医療センター

平成2
平成28年度 医療センター
医療センターの
センターの業務運営方針
業務運営方針・
運営方針・中間期(
中間期(9月末)
月末)における実施状況
における実施状況
【主な取組】
取組】
1.新改革プランの
新改革プランの策定
プランの策定
・総務省から示された「新公立病院改革ガイドライン」に基づき、新たな改革プランを策定します。
2.電子カルテシステムネットワーク
電子カルテシステムネットワーク関連機器
カルテシステムネットワーク関連機器の
関連機器の更新
・ネットワーク関連機器の更新を行います。
3.患者の“
患者の“生活
の“生活につながる
生活につながる看護
につながる看護”を
看護”を提供
”を提供する
提供する
・患者さんが在宅で安心して生活できるように、退院支援の充実を図ります。
【中間期(
中間期(9月末)
月末)おける実施状況
おける実施状況】
実施状況】
1.新改革プランの
新改革プランの策定
プランの策定(担当:庶務課)
策定
総務省から示された「新公立病院改革ガイドライン」に基づき、平成 28 年度末までに
現状認識
新たな改革プランを策定しなければならず、昨年度から準備を行ってきたところである。
新公立病院改革プランは、①経営効率化、②再編・ネットワーク化、③経営形態の見直
課
題
し、④地域医療構想を踏まえた役割の明確化、という4つの視点に沿って策定しなければ
ならず、地域医療構想や地域包括ケアシステムの中での当院の役割を明確化することを踏
まえる必要がある。
取組方針
実施状況
①4月~9月:和歌山県の地域医療構想や新宮市の地域包括
①5月 30 日に和歌山県地域医療構想が策定され
ケアシステムの内容を把握し、当院の役割を検討・明確化
たので、その内容把握や当院の役割について
した上で、新改革プランの骨子をまとめる。
検討を行い、8月9日の市長協議を経て、8
月 12 日に新改革プランの骨子を作成した。
その後の9月末までの取り組みは次のとお
り。
・8月 18 日 市議会教育民生委員会にて説明
・8月 19 日 市部長会にて報告
・8月 24 日 新宮保健所にて報告
・9月 8日 当院地域医療支援病院運営委員
会(複数の外部委員が在籍)に
て報告
②10 月~12 月:収支計画を①の骨子に沿った内容のものに見
②-
直すとともに、プランの要旨及び原案を作成する。
③1月~3月:プランを完成させ、公表する。
③-
2.電子カルテシステムネットワーク
電子カルテシステムネットワーク関連機器
カルテシステムネットワーク関連機器の
関連機器の更新(担当:医療業務課)
更新
現在のネットワーク関連機器は、平成 20 年度に導入されたが、既に7年が経過し機器
現状認識
の保守期限終了等により機器の更新が必要な状況である。
機器の老朽化に伴い、雷などの瞬電により機器が壊れる可能性が高いので、初夏頃ま
課
題
でには、主要な機器の更新を終える必要がある。
取組方針
実施状況
当初2回に分けて行う予定だった作業工程
が、10~11 月を目途に1回の作業で終了するよ
う変更となった。
また、当初の予定では計画されていなかった
プリンタの更新や各フロアのEPS内の電源盤
の工事(非常用電源の新設工事)については、
8~9月に完了している。
①5月上旬までにはベンダーと契約を締結。
①6月 30 日 ベンダーと契約締結。
②5月下旬ベンダーと更新作業の進め方、作業範囲、作業ス
②6月 30 日 ベンダーと更新にかかる詳細協
ケジュール等の詳細確認。
③6月 更新作業開始。作業を上半期(サーバ室)と下半期(病
棟)に分けて実施予定。
③随時、進捗確認を行う。
議。
③8月 24・25 日
プリンタの更新作業。
9月4・5日
電源工事。
9月 21 日
情報システム委員会において
ネットワーク機器更新の日程
を検討。
④全ての機器更新終了 平成 29 年3月(予定)
④11 月 24・25 日
ネットワーク機器更新予定。
3.患者の“
患者の“生活
の“生活につながる
生活につながる看護
につながる看護”を
看護”を提供
”を提供する
提供する(担当:看護部)
する
加速する超高齢社会に対応するため、病院の機能分化や地域包括ケアシステムの構築が
進められている。又、治療を終えた患者さんが、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを
現状認識
人生の最後まで続けられることを目指し、限られた入院期間内で在宅を見据えた適切な看
護の提供が求められている。そして、その一環として、今年度、地域包括ケア病棟を開設
した。
課
題
地域包括ケア病棟に入院する患者さんを選定し、退院後の生活をイメージして、安心し
て自宅等に戻ることができるよう、他職種と協同し、支援する必要がある。
取組方針
実施状況
①入院時アセスメントを行い、在宅復帰困難者を洗い出し、
①入院時、全患者を対象に「退院支援アセスメ
3日以内に面談を行う(80%以上)
ント」を行い、必要に応じて3日以内に面談
をすることで、よりスムーズに支援を行うこ
とが出来ている(実施率 100%)。
②面談で支援が必要な患者さんのカンファレンスを7日以内
に行う(80%以上)
②7日以内のカンファレンス実施率は 89%であ
った。入院前の状態を知るために、ケアマネ
ージャー等から情報を得て、支援に活かすこ
とが出来ている。
③情報の共有を行い、地域包括ケア病棟に転棟する患者さん
③地域包括ケア病棟の施設基準である、
「在宅復
を選定する
帰率 70%以上」
「平均在院日数 60 日以内」
「医
*毎朝、師長ミーティングを行う(100%)
療・看護必要度 10%以上」はすべてクリア出
*金曜日に他職種とカンファレンスを行う
(100%)
来ている。
毎朝、師長ミーティングで情報の共有を行い、
ベッドコントロールを行っている(実施率
100%)。
金曜日のカンファレンスは、医師の出席が難
しいため、
「地域包括ケア病棟運営委員会」を
利用し、医師との意見交換を行っている。そ
の他の職種は毎週集まり、情報共有できてい
る(実施率 100%)。
*今年度から地域包括ケア病棟を開設したこと
で、
「退院支援」への認識が高まっている。ま
た、各病棟で退院支援担当者(看護副師長)
を決めたことで、より患者・家族に関わろう
という姿勢がみられている。
今後も、他職種間で情報を共有し、患者さん
が安心して退院できるよう支援していきた
い。