給食だより(平成28年12月号)

給食だより
(毎月19日は食育の日)
平成 28 年
ひとつの鍋を囲んでだんらんを
七夕です!
12月号
体が温まる鍋料理は、寒さが厳しくなってくるこれからの時季にとても適した料理です。
鍋に使う野菜やきのこなどは、加熱することでかさが減るため、無理なくたくさん食べるこ
浦添共同調理場
とができます。水に溶けやすいビタミン B 群や C、そして無機質(ミネラル)も丸ごとむだな
くとれます。
ひと口に鍋料理といっても、日本各地
朝が一段と冷え込むようになり、起きるのがつらいと感じる人もいるのではないでしょ
うか。寒い朝ほど、朝ごはんをしっかり食べて体の中から温まりましょう。
にその地域ならではの食材を使った特
もうすぐ新しい年を迎えます。冬休みは大みそかや正月などの行事があり、家族や親戚
色のある鍋料理がたくさんあります。み
と過ごす機会が増えます。ご家庭の味や地域ならではの料理について話をするよい機会で
んなが住んでいる地域、お父さんやお母
もあります。ぜひご家族で食べ物を話題にして楽しく語り合ってください。
さん、先生方のふるさと、またゆかりの
ある地方などに、どんな鍋料理があるか
を調べて味わってみるのも楽しいです
ね。
12 月 21 日は冬至です。冬至の日には、かぼちゃを食べる習慣があります。昔は冬至の頃にな
家族やたくさんの人たちと、ひとつの
ると秋野菜の収穫も終わり、食べ物がとても少なくなりました。かぼちゃは夏に採れますが、保
鍋を囲んでいると、会話もはずみ、きず
存が利くので、
「元気に冬が過ごせますように」との願いを込めて、とっておいたかぼちゃを貴
なを深めることもできます。
重な栄養源として食べたのです。かぼちゃには「カロテン」がたっぷり含まれています。
カロテンは体の中でビタミン A になり、皮ふや粘膜を強く
作ってみませんか
してくれるので、かぜの予防に役立ちます。ビタミン E や葉
酸も多く、ビタミン C や食物繊維も含んでいるので、冬の健
康を守るのにとても強い味方になってくれる野菜です。
<冬至ジューシー>
<作り方>
(材料)
① かつお節と水でだしをとり冷ましておく
1人当たり使用量
お米
70g
② お米は洗って水を切り、しいたけを水で戻しておく
かつお節
3g
③ 豚もも肉、田芋は1㎝角、しいたけ、にんじん、
かつおだし(粉末)
0.5g
豚もも肉
12g
しいたけ(乾)
1.2g
にんじん
15g
白かまぼこ
8g
田芋
12g
⑥ 洗った青ネギを小口切りし、水気をよく切る
青ネギ
3g
⑦ 炊き上がったら残りのサラダ油をかけ、混ぜる
シママース
0.8g
⑧ お椀に盛り、上に青ネギを散らしたら完成
しょうゆ
1.5g
本みりん
1.5g
料理酒
1g
サラダ油
1.2g
白かまぼこは荒みじんに切る
④ サラダ油を半分しき、豚もも肉を炒め、火が通ってきたら
しいたけ、にんじん、白かまぼこ、田芋の順に炒め
シママースで味をつける
⑤ 炊飯器にお米、炒めた具材、だし汁を入れて炊く
(水加減は白米の時と同じ)
★冬至ジューシー★
☆ワンポイントアドバイス☆
田芋は炒めず、蒸して火を通し
最後に混ぜてもおいしいです。