総合事業と介護保険サービスの切り替え ◎ 総合事業利用者(事業対象者、要支援1・2)が要介護者になった場合 原則、総合事業の終了日は、介護認定日の前日になります。 介護認定日は申請日に遡って有効になりますが、認定審査日(認定の確定日)をもって 切り替えることもできます。この場合、切り替えまでは総合事業のサービスになります が、介護保険のサービスとの重複はできませんので注意してください。 ※ 事業対象者としての資格については、有効期限はありません。介護認定を受けたとき や、大田区外に転出する場合に、大田区の事業対象者としての資格がなくなります。 【事例】 総合事業の現行相当(訪問)を利用しながら、5月1日に介護認定申請(変更)を行い、 認定審査(通知日)が6月1日にあり、要介護1の認定が確定した。このとき、同日か ら介護保険のサービスを利用する場合の資格とサービス費用の区分について ● 総合事業の有効期限の終了日は原則4/30、介護認定の認定日は5/1、認定確定日は6/1 ● 介護認定日が介護認定申請日に遡っても、介護保険サービスの利用開始の前日まで(5/31まで) は、総合事業のサービス(本人負担1割・2割)を利用することができる 4/30 5/1 総合事業(訪問)サービス この例は、5月1日に介護認 定申請をし、6月1日に要介 護1の認定結果が出た場合 を想定。 ※ 認 定 申 請 = 介 護 認 定 日 5/31 6/1 総合事業のサービスを利用 総合事業:本人負担1割又は2割 (要介護1) 介護保険の暫定措置は可能 認 定 確 定 日 ・ サ ー ビ ス 開 始 介護保険サービス 介護保険サービス: 本人負担1割、2割又は3割 総合事業と介護保険のサービスの重複について サ―ビスの重複は認められないため、総合事業のサービスを利用しながら介護申請を 行い、要介護以上の認定がついた場合、サービス内容によっては利用者の全額負担にな るケースがあります。 ■ 出来るだけ早く、訪問・通所のサービスを利用したい場合は、総合事業のみを利用する。 ■ 総合事業のサービスを利用しながら介護申請を行っても、認定結果が出るまでは介護保 険のサービスは利用しない(総合事業と介護保険の暫定措置の併用利用は不可)。 ■ 事業対象者がサービス利用中に重篤化し、サービスの追加が必要となった場合は、総合 事業の支援計画(期間)を終了させ、介護保険認定申請をしたうえで暫定措置を行う。
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