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2016 年 12 月 8 日
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CBREが中部圏大型物流施設マーケットの予測を発表
大型開発が本格化 実質賃料の上昇続く
CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)は本日、「中部圏物流マーケット・アウトルック」レポートを
発表しました。当レポートは、中部圏の大型マルチテナント型物流施設(「LMT」)マーケットの変遷を
解説するとともに、2018年までの空室率と、実質賃料指数の予測をまとめたものです。

中部圏では、これまで、LMT(Large Multi-Tenant Properties, 大型マルチテナント型物流施設)の
開発が進まず、2016年Q3時点の空室率は0%と逼迫した状態です。

愛知県の製造業出荷額は全国1位、人口も引き続き増加。今後も工業系、消費財系の両面で
物流需要が見込まれます。

今後2年間で15万坪の新規供給予定。これは、2016年Q3時点のストック面積とほぼ同等のボ
リュームであるものの、潜在需要からみて物流施設の過剰感はないと予想されます。

空室率は、供給が集中する2017年Q2に15%程度にまで上昇すると予想。しかしその後は2018
年にかけて総じて低下傾向が続き、2018年Q4時点には9%前後で落ち着く見込みです。

実質賃料は2014年後半から上昇ペースが加速。2016年Q3時点では3,410円/坪でボトムか
ら17%上昇。今後も緩やかながら上昇は続くと予想しています。
詳しい解説は、弊社ホームページ(http://www.cbre.co.jp/JP/research/Pages/Special-Reports-ViewPoints.aspx)
の「中部圏物流マーケット・アウトルック」レポートをご覧ください。
©2016 CBRE, Inc
CBRE News Release
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Chart1: 中部圏 新規供給面積と空室率
新規供給
坪
100,000
新規需要
空室率
80%
Forecast
90,000
70%
80,000
60%
70,000
60,000
50%
50,000
40%
40,000
30%
30,000
20%
20,000
10%
10,000
0%
0
2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
Source: CBRE
調査概要
大型マルチテナント型
物流施設 (LMT)
実質賃料指数
対象地域:
対象施設:
中部圏:愛知県を中心とする地域(11棟)
延床面積5,000坪以上
原則として、複数テナント利用を前提として企画・設計された施設
新規契約する場合、調査時点で成約すると想定される賃料(共益費含む)
契約期間、フリーレント期間を考慮した実質的な月額賃料
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