N E W S R E L E A S E 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治安田生命ビル 18F T 03 5288 9288 www.cbre.co.jp Twitter: @cbrejapan 2016 年 12 月 8 日 お問い合わせ先: CBRE コーポレートコミュニケーション 03-5288-9283 CBREが中部圏大型物流施設マーケットの予測を発表 大型開発が本格化 実質賃料の上昇続く CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)は本日、「中部圏物流マーケット・アウトルック」レポートを 発表しました。当レポートは、中部圏の大型マルチテナント型物流施設(「LMT」)マーケットの変遷を 解説するとともに、2018年までの空室率と、実質賃料指数の予測をまとめたものです。 中部圏では、これまで、LMT(Large Multi-Tenant Properties, 大型マルチテナント型物流施設)の 開発が進まず、2016年Q3時点の空室率は0%と逼迫した状態です。 愛知県の製造業出荷額は全国1位、人口も引き続き増加。今後も工業系、消費財系の両面で 物流需要が見込まれます。 今後2年間で15万坪の新規供給予定。これは、2016年Q3時点のストック面積とほぼ同等のボ リュームであるものの、潜在需要からみて物流施設の過剰感はないと予想されます。 空室率は、供給が集中する2017年Q2に15%程度にまで上昇すると予想。しかしその後は2018 年にかけて総じて低下傾向が続き、2018年Q4時点には9%前後で落ち着く見込みです。 実質賃料は2014年後半から上昇ペースが加速。2016年Q3時点では3,410円/坪でボトムか ら17%上昇。今後も緩やかながら上昇は続くと予想しています。 詳しい解説は、弊社ホームページ(http://www.cbre.co.jp/JP/research/Pages/Special-Reports-ViewPoints.aspx) の「中部圏物流マーケット・アウトルック」レポートをご覧ください。 ©2016 CBRE, Inc CBRE News Release Page 2 Chart1: 中部圏 新規供給面積と空室率 新規供給 坪 100,000 新規需要 空室率 80% Forecast 90,000 70% 80,000 60% 70,000 60,000 50% 50,000 40% 40,000 30% 30,000 20% 20,000 10% 10,000 0% 0 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 Source: CBRE 調査概要 大型マルチテナント型 物流施設 (LMT) 実質賃料指数 対象地域: 対象施設: 中部圏:愛知県を中心とする地域(11棟) 延床面積5,000坪以上 原則として、複数テナント利用を前提として企画・設計された施設 新規契約する場合、調査時点で成約すると想定される賃料(共益費含む) 契約期間、フリーレント期間を考慮した実質的な月額賃料 CBRE について CBRE グループ(NYSE:CBG)は、「フォーチュン 500」や「S&P 500」にランクされ、ロサンゼルスを本拠とする世界最大 の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2015 年の売上ベース)。全世界で 70,000 人を超える従業員、 400 カ所以上の拠点(系列会社および提携先は除く)を有し、投資家、オキュパイアーに対し、幅広いサービスを提 供しています。不動産売買・賃貸借の取引業務、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジ メント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不動産開発サービス、不動産投資マネジメント、戦略的コンサルティ ングを主要業務としています。詳細につきましては日本国内ホームページ www.cbre.co.jp をご覧ください。 @cbrejapan *免責事項: 本文書は貴社の責任と判断で利用いただくものであり、弊社は、貴社又は第三者が本文書に基づい て行われた検討、判断、意思決定及びその結果について法律構成・請求原因の如何を問わず一切の責任を負わ ないものとします。 ©2016 CBRE, Inc
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