信州大学 二次分析速報

信州大学 二次分析速報
教科: 数学
学部: 医・理・経
法・工
学科(課程・専攻): 医(医・保)120・理(数学)180・経法
(全)120工(120)
試験時間:
180 分
〈全体分析〉
解答形式:
記述
出題の特徴:
分量 減少
分量 やや減少
難易 易化
難易 やや易化
分量 変化なし
分量 やや増加
分量 増加
難易 変化なし
難易 やや難化
難易 難化
半数を占める数Ⅲの微分・積分範囲の問題がごく標準的だったので、解答し易かったと思われる。
その他トピックス:
〈大問分析〉
問
題
区分・
範囲
項目・テーマ・出典
難易度
コメント
2
A/Ⅱ
確率と微分・積分
普
個々の要素は基本的。確率部分も数え上げ
レベルなので易しい。
3
Ⅱ/B
ベクトルと三角関数
やや難
見かけが複雑で、実際の計算も工夫しない
と手数がかかる。
4
Ⅱ
微分の応用
やや易
素直に求めるものを変数に置けばよい。設
定によっては、数Ⅲの内容となる。
5
Ⅲ
微分・積分の応用
やや易
面積計算が主で、標準的な計算なので、確
実に解きたい。
6
Ⅲ
曲線の媒介関数表示と
求積
普
教科書にもあるアステロイドに関する弧長、
面積問題。
7
Ⅲ
漸化式と極限
普
(3)の漸化式の処理以外は基本的。
内容・形式
(選択・記述・論述など)
〈学習対策〉
難問に取り組む必要は全くなく、典型問題を確実にこなすことが重要なので、あちこち手を出すより、標準的な問題演習
の反復回数に留意してください。
信州大学 二次分析速報
教科: 物理・物理
学部: 理・工
学科(課程・専攻): 理(物理)90、工(全)90
試験時間:
90 分
〈全体分析〉
解答形式:
出題の特徴:
描図問題を除
分量 減少
分量 やや減少
難易 易化
難易 やや易化
分量 変化なし
難易 変化なし
分量 やや増加
分量 増加
難易 やや難化
難易 難化
問題数とレベルは昨年とほぞ同じだが、時間が120分から90分に短くなった分難化した。スピーディー
な立式と計算が要求される。
その他トピックス: 昨年の波動にかわり、今年は原子分野から出題された。
〈大問分析〉
問
題
区分・
範囲
項目・テーマ・出典
難易度
コメント
1
力学
単振動・慣性力エネル
ギー・運動量保存則
やや難
床上を動く台上の物体の単振動座標や速度
を時刻の関数として求めさせる。
2
熱と仕 状態方程式 熱力学の
事
第1法則
普通
シリンダー内を動く、バネに連結されたピスト
ンに関する熱力学の問題(描図問題あり)
3
電気と コンデンサーを含む直
磁気
通回路
普通
(最後
の問が
やや
難)
電流の変化に伴うコンデンサーの電荷、静
電エネルギーの変化。極枝に作用する外力
の仕事。(描図問題あり)
4
原子
普通
α 崩壊、β 崩壊についての基礎知識を問う。
核融合反応に関するエネルギー・運動量保
存則を適用する問題。
原子核の放射性崩壊 核反応とエネルギー
内容・形式
(選択・記述・論述など)
〈学習対策〉
全体としては基本事項を重視した標準レベルの問題であるが、一部にやや難のレベルが出題されるので要注意。まず
標準レベルの問題集で頻出パターンの問題をマスターしよう。その際、物理法則の導出過程に注意を払うとともに、計
算スピードと確実性を養う努力が必要となる。
信州大学 二次分析速報
教科: 化学・化学
学部: 医・理・工・
農・繊維・教
育
〈全体分析〉
学科(課程・専攻): 医(医)75理(化学)90工(物質化学)
90農(全)90繊維(全)90教育(現、
理、も)90
試験時間:
90 分
解答形式:
出題の特徴:
分量 減少
分量 やや減少
難易 易化
難易 やや易化
分量 変化なし
難易 変化なし
分量 やや増加
分量 増加
難易 やや難化
難易 難化
全て基本問題であり難問はない。
その他トピックス: 昨年(前期)出題されなかった高分子が出題された。
〈大問分析〉
問
題
区分・
範囲
項目・テーマ・出典
難易度
コメント
1
理論
化学
熱化学方程式
平衡定数
やや易
記述式の出題が1題あった。
2
理論
無機
原子量の計算
の発生と性質
錯イオン
易
反応式も全て基本的なものであった。
3
有機
エステルの構造決定
普
のエステルの構造決定。
異性体の構造式。
4
有機
セルロースの反応と計
算
普
セルロースからできる繊維。
トリアセチルセルロースの計算。
内容・形式
(選択・記述・論述など)
〈学習対策〉
標準レベルの問題集の演習で十分対応できる。浅く広く知識を身につけるようにしたい。特に医学部志望者にとっては9
割程度の平均点も予想されるので、ミスのないよう心掛けたい。