33% (37%)
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
49% (52%) 45% (51%) 62% (66%) 61% (66%)
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(参考1)東北訪問希望者の行ってみたい日本の観光地イメージ
(東北・青森・仙台・松島・平泉のいずれかに訪問希望がある者が対象)
東北訪問希望者
・ 東北訪問希望者は 7 割以上が「日本的な街並み」を行ってみたい日本の観光イメージとして選択。
・ 東北地域は外国人から需要のある、「桜」・「旅館」・「雪景色」等を全国に比して多く抱えていることからも、東北の潜在
的なインバウンド集客力が期待できる。
日本的な街並み
温泉
富士山
桜
和風旅館
城
新幹線
桜の名所 100 選
紅葉
東北…13 カ所
雪景色
北海道…2 カ所
寺社仏閣
九州(沖縄含む)…10 カ所
日本庭園
(出所:公益財団法人日本桜の会)
テーマパーク
百貨店(デパ地下)
東北訪問希望者
ショッピングモール
サンプル数 479
島々の風景
スーパーマーケット(コンビニ)
全国の旅館客室数…735,271 室(全体比)
海(海岸)
東北の旅館客室数…77,070 室(10.5%)
山岳
北海道の旅館客室数…47,355 室(6.4%)
田園風景
九州の旅館客室数…81,501 室(11.1%)
海(リゾート)
(出所:総務省統計局
高級ホテル
平成 25 年度衛生行政報告)
都市景観(高層ビル街)
ダム(巨大インフラ)
工場
この中には行ってみたいところはない
(単位:%)
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0
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11
DBJ 東北経済ミニレポート 2014 No.1
(参考2)北海道に行ってみたいと回答した人に聞いた「北海道に期待すること」
(回答はあてはまるものすべて)
・ 北海道に行ってみたいと回答した人に対し「北海道に期待すること」を聞いてみたところ、「自然や風景の見物」「日本料
理を食べる」「雪景色鑑賞」「のんびりと保養・休養」「温泉への入浴」等が上位に挙がった。
・ 北海道と対比してそれぞれ特性に違いはあるものの、いずれも東北地域においても一定の質とオリジナリティを持った
体験が提供可能であると共に、例えば、桜や寺社・仏閣・城を始めとした名所・旧跡、祭り、海外で活躍した偉人等の東
北の歴史(ストーリー)の訴求による差別化も可能である。
・ 2016 年度の北海道新幹線開業に合わせて、国内外問わず北海道に一層注目が集まる中、東北地域として如何に連携
をとってインバウンド誘客を実現出来るかが課題。
シンガポール マレーシア インドネシア
全体
韓国
中国
台湾
香港
タイ
1628
116
254
294
223
208
239
199
95
自然や風景の見物
67%
67%
61%
72%
65%
59%
69%
77%
68%
日本料理を食べる
67%
59%
53%
67%
70%
65%
80%
74%
63%
雪景色観賞
67%
65%
50%
79%
75%
63%
65%
70%
62%
のんびりと保養・休養
60%
53%
38%
70%
71%
61%
67%
61%
57%
温泉への入浴
55%
54%
41%
64%
58%
47%
64%
59%
44%
日本旅館での宿泊
54%
49%
46%
45%
54%
58%
66%
66%
52%
54%
52%
33%
54%
50%
56%
61%
68%
67%
53%
37%
33%
50%
49%
57%
67%
71%
62%
自分の好物を食べる
50%
31%
51%
57%
61%
50%
46%
48%
40%
自然や資源を損なうことの
ないよう配慮されている観
光地・観光ツアーに行く
42%
37%
26%
34%
32%
50%
57%
55%
56%
サンプル数
リーズナブルで清潔な施設
での宿泊
安くておいしい料理を食べ
る
(回答はあてはまるもの全て)
(参考)将来日本を旅行する場合の宿泊施設
全体
韓国
中国
台湾
香港
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
有り なし 有り なし 有り なし 有り なし 有り なし 有り なし 有り なし 有り なし 有り
サンプル数 1159 1027 62
66
93 182 108 246 91 238 172 114 187 96 237 56 209 29
回答者→
訪日経験→ なし
日本旅館
72%
67%
61%
55%
73%
70%
63%
63%
59%
64%
73%
74%
79%
72%
75%
64%
77%
76%
豪華で快適な高級ホテル
(西洋式)
21%
46%
26%
35%
47%
74%
35%
48%
31%
48%
9%
15%
28%
42%
14%
30%
9%
24%
安価で基本的な設備のみ
が備わっているホテル(西
洋式)
47%
43%
52%
61%
37%
23%
44%
38%
43%
40%
51%
64%
50%
52%
53%
61%
39%
41%
ユースホステル
15%
11%
16%
17%
5%
7%
17%
10%
23%
6%
9%
13%
14%
13%
18%
18%
15%
28%
0%
1%
0%
2%
0%
0%
0%
2%
1%
1%
0%
1%
1%
0%
1%
0%
0%
3%
その他
(注 1)この質問は 2.(国・地域別の旅行嗜好)における日本旅行希望者を対象に、将来の日本旅行で泊まりたい宿泊施設を尋ねたものである。
(注 2) カラースケールを用いて色分けを実施している。
(最小値)
(最大値)
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5.日本旅行に対する不安材料
全員
(回答はあてはまるものすべて)

前回調査と比較して、言葉や費用面に対する不安は減少しているものの、依然として高い水準にある。

食べ物が合わないという回答も全体的に見ると減少しているが、国・地域別に見ると、イスラム圏のマレーシア、インド
ネシアで不安が比較的高い。(次頁表参照)

震災関連については、全体の 4 割が「地震が起こるか心配」・「放射能による健康被害が心配」と回答。

地震による被害の復旧の状況が分からないという回答が年々減少しているのに対して、放射能の安全性に関する情
報が分からないという不安は変化がない。引き続き国内・国外共に正しい情報発信を行い、最終的には東北だけでな
く日本各地域が連携し、日本全体として風評の早期払拭に取り組むことが必要。
① 3 ヵ年比較回答状況(回答の選択肢は①及び次項目②を同列で提示しています)
その他
公共交通機関の利用方法やネットワークが分からない
信仰する宗教に対する理解と配慮が乏しい
携帯電話や通信機器が利用しづらい(wi-fi等が利用しづらい)
クレジットカードを利用できる場所が少ない
自国金融機関のキャッシュカードを利用できる場所が少な い
外貨両替を利用できる場所が少ない
放射能の安全性に関する情報が分からな い
地震による被害の復旧の状況が分からない
放射能による健康被害が心配
地震が起こるかどうか心配
周囲に止められている
2012年度調査
出発日・コース・価格などで条件に合うツアーがない
2013年度調査
今回調査
一緒に行きたい人と休みが合わせにくい
一緒に行く人がいない
日本に行くまでの時間がかかりすぎる
申込み手続きが面倒
習慣が合わない
病気や怪我にあった時が心配
飛行機が嫌い
食べ物が合わない
滞在費(現地での費用)が高い
渡航費用が高い
言葉が通じるかどうか不安
治安が心配
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
(単位:%)
(注)年度により質問項目の追加があるため、2012~2013 年の調査結果が無い部分がある
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(参考)日本旅行に対する不安材料 (国別)
全体
韓国
中国
台湾
香港
タイ
シンガポール マレーシア インドネシア
滞在費(現地での費用)が高い
44.7%
37.4%
20.8%
40.2%
31.2%
56.4%
54.2%
60.6%
57.0%
言葉が通じるかどうか不安
44.3%
28.2%
37.6%
49.4%
46.6%
40.6%
51.4%
51.0%
49.4%
放射能による健康被害が心配
41.6%
71.4%
42.4%
38.8%
50.2%
23.6%
40.6%
41.2%
24.6%
地震が起こるかどうか心配
37.9%
45.8%
38.4%
23.2%
43.4%
33.0%
36.0%
41.8%
41.6%
渡航費用が高い
36.9%
15.0%
19.2%
38.6%
29.6%
33.4%
49.0%
57.2%
53.4%
放射能の安全性に関する情報が分からない
31.8%
56.0%
29.8%
30.2%
35.4%
18.8%
29.2%
32.0%
22.6%
地震による被害の復旧の状況が分からない
20.8%
24.8%
19.2%
25.2%
23.6%
16.4%
18.0%
25.6%
13.4%
携帯電話や通信機器が利用しづらい(wi-fi
等が利用しづらい)
19.1%
8.0%
18.8%
20.6%
19.0%
18.4%
18.8%
20.4%
28.4%
病気や怪我にあった時が心配
18.6%
15.4%
13.0%
20.2%
17.2%
23.2%
14.0%
25.2%
20.4%
公共交通機関の利用方法やネットワークが
分からない
18.6%
11.6%
8.0%
19.2%
18.2%
18.2%
20.4%
24.2%
28.6%
一緒に行きたい人と休みが合わせにくい
14.8%
11.4%
11.4%
14.4%
7.2%
24.8%
14.6%
13.6%
21.2%
出発日・コース・価格などで条件に合うツ
アーがない
14.6%
9.0%
11.4%
15.0%
13.2%
15.4%
16.0%
19.8%
17.2%
申込み手続きが面倒
13.3%
4.6%
22.8%
7.6%
6.2%
11.6%
6.2%
15.8%
31.8%
一緒に行く人がいない
11.7%
3.0%
6.8%
14.6%
14.4%
13.4%
10.2%
13.8%
17.0%
治安が心配
11.3%
10.2%
16.6%
4.4%
7.6%
12.6%
9.0%
13.0%
16.8%
食べ物が合わない
10.1%
4.4%
11.6%
6.8%
2.8%
9.6%
3.8%
13.8%
27.8%
クレジットカードを利用できる場所が少ない
9.5%
6.6%
9.8%
9.4%
5.2%
9.4%
9.8%
10.8%
15.2%
外貨両替を利用できる場所が少ない
9.5%
3.2%
8.4%
8.6%
8.4%
10.6%
7.2%
11.8%
17.6%
自国金融機関のキャッシュカードを利用でき
る場所が少ない
9.1%
5.4%
9.8%
8.4%
5.0%
9.6%
7.4%
10.4%
16.4%
周囲に止められている
8.7%
14.0%
8.8%
4.4%
10.4%
4.6%
6.0%
8.6%
13.0%
習慣が合わない
8.1%
3.6%
14.0%
8.4%
3.8%
11.6%
4.6%
10.2%
8.6%
信仰する宗教に対する理解と配慮が乏しい
7.9%
3.2%
9.0%
2.8%
3.6%
8.2%
5.8%
13.8%
16.8%
日本に行くまでの時間がかかりすぎる
5.9%
1.6%
8.2%
2.6%
3.0%
6.4%
5.0%
7.4%
13.0%
飛行機が嫌い
3.3%
2.0%
3.8%
3.6%
2.4%
4.4%
3.2%
4.2%
2.8%
その他
1.4%
1.4%
1.2%
1.8%
1.0%
1.0%
2.4%
1.2%
0.8%
copyright (C) 2014 Development Bank of Japan Inc.
14
DBJ 東北経済ミニレポート 2014 No.1

前回・前々回調査と比較すると、「地震による被害の復旧状況」に関する不安は年々軽減されており、ほぼ全ての国・
地域において前回調査を下回っている。

一方、放射能による健康被害の不安は依然として高く、各国・地域総じて大幅な改善はみられない。
②
震災関連の選択肢への回答状況 (回答の選択肢は前項目①及びこの②を同列で提示しています)
(a) 日本旅行に対する不安材料(地震関連)
80.0%
70.0%
総計
総計
総計
0.0%
インドネシア
0.0%
インドネシア
10.0%
マレーシア
10.0%
地震による被害の復旧の状況が分からない
(今回調査)
韓国
20.0%
インドネシア
20.0%
マレーシア
30.0%
シンガポール
30.0%
タイ
40.0%
香港
40.0%
台湾
50.0%
中国
50.0%
韓国
地震による被害の復旧の状況が分からない
(2013年度調査)
60.0%
地震が起こるかどうか心配
(今回調査)
シンガポール
60.0%
タイ
地震が起こるかどうか心配
(2013年度調査)
香港
70.0%
地震による被害の復旧の状況が分からない
(2012年度調査)
台湾
地震が起こるかどうか心配
(2012年度調査)
中国
80.0%
(b) 日本旅行に対する不安材料(放射能関連)
80.0%
放射能の安全性に関する情報が分からない
(2012年度調査)
70.0%
50.0%
放射能の安全性に関する情報が分からない
(今回調査)
0.0%
韓国
総計
0.0%
インドネシア
10.0%
マレーシア
10.0%
シンガポール
20.0%
タイ
20.0%
香港
30.0%
台湾
30.0%
中国
40.0%
韓国
40.0%
マレーシア
放射能の安全性に関する情報が分からない
(2013年度調査)
シンガポール
放射能による健康被害が心配
(今回調査)
50.0%
60.0%
中国
放射能による健康被害が心配
(2013年度調査)
60.0%
タイ
70.0%
香港
放射能による健康被害が心配
(2012年度調査)
台湾
80.0%
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6.震災後の日本旅行に対する考え方
(質問:日本で起きた震災に関連して、あなたの日本旅行に対する考えは変化しましたか。最もあ
なたの意見に近いものをお選びください(回答は一つ)
 「震災があったが、日本旅行は控えようと思わない」及び「震災直後は日本旅行を控えていたが、今はそう思
っていない」とする日本旅行に対するポジティブな意向は、全体で 7 割を超えた。
 対象地域別で見ると、前回調査に引き続きタイ・マレーシア・インドネシア・台湾において、訪日旅行に対し
て積極的な意向が伺える。3 ヵ年比較で見た場合、中国・台湾での前向きな回答が 8 割近くまで増加し、韓国に
関しても、前回調査よりも不安が減少。
 放射能の不安は依然として存在するが、日本旅行を控えているという人は僅かではあるものの減少。
①
対象地域別の回答状況
震災があったが、日本旅行は控えようと思わない
震災直後は日本旅行を控えていたが、今はそう思っていない
震災後から、今でも日本旅行を控えている
震災と関係なく、日本旅行はしたいと思わない
2012年度調査
韓国
中国
19.4%
2013年度調査
27.6%
14.0%
今回調査
22.8%
2012年度調査
21.7%
2013年度調査
11.0%
25.0%
47.2%
26.6%
13.2%
27.0%
53.0%
28.6%
12.8%
61.1%
28.8%
2013年度調査
61.4%
29.6%
57.6%
39.0%
今回調査
39.2%
シンガポール
2012年度調査
49.0%
2013年度調査
48.4%
マレーシア
今回調査
32.8%
2013年度調査
32.0%
インドネシア
今回調査
34.4%
2012年度調査
35.4%
2013年度調査
10%
20%
6.6%2.4%
8.4% 2.4%
2.8%
31.5%
16.7%
42.0%
2.6%
15.2%
10.2%
16.4%
9.6%
44.6%
16.0%
32.9%
24.0%
31.6%
60%
6.3%
23.4%
70%
80%
5.0%
7.7%
25.3%
33.6%
50%
3.4%
20.6%
41.8%
40%
2.8%
20.8%
32.8%
30%
3.6%
32.4%
27.4%
38.6%
0%
6.3% 3.8%
28.6%
25.6%
36.9%
今回調査
2.2%
2.4%
31.6%
28.8%
44.0%
2012年度調査
2.8%
39.8%
2012年度調査
2013年度調査
8.4%
41.6%
29.4%
今回調査
10.4%
7.8%
37.4%
29.8%
28.4%
5.4%
13.0%
30.8%
31.2%
26.4%
5.8%
16.6%
49.8%
今回調査
総計
29.4%
49.0%
2013年度調査
2013年度調査
7.4%
45.2%
今回調査
タイ
45.2%
37.9%
2012年度調査
香港
12.6%
24.6%
29.0%
2012年度調査
7.0%
50.6%
24.0%
今回調査
台湾
46.0%
22.8%
4.6%
90%
100%
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 東北訪問経験者は「震災直後は日本旅行を控えていたが、今はそう思っていない」と回答した割合が 43.9%と比
較的高い。
 東北訪問経験者の「今でも日本旅行を控えている」や「日本旅行をしたいと思わない」等ネガティブな意見は、
2 割程度にとどまった。
②
東北訪問経験者と全体の比較
東北訪問経験者
今回調査
35.4%
43.9%
19.5%
1.2%
震災があったが、日本旅行は控えようと思わない
震災直後は日本旅行を控えていたが、今はそう
思っていない
震災後から、今でも日本旅行を控えて いる
全体
38.6%
33.6%
23.4%
4.6%
震災と関係なく、日本旅行はしたいと思わない
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
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7.被災地視察ツアーに関する認知度
(質問:日本旅行で、震災後の被災地視察コースが整備され、自然災害の実態と被害の状況を学
ぶ、又はボランティアをするといった行程のツアーが企画されています。あなたは、上記のツア
ーが企画されていることを知っていましたか(回答は一つ)
 前回調査同様、中国・インドネシア・タイ・マレーシアで被災地ツアーの認知度が高い。
 東北訪問経験者は「知っていた」、「聞いた気がする」と答えた割合が 63.4%と、全体の 42.2%を大きく上回った。
①
対象地域別の回答状況
韓国 5.0%
19.0%
中国
76.0%
32.4%
台湾
11.2%
香港
11.8%
タイ
32.0%
62.4%
19.0%
11.8%
69.2%
31.4%
19.8%
インドネシア
19.2%
0%
10%
東北訪問経験者と全体の比較
東北訪問経験者
46.4%
25.6%
30%
知らなかった
57.4%
34.4%
20%
聞いた気がする
68.6%
22.8%
16.6%
知っていた
47.4%
19.6%
マレーシア
全体
35.6%
26.4%
21.2%
シンガポール
②
今回調査
57.9%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
今回調査
32.9%
30.5%
36.6%
知っていた
聞いた気がする
全体
16.6%
0%
10%
25.6%
20%
30%
知らなかった
57.9%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
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8.被災地視察ツアーに関する参加意欲
 前回調査同様、被災地ツアーについて「是非参加したい」又は「やや参加したい」と答えた層は、全体の約 5 割を占めて
いるものの、2012 年度と比較すると若干の減少。引き続き、外国人旅行者に配慮した受入体制の整備やプロモーション
の取組が必要。
 対象地域別では、前年度に比べ韓国・タイ・マレーシアの関心が若干回復。
 東北訪問経験者の 59.7%が「是非参加したい」「やや参加したい」と回答しており、全体と比較して積極的な参加意欲が
読み取れる。
①
対象地域別の回答状況
3 ヵ年比較
2012年度調査
8.6%
22.8%
23.8%
25.0%
9.6% 10.2%
韓国 2013年度調査 2.0% 16.8%
21.4%
25.6%
15.6%
18.6%
今回調査 3.8%
19.6%
22.8%
26.8%
11.0%
16.0%
2012年度調査
16.1%
35.7%
25.4%
9.7% 5.6% 7.5%
14.8%
37.0%
24.8%
10.6% 5.0% 7.8%
中国 2013年度調査
今回調査
15.0%
36.8%
24.4%
11.8% 4.0% 8.0%
2012年度調査
9.0%
39.6%
28.2%
12.4% 1.4% 9.4%
2013年度調査
7.6%
30.6%
29.2%
16.4%
1.6% 14.6%
台湾
今回調査 5.4%
34.0%
27.4%
18.0% 1.4% 13.8%
2012年度調査
11.0%
33.0%
38.0%
9.2% 3.8%5.0%
2013年度調査
7.6%
26.6%
38.4%
14.2% 4.6% 8.6%
香港
今回調査 8.0%
27.6%
37.4%
15.2% 3.4% 8.4%
2012年度調査
36.8%
47.4%
4.0%5.3%2.1%
4.4%
2013年度調査
20.2%
52.8%
5.4%
9.8%
8.4%
タイ
今回調査
19.2%
59.8%
3.0% 10.0%
6.0%
2013年度調査
12.2%
26.2%
37.4%
12.2%
10.6%
シンガポール 今回調査
12.6%
22.6%
37.6%
12.4% 3.0% 11.8%
2012年度調査
26.0%
37.6%
25.0%
6.3% 3.4%
2013年度調査
21.0%
33.0%
31.4%
8.2% 4.4%
マレーシア 今回調査
23.0%
33.2%
29.6%
6.6% 6.8%
2012年度調査
42.8%
36.2%
5.6% 5.4% 8.0%
2013年度調査
32.2%
46.4%
6.2% 7.8% 4.8%
インドネシア 今回調査
31.0%
47.6%
7.2% 6.2% 5.6%
2012年度調査
20.9%
36.1%
21.8%
10.3%
6.9%
14.7%
33.7%
24.3%
13.1% 4.5% 9.7%
総計 2013年度調査
今回調査
14.8%
35.2%
23.7%
13.4% 3.5% 9.6%
0%
②
10%
東北訪問経験者と全体の比較
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
是非参加したい
やや参加したい
どちらでもない
あまり参加したくない
全く参加したくない
被災地ツアーに関心がない
100%
今回調査
是非参加したい
東北訪問経験者
20.3%
39.4%
23.2%
8.5% 3.3%5.3%
やや参加したい
どちらでもない
全体
14.8%
35.2%
23.7%
13.4%
3.5% 9.6%
あまり参加したくない
全く参加したくない
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
被災地ツアーに関心がない
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