介護予防・日常生活支援総合事業 説明資料

<訪問・通所介護事業所向け>
介護予防・日常生活支援総合事業
説明資料
平成29年1月19日(木)
むつ市保健福祉部介護福祉課1
総合事業で変わること
平成29年4月1日から
✑ 要支援者の「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」が
介護保険給付サービスから総合事業サービスに移行します。
✑ 「介護予防訪問介護」・「介護予防通所介護」は、順次、要支援認定切れの方から
総合事業の「訪問型サービス」・「通所型サービス」へ移行します。
✑ 総合事業に移行した「訪問型サービス」や「通所型サービス」の対象者は、
「要支援者」と、従来の要支援者相当で、基本チェックリストに該当した「事業対象者」です。
✑ 事業対象者の区分支給限度額は、原則 5,003単位(要支援1と同様)となります。
✑ 総合事業に対応するサービスコードを設定します。
✑ 今後、総合事業において、むつ市独自のサービスや事業を展開していきます。
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3
なぜ総合事業に変わるのか?
✑ 介護保険を取り巻く状況
・2025年(平成37年)団塊の世代が75歳以上に。
・単身高齢者世帯や高齢者のみの世帯、認知症高齢者の増加が予想されます。
⇒掃除や買い物などの生活支援のニーズが早期に発生し、簡易な支援を
求める層が増加・・・『生活ニーズの増加』が見込まれます。
・一方で、高齢者を支える側である15~64歳の人口は減少の一途をたどっており、
介護の担い手不足は、今後の大きな課題と言えます。
・介護予防事業への参加率が低い現状があります。
今までの介護予防や生活支援のあり方では、
今後の少子高齢化に対応することが困難となっています。
住民等による多様なサービス、地域の支え合い体制づくりが必要。
⇒介護予防訪問介護等と住民等が参画する多様なサービスを総合的に
提供することが可能な仕組み=総合事業へ
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高齢化率の状況
なぜ総合事業に変わるのか?
✑ むつ市の現状
むつ市の人口の推移
30,000
10,000
実
績
値
推
計
値
60
人口割合(%)
20,000
70
50
人口(人)
0
10,000
40
20,000
30
30,000
20
40,000
10
50,000
60,000
0
75歳以上
65歳~75歳未満
15歳未満
15歳~40歳未満
後期高齢者人口の推移
40歳~65歳未満
高齢化率
生産年齢人口割合
2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040
(出典)2000年~2010年まで:総務省「国勢調査」
2015年以降:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成25(
2013)年3月推計)
地域包括ケア「見える化」システムより
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①介護予防把握事業
総合事業のサービス構成
②介護予防普及啓発事業
は、平成29年度時点でむつ市で実施
③地域介護予防活動支援事業
④一般介護予防事業評価事業
一般介護予防事業
⑤地域リハビリテーション活動支援事業
①訪問介護(現行相当)
②訪問型サービスA(緩和した基準によるサービス)
訪問型サービス
介護予防・
日常生活支援
総合事業
(新しい総合事業)
(第1号訪問事業)
介護予防・生活支
援サービス事業
③訪問型サービスB(住民主体によるサービス)
④訪問型サービスC(短期集中予防サービス)
⑤訪問型サービスD(移動支援)
通所型サービス
①通所介護(現行相当)
(第1号通所事業)
②通所型サービスA(緩和した基準によるサービス)
③通所型サービスB(住民主体によるサービス)
その他の生活支援
サービス
(第1号生活支援事業)
介護予防
ケアマネジメント
(第1号介護予防支援事業)
④通所型サービスC(短期集中予防サービス)
多
サ様
ーな
ビ
ス
多
サ様
ーな
ビ
ス
①栄養改善を目的とした配食
②住民ボランティア等が行う見守り
③訪問型・通所型サービスに準じる自立支援に
資する生活支援
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当市が実施する総合事業
介護予防・生活支援サービス事業
対象者 ①居宅において支援を受ける要支援者
②基本チェックリストに該当した者
(以下、「事業対象者」という。)
※
✑ 訪問型サービス(第1号訪問事業)
の
と
こ
ろ
を
実
施
し
ま
す
7
当市が実施する総合事業
介護予防・生活支援サービス事業
※
✑ 通所型サービス(第1号通所事業)
対象者 ①居宅において支援を受ける要支援者
②基本チェックリストに該当した者
(以下、「事業対象者」という。)
の
と
こ
ろ
を
実
施
し
ま
す
8
総合事業のサービス利用の流れ
相
要介護認定が必要
非該当
要介護認定申請
談
介護予防・生活支援サービスのみ
の利用が必要
要支援認定が必要
●認知症、認知症の疑いがある方、
また認知症の進行が予見される方
●問題行動により目が離せない方
●要支援認定を希望される方
●2号被保険者
●介護予防給付サービスが必要な方
要支援認定申請
非該当
基本チェックリスト
該
要介護者
要支援者
現在の健康状態維持のた
め、一般介護予防事業への
参加が必要
一般介護予防事業等紹介
非該当
当
事業対象者
基本チェックリスト、介護保険被保険者証を
市へ提出
介護予防サービス計画・介護予防ケアマネジメント依頼書届出
被保険者証発行
介護給付利用
予防給付利用
被保険者証発行
※要介護・要支援・
事業対象者も利用可
一般介護予防事業利用
介護予防・生活支援サービス利用
総合事業
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事業対象者の基本チェックリスト該当基準
✑ 該当基準:下記のいずれかに該当
No.1~20
10項目以上該当
No.6~10 運動機能
3つ以上該当
No.11、12 栄養状態
2つとも該当
チェックリスト
回答同意、市や
包括等への情報
提供への同意欄
を設ける予定
No.13~15 口腔機能
2つ以上該当
No.16、17 閉じこもり
No.16に該当
No.18~20 認知機能
1つ以上該当
No.21~25 うつ病の可能性
2つ以上該当
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介護保険被保険者証
✑ 基準に該当した基本チェックリストと介護保険被保険者証を市に提出することにより、
下記のように、 「事業対象者」、「基本チェックリスト実施日」「事業対象者の開始日」が記載されます。
✑ 介護予防サービス計画・介護予防ケアマネジメント依頼書届出(介護予防支援と介護
予防ケアマネジメント依頼届出が一本化します)と介護保険被保険者証を市に提出するこ
とにより、下記のように担当の「地域包括支援センター名」が記載されます。
事業対象者
見本イメージ
平成29年4月1日
0000000000
平成29年4月1日~
青森県むつ市
中央一丁目1番1号
むつ市地域包括支援センター
平成29年4月1日
ムツ
イチロウ
陸奥 一郎
昭和○○年○○月○○日
男
平成29年4月1日
※文字サイズは実際印字されるときとは異なります。 11
総合事業の移行時期
認定有効期間が切れた方より、
順次切り替わり
✑ 平 成29年4月1日より総合事業がスタートします。
✑ ただし、現在の要支援認定有効期間中は現行の介護予防訪問介護・介護予防通所介護
での取扱いとなり、認定切れの方から順次、総合事業の訪問型・通所型サービスへ移行
します。
H29.4.1
H30.4.1
H29.9.1
●総合事業完全移行
●総合事業開始
(例1)
現在の認定有効期間
H28.4.1~H29.3.31
(例2)
現在の認定有効期間
H28.9.1~H29.8.31
要支援認定を更新した場合
H30.3.31まで予防給付
(介護予防訪問介護・通所介護)
要支援又は事業対象者として
H30.4.1から
総合事業(訪問型・通所型サー
ビス)へ移行
要支援認定を更新せず事業対象者となった場合
H29.4.1から総合事業へ移行
H29.8.31まで
予防給付
要支援又は事業対象者として
H29.9.1から総合事業へ移行
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利用者負担
✑ 訪問型・通所型サービスの利用者負担は、1割または2割負担です。
介護予防給付の利用者負担割合(原則1割、一定以上所得者は2割)と
同様です。
✑ また、給付における利用者負担額の軽減制度に相当する高額介護予防
サービス費相当事業等を実施します。
その対象となるサービスは、指定事業者によるサービス提供を行うものです。
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事業所の指定
事業所の指定(みなし指定)
① 平成27年3月31日までに介護予防訪問介護・介護予防通所介護
の指定を受けていた事業者は総合事業への移行にあたり、平成27年4
月1日より総合事業のみなし指定事業者となっています。
みなし指定は全国一律に有効ですが、みなし指定終了後の更新申請
に伴う指定は、むつ市市内のみ効力を生じます。
その有効期間は経過措置として、平成27年4月から平成30年3月末まで
の3年間となります。
予防給付から総合事業への移行期間中である平成27年度から平成29
年度までの間にあっては、予防給付による指定(介護予防サービス事
業者の指定)の効力も残るため、市町村による総合事業の指定と、都
道府県等による予防給付の指定の2つが効力を生じることとなります。
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【事例1】
むつ市に住所のある事業所が、東通村の被保険者に総合事業のサービスを提供する場合
みなし指定期間中:手続き不要でサービス提供が可能
みなし指定終了後:東通村に総合事業の事業所の登録申請が必要
【事例2】
東通村に住所のある事業所が、むつ市の被保険者に総合事業のサービスを提供する場合
みなし指定期間中:手続き不要でサービス提供が可能
みなし指定終了後:むつ市に総合事業の事業所の登録申請が必要
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事業所の指定(新規指定)
② 平成27年4月1日以降に介護予防訪問介護・介護予防通所介護
の指定を受けた事業者は、みなし指定の対象にはなりません。
よって、総合事業の現行相当介護予防訪問介護・介護予防通所介
護の新規指定を受ける必要があります。
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指定申請とサービスコードの関係
指定申請
サービスコード
平成27年3月31日までに介護予防
訪問介護の指定を受けた事業者
(みなし指定事業者)
不要
A1
平成27年4月1日以降介護予防訪問
介護の指定を受けた事業者
要
A2
指定申請
サービスコード
平成27年3月31日までに介護予防
通所介護の指定を受けた事業者
(みなし指定事業者)
不要
A5
平成27年4月1日以降介護予防通所
介護の指定を受けた事業者
要
A6
* コード表は別添資料1参照
*サービスコードマスタは1月20日(金)CSVデータをホームページに掲載予定
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サービスコードの使用について(例)
平成29年4月1日
3月
4月
平成30年4月1日
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
認定有効期間
認定更新①
平成29年3月31日
認定更新②
平成29年4月30日
認定更新③
平成29年5月31日
新規①
平成29年3月31日までに
認定申請
新規②
平成29年4月1日以降
認定申請
予防給付
予防給付
予防給付
総合事業
総合事業
予防給付
総合事業
総合事業(*認定更新時)
予防給付
総合事業
*予防給付→予防給付のサービスコードで請求
総合事業→総合事業のサービスコードで請求
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月額包括報酬の日割りについて
✑介護予防訪問介護、介護予防通所介護と異なる点
・サービス利用開始時 → 契約日が起算日
・サービス利用終了時 → 契約解除日が起算日
*区分変更等の際の取り扱いは従来の予防給付と同様です
※別添資料「Ⅰ-資料9」
平成27年3月31日付厚生労働省事務連絡 介護保険事務処理システム変更に係る参考資料(確定
版)より抜粋
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住所地特例者に対する地域支援事業の実施
✑住所地特例対象者に対する総合事業も含めた地域支援事業につ
いては、予防給付の介護予防訪問介護等を総合事業に移行すること
等を踏まえ、住所地特例対象者がより円滑にサービスを受けることが
できるよう、当該者が居住する施設が所在する市町村が行う。
事務手続きとしては、介護予防マネジメント依頼(変更)届出書を施設
所在の市町村へ届け出る必要がある。
施設所在地の市町村へ届け出た後、施設所在地市町村から保険者
市町村に介護予防ケアマネジメント依頼届出書と介護保険被保険者
証が送付される。その後、必要事項が記載された介護保険被保険者
証が本人に送付される。
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住所地特例者に対する地域支援事業の実施
むつ市
3
介介
護護
保予
険防
証ケ
提ア
出マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
依
頼
届
出
書
A市
4
介護予防ケアマネジメント依頼届出書
介護保険証送付
5
A市被保険者
(住所地特例)
2
1
転入
ネ介
ジ護
メ予
ン防
トケ
依ア
頼マ
包括、居宅担当者
注:むつ市の被保険者の方が、住所をむつ市に置いたまま他市町村の総合事業を利
用する場合は事前にむつ市地域包括支援センターへご相談ください
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生活保護法における介護扶助について
✑従前の予防給付と同様の仕組みである指定事業所によるサービス
提供に限らず、全てのサービスについて給付対象。
*生活保護法第54条の2第2項の規定により、介護保険法の
規定による指定又は開設許可がなされた場合には、生活保
護法の指定介護機関として指定を受けたものとみなされま
す。
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参 考
○介護予防・日常生活支援総合事業ガイドライン
○介護予防・日常生活支援総合事業ガイドラインについてのQ&A
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