隔月発行 1部10円 平成28年1月号 佐 賀 県 P T A 新 聞 (1) 第578号 初春のお慶びを申し上げます 佐賀市与賀町 1−24 佐賀県PTA連合会 26 2 7 6 ☎0952−○2 印刷 佐 賀 印 刷 社 発 行 所 発行責任者 語り合おう! ︵毎月第三日曜日︶ 新しい年が会員の皆さまにとりまして、 幸多い年になりますようお祈り申し上げます。 を育むため、地域の自然環境や歴史、 文化などの資源を活用した、その地 域 ならではの工 夫 した 取 組 が 行 わ れていると聞いています。 三 重 津 海 軍 所 跡 や 吉 野 ヶ 里 歴 史 公 園 な ど への 他 県 や 外 国 か ら の 観 光 客 が 増 え る 中、佐 賀 の よ さ を 尋 ねられた際に﹁佐賀には○○があり、 その他にも⋮﹂と子どもたちが自慢 げに語ることができるように、それ ぞれの御家庭でも佐賀のよさや﹁本 物﹂の地域資源に触れていただきた いと思います。 昨 年 の 秋 に 行った 佐 賀 県 学 力 向 上フォーラムにおいて、明治大学の 齋 藤 孝 教 授の講 演の 中 に、 ﹁子 ど も た ち が ア ウ ト プット す る こ と が 大 事﹂とのお話がありました。私たち 大人が、待ちの姿勢で、子どもたち が感じていることや思っていること にしっかりと耳を傾けることが、コ ミュニケーション力や表現力の育成 にもつながるということです。 今 後 も、P T A と 学 校 が 強 く 連 携 を 図 り、未 来 を 担 う 子 ど も た ち がふるさと佐賀への愛着を膨らませ ながら多くの夢をもち、心身ともに 健 やかに 成 長 す ることがでま す よ うに御協力をお願いいたします。 最後になりましたが、それぞれの 学 校 単 位PTAと 佐 賀 県PTA 連 合会が、今後ますます発展され、会 員とお子様にとりまして、輝かしい 年となりますようお祈り 申し上げ まして、新年のごあいさつといたし ます。 どもたちはやがて大人になり、社 会を構成する一員として多くの人 と関わっていくことになります。 子 育 て は 人 財 育 成 で す。家 庭、 学校、地域、全てが連携し関わり 合い、社会全体で子どもたちを育 て て い く 責 任 が あ る と 思 い ま す。 その架け橋となるのが私たち PTAではないでしょうか。 PTA活動が地域活動の柱とな り、大人みんなで地域の子どもた ちを見守るために皆様一人一人の お力を結集していただきたいと思 います。 平成二十八年が会員の皆様にと りまして穏やかで心豊かに仲間と 手を取り合い生活でき、子どもた ちが心身ともに健康で充実した生 活を送れるよう祈念いたしまして、 新年のご挨拶といたします。 佐賀県PTA連合会 役員・事務局職員一同 佐賀県PTA新聞編集委員一同 ﹁新年のごあいさつ﹂ 申し上げます。 本連合会では、平成二十七年度 の 活 動 方 針 を﹃み ん な で 育 て よ う!未来を担う子供たち!地域の た か ら も の!﹄と し 様 々 な 活 動 を 行ってきました。 学校や家庭・社会での子どもた ち を め ぐ る 環 境 は 多 様 化 が 進 み、 子育てに関する不安要因もまた複 雑化しています。 自分の子どもに基本的なしつけ をするのは親であり家族であるこ とは言うまでもありませんが、子 会長 倉光 健二 佐賀県PTA連合会 新年あけましておめでとうござ います。 会 員 の 皆 様 に お か れ ま し て は、 輝かしい新年をお迎えのこととお 喜び申し上げます。 日頃よりPTA活動に対するご 理解とご協力に心から厚くお礼を ﹁新年のごあいさつ﹂ 宏 を 誇 り に思 う 心 を 育 むことが 大 切 であると考えます。 そこで、教育委員会では、平成二 十 七 年 度から児 童 生 徒に佐 賀の歴 史や文化、人物などの佐賀ならでは のよさを再認識させ、誰もが佐賀県 民 として生 涯にわ たり ふるさと 佐 賀 を 愛 し、佐 賀 に 誇 り を 持 ち 続 け る 人 材 として 育 成 す る ため、 ﹁さ が を誇りに思う教育推進事業﹂に取り 組んでいます。 この事業の一環として、昨年の秋、 唐津市の高島、加唐島、小川島と馬 渡島の4島で、島の子どもたちと県 内各地の小・中学生が交流する﹁子 ども離島交流プロジェクト﹂を行い ました。これは、交流を通して島の よさや自分の住む地域の魅 力に気 づき、地域のよさを再認識すること などを目的として行ったものです。 参 加した島 外の児 童の保 護 者から も、 ﹁島 や 島 の 皆 さ んに とて も 魅 力 を感じたようでした。とても充実し た時間を過ごせたようで、参加させ て 本 当 に 良 かった。 ﹂との 感 想 が 寄 せられました。 その他、県内の各小・中学校や市 町 の 教 育 委 員 会 で も、児 童 生 徒 が 郷 土のよ さや 郷 土 を 大 切 に思 う 心 佐賀県教育委員会 教育長 古谷 あけましておめでとうございます。 PTA会員の皆様には、お子様と と も に す ば ら しい 初 春 を お 迎 えの ことと、心よりお慶び申し上げます。 昨 年 は、佐 賀 市 と 鹿 島 市 の 干 潟 がラムサール条約湿地に登録され、 続いて 三 重 津 海 軍 所 跡 が 本 県 では 初の世界遺産となり、歓喜に沸いた 一年でした。 本県には、これら、他県に誇れる 自 然 環 境 や 歴 史 遺 産 の 他、幕 末 か ら明治維新、その後の国づくりで活 躍 す る 人 材 を 多 く 輩 出 してきた歴 史 や 伝 統、陶 磁 器 な ど 佐 賀 な ら で はの文 化 な ど 数 多 くの 誇 れ る もの があります 子どもたちが、こうしたふるさと 佐賀のよさや﹁本物﹂の地域資源に 触れ、学んでいくことで、佐賀に﹁親 しむ﹂ 、佐賀を﹁愛する﹂ 、佐賀を﹁誇 る﹂ 、そして将来、佐賀のよさを﹁語 る﹂ことができるように、ふるさと のランドセル。 を 考 え な が ら、見 送 る 三 つ 生 に な る の か。六 年 の 月 日 あ の 一 年 生 が こ ん な 六 年 しとしよう。 か け を し て く る。そ れ も 良 し た ネ﹂等 々、大 人 び た 声 か﹁副 会 長 か ら 会 長 に 出 世 の 同 級 生 か ら は﹁会 長﹂と か け ら れ る の に 対 し、長 男 ○君 の お と う さ ん﹂と 声 を すると、次男の同級には﹁○ 子たちの同級生に会ったり 学 校 に 行 く よ う に な り、息 よ う だ。会 長 に な り、度 々 達関係も兄弟でかなり違う お も し ろ い。三 人 三 様。友 子ども達の好みが出ていて りの色が微妙に違っている。 ベ ー ス の 色 は 黒 だ が、縁 取 う。う ち は 男 三 人 な の で、 色も二色くらいだったと思 は ラ ン ド セ ル 自 体 が 重 く、 ん で し ま う。自 分 達 の 時 代 後 姿 の 違 い に、思 わ ず 微 笑 ドセルを背負っているのに、 あ ろ う。同 じ 大 き さ の ラ ン 今年で最後の風景になるで 六 年 生、三 年 生、一 年 生、 出て行く三つのランドセル。 ﹁いってきま∼す﹂玄関を ランドセル 高木瀬小P 関谷 一昭 ﹁いってらっしゃい。 ﹂ 佐賀県PTA連合会ホームページ http://www.saga-pta.jp/ E−mail [email protected] ﹁家庭の日﹂ 会長 倉光 健二 第578号 (2) 隔月発行 1部10円 佐 賀 県 P T A 新 聞 平成28年1月号 中尾 修大 厳木小 川﨑 瞭太 有明中 僕 は、今 年 有 明 中 学 校 の 生 徒 会長になりました。 ﹁当たり前の こ と を 当 た り 前 に で き る 有 中﹂ を目指し、学校をよりよくして い く こ と が、今 年 の 目 標 で す。 そのために、率先垂範を心がけ て行動したいと思います。例え ば、良 い 挨 拶、正 し い 服 装、時 間を守ることなどで、自ら先頭 に立ち、模範となれるように頑 第六十回 平成二十七年度 かと提言されました。 管理することが必要ではない ども達に大人がルールを守り の コ ン ト ロ ー ル が 難 し い。子 トは役に立つ道具として時間 ス マ ー ト フ ォ ン や タ ブ レ ッ 平成二十七年十一月二十八日︵土︶有明スカイパーク ふれあい郷 自有館 佐賀県PTA研究大会 杵島郡大会 ︻主題︼ ﹁気づこう 見せよう 家庭と地域の底力!﹂ ∼心豊かにたくましく生きるこどもづくり∼ ①実践報告 巻 き 込 む 為 に 地 域 同 士・近 所 う﹂で地域も含めた大人たちが 経験や体験を思い出し﹁見せよ く︶﹂で 我 々 親 や 大 人 が 過 去 の 第 六 十 回 の 記 念 大 会 と な る 同 士・親 同 士 で コ ミ ュ ニ ケ ー 胸を張り子どもと向き合い笑 ﹁地 域﹂に つ い て は、子 ど も 江北小学校PTA会長 ションをとっていく必要があ 顔で接することが出来る大会 武富 直樹 る。子 育 て を 卒 業 し た 方 に も を 目 指 し ま し た。今 回 の 大 会 だ模範となるには不十分なとこ 参加してもらえるようにして に参加された方が、感じたこと、 大 会 は﹁き づ こ う︵気 付 く・築 い く べ き で、人 と 人 と の 付 き 気づいたことを各単Pへ持ち 佐賀県PTA研究大会杵島郡 合いが大切ではないかと意見 帰 り、伝 え る こ と で 各 単 P 活 に関心のない人や子どもに迷 さ れ ま し た。ま た、子 ど も の 動の活性化に繋がって行くこ 江北中学校育友会会長 失 敗 を 取 り 上 げ な い で ほ し い、 ろ が あ り ま す。そ れ は、意 識 が ②実践報告 子どもの存在を肯定しましょ と を 願 っ て い ま す。ご 参 加 い 惑をかけられた人を子育てに 大町ひじり学園PTA会長 た だ き ま し た 皆 様、本 当 に あ 取組を通して∼ あいさつ・自力登校の ∼ノー携帯・ノースマホ・ ﹁家庭・地域の 教育力の向上﹂ 成冨 悟 うと結ばれ最後に簡単なゲー た参加型の講演会で、そのテー マ の 中 か ら﹁地 域・I C T﹂に ついて三組の方々とグループ 討議が行われました。 もにスマホを持たせないよう しました。 りがとうございました。 武富 勝彦 張 り ま す。で す が、今 の 僕 は ま ﹁地 域・ど こ ま で が 学 校・ ムと池田コーチのギターに合 ﹁小中一貫校の PTA活動﹂ ③実践報告 有明中学校PTA会長 樋口 孝幸 ○教育講演会 諫早こどもの城 館長 こ ど も の 城 で は〝コ ー チ〟 法律で規制することができな ﹁I C T﹂に つ い て は、子 ど という名で呼ばれています。 出ました。 ばせるのはどうかなど意見が 時期から学習する楽しさを学 い か、タ ブ レ ッ ト な ど 学 習 ソ フトを使って子ども達に早い 生きるこどもづくり∼ ∼心豊かにたくましく ﹁気づこう・見せよう・ 家庭と地域の底力﹂ 池田 尚先生︵コーチ︶ ICT﹂の三つのテーマを掲げ わせ皆で手を繋ぎながら熱唱 足りていないところです。挨拶 も服装も時間も意識をしていな いとできません。今年は自分の 意識を変えて、有中の意識を変 弥生が丘小 えていきます。 神野小 平井 璃子 僕にとって今年は中学生にな るという大切な年です。 そこで僕は中学生になってが んばることを決めてみました。 ま ず、勉 強 を がん ば り た い で す。中学校では新しい教科も入 ってさらに難しくなるけど、ど の教科もがんばります。 次 に、部 活 動 を がん ば り た い です。運動は苦手だけど運動ク ラブに入ってがんばります。 最 後 に、友 達 づ く り を がん ば りたいです。初対面の子もいる けど、みんなと友達になりたい と思います。 そ し て、小 学 校 で 出 来 な か っ た事にもチャレンジしながらこ の中学校に入ってよかったと思 える三年間にしていきたいと思 います。 千代田中部小 井上 光彩 ぼ く は、今 年 た く さん 学 ぶ こ とがありました。 四 年 生 に な っ て、野 球 を 始 め ま し た。練 習 や 試 合 の 時 に、監 督やコーチから色々なことを教 えてもらいました。 け れ ど、野 球 が 楽 し く て 時 間 があれば野球の練習をしている ので、勉強をあまりしませんで した。 来 年 の 目 標 は、勉 強 と 野 球 を 両立させて、成長する一年にし たいと思います。 私 が 中 学 生 に な っ て、特 に が ん ば り た い こ と は 部 活 動 で す。 夏休みに部活動の体験に行った 時、い ろ い ろ な 部 活 動 が あ り、 とても迷いました。今でもまだ 迷っていますが、決めた部活動 には最後まであきらめず一生け ん命がんばりたいと思います。 ま た、中 学 生 に な る と 勉 強 が 難しくなるので、予習と復習を しっかりとしてがんばっていき たいと思っています。部活動で は、先ぱいたちを見習いながら 努力し、勉強では授業の内容を しっかりと聞いて、家でも予習、 復習をしていきます。 ほかの小学校からも知らない 子どもたちが来るので、たくさ んの人と友達になって、楽しい 中学校生活を送りたいです。 泉 雄大 ぼくの新年の目標は、 ﹁思いや り の 気 持 ち を 持 つ﹂と い う こ と だ。 ぼ く は 六 年 生 の 一 学 期、呼 び 捨 て を し て い た。ま た、自 分 は おもしろいと思ったりすること でも、相手はけっこう傷つくこ と が わ か っ た。だ か ら こ そ、相 手を思いやる気持ちが大切だと 考える。これからは相手に何か を言う時は、相手が傷つかない か、この言葉を言ってもいいだ ろ う か と 考 え て 言 お う と 思 う。 相手の気持ちを思いやるという ことをがんばろうと思う。 来 年 は、中 学 校 に 進 学 し、新 しい友達をつくるために、相手 が言われても傷つかない言葉を 言っていこうと思う。 公益社団法人 日本PTA 第六十回 九州ブロック研究大会福岡市大会 今こそ深めよう 学校・家庭・地域の絆 共に感じ、共に学び、共に育つ絆づくり ∼共感・共学、共育∼ みやき町立中原小学校PTA会長 原 万通様による提言 第六分科会 佐賀市立城西中学校PTA会長 武藤 祐子様による提言 第七分科会 ﹁PTC活動から見えてくるもの﹂ ∼連帯、共有、交流を深める活動を目指して∼ ﹁共に理解し、実践を図るPTA活動﹂ ∼学校・家庭・地域の教育力を高めるために∼ それだけでなく、 だと思われますが、 支 援 を 行 っ て き た 経 験 か ら、 子どもたちの現実や希望を受け 中学校3年生 自分で計画を立てて勉強をしている 児童生徒は、正答率が高い。 小学校6年生 中学校3年生 学校の宿題をしている児童生徒は、 正答率が高い。 小学校6年生 [email protected] ☎0952︵25︶7411 佐賀県教育庁教育政策課 ︻お問い合わせ先︼ お声かけ、お待ちしています。 考える機会にしたいと思います。 ど も た ち の﹁学 ぶ 力﹂に つ い て 保護者の皆さんと一緒に、子 ○ 昼間でも夜間でもOKです。 ○ 平日でも土日でもOKです。 位の研修会でもOKです。 ○ 市町単位の研修会や学校単 います。 説明や講話の依頼を受け付けて 学習習慣を含みます︶に関する 修会等で学力向上︵生活習慣や 教育政策課では、PTAの研 説明や講話を受け付けています 城西中学校には、PTA役員と学校、生徒会役員たちが、意見交換を 行うPTC活動があります。この活動は、昭和五十六年頃から始まって、 年に二回程、三十年以上続いている活動です。 今年度のPTCで、生徒会より、城西中生徒の伝統となっているアル ミ缶回収と、その収益金による車椅子の贈呈に力を入れたいと提案があ りました。PTAからは、総会の出席者の減少や、学校の様子がわから ない保護者が増えてきている事などを相談し、生徒たちから、 ﹁自分たちは、 生徒会活動をする上でPRを大事にしている﹂と、アドバイスをうけまし た。そこで、PTA活動とPTC活動がつながる事により、親子、先生と 保護者がPTA活動について共有できるのではないかと、考えました。 その具体的な活動として、生徒会は﹁アルミ缶回収8/6﹂PTAは﹁資 源物回収 /6﹂を頑張るという目標を共有し、そのためのPRとして、 生徒がチラシを作成して、PTA役員が、地域や保護者に発信し、集ま ったアルミ缶の収益金で老人ホームに車椅子を寄贈する事が出来、地域 と連携する事により交流がうまれ、中学生の地域ボランティアの参加が 増えてきています。 PTC活動を継続していく事を誇りに思えるよう次に引き継いでいき たいと報告しました。 高 い 傾 向 が あ り ま す︻グ ラ フ 付いている子どもほど正答率が また、家庭学習の習慣が身に 組む﹂姿勢が見られます。 ﹁い ろ ん な 学 習 に 積 極 的 に 取 り ね る﹂ 、 ﹁自 ら 課 題 解 決 に 挑 む﹂ 、 ど も は、 ﹁こ つ こ つ と 努 力 を 重 家庭学習が習慣になっている子 学ぶ習慣を身に付けるためです。 二つ目は、子どもたちが自ら 家庭での学習が欠かせません。 れ る か を 体 験 し た り す る な ど、 とが日常生活の中でどう生かさ 結びつきを考えたり、学んだこ しかし、学んだことと実生活の もちろん授業が中心になります。 こ れ ら の 力 を 付 け る た め に は、 考力・判断力・表現力などです。 を活用して課題を解決できる思 本校PTAでは学校、家庭、地域の三者が関わる活動をこれまでに数 多く行ってきております。伝統的に続けてきているものもありますが、 ねらいに応じて活動のやり方や関わり方に変化を加えるもの、新規導入 するものなど。その時々の状況に応じて行ってきております。その中で も主な活動として、田植えからの稲刈り、もちつき大会、通学路の安全 を守る活動、児童、保護者による読み聞かせ活動があります。それぞれ の活動について、主体的に動く子どもを育てよう、家庭や地域の教育力 を高めたい、そのような視点を持ち、学校と協力しながら、反省と改善 を繰り返してきました。だからこそ、もちつき大会をはじめ様々な活動 が数十年と引き継がれてきております。 また、PTAの活動が、学校、家庭、地域のパイプ役としてうまく機 能できれば、それぞれが連携して教育力を高めることができます。本校 ではPTA行事を通して、家庭、地域、子ども、学校がつながっている ことをそれぞれ実感できます。顔見知りの地域住民が増えれば、大人も 子どもも挨拶や言葉を交わす機会も増えてきます。 草の根的なところから教育力を高める一助になることができ、そう考 えてPTA活動の在り方を見つめていきます。意味のあるものは続いて いく。これからもそんなPTA活動を行います。 学力向上コーナー② 佐賀県教育庁教育政策課 わたしたちは、子どもたちの ﹁学ぶ力﹂ を育てるうえで、 ︻家庭学習の充実︼ が重要と考えています 子 ど も た ち の﹁学 ぶ 力﹂を 育 てることは学校の重要な役割で すが、家庭の関わり方によって、 その成果は大きく変わります。 子どもたち一人ひとりの﹁分 かりたい﹂ 、 ﹁できるようになり たい﹂という思いや願いを大切 に し な が ら、家 庭︵保 護 者︶と 学 校︵教 師︶が 連 携 し て 家 庭 学 習を充実させ、こどもたちの学 力の向上を図っていきましょう。 1・2︼ 。学習時間が 理由は二つです。 学習への構えが 大石 幸男 古川 裕紀 牛嶋 崇宏 池田 龍二 川頭 孝寿 樺島 永二郎 幸尾 和浩 吉田 謙太郎 ◆個人表彰 佐賀市立兵庫小学校PTA 小城市立三里小学校育友会 唐津市立海青中学校PTA 伊万里市立伊万里小学校育友会 武雄市立山内西小学校PTA 嬉野市立大野原小中学校PTA ◆団体表彰 ございます 表彰 おめでとう 平成二十七年十月二十四日︵土︶ ・二十五日︵日︶ 一日目は、福岡市内九分科会、 特別分科会に分かれて提言校の 発表や研究討議が活発に行われ ました。 佐 賀 県 か ら は、中 原 小 学 校 PTA、城西中学校PTAが発 表されました。 二日目は、マリンメッセ福岡 に お い て﹁九 州 は ひ と つ﹂の 合 言葉のもと、全体会が行われま した。 開 会 式・表 彰・大 会 宣 言・決 議 文 が 採 択 さ れ、ま た、来 年 開 催 さ れ る﹁み や ざ き 大 会﹂を キ ャラバン隊が元気にPRされま した。 ︻第一部︼基調報告 ﹁仲 間 と 共 に ∼ 感 じ た ら 動 け ∼﹂を キ ー ワ ー ド に 仙 台 市 内 の 中 学 生 と 被 災 地 の 様 子 を 学 び、 福岡市内の中高生たちの交流に よる学び・育ちの素晴らしい実 践報告がありました。 ︻第2部︼基調講演 演題﹃地球社会と共に﹄ 女優として活躍する一方、世 界の子どもたちのため自ら NPO法人を立ち上げて、国際 一つ目は、今、子どもたちに できていること 長いこともその要因 求 め ら れ て い る 力 を 育 む に は、 が、正答率の高 家庭学習が大切な理由は? 学校の授業と家庭学習のつなが さに結びついて 支援に尽力されている藤原紀香 り、つまり、学校と家庭の連携 さんのトークショーがありまし が必要だからです。今求められ いると考えます。 た。 とめ、多くの人々や社会に伝え ている力とは、基礎的・基本的 な知識・技能に加えて、それら ※デ ー タ は 平 成 年 度 全 国 学 力・学 習 状 況 調 査 に お け る 本 県 の 調 査 結 果 に よ り ま す。 ※﹁国語A﹂﹁算数A﹂﹁数学A﹂は主として ﹁知識﹂に関する問題。﹁国語B﹂﹁算数B﹂ ﹁数学B﹂は主として﹁活用﹂に関する問題。 ※数値は平均正答率︵%︶を表します。 27 10 !! ていくことの必要性を訴えられ ました。 { 【グラフ1】 【グラフ2】 隔月発行 1部10円 平成28年1月号 佐 賀 県 P T A 新 聞 (3) 第578号 第三十六回市郡連 親睦母親ミニソフト バレーボール大会 平成二十七年十月十七日 ︵土︶ 母親委員長 石橋恵美子 雲一つない秋晴れの空の下、市 郡 連 親 睦 母 親ミニソフトバレー ボール大 会 が、芦 刈 文 化 体 育 館 にて 盛 大 に 開 催 さ れ ました。開 会式より各地区選りすぐりのメ ンバーで、創意工夫のあるチーム 紹 介 が あ り まし た。今 年 度 にユ ニフォームを 新 調 された地区 も 多 く、バレーへの 意 気 込 み が 感 じ ら れ まし た。試 合 が 始 ま る と、 ど のコー ト も ラ リ ー が 続 き、練 習 の 成 果 が 発 揮 さ れ、ファイン プレー も 数 多 く み ら れ、応 援 に も 力 が入 り 大 きな 歓 声 が 沸 き 起 こっていました。 今 年 度 は、順 位 を 決 め ない 事 や 選 手 の 人 数 も 幅 を 持 たせ た り と、皆 さ ん が 参 加 しや すい よ う に 考 慮 して き ま し た。ま だ ま だ 足 り なかった点があったかもし れません。選手の皆様はもちろん、 そ れ 以 外 の 役 員、先 生 方、応 援 に駆けつけて下さった多 くの関 係 者 の 皆 様 に は た く さ んの 温 か い ご 声 援、そ して ご 協 力 あ り が とうございました。 この 大 会 は、各 地 区 の 役 員 の 皆 様 の 親 睦 を 深 め ること が 目 的 だ と 思 っ て い ま す。今 後 と も、 PTA 活 動 に ご 理 解 ご 協 力い た だ き ま す よ う 宜 し く お 願い 申 し 上げます。 子育て応援メッセージ ○ あいさつ習慣 日々努力 ○ 家 族 の 絆 は 日々食育 ○ 言葉・しぐさで 日々反省 ○ 子育て楽しみ 日々発見 岩松小学校の 育友会活動 岩松小育 会長 岡本 一輝 岩松小学校は、小城市の北部 に位置しており、天山山系の恵 み や 祇 園 川 の 清 流 に 囲 ま れ た、 自然豊かな場所にあります。 育友会は、保護者・教職員を 正会員、地域の方々を賛助会員 として組織しています。児童数 は二二〇人程度ですが、少ない からこその団結力の強さで、地 域一体となって日々の活動を行 っています。 組織内には、交通安全指導等 を 中 心 に 活 動 す る﹁総 務 部﹂、 年三回発行する広報紙を担当す る﹁広 報 部﹂、プ ル タ ブ 回 収 や 体 育 的 な 行 事 の 一 翼 を 担 う﹁父 親部﹂、ベルマーク整理といった、 ボランティア活動を中心に活動 す る﹁母 親 部﹂の 四 つ の 専 門 部 山内中学校の PTA活動 山内中P 会長 川内 正美 を設置し、それぞれ活発的に活 動しています。 特 色 あ る 活 動 の 一 つ と し て、 ﹁天 山 登 山﹂を 紹 介 し ま す。毎 年十月、全児童や保護者を対象 に参加者を募り、天山の上宮か ら頂上を目指します。父親部を 中心に、コースの下見や、当日 の誘導などを行います。毎年一 〇〇名 を 超 え る 参 加 者 が あ り、 険しい道のりをお互いに助け合 いながら進むことで、支えあい の大切さを学ぶ機会となってい ます。 また、地域の活動として、青 の除草作業を年三回実施。広報 部 は、会 報﹁お や つ ば め﹂を 年 二回発行。生活指導部は、挨拶 運 動 や 夜 間 パ ト ロ ー ル を 実 施。 母親部は、制服リサイクル、バ ザー活動、ペットボトルの蓋の 回収、交流マラソン大会に於い てサポート等をしています。 山 内 町 で は、中 学 校、東、西 小学校の三校で町P連合会を組 織しています。活動として共育 カレンダーの標語募集をして作 成し、PTA会員や学校関係者 への配布、ミニバレー大会への 合同練習や九P大会への合同参 加をして親睦を深めています。 少 健 主 催 に よ る﹁岩 松 寺 子 屋﹂ が あ り ま す。そ ば 打 ち・〆縄 づ くりなどの体験活動や、校区内 に多く点在する神社仏閣の歴史 等について学習する講座があり、 地域・学校・育友会が手を携え 地域を愛する心を育む活動を行 っています。 地域の輪が、子ども達の心を 育 て る 原 動 力 と な っ て い ま す。 岩松小育友会は、地域の絆を胸 に、あふれる笑顔で活動を続け ていきたいと思います。 地域の方々と連携して、親子 映画鑑賞会、七夕まつり、公民 館まつり、朝夕の交通安全指導、 防犯パトロール、地区行事等へ の 参 加 を 行 い、学 校、地 域、 PTAと連携がとれるように努 めています。 会員一人ひとりが、それぞれ の中で輪をつくり、生徒達を見 守り、社会の一員として接して いく、そういった力と連携して PTA運営を図っていこうと思 います。 ●他人にケガを負わせたり、他人のものを壊したりして法律上の損害賠償 責任が生じた場合に補償します。所定の条件を満たした場合、借り物の 損害も補償します。ご家族の方も対象です。 ●学校内はもちろん、放課後の遊戯中・クラブ活動中や 休日のレジャー中の事故など様々なケガを補償します。 39 Vol. ∼小城市・武雄市編∼ ○ 小学校の門に入るとまず目に 飛び込んでくるのが﹁やさしく・ か し こ く・た く ま し く﹂と い う 東川登小学校の校訓です。私も この小 学 校のOBであり、その 頃 の 校 訓 も 同 じ だった 様 に 記 憶 しています。現在の小 学 校はタ ブレット端 末や電子黒板、官民 一体 で 地 域 と と も に 推 し 進 め て い る 子 育 て 支 援 と し て﹁花 ま る 学 習 会﹂な ど 教 育 も 様 変 わ り し てきた様に思います。東川登小 は生徒 数 百 余 名の小さな小 学 校 ですが、子ども達は皆素直で明 るく、来客者にも元気良く挨拶 をしてくれます。素朴で大らか な子 どもが多 く、地 域一体で子 ど も 達 を 育 てていこ う とい う 風 潮が強いです。教育の内容や進 め方が変わっても、何十 年と続 いている 校 訓 と 同 じ 様 に そ の 根 っこ は 変 わ って い な い ん だ な と 思います 今の子ども達はインターネッ トを駆使。ゲームに夢 中な姿を 見ていると、依 存症の心配も出 て き ま す。し か し、地 域 の 自 然 に触れ、地域の伝統芸能に触れ、 地域とともに成長していって くれることを望んでいます。 東川登小P 八坂 純一 単Pの活動 親子でがまん 日々前進 十 五 才 双 子 の 母 で す。子 育 て を 振 り 返 る と、あっとい う 間 の 十五年でした。一番気をつけてき た事は小さい頃から自分で善 悪 を考える力 を 身につけさせてき た 事。答 え を ス グ に 出 し 親 の一 方 的 な 考 え を 押 し 付 け る 事 をし ない。何 か あった ら き ち ん と 向 き 合い一つずつを 家 族 みんなで 解 決 して き ま し た。苦 しい 経 験 も 楽 しい 経 験 も 全て 子の 宝。大 人 に なった 時、励 み と な り 役 に 立つ 事 でしょう。ど ん な 時 も 側 にいる!お 父 さ んとお 母 さ んは いつも 味 方‼この言 葉 を 毎 日 掛 け 続 け 送 り 出 しました。お 陰 様 で学 校 生活 を 安 心して通ってい た よ う に 思い ま す。毎 日 バタ バ タしている 家 族 で す が、食 卓 を 囲 ん で 会 話 を す る 時 が、一番 ホ ッと す る 瞬 間 で す。私 達 夫 婦 の 間 に 産 ま れ てきて く れ て あ り が と う。二 人 がいて く れ たか ら 親 として人として成長できました。 支えてくれる全ての方に感 謝 を忘れず日々の小さな幸せを感 じ、夢 に 向 かって 努 力 し 続 け て ほしい。心温かい人へと成 長して下さい。二人の笑顔 が私達のパワーの源。子育 ていちばん! 三日月中P 藤 智子 田 山内中学校は、黒髪山・神六 山と雄大な山の麓にある中学校 です。 PTAは、本部・学年・地区・ 専 門︵総 務 研 修︶・広 報・施 設・ 生活・母親で構成されています。 学年理事は、親子ふれあい活動 や学年PTAの運営等。地区理 事 は、地 区 の 安 全指導や危険個 所 の 点 検、又 生 活 指 導 部・施 設 部に所属してい ま す。総 務 研 修 部 は、会 員 の 資 質向上や会員研 修等。施設部は、 校舎や学校周辺 (取扱代理店:株式会社コーリン)受付時間:平日午前9時∼午後5時 0120−228−553 佐賀県PTA連合会保障制度事務局 (土・日・祝日、年末年始を除く。) ○制度に関するお問い合わせ先 : 特色ある 第578号 (4) 隔月発行 1部10円 佐 賀 県 P T A 新 聞 平成28年1月号 佐賀県PTA連合会推薦 小中学生総合保障制度(こども総合保険) について お子様を取り巻く様々なリスクに対応します。 ※保険商品の概要を説明したものです。詳細につきましては取扱代理店にお問い合せください。 ○制度引受保険会社 : AIU損害保険株式会社 東京海上日動火災保険株式会社 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 2015年1月現在の内容です。 承認番号 A−000510 2016-02
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