経済を動かす三つの主体を学び、自分たちの暮らし

第4章 私たちの暮らしと経済
第1節 消費生活と市場経済
はじめに ~経済を学習するにあたり~
○経済を動かす三つの主体→家計 企業 政府
「家計と市場」に関わるキーワード
①家計とは?:家計(所得→消費 貯蓄)
②消費者とは?:経済活動を支える
さまざま支払いの手段
消費者を守る制度
③流通とは?:生産者と消費者の間をつなぐ→商業:流通業が中心となる
変化する流通と消費
④市場経済とは?:価格の決まり方(費用と利益)
市場経済:市場経済→均衡価格へ(市場メカニズム)
⑤市場の長所・短所は?:長所:自由な競争→効率的な生産、消費
短所:独占で自由・公正な競争ができない→法律での取り決め
公平な供給が必要→公共料金
【経済の三つの主体】
第1時 循環する経済【関】
「経済とは何だろうか?」
kw:ものの交換→貨幣が交換の規準 さまざまなものの交換(経済)
経済の循環:三つの経済主体(家計、企業、政府)
・自分たちの日常生活には様々な経済活動があることを知った。
・3つの経済主体が経済を循環させている。
・
単元を貫く課題
「経済を動かす三つの主体を学び、自分たちの暮らしとどのよう
にかかわっているか考えよう!」
この節の主体は「家計」
身近な家計から企業、財政まで、日々目まぐるしく経済は変わり、多くの出
暮らしがどう変化しているのだろう?」
来事が起こっている。新聞やテレビ等の新しいニュースを積極的に紹介して
学習内容とつなげていく。
生徒達がこれから仕事を選び人生を設計していくための基礎となるように、
経済を日々の生活に前向きにつなげさせたい。
【家計とは?】
第2時 家計とはなんだろう【資】
「家計のはたらきを知ろう」
kw:家計(家庭の経済活動)
所得→消費〈財・ザービス〉貯蓄
買い物:現金→電子マネー等多様化
・将来の自分の生活設計をすることで、家
計について考えることができた。
・支払いの手段は多様化している。計画的
なお金の使い方をしたい。
【流通とは?】
第4時 生産と消費をつなぐもの【資】
「私たちの生活は、流通とどのようにかか
わっているのだろうか?」
kw:商業(生産者と消費者の間をつなぐ)
その中心が流通業(小売業、卸売業等)
商品だけでなく、情報の流通も行う
情報技術の発達で→流通と消費が変化
(オンライン・ショッピング等)
・商業の中でも流通は大切で、商品だけで
なく、情報の流通も行われている。
・流通と消費が今大きく変化している。自
分たちの生活にも影響を与えているの
で、よく考えていきたい。
【市場の長所、短所は?】
第6時 価格のもつ意味【思】
「市場の短所と長所を考えよう」
kw:市場(財が売り買いされ、生産・
流通・消費が行われる)
市場メカニズムは効率的だが・・
(課題)
競争→独占へ (独占禁止法 公正取引
委員会)
公平な供給が求められるもの
→公共料金として、公的に管理
・競争が行われず、独占が行われたとき
に、問題が発生する。
・公共料金が必要な理由が分かった。
【消費者とは?】
第3時 消費者を守るもの、支えるもの
【思】
「消費者の権利と責任を考えよう」
kw:経済活動はお互いの信用が大切
悪質商法→消費者の安全と権利を守る
法律→消費者基本法、製造物責任法
(PL法)、クーリング・オフ制度、消
費者契約法〈契約を重視〉、消費者庁
・経済活動はお互いの信用が大切だが、
守れない時もある。
・消費者を守る様々な制度があるが、
自分たちも賢い消費者にならなけれ
ばならない。
【市場経済とは?】
第5時 ものの価格の決まり方【知】
「ものの価格はどのように決まるのだ
ろうか?」
kw:価格(費用と利益〈利潤〉)
価格の決まり方→需要量と供給
量で決まる(均衡価格)
市場価格は均衡価格へ近づく
(市場メカニズム・市場経済)
・いろいろな価格が決まる仕組みが理
解できた。
・市場メカニズムは、政治でいうと選
挙や民主主義のシステムと言えるの
ではないだろうか?
まとめ
賢い消費者となるために、
私たちはどうしたら良い
でしょうか?
p118
目標
評価規準
Ⅰ
見
通
し
経済を動かす三つの主体をとらえながら、自分たちの暮らしと経済活動とのつ
ながりへの関心を高める。
お金の果たす役割や、自分たちの身近な暮らしと経済活動とのつながりについ
て関心を高め、経済活動の意味について考えようとしている。【関】
学習内容・発問
○「貝」のつく漢字を書いてみよう。
○財、買、販、貯、貸などの共通点は?
経済とは何だろうか?
Ⅱ
解
決
活
動
Ⅳ
振
り
返
り
指導上の留意点
・1分でノートに書く
・お金に関すること 3「貨幣とし
て使用されていた貝」
・2「貨幣が果たす三つのはたらき」
・会社、銀行、株、税金、給料、ハ
ロウィンの経済効果等、教科書を
見ずに書く。
○選んだ言葉が三つの経済主体の
「家計」「企業」「政府」のどこにあ
てはまるか、分けましょう。
集団解決
グループ活動
WBで発表
・5「三つの経済主体の結びつき」
の図を黒板に示し、話し合った内
容を前に出て書いて。関連してい
る言葉は、矢印の間に書く。
黒板に貼ることのできる、小さな
短冊を用意できたらする。
○5「三つの経済主体の結びつき」の表
の□にあてはまる語句を、語群から選
びましょう。
○これから学習する経済で、関心のある
ことを、三つの経済主体から選んで書
きましょう。
○次時の予告を行う。
評価
*経済はさまざまなものが交換され
ることによって成り立っている。
(もの、労働力、お金 等)
○「経済」から浮かんでくる、言葉、
を書きましょう。
自力解決
ノート
○単元を貫く課題を提示する。
Ⅲ
ま
と
め
循環する経済
経済を動かす三つの主体を学び、
自分たちの暮らしとどのようにか
かわっているか考えよう!
*これから学習していくことを確認
する。
*三つの経済主体の確認を行う。
*ノートを集め、これからの学習に
いかしていく。
☆家庭学習
家族に、「①家計簿をつけている?
②どのような方法で? ③つけてみ
ての感想は?」を聞いてまとめよう。
(自分のお小遣い帳でもOK)
お金の果た
す役割や、
自分たちの
身近な暮ら
しと経済活
動とのつな
がりについ
て関心を高
め、経済活
動の意味に
ついて考え
ようとして
いる。【関】
p120
目標
評価規準
1 家計とはなんだろう
家計の果たす役割を、財やサービスの供給と、消費や貯蓄との関わりから考え
る。
家計における消費の内訳の推移から、家計の消費活動がどのように変化してき
ているかについて、社会の様子と関連づけながら読み取っている。【資】
学習内容・発問
Ⅰ
見
通
し
①家計簿(お小遣い帳)をつけてい
る?
②どういう方法で?
③つけてみての感想は?
を、全体で確認する。
指導上の留意点
・事前に調べておいて、集計したも
のを教師が提示しても良い。
*1~3「家計簿」についての変化
の写真やデータも参考にする。手
書きからIT化が進んでいる。
消費、所得、家計、貯蓄、財、サ
ービス等の語句を確認する。
評価
家計のはたらきを知ろう
「あなたは東京に一人暮らしで月
20万円の収入がある」
○あなたの1ヶ月の家計の支出を
計画してみよう。
自力解決
ノート
集団解決
グループ活動
全体へ発表
Ⅱ
解
決
活
動
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
4「消費の内訳の推移」から
①どのような消費の項目が増えてい
ますか。
②それは、社会の変化とどのように
関連していますか。
③この間に、消費者にどのような意
識の変化があったのでしょうか。
*「食料費、住居費、被服・履物費、
光熱・水道費、交通・通信費、教
養・娯楽費、貯蓄」に分けたワー
クシートに金額を記入する。
事前に、家賃や光熱費等のだいだ
いの金額を話しておく。
*各グループで話し合った内容を発
表する。
*交通・通信費の伸びが目立つが、
消費支出全体も4倍に増えている
ことにも着目させる。
③の意識の変化は、家庭で聞き取
りをしたら、新しい発見があるの
で、課題にしたい。
○現金以外に、他に支払いに使われるも
のに何がありますか。
・クレジットカード、電子マネー
*実物を見せる。
便利がある反面、問題点があるこ
とについても考えさせる。
○もう一度、自分の家計の支出を振り返
って、これからの人生設計について
考えてみよう。
*金額を直して見ても良い。仕事、
や趣味、生活等、明るい将来を考
えさせたい。
○次時の予告を行う。
☆家庭学習
「買い物をした時に失敗した経験」
を、ノートにまとめよう。
家計におけ
る消費の内
訳の推移か
ら、家計の
消費活動が
どのように
変化してき
ているかに
ついて、社
会の様子と
関連づけな
がら読み取
っている。
【資】
p122
目標
評価規準
Ⅰ
見
通
し
2 消費者を守るもの、支えるもの
消費者問題に取り組むさまざまな取組が進められていることを知り、自立した
消費者となるために、必要なことを考える。
消費者を守る法律や制度について知り、自立した消費者となるために考察し、
自分なりに説明している。【思】
学習内容・発問
指導上の留意点
①買い物をした時に、失敗した経験
はありませんか。
②「自分に問題があるもの」、
「売り
手に問題があるもの」に分けまし
ょう。
集団解決
グループ活動→黒板
①学習課題の内容を話し合う。
②2つに分類して、黒板にそれぞれ書
かす。
評価
5「消費者からの相談の受付件数」
7「悪質商法を伝える新聞記事」
*消費者の権利を奪う事件を、日々
の ニ ュ ー ス や 教師 の 体験 談 等 で
紹介する。
消費者の権利と責任を考えよう
Ⅱ
解
決
活
動
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
○消費者の権利を守る「制度」や
「法」にはどのようなものがありま
すか。文中から書きだしまとめま
しょう。
自力解決
ノート
・6「消費者契約法における契約解
除の条件」、8「クーリングオフ
の通知書の記入例」、本文「契約
を結ぶ意味」等
*生徒が これか ら直面 する可能性
もあるので、まとめた後、具体的
に教師が説明する。
○自立した消費者となるために、私たち
には何が求められるでしょうか。
*自分の経験や現状を考えて、自分
なりの考えやまとめを、文章で表
現する。
○次時の予告を行う。
☆家庭学習
生産者と消費者をつなぐ流通が今
大きく変化している。
あなたが、小学校低学年の時と比
べ、「流通で変化したと思うこと」
を書きましょう。
消費者を守
る法律や制
度について
知り、自立
した消費者
となるため
に考察し、
自分なりに
説明してい
る。【思】
p124
目標
評価規準
Ⅰ
見
通
し
3 生産と消費をつなぐもの
流通のしくみを理解し、自分たちの生活と流通との関わりに気づく。
GPS による輸送管理システムやPOSシステム等の流通経路に関する資料から、
流通機構が多様化していることを読み取っている。【資】
学習内容・発問
指導上の留意点
○流通業にはどのような種類があるか、 *4「野菜や果物が私たちのもとに届
くまで」の図を使い、多くの経路が
確認しましょう。
あることを確認する。
私たちの生活は、流通とどのようにかかわっているのだろうか?
○小学校低学年の時と比べ、流通で変化
したと思うことを書きましょう。
Ⅱ
解
決
活
動
*学習課題の内容を発表する。
○1~5の資料を見て、流通がどう
変化しているか、まとめましょ
う。
自力解決
ノート
*GPS による輸送管理システムや
POS システム等の資料から具体
的に変化を読み取っていく。
○流通機構の発達は、人々の消費生
活を便利にするが、問題点も生み
出している。どのような問題点で
しょうか。
集団解決
グループ活動
WBで発表
*オンラ イン・ ショッ ピングを例
に、①消費者側に起こる問題、②
地 域 経 済 に 及 ぼす 影 響に つ い て
考える。
・商品を安く買えるが、品質に問題
・さびれる商店街
*本文以外の内容も出させたい。
○「変わる流通」と「厳しくなる商
店街や地域経済」の両者が対立で
なく合意へ向かうには、どのよう
な取組が必要でしょうか。
集団解決
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
評価
*1、2 年でも 出てき た課題であ
る。今まで学習してきたことをふ
まえて、これから私たちに直面す
る問題として、多面的、多角的に
考えさせる。
グループ活動→全体
○個人で、「合意へ向かうためには」を
テーマに自分の考えを書く。
*ここで終わらせずに、次時以降も
継続して取り組む。
生徒の 意見も 積極的 に返してい
く。
○次時の予告を行う。
☆家庭学習
『p126 1「廃棄処分されるキ
ャベツ」と、
「1玉600円のキ
ャベツ」(2016 年 10 月)の違い
はどうしてだろう?』
GPS によ
る輸送管理
システムや
POS システ
ム等の流通
経路に関す
る資料か
ら、流通機
構が多様化
しているこ
とを読み取
っている。
【資】
p126
目標
評価規準
4 ものの価格の決まり方
需要、供給と価格の関係について考え、市場経済のしくみを理解する。
需要と供給の関係から決まる価格と、市場メカニズムのしくみについて理解し、
その知識を身につけている。【知】
学習内容・発問
指導上の留意点
評価
ものの価格はどのように決まるのだろうか?
Ⅰ
見
通
し
Ⅱ
解
決
活
動
○p126 1「廃棄処分されるキ
ャベツと、「1玉600円のキャ
ベツ」(2016 年 10 月)の違いは
どうしてだろう。
自力解決
ノート
集団解決
グループ活動
WBで発表
他に
「海外旅行はなぜ高いか?」
「富士山頂の自動販売機はなぜ高い
か?」等の事例も使える。
○あなたがりんごを「①売る店」と
②「買う消費者」の2つの立場に
なった場合では、それぞれ価格を
何円にしたいですか。
↓
○生徒に挙手をさせ、方眼黒板に数値を
入れて、グラフを作る。
Ⅲ
ま
と
め
○「ものの価格はどのように決まるのだ
ろうか?」について、ノートに自分
でまとめていく。
Ⅳ
振
り
返
り
○次時の予告を行う。
・キャベツの生産量が、買いたい人
の量よりも上回ると余るので、価
格が下がる。逆にキャベツの生産
量が減ると、足りなくなるので価
格が上がる。
・旅行会社のパンフレットを使う
・ネットを検索すると自動販売機の
画像があるので、活用する。
*需要(買いたい)と供給(売りた
い)によって価格が決まることを
確認する。
*それぞれが、金額を決める。
①売る側→できるだけ高く売る
②買う側→できるだけ安く買う
りんごは、教科書にあるので、
違う商品にすることもできる。
*4「需要と供給と価格の関係」
のグラフの形になるか確認す
る。
市場価格が高い場合と低い場合
にグラフはどうなるかを確認し
て、市場メカニズムについて理
解させる。
物価についても説明する。
*p130、131「需要曲線と
供給曲線ってなんだろう」も参
照する。
☆家庭学習
p129 4「主な商品の生産や
販売サービスの集中度」のグラ
フにあてはまる企業を探しまし
ょう。
需要と供給
の関係から
決まる価格
と、市場メカ
ニズムのし
くみについ
て理解し、そ
の知識を身
につけてい
る。【知 】
p128
目標
評価規準
5 価格のもつ意味
主な価格の種類をふまえながら、競争の役割を通して、市場が機能するために
必要な条件を考える。
市場メカニズムが効率的にはたらくためには、どのような条件や制度が必要か
を考察し、説明している。【思】
学習内容・発問
○p129 4「主な商品の生産や販売
サービスの集中度」のグラフにあては
まる企業名を答えましょう。
Ⅰ
見
通
し
4のグラフから
①最も生産や販売サービスが集中
していると思われる商品はどれ
ですか。理由も書きましょう。
②生産や販売サービスが集中する
ことの問題点を書きましょう。
指導上の留意点
評価
*事前に調べておく。
①携帯電話 (理由)3社で96.
9%を占めているから。
②今、携帯電話は格安スマホ等、企
業数が増えているので、
「増えて良
いことは?」と聞いても良い。
市場の短所と長所を考えよう
○市場が「競争を避けて独占すること」 ・独占禁止法 公正取引委員会
を禁止する法律と、それを運用する機 *1「新聞記事」と2「値引き販
関の名前を書きなさい。
売された弁当」の事例を見る。
Ⅱ
解
決
活
動
○なぜ、公共料金という市場メカニ
ズムに適さない財やサービスが
あるのですか。その理由を説明し
ましょう。
自力解決
ノート
電気・ガス・水道・教育などは、
家計の所得の高い・低いに関わり
なく誰にとっても必要であるか
ら、政府などの公的管理のもとに
おかれている。
○市場メカニズムが効率的にはたらく
ためにはどうしたらよいだろうか。
Ⅲ
ま
と
め
○賢い消費者となるために、私たちはど
うしたら良いでしょうか?
学んだ事を振り返ってまとめましょ
う。
Ⅳ
振
り
返
り
○次時の予告を行う。
*家計と市場について学んだ事を
まとめながら、自分の考えをま
とめていく。
市場メカニ
ズムが効率
的にはたら
くためには
どのような
条件や制度
が必要かを
考察し、説
明している。
【思】
第4章 私たちの暮らしと経済
第2節 生産のしくみと企業・金融
「生産と企業・金融」に関わるキーワード
①生産とは?:財・サービスを作り出す活動→企業が行う
↓
②企業とは?:生産を専門的・組織的に行う
企業の種類→・私企業(資本主義経済)と公企業
↓
・会社企業;株式会社が規模が最大
・大企業と中小企業
③銀行とは?:金融とは何か?→銀行が金融機関の中心
日本銀行の役割は?
④株式とは?:株式市場のはたらき
株式とは?
役割は?
新聞の株価欄の読み方
⑤それぞれの責任は?:市場経済の中で、「企業」「金融機関」「消費者」の責任は?
単元を貫く課題
「経済を動かす三つの主体を学び、自分たちの暮らしとどのよ
うにかかわっているか考えよう!」
【生産とは?】
第1時 生産活動をになう主体【資】
「企業とはなんだろうか?」
kw:生産→企業(専門的・組織的に)
生産要素:道具・機械・原材料(物質)
+資本+労働力
私企業(資本主義経済)と公企業
・生産を専門的・組織的に行うには、企
業の存在が大きい。
・私企業と公企業には、それぞれ違った
役割がある。
この節の主体は「企業」
【企業とは?】
第2時 さまざまな企業【思】
「株式会社を中心に、さまざまな企業の
種類を知ろう」
kw:私企業→会社企業が中心
特に株式会社が生産の中心
しくみ(株式、株主、株主総会、配当)
大企業と中小企業
・株式会社は資本金を株式に分けること
で、多くの資本金を集めることができ
る。
・大企業と中小企業を規模で見ると大き
な違いがあるが、どちらも大切な役割
を担っている。
【銀行とは?】
第3時 間接金融の代表、銀行【知】
「銀行を中心に、金融機関の種類と役割を
知ろう」
kw:金融(互いにお金を貸し借りする)
金融機関→銀行が中心
銀行:高い利子で貸し付けし(融資)、
その差額が利益(間接金融)
直接、資金を調達(直接金融)
中央銀行→日本は日本銀行
(発券銀行、銀行の銀行、政府の銀行)
・間接的にお金の貸し借りをする間接金融
の中心は銀行である。
・日本の中央銀行である、日本銀行には3
つの役割がある。
【それぞれの責任は?】
第5時 市場経済のなかの社会的責任【関】
「企業、金融機関、私たち消費者には、ど
のような責任があるのだろうか?」
kw:市場経済はお金を仲立ちとした交換
関係→信用を裏切らない、責任と自覚
企業の責任:企業の社会的責任(CSR)
金融機関の責任;バブル崩壊後の問題
お金を預かる自覚
消費者としての責任:適切な商品を選択す
ること
・企業や金融機関だけでなく、私たちにも
社会的責任がある。
・交換関係にある企業、金融機関、消費者
が互いに責任を持ち、信頼関係にあるこ
とが大切である。
・
・
【株式とは?】
第4時 直接金融の舞台【資】
「株式市場の株式を買ってみよう」
kw:日本の金融:間接金融中心→
バブル崩壊、グローバル化等→直接
金融による資金調達が活発に
(株式市場が身近に)
株式市場:株式の売買で株価が上下
する 投資と投機の違い
・株式を模擬的に買うことで、新聞の
株価欄の読み方が分かった。
・投資と投機の違いが分かったが、利
益の獲得だけの株式市場では問題が
ある。
まとめ
私たちは消費者として、ど
のような責任が求められ
るだろうか?
p132 1 生産活動をになう主体
目標
評価規準
企業という経済主体の果たす役割を、生産のしくみや生産要素を通して理解し、
私企業と公企業がもつそれぞれの役割や違いについてとらえる。
資本主義経済のもとにおける私企業と、利益の追求を目的としない公企業の役
割の違いを資料から読み取っている。【資】
学習内容・発問
指導上の留意点
○1「①農業」「②工業」「③伝統工芸」 ・土地、道具、原材料、労働力等
の写真から、生産活動に必要な共通 *本文を読まずに、自分の言葉を使
するものを、書きましょう。
って書く。
Ⅰ
見
通
し
○どうして生産するのですか。
評価
・利益を上げる 他に、「生きがい」
「社会に貢献する」、「多くの人の笑
顔のため」等も出たら評価したい。
企業とはなんだろうか?
Ⅱ
解
決
活
動
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
○写真の「①農業」は個人、「②工業」
は企業で生産するとしたら、企業はど
ういう面で有利ですか。
○私企業と公企業の違いを、自分の
言葉で説明しましょう。
自力解決
ノート
集団解決
ペア活動
5「種類別の企業数の割合」から
○私企業の割合は、何%ですか。
○私企業でいちばん多いのは何で
すか。
自力解決
ノート
*2「生産のしくみと利益の行方の
例」、3「資本主義経済のしくみ」
も参照し、企業と資本主義経済を
理解させる。
*4「日本の企業の種類」も参照。
・97.4% 私企業がほとんど
・株式会社→次時に学ぶ
個人企業の意味も説明しておく。
○次時の課題を出す。
あなたが、だれも考えつかないヒッ
ト商品を考えました。販売して利益
を上げるために経営者として、会社
を設立しました。
①どんな商品を考えましたか。
②会社をつくるときにまず、困るこ
とは何ですか。 あなたはどうし
ますか。
*②が次時へつながるので、①は深
くは追求させない。しかし、将来
のヒントになるかもしれないの
で、家でじっくり考えさせて、興
味深いアイデアを次時に発表させ
たい。今年のヒット商品のトップ
テンを紹介してもおもしろい。
資本主義経
済のもとに
おける私企
業と、利益
の追求を目
的としない
公企業の役
割の違いを
資料から読
み取ってい
る。【資】
p134 2 さまざまな企業
目標
評価規準
規模からみた企業の違いやそれぞれの特色を理解し、日本経済の実態や今後の
課題について考える。
大企業と中小企業の違いに着目し、中小企業が抱える課題の解決に向けて考察
し、自分なりに説明している。【思】
学習内容・発問
Ⅰ
見
通
し
あなたは、だれも思いつかないヒッ
ト商品を考えました。販売して利益
を上げるために経営者として、会社
を設立しました。
①どんな商品を考えましたか。
②会社をつくるときにまず、困るこ
とは何ですか? あなたはどう
しますか?
集団解決
グループ活動
指導上の留意点
評価
①のアイデアをグループごとに発表
し、いちばん興味深いものを選ぶ。
↓
②は設立の資本金が必要である。
↓
どうしたら良いかを話し合い、発表
「資本金を小さな金額の株式に分け
て、大量に発行して、多くの資本金
を集める。(株式会社)」
さまざまな伝え方を考え、全体にわか
りやすく説明させたい。
株式会社を中心に、さまざまな企業の種類を知ろう
○株式会社を中心に会社企業について
まとめる。
Ⅱ
解
決
活
動
6「製造業の事業所規模別の割合」
①規模の小さい事業所には、どの
ような特徴があるでしょうか。
②こうした事業所は、どのような
課題を抱えているでしょうか。
個人解決
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
ノート
○中小企業が抱える課題の解決に向け
て、どうしたら良いでしょうか。
○次時の予告を行う。
*教師が説明する。
①大企業と比較して、事業所数と出荷
額・給与面で書く。
②本文に頼らず、資料、地理で学習し
たこと、自分が知っていること等を
組み合わせて、自分の言葉で書かせ
る。
*世界的な活躍をする中小企業が
あることも紹介する
1~3「東京大田区の工場」
*今までの学習で積み上げてきたこ
とを活用して考えを書かせたい。
大企業と中
小企業の違
いに着目
し、中小企
業が抱える
課題の解決
に向けて考
察し、自分
なりに説明
している。
【思】
p136 3 間接金融の代表、銀行
目標
評価規準
金融機関の種類や間接金融と直接金融のしくみ、さらに日本銀行の役割につい
て理解する。
金融機関の種類や間接金融と直接金融のしくみ、さらに日本銀行の役割につい
て理解し、その知識を身につけている。【知】
学習内容・発問
指導上の留意点
○「倍返しだ!」の台詞で有名なドラマ ・半沢直樹2の予定があるので、生徒
が知っているレベルなら、決めぜり
「半沢直樹」の映像を見せる。
Ⅰ
見
通
し
○何をしている人ですか。
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
ふのシーンだけでも見せる。
・銀行員
銀行を中心に、金融機関の種類と役割を知ろう
○なぜ、私たちは銀行にお金を預けるの
ですか?
Ⅱ
解
決
活
動
評価
・安全だから
利子がつくから
○銀行はお金を預けてもらう代わ
りに、利子を支払う。では、どう
やって利益を得ているのですか。
説明しましょう。
自力解決
ノート
集団解決
グループ活動
WBで発表
・銀行はお金を預金として預かり、
お 金 を 必 要 と して い る企 業 へ よ
り 高 い 利 子 で 貸し 付 けを 行 う こ
と で 、 そ の 差 額を 利 益に し て い
る。
*4「主な金融機関の種類」5「間
接金融と直接金融のしくみで」説
明する。
バブル経済の時と、現在のマイナ
ス金利の時の利子の違いを示す。
○一般の銀行と中央銀行のそれぞ
れの役割を整理して、どのような
ちがいがあるか説明しましょう。
・3つの仕事をおさえる。
日本銀 行の映 像があ れば紹介す
る。
○ほとんど利子がつかない中、金融機関
にお金を預金することについてどう
思いますか。考えを書きなさい。
*家計としての自分の立場、企業や
国 の 立 場 の 両 面か ら 考え さ せ た
い。
○次時の予告を行う。
金融機関の
種類や間接
金融と直接
金融のしく
み、さらに
日本銀行の
役割につい
て理解し、
その知識を
身につけて
いる。【知】
p138 4 直接金融の舞台
目標
評価規準
株式を模擬的に買うことで、株式市場のしくみを理解させ、そのはたらきや役
割を考える。
株式市場での株取引のしくみや株価変動について理解し、新聞の株価欄から自
分の考えで株式を選択することができる。【資】
学習内容・発問
指導上の留意点
○資本主義経済では、企業がお金(資本) ・株式を発行する。
を集めるためには、どういう方法があ
りますか。
Ⅰ
見
通
し
○1「株式市場での株取引のしくみ」2
「日経平均株価の推移」で株式市場に
ついて説明する。
株式市場の株式を買ってみよう
Ⅱ
解
決
活
動
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
市場価格の変動のように、需要と供給
の関係で、株価は変動する。バブル経
済からバブル崩壊、トランプショック
(選挙当確後、株価が919円急落)
等、事例を紹介する。
○4「新聞の株価欄の読み方」5「ある
会社の株価の一日の動き」で、株価につ
いて説明する。
*次の活 動がス ムース にできるよ
う、理解させる。
株式を買ってみよう!
(条件)
あなたは100万円持っていて株式
を買おうとしています。
1つの銘柄しか買えません。
1ヶ月後に、多くの利益が出るよう、
理由もよく考えて、選びましょう。
グループになり活動
自力解決
WSに企業、株数、
理由を書き込む
集団解決
買った理由をグループ
で交流する
準備物:ワークシート(WS)、
新聞の株価欄のコピー(班
で1つ)、計算機
*家庭や図書室の新聞で日々確認
していく。折れ線グラフで記録し
ていくと、変化がよく分かる。
↓
1ヶ月後の授業日を決めておき、
その日に時間をとり、確認する。
(個人→グループ→全体で)
*会社への投資だけでなく、利ざや
を稼ぐだけが目的の投機的な取
引があることにもふれる。
○「銀行への預金」と、「株式の購入」 預金:利子も少なく、もうけはない
どちらの方法が良いですか。両方の長
が、損失もない。
所、短所を考えながら、書きなさい。 株式:株価の変動で、利益がある反
面損失もある。
○次時の予告を行う。
評価
株式市場で
の株取引の
しくみや株
価変動につ
いて理解
し、新聞の
株価欄から
自分の考え
で株式を選
択すること
ができる。
【資】
p140 5 市場経済のなかの社会的責任
目標
最後の選択者として、自分たち消費者にも責任があることに気づき、市場経済
との関わり方を考える。
企業や金融機関、消費者がもつ社会的責任について関心を高め、追究しようと
している。【関】
評価規準
Ⅰ
見
通
し
学習内容・発問
○市場における家計と企業の関係は、お
金を仲立ちとする交換関係にある。
みんなが納得した、安心、安全な交換
関係であるためには、何が大切でしょ
うか?
指導上の留意点
*今まで学習したことを振り返
り、教科書を見ずに、自分の言
葉で書かせる。
評価
企業、金融機関、私たち消費者には、どのような責任があるのだろうか?
Ⅱ
解
決
活
動
○「企業」「金融機関」「消費者」
にそれぞれ強い責任と自覚が求
められる。
それぞれの責任について、まと
めましょう。
自力解決
集団解決
*本文も参考にしながら、今まで
学んだことを参考にして、自分
の考えを中心に書かせたい。
ノート
グループ活動
WBで発表→全体へ
Ⅲ
ま
と
め
○私たちは消費者として、どのような責
任が求められるだろうか?
Ⅳ
振
り
返
り
○次時の予告を行う。
*もう一度自分で振り返って、自
分の考えを書く。
企業や金融機
関、消費者が
もつ社会的責
任について関
心を高め、追
究しようとし
ている。【関】
第4章 私たちの暮らしと経済
第3節 財政と政府の役割
「財政」に関わるキーワード
①財政とは?:3つの役割「資源配分」「所得の再分配」「経済の安定化」
②税金の特徴は?:国税と地方税
直接税と間接税
租税の効率性と公平性→あるべき税制度は?
③政府の収入と支出は?:国の歳入と歳出
ふくらむ財政赤字(公債)→財政構造改革を進める
どうしたら良いか?
④どんな経済政策を?:経済成長→インフレーションとデフレーションの問題等が起こる
→経済政策:金融政策(日本銀行)
:財政政策(政府)
単元を貫く課題
「経済を動かす三つの主体を学び、自分たちの暮らしとどのよ
うにかかわっているか考えよう!」
この節の主体は「政府」
【財政とは?】
第1時 財政が果たす三つの役割【知】
「政府の財政の3つの役割を知ろう」
kw:財政(政府の経済活動)三つの役割
①資源配分:税金をもとに、社会資本と公共サービスを提供
②所得の再分配:所得の極端な格差を調整
③経済の安定化:景気循環(好況と不況)
景気の浮き沈みを減らす政策
・政府の経済活動の財政には三つの役割がある。
・今、社会では格差が広がっている。どうしたら良いのだろうか?
【税金の種類は?】
第2時 税金を納めること【思】
「税金の種類と特徴を知ろう」
kw:私たちは税金(租税)を納める
政府の活動の中心的な財源
種類:国税と地方税
直接税と間接税
累進課税や間接税→課題がある
→効率性と公平性のある税金とは?
・さまざまな税金の種類と特徴が分か
った。
・みんなが公平感を持つことができる
税制度にするにはどうしたらよいだ
ろうか?
【どんな経済政策を?】
第4時 経済政策が目ざすもの【資】
「私たちが安心して暮らしていくため
に、どのような経済政策を行ってい
るのでしょうか?」
kw:経済成長→国内総生産(GDP)
が大きくなる
インフレ、デフレの問題
→経済政策:金融政策(日本銀行)
:財政政策(政府)
・景気は循環しているので、良い時も
悪いときもある。
・経済政策には、日本銀行が行う金融
政策と、政府が行う財政政策がある。
【政府の収入と支出は?】
第3時 税金の行方と国の借金【関・思】
「税金の使われ方と、現在の財政問題
について考えよう」
kw:政府の歳入(収入)歳出(支出)
の内訳
歳入に公債(国債・地方債)の
依存が増える→深刻な財政赤字
国の対策:財政構造改革
将来的にどうしたらよいか?
・国のお金の使われ方が分かった。
・増え続ける財政赤字をどうすれば減
らすことができるだろうか?
まとめ
家計、企業、政府が自分た
ちの暮らしとどのようにか
かわっているか、それぞれ
を関連づけて考えよ う!
p144 1 財政が果たす三つの役割
目標
評価規準
Ⅰ
見
通
し
資源配分、所得の再分配、経済の安定化という財政の三つの役割を、具体的に
とらえる
資源配分、所得の再分配、経済の安定化という財政の三つの役割を具体的に理
解し、その知識を身につけている。【知】
学習内容・発問
指導上の留意点
○家計、企業では十分に解決できないの ・道路、公園をつくる(社会資本)
で、国や地方が経済活動(財政)を行 ・警察、消防、教育(公共サービス)
っている。どのようなものがあります ・税金を集め、そのお金を国民のた
か。具体的に書きなさい。
めに使う。
自力解決
ノート
・医療費が安い。年金を支払う。
集団解決
グループ活動
・不景気の時に経済政策を行う。
WBで発表
*教科書の言葉だけでなく、身近な
生活の中から自分の言葉でたくさ
政府の財政の3つの役割を知ろう
ん出させたい。
○先ほど出した内容を「財政の三
つの役割」にグループ分けをし
ましょう。
Ⅱ
解
決
活
動
資源配分、
所得の再分
配、経済の
安定化とい
う財政の三
自力解決
ノート
つの役割を
具体的に理
解し、その
知識を身に
つけている
○6「所得格差を表すジニ係数の推移」 ・年ごとに格差が大きくなっている。 る。【知】
のグラフから、日本の所得格差はどの
ように変わってきているでしょうか。
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
評価
*資源配分、所得の再分配、経済の
安定化の3つに分ける。
日々の生活やニュース等で実感で
きるであろう。
○「財政の3つの役割」と「格差の問題」 ・身近な問題になってきている、格
を関連づけて、考えを書きましょう。
差の問題について、行政の側だけ
でなく、自分たちの問題としても
どうしたら良いかを考えさせた
い。
○次時の予告を行う
p146 2 税金を納めること
目標
評価規準
租税には効率性と公平性の問題があることに気づき、納税の意義について考え
る。
租税を納める意味と租税に関わる問題点や課題について、効率性と公平性の視
点から考察し、自分の言葉で適切に表現している。【思】
学習内容・発問
○高知県に、1「『遊漁税』の実施が始
まった河口湖」のような税金はない
ですか。
Ⅰ
見
通
し
○みんなが払っている税金は何です
か。
税金の種類と特徴を知ろう
○「納める場所」、「かけ方の違い」ご
とに税金の種類を分類しましょう。
自力解決
ノート
集団解決
グループ活動で確認
Ⅱ
解
決
活
動
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
指導上の留意点
・森林環境税
(500円×県民33万人対象)
*森林の整備、シカ被害対策、山の学
習(実施している学校は実感させた
い)等、森林を守る活動に使われる。
税金の意義を確認する。
・消費税
3「買い物のレシート」
*「間接税と直接税」、
「国税と地方税」
に分けられることを確認する。
税の歴史を簡単に振り返ることも
できる。
*2「主な税金の種類」を見ながらノ
ートにまとめる。副読本があれば参
考にして、どんな税かの説明も付け
加える。
評価
租税を納め
る意味と租
税に関わる
問題点や課
題につい
て、効率性
*様々な立場で変わると思われるの と公平性の
○課題を解決し、みんなが納得す
で、多面的、多角的に考察させたい。 視点から考
る税金の制度にするには、どのよ
「消費税の増税は?」
「累進課税は?」 察し、自分
うにしたら良いですか。理由も含
等、テーマをしぼって話し合うこと の言葉で適
めて考えましょう。
切に表現し
も考えられる。
て い る 。
集団解決
グループ活動
【思】
WBで発表
○もう一度、「みんなが納得する税金」 *国の財政赤字を関連づける生徒も
について考えを書きましょう。
いると思うが、詳しくは次時で扱
う。
○税金の問題点や課題について、
公平性の観点で、資料や本文を読
んで書き表しましょう。
○次時の予告を行う。
・累進課税のため所得により税率が変
わり、高所得者は不公平と感じる。
・同じ金額を納める消費税は、低所得
者の方が負担感を感じる。
・予定される消費税の増税。
p148 3 税金の行方と国の借金
目標
評価規準
Ⅰ
見
通
し
財政赤字など政府が抱える課題とその取り組みについて理解し、今後の財政の
あり方を考える。
政府が抱える課題とその取り組みについて関心を高め、今後の財政のあり方に
ついて考えようとしている。【関】
財政赤字の問題点について考察し、その解決に向けた提案を自分の言葉で表現
している。【思】
学習内容・発問
○税金の使い道を決める機関はどこで
すか。
指導上の留意点
・国会で決める
1「衆議院予算委員会の様子」
評価
税金の使われ方と、現在の財政問題について考えよう
○2「国の歳入と歳出」のグラフを見て、 ・租税の中心は、所得税、消費税、
分かることを書き表しましょう。
法人税である。
・歳出は、社会保障関係費と地方交
付税交付金が多くを占める。
・国債、公債金とは何だろうか?
Ⅱ
解
決
活
動
○歳入の半分近くを占める公債金とは
何でしょう。
* ネット環境があれば「リアルタイム
財政赤字カウンター」を見せても良
い。
・国と地方の借金 4「国債残高と
国債依存度の推移」、5「一日当
たりに支払われる国債費」
*将来に不安を持つ数字だが、経済
破綻しない背景に、国民の貯蓄が
あるということにもふれる。
国の借金である財政赤字を減らす
ためには、どうしたら良いでしょ
うか。
*たいへん難しいテーマだが、自分
た ち の 将 来 に つな が る内 容 な の
で、深く考えさせたい。「地方の
予算が減り、医療費が上がっても
良いの?」等、現実的にこちらが
切 り 返 し て 、 再度 深 く考 え さ せ
る。前向きな具体的な意見を出さ
せたい。
*中学生の責任では全くないが、現
実的な問題、これからの自分たち
に 関 わ る 問 題 とし て 考え さ せ た
い。
自力解決
集団解決
Ⅲ
ま
と
め
Ⅳ
振
り
返
り
ノート
グループ活動
WBで発表
○もう一度、「財政赤字を減らすために
はどうしたら良いか」について考えを
を書きましょう。
○次時の予告を行う。
政府が抱え
る課題とそ
の取り組み
について関
心を高め、今
後の財政の
あり方に つ
いて考えよ
うとしてい
る。【関】
財政赤字の
問題点につ
いて考察
し、その解
決に向けた
提案を自分
の言葉で表
現してい
る。【思】
p150 4 経済政策が目ざすもの
目標
評価規準
経済の安定のために、政府や日本銀行が行う経済政策について資料から読み取
り、説明する。
財政政策や金融政策に関わる資料などから、政府や日本銀行による経済政策の
内容について読み取っている。【資】
学習内容・発問
○現政府がやっている経済政策はどん
な政策ですか。
Ⅰ
見
通
し
○国民はどんな経済状況を期待します
か。
指導上の留意点
評価
・現在はアベノミクス
どんな内容か聞いてみる。
・みんなが、正規の仕事に就けて、給
料が高い。
・個人も国も借金がない。
・東京と地方の格差がない。等
○3「景気循環の様子」から、好況と不
況があることを説明する。
私たちが安心して暮らしていくために、どのような経済政策を行っているのでしょうか?
○好況と不況の時の経済政策を、
①金融政策と②財政政策の2つ
の側面で表にまとめましょう。
Ⅱ
解
決
活
動
自力解決
集団解決
ノート
ペア活動
好況
不況
金融政策
財政政策
*全体で教師が説明する。
○アベノミクスの経済政策を、学ん
だ用語を使い説明しましょう。
集団解決
グループ活動
*最新の国の経済政策、過去(バブ
ル期等)、これからの未来の政策、
他国等、資料を用意してグループ
ごとに考えさせても良い。
Ⅲ
ま
と
め
○家計、企業、政府が自分たちの暮らし
とどのようにかかわっているか、それ
ぞれを関連づけて考えよう。
*単元を振り返り、3つの経済主体
を自分たちの生活につなげる。
Ⅳ
振
り
返
り
○次時の予告を行う。
財政政策や
金融政策に
関わる資料
などから、
政府や日本
銀行による
経済政策の
内容につい
て読み取っ
ている。
【資】