消防本部 - 新宮市

平成2
平成28年度 消防本部の
消防本部の業務運営方針
業務運営方針・
運営方針・中間期(
中間期(9月末)
月末)における実施状況
における実施状況
【主な取組】
取組】
1.消防基盤の
消防基盤の充実強化(
充実強化(計画的な
計画的な消防施設の
消防施設の充実・
充実・耐震性貯水槽等の
耐震性貯水槽等の整備)
整備)
・消防庁舎の内部改修、緊急ヘリポートの整備、自家発電設備の更新及び防火用水タンク整備など
の事業を計画的に実施し、「安心・安全」体制の向上を目指します。
2.査察体制の
査察体制の強化と
強化と推進
・対象物の関係者に火災発生危険及び人命危険を予防させることを目的とし、防火安全対策を徹底
していきます。
3.防災・
防災・防火対策の
防火対策の強化
・市民に対する防災意識の向上や自主防災組織の充実強化を図ります。
【中間期(
中間期(9月末)
月末)おける実施状況
おける実施状況】
実施状況】
1.消防基盤の
消防基盤の充実強化(
充実強化(計画的な
計画的な消防施設の
消防施設の充実・
充実・耐震性貯水槽等の
耐震性貯水槽等の整備)
整備)(担当:庶務課)
消防庁舎の内部改修、緊急ヘリポートの整備、自家発電設備の更新及び防火用水タンク
現状認識
整備などの事業を計画的に実施し、消防基盤の充実強化により、「安心・安全」体制の向
上を目指す。
事業執行にあたっては、関係課との十分な協議により確認作業等を徹底し、適正に事業
課
題
推進する。さらに、耐震性貯水槽の整備について、今後の整備に向けて用地確保等に積極
的に取り組んでいく必要がある。
取組方針
実施状況
①消防分団詰所ホース乾燥塔設置(佐野分団)(9月)
①8月に設置完了した。(同月運用開始)
②消防庁舎内部改修事業(消防本部)(10 月)
②8月に契約を完了し、10 月末に事業完了予定
として執行中。
③緊急ヘリポート整備事業(赤木地区)(11 月)
③9月に契約を完了し、12 月中旬に事業完了予
定として執行中。
④防火用水タンク設置(高田地区)(11 月)
④10 月に契約を完了し、11 月末に事業完了予定
として執行中。
⑤自家発電設備更新事業(消防本部)(12 月)
⑤10 月に契約を完了し、1月末に事業完了予定
として執行中。
⑥平成 29 年度耐震性貯水槽設置事業(飲料水兼用型)の事前
調整
⑦その他、予算執行計画に基づく適正な購入手続
⑥事業執行に係る関係課との協議や事業財源に
関する調査などを実施している。
⑦-
2.査察体制の
査察体制の強化と
強化と推進(担当:予防課)
推進
現状認識
課
題
主として事業所・危険物施設等を対象として、火災等災害予防の推進業務を行っている。
ハード面では、対象物の消防用設備等(建物の用途、規模、構造及び収容人員に応じて
基準あり)火気使用設備、電気設備等の設置審査・完成検査や危険物施設、高圧ガス、液
化石油ガス、火薬類の許可にかかる審査・完成検査を行っている。
ソフト面では、一定規模以上の対象物には、防火管理者等を定め「火災を出さないため
の予防管理体制」や「万一火災になった時に被害を最小限にするための予防管理体制」の
確保について、事業所に対して指導を行っている。
対象物の関係者に火災発生危険及び人命危険を予防させることを目的とし、施設の適切
な維持管理、関係者の安全意識の向上、安全確保等自主的な防火管理を図る上で必要であ
り、特に、最近において、階段が1つしかない小規模雑居ビル・認知症高齢者グループ等
入所福祉施設・カラオケボックス等個室型店舗火災の死者発生をかんがみ、関係者に対し
て防火安全対策を徹底していく必要がある。
取組方針
①4月・5月
旅館・ホテル宿泊施設査察実
実施状況
①旅館ホテルの査察は 10 件実施完了。
施。
②6月
危険物施設査察実施。
②危険物施設 12 件実施完了。
③10 月
個室型店舗査察実施。
③10 月は個別型店舗から福祉施設の立入検査に
変更し日程調整中。
④11 月
甲種防火管理講習会実施。
④11 月 15 日・16 日佐野会館で実施予定。
⑤12 月
入所福祉施設査察実施。
⑤個室型店舗の査察に変更し実施予定。
⑥2月
雑居ビル等査察実施。
⑥雑居ビル関係を中心に査察予定。
3.防災・
防災・防火対策の
防火対策の強化(担当:消防署)
強化
現状認識
課
題
近い将来発生が予測される南海トラフ、東海・東南海・南海地震の3連動地震や風水害
等から人命を守る上で市民の防災に対する認識の向上を図り、連帯意識を持って地域ぐる
みで取り組み対処することが必要であることから、防災・防火対策の充実・強化を更に推
し進めて行く必要がある。
消防署としても発災直後の初動体制の確立、整備に併せて予防対策、応急対策の啓発を
する必要がある。一方、住宅火災による犠牲者の約7割が高齢者であることから平成 23
年6月から住宅用火災警報器の設置が義務付けられた中で、高齢者宅を訪問して防火診断
を実施して早期発見及び高齢者の防火安全指導を更に徹底して行く必要がある。
消防活動には地域コミュニティの維持、振興に大きな役割を果たし、併せて動員力の高
い消防団の活動が不可欠なことから活動能力向上のため、秋と春の総合訓練等を通して基
本的な礼式及び消防活動ができるよう指導して行く必要がある。
また、4月から消防事務委託を受けた北山村での消防活動上、ドクターヘリの活用は不
可欠であることから、現在のヘリポートを場外離着場として申請する。
・自主防災組織の充実強化を図る。
・自衛消防組織の充実強化を図る。
・市内在住の独居要支援対象高齢者の住宅防火診断を介護サービス事業所と連携し推進を
図る。
・高校生を対象とした防災救命の指導を行う。
・消防団員の活動能力の向上を図る。
・北山村のヘリポートを場外離着場として申請する必要がある。
取組方針
1.自主防災組織の充実強化
年間を通じて防災対策課と更に連携を密にし、自主防災組
織等の訓練時に住宅用火災警報器の設置、家具転倒防止の
推進、避難勧告等の発令時に迅速的確な避難が行えるよう
防災意識の向上を図る。
2.自衛消防隊等の指導及び強化
(1)年間を通じて各事業所の防火管理者が計画して、訓練
(年2回以上)を行う時に消防職員を派遣し指導する。
(2)未実施の事業所においては、予防課と協力し口頭での
実施要請依頼を行い、必要性及び重要性を認識してもら
う。
3.住宅防火診断
(1)8月末までに素案を作成
(2)9月末までに管理職の承認を得て、10 月から実施する。
4.高校生防災救命講座における指導
8月中の実施に向け、7月中に県立新翔高校と講習内容
を調整する。
5.消防団員の訓練指導
(1)秋・春の総合訓練で消火活動の知識・技術の向上を図
る。
(2)7月に開催されるポンプ操法の指導を行う。
6.北山村のヘリポートを場外離着場として申請
4月中に現場を調査して5月初旬には、和歌山医科大学
付属病院へ申請書を提出する。
実施状況
1
9月末時点では3町内会において自主防災
訓練の指導を実施しており、10 月に1町内
会で予定している。
2
今年度9月末までに、79 事業所から 90 件の
自衛消防訓練を受理し、56 件の訓練におい
て消防職員が出向し指導を行った。予防課
との連携を密にし、未実施事業所への実施
依頼を行っている。
3
独居要支援対象高齢者の住宅防火診断は、
9月末までに介護サービス事業所と調整し
10 月から実施予定。
4 7月 26 日県立新翔高校生 27 名に対して、
普通救命講習、搬送法、外傷その他の手当
の指導、市役所防災対策課職員による地震、
津波防災講話の内容で実施する。
5 秋の総合訓練については、11 月 13 日に新宮
地区、11 月 27 日に熊野川地区において実施
予定。
来年3月5日に新宮地区で合同訓練を実施
予定。
7月 31 日に開催された第 26 回和歌山県消
防ポンプ操法大会へポンプ車操法の部は高
田・警備分団、小型ポンプ操法の部は三輪
崎分団が参加したが、3位までの入賞はな
らなかった。大会へ参加した分団は、5月
17 日から大会までの間、平日の夜間に訓練
を実施し、消防団員としての消火活動能力
の向上は実現できた。
6 北山村ヘリポートは、4月に現場を調査し
5月初旬に和歌山県立医科大学付属病院へ
申請書を提出した。7月1日から運用開始
となった。