真剣で十六夜咲夜とし て生きていく! ゆっくり軍曹 ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にPDF化したもので す。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作品を引用の範囲を 超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁じます。 ︻あらすじ︼ もし東方projectの十六夜咲夜の似た存在をマジ恋の世界に入れたら面白そ うと考えて入れてみた。 目 次 プロローグ │││││││││ 原作前編 1話 ││││││││││││ 1 7話 ││││││││││││ 原作開始編 6話 ││││││││││││ 5話 ││││││││││││ 4話 ││││││││││││ 3話 ││││││││││││ 2話 ││││││││││││ 5 13 20 33 28 37 43 原作前編 プロローグ 東方Projectの十六夜咲夜と思いまし やぁ皆さん。初めましてオレの名前は十六夜咲夜です。 あのPAD長だと⋮だか残念なお知らせだ。女だと思っている貴方達すご∼ この名前にピンと来たそこの貴方 たね ! ですが男と聞いてふざけんな って叫んでるでしょうオレも聞いたら叫ぶね。し ∼∼∼∼く残念だオレは男なんですよ⋮。 ? きます。 のですよ。オレは男だ って叫ぶとコレはまたテンプレよろしくで驚きます凄く驚 ectの十六夜咲夜だから、母親と外に出かけると他の人が可愛い女の子だと言われる かし見た目がメイド長、十六夜咲夜の容姿と似てるのだ。男なのに容姿が東方proj ! 実 逃 避 さて、オレの幼少の黒歴史はこれぐらいしとく、じゃないと目の前のお姉様に抱き殺 現 ジョブチェンジして男の娘になっちゃった︵怒り︶。 リ ボ ン フ リ フ リ の カ チ ュ ー シ ャ を 装 備 し た 完 璧 な 美 幼 女 で す ☆︵当 時 5 歳︶。男 か ら 悲しことにオレは男だと言って着てる服が女の子服⋮それもフリフリの服に頭には !! 1 されてしまうからね。 ﹂ まだ抱きしめたいんだ ﹁良い加減離れてくれない メキメキ⋮。 ﹁いーやーだぁー た、助けて﹂ ﹂ !! ? ︶ ! ﹁も、百代よ。咲夜ちゃんが嫌がってるから離して上げなさい﹂ ﹁むぅーまだ妹に触れていたいが⋮嫌われたくないから解放しよう ﹂ ﹂ 二人が隠してるエロ本捨てんぞ !! 殺気を込めて父と祖父に訴えると二人は凄い汗を流している。 クソオヤジは目の前で母さんに渡すぞ ︵何ほんわかに笑ってんなクソオヤジにクソジジイ ほんわかに言う母に笑ってるだけの父と祖父。母は許すにして父と祖父はギルティ。 ﹁ホッホッホッホ﹂ ﹁ハッハッハッハ﹂ ﹁あらあら、仲が良いわねぇ∼﹂ 自分の両親と祖父に助けを乞うが両親と祖父は⋮。 ﹁⋮今変な音した ! !? 納得した百代という子は咲夜を解放した。 ! ? ! ﹁お義父さんの言う通りだよ百代ちゃん。咲夜に嫌われたくないでしょ プロローグ 2 ﹂ ﹁けほっけほっ⋮ありがとうお父さん、おじいちゃん それと百代お姉ちゃん何度も 言うけどボクは女の子じゃなくて男の子だよ ! ! ﹂ ! くげん さきよ いちゃんなのだ。しかしお父さんと一緒でエロおじいちゃんで大のブルマ派らしい⋮ 最後におじいちゃん、川神鉄心。この川神院の総代にして武神の異名を持つ最強おじ ている。 カで大のエロ本好き。何回かお母さんに見つかっては雑巾みたいにフルボッコにされ お父さんの名前は十六夜九玄お父さんは何かとオレに甘えてくる。っというか親バ 止まらなかった︵泣き︶。 ロ本が見つかりお父さんを雑巾みたいにフルボッコしていたのを見てしまいふ、震えが 中で一番に怒らせてはいけない人ランキング1位です。前にお父さんが隠していたエ 次は両親からしよう、先にお母さんから名前は十六夜咲代で旧姓は川神咲代。オレの の従姉で大のホラー嫌いなのだ。 自己紹介しないとね俺の目の前で口を尖らせてる美少女は川神百代。オレの1個上 らぁコレを着ようねぇ咲夜ちゃ∼んって着せられました。 今 の 咲 夜 の 姿 は 白 い ワ ン ピ ー ス と 麦 わ ら 帽 子 な の だ。季 節 は 夏 な の で 母 が 暑 い か ﹁うぐぅ ﹁咲夜ちゃんは完璧な美少女なのに男って言われてもなぁ⋮お姉ちゃんは悲しいぞ﹂ 3 それを尊敬しろって言われたらはっきりと尊敬出来ねぇわ。 ﹂ 鉄心の心にキュンとした効果抜群だ。 ﹁⋮咲夜ちゃんや、不吉な事考えておらんか ﹂ 必殺、頭をこてんして上目遣い ﹁うにゅ ? ﹂ ﹁咲夜ちゃんは本当に可愛いのう。何処の誰かさんとは大違いじゃ﹂ ! ? !? ないなぁ。 行ってしまった因みに仕事先は九鬼財閥に勤めている。あの不良執事だけは会いたく 鉄心と百代、咲夜の間に挟んで睨み合い、両親は仕事があるので迎えの人と一緒に ﹁おいこらクソジジイ。それはどういう意味だ プロローグ 4 1話 ﹁咲夜朝だぞ起きろぉ ﹂ 早朝の初めは従姉の百代の叫び声で目を覚ます。 ﹁⋮⋮おはよ⋮⋮⋮お姉ちゃ⋮ん⋮⋮むにゃむにゃ⋮わぷっ ﹂ お姉ちゃんが目覚めのキスしてやるぞ。む∼⋮﹂ !! ﹁うひょっ な、なんじゃ咲夜ちゃんかい⋮脅かすでない﹂ ﹁おじいちゃんおはよう﹂ 止まっていた時間は再び動き出す。 ﹁⋮⋮そして時は動き出す﹂ ちゃんや師範代と修行僧達が居る居間に移動しておじいちゃんの隣に座る。 子用の服じゃなく、男の子が着る半袖と短パンに着替えて洗面台に行き済ませておじい するとキスを使用とする百代の動きが完全に止まる。咲夜は百代から抜け出し女の ﹁⋮⋮時よ止まれ﹂ がある。 頬を頬ずりされてオレのファーストキスを奪おうとする従姉。しかしオレには能力 ﹁あぁ寝ぼけ顔の咲夜可愛い∼ !? !! 5 !? 鉄心はビクッとして咲夜に注意するが他の師範代と修行僧達も驚いてた。 ﹁ごめんねおじいちゃん。でもねまた百代お姉ちゃんにキスをされそうになったから能 力使っちゃったの⋮﹂ ﹁そうか⋮懲りないのぉ百代は⋮﹂ 鉄 心 は 大 き く た め 息 吐 い て 咲 夜 の 頭 を 撫 で る。咲 夜 は 気 持 ち い い の か 目 を 閉 じ て、 じっと頭を撫でて貰う。 ﹂ !!! どたどたどたどたどた⋮バタン。 また能力使って逃げたなぁぁぁ も、百代お姉ちゃん⋮﹂ ﹁咲夜ぁぁぁぁぁーーーーー ﹁ひぃ !!!! 後ろに隠れて百代を見て怯える。 ﹁これ百、咲夜ちゃんが怯えてるじゃろうが !! ﹂ !! 鉄心の気が膨れ上がり、一瞬で百代の襟首を掴み練習場に引きずって行った。 ﹁百代、なんじゃいその言い方わ⋮少しお仕置きが必要じゃな﹂ ﹁ジジイは黙ってろ。今咲夜と話してんだ ﹂ 目の前には獲物を取り逃がすかと言わんばかりのプレッシャー放つ。咲夜は鉄心の !? 一番に声を掛けたのは師範代の一人ルー・イー。 ﹁さぁ皆朝食を食べようネ﹂ 1話 6 ﹁だな、百代と爺は何時もの事だしな﹂ もう一人は同じ師範代の釈迦堂刑部。 ネ ﹁百代お姉ちゃん少しはしおらしく出来ないかな ﹃無理だな﹄ ﹁うわ⋮即答﹂ ﹂ ﹁じゃあ逆に聞くぞ咲夜、しおらしくなった百代を想像出来るのか ﹂ ﹁うーん⋮⋮想像出来ないや﹂ ﹁だろ ﹂ !? ﹂ ? 今度はルー師範代に聞いた。 ﹁で、どう思うルー師範代 ﹁んぐ⋮んぐ⋮プハァー⋮⋮あぁー死ぬかと思ったぜ﹂ ﹁はい、お茶﹂ 咲夜の言葉により喉を詰まらせた釈迦堂は胸を叩いたりする。 ﹁んぐぅ ないかも⋮﹂ ﹂ ﹁だったら釈迦堂師範代が悪人面じゃなくすっごい優しい顔の釈迦堂師範代、想像出来 悩んだ末に答えたら釈迦堂はクックックって笑い飯を食う。 ? ? ? 7 ﹁優しい顔の釈迦堂ネ⋮ぷくく﹂ ﹂ 何を想像したのか笑うの我慢する。 ける。 ﹁そう言えば咲夜、今日は何するんだイ ﹂ ﹂ ! ? ﹁うーん今日はね。川神市内で探検する予定 ﹁一人でかイ ﹂ 釈迦堂は睨むがルーは全然気にしてない。ルーはふと思い出したのか咲夜に声を掛 ﹁おいルー、テメェ何考えた ? │││││││││││ ││││││││││││││││││││││││││││││││││││││ │││││││││││││││││││││││││││││││││││││ 答えながらご飯を食べてる中、鉄心と百代の叫び声を聞いていた。 探検する﹂ ﹁うん。百代お姉ちゃんと居ると抱き着いて離れてくれないんだもん。 今日は一人で ? ﹁お じ い ち ゃ ん と 百 代 お 姉 ち ゃ ん が ま だ 戦 っ て る 間 早 く 探 検 し に 行 こ っ と ⋮ 行 っ て き 1話 8 まぁーーす ﹂ お姉ちゃんを置い ﹂って聞こえるが無視を実行するが後々酷い目に 元気良く川神院の門を出て行くと遠くから﹁咲夜ぁぁぁーーー !! 百代お姉ちゃんに見つからない場所に行こうっと て行くのかぁぁぁぁーーーーーーー 合うのは確実である。 親不孝通り以外﹂ ﹁今日は何処に探検しようかなー ! ! あの子がいn﹁ボクに何か用 ﹂ そして時は動き出す﹂ ﹂ひゃあぁっ !!? ﹁ボクを見てたのこの子か、接触してみるかな ﹁あれ ? ﹂ その驚いた顔凄く面白いよ君﹂ !! ﹁あうあう⋮マ、マシュマロた、たべる ? ﹁ぷっ、あっはっはっはっはっは アルビノ少女の耳元に声を掛けると盛大に驚いている。 !? ? たアルビノ少女がいた。 再び時止めを使い茂みに入るとそこに居たのは白い髪に赤い目そして真っ白肌色し ら五つ感じる。確認するか時よ止まれ︶ ︵さっきから誰かに見られてる。気の察知してみよう⋮あの茂みから一つと廃墟ビルか の目線に気が付く。 とてててっと人が来ない場所に自由気ままに歩いてると廃墟ビルが見える付近で人 ? 9 ﹂ 顔を真っ赤にしてアルビノ少女が持っていたマシュマロを勧める。 ﹁くれるの ﹁っ ﹂ ﹁物で釣ろうとしても友達出来ないよ﹂ じた。 こくんと頷く。咲夜はアルビノ少女の目を見ると怯えと不安な目をしているのを感 ? ﹂ ? ﹂ ! ﹂ ? の体の異常を感知した。 そっと小雪の手を触れると一瞬ビクッと震えるが直ぐに震えが止まる。咲夜は小雪 ﹁勿論小雪ちゃんの肌、真っ白で雪みたいで名は体に表すんだよ﹂ ﹁ほんと ﹁小雪ちゃんって名前か凄くピッタリな良い名前だね﹂ ﹁ぼ、僕のなまえは小雪だよ 優しく話しかけると泣きそうな顔だったのか一瞬にして満面な笑顔になる。 なんて言うの ﹁友達になる前には名前教えてよ。ボクの名前は十六夜咲夜、咲夜って呼んで君の名前 下を俯いて泣くのを我慢している。そのまま話を続ける。 !? ﹁︵小雪の体中に打撲に痣がある。学校で虐めかそれとも親に⋮︶ねぇ小雪ちゃん。ここ 1話 10 に座ってボクに背中を向けて﹂ ﹂ ﹂ ? 翠色の光が現れると小雪の背中に優しく触れる。 ﹁んっ、なにこれあったかくてきもちいいよぉ⋮﹁小雪ちゃん﹂なぁに咲夜ちゃん ﹂ 雪を優しく頭を撫でる咲夜だった。 ﹁もう落ち着いた小雪ちゃん ﹁⋮う、うん﹂ また顔を真っ赤にした状態で頷く。 ? ﹂ ﹁ふふ、それじゃ小雪ちゃんと一緒に探検だ﹂ ﹁探検 !! ? ﹁そうだよ。ボクは川神市内を探検の途中なんだ。こっちに行こう小雪ちゃん ﹂ その後からぼろぼろと涙を流し、今まで溜めてきた物を洗い流すように泣き続ける小 ﹂ ﹁今まで良く我慢してたんだね。こんなになるまで誰にも言わずに苦しかったよね ⋮うん⋮うん﹂ ? ﹁ ? !? ﹂ 質問する小雪の言葉を無視する咲夜は両手を小雪の背中に向ける。咲夜の両手から ﹁ねぇ咲夜ちゃん何するの 訳が分からない顔した小雪は何の躊躇いもなく、素直に咲夜に背中を向ける。 ﹁ ? 11 1話 12 笑顔で小雪の手を引っ張って廃墟ビルに向かうのだった。 2話 ﹂ ﹂ 咲夜と小雪の二人は廃墟ビルに向かうと五人組が言い争いをしていた。 ﹁なぁ、どうすんだよ ﹁アタシたちの秘密基地なくなっちゃうの ﹁いや、リスクが高すぎる⋮﹂ ﹂ ﹂ ﹁じゃあどうするんだよヤマト られるんだぜ ﹁でもよ ﹂ ﹂ あいつらキャップにケガを負わして秘密基地まで取 モロも悔しくないのかよ ﹁ガクト落ち着いて !? !! だけど何も出来ないんだよ !! ! ! !? ﹁僕だって悔しいよ !? てくる。 ﹁くっくっく、今考えてるところだ﹂ ? ヤマトと言われたニヒルの少年は首を横に振る。 ﹁やっぱり、あの人に頼ってみるヤマト ﹂ 背の高い少年と気の弱そうな少女が一人のニヒルな雰囲気をただ寄せる少年に聞い ? ? 13 今度はガクトとモロが言い合いをする。 ﹁みんなケンカは⋮やめ⋮てぇ⋮ヒック、うえぇぇぇぇぇぇん 気の弱そうな少女は泣き出してしまう。 ﹁ワン子泣き止めよ⋮﹂ ﹂ !! ボクに話して、相談にのるよ﹂ 頭にバンダナを巻いた少年がワン子を宥める。回りも険悪な雰囲気を出し始めてき た時。 ﹁どうして泣いているの ﹂ ? ﹂ !? 達の言い争い聞いて見に来たの。ん ﹂ ねぇ君その耳どうしたの﹂ ボクは咲夜、後ろに隠れてる子は小雪ちゃん。ここの周辺で探険してたら君 ? で切られて痛々しい痕が残っていた。 ﹂ 咲夜はワン子が泣き止んでバンダナ少年に近づく怪我した耳のカーゼを外すと刃物 ? ﹁ボク 突然現れた咲夜と小雪にツッコミを入れる。 ﹁え⋮あ、うんって君誰 ﹁君達も女の子が泣いているのに何もしないの すると泣いていたワン子の頭に手を乗せ、撫でながら落ち着かせる。 ﹁⋮え ? ? ﹁ありぁ⋮、コレは酷くやられたね。君の名前教えてくれる ? 2話 14 笑顔でバンダナ少年の顔を見るとなぜかバンダナ少年の顔は真っ赤になって。 ﹁なっ ﹁君は 何気にキャップ羨ましいぞ ﹂ ﹂ ﹁ちょ、ガクト黙ってくれ。おい咲夜って言ってたな !!? プの耳は本当に治るのだな ﹂ ﹂ 怪訝な顔で咲夜を見ると咲夜の後ろに離れない小雪が吠える。 それじゃあ始めるよ﹂ ﹁う、うそじゃないもん。咲夜ちゃんはほんとにケガを治せるもん ﹂ 咲夜は小雪に微笑んで頭を撫で上げる。 ﹁⋮いつまでこの体制のままなんだ ﹁あ、ゴメンね。少しくすぐったいと思うけど我慢してね !! ? 両手を翔一の怪我した耳に向けて小雪の時に使った翠色の気が現れると翔一以外の ? ? ﹂ ﹁我は直江大和だ。この風間ファミリーの軍師をやっている。クックック、でだキャッ ? ? !? 咲夜はコンクリートの所に正座になり、翔一に膝枕させようとする。 ﹁翔一くんだね。傷付いた耳治してあげるから膝に頭乗せて♪﹂ ﹁お、俺の名前は風間翔一だ﹂ 小雪は涙目で咲夜を睨んでいた。 ﹁むー⋮﹂ 15 風間ファミリーは驚くが翔一の怪我した耳は本当に怪我をしたのか疑われるぐらいの ﹂ 咲夜ぁマジでありがとなぁぁ ﹂ あんなに痛かった筈 治りで、咲夜に膝枕して貰っていた翔一は上半身起き上がり完全に元の状態に戻った耳 を恐る恐る耳を触る。 ﹁⋮どうなんだキャップ ? ゴクリと唾を飲み込む風間ファミリー一同。 ﹂ ﹁⋮⋮⋮た﹂ ﹁何だって の耳が治たんだよ !! ﹁治ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー ﹂ !!! !!? ? ら翔一を睨み付ける。 自分のファミリーにケガした耳を見せつける。一方咲夜の方は小雪に抱き着かれなが 戻った風間ファミリーと小雪は翔一を引き離して風間ファミリーに引き離した翔一は や風間ファミリー達は呆然とするがまだ抱きしめている翔一と咲夜にハッと正気に 突然嬉しい叫びをしながら勢い良く咲夜に抱きしめると少しだけ悲鳴を上げて小雪 ﹁きゃあ !? ﹁⋮うぅ∼﹂ ﹁あははは⋮⋮そんなに喜んでくれると治し甲斐はあったね﹂ 2話 16 ﹁唸らないの小雪ちゃん﹂ 咲夜に小雪、俺たちのファミリーに入れよ ﹂ !!! ﹂ ! 言った時まで保留でどうかな ﹂ なら風間ファミリーの自己紹介するぞ 俺様の名前は島津岳人。ガクトって呼んでくれ﹂ !! ? ! 翔一、皆からキャップって呼んでるぜ﹂ ﹁⋮分かったぜ。約束だからな ﹁次は俺様だ ! 俺は風間 ﹁は ぁ ー ⋮ な ら こ う し ま し ょ う。翔 一 く ん ボ ク が も し 君 達 の フ ァ ミ リ ー に 入 り た い と 四人が翔一になだめたりフォローしたりする。 ﹁クックック、キャップよなら保留っと言う選択があるぞ﹂ ﹁俺様としては可愛い女の子は大賛成だけどな ﹁そ、そうだよキャップ。私は入ってくれると嬉しいけど無理矢理はいけないわ﹂ ﹁キャップ良い加減にしなよ咲夜さん達困ってるよ﹂ 入らないと言うと翔一はしつこく勧誘してくる。 ﹁⋮ぼ、僕も咲夜ちゃんがはいらないならやめる﹂ ﹁誘ってくれてごめんね﹂ ﹁な、なんでだよぉ∼良いじゃんかぁ∼﹂ 凄い笑顔でファミリーに勧誘する翔一にオレは首を横に振る。 ﹁よし決めた ! 17 ﹁じゃ僕の番ね。ボクの名前は師岡卓也。皆からモロって呼ばれてるよ﹂ ﹁ア、アタシのな、名前は岡本一子って言うの⋮みんなにワン子って呼んでるわ﹂ てくれて礼を言うありがとう﹂ ﹁最後は我だ。名は直江大和。我が風間ファミリーのリーダー、キャップの怪我を治し 風間ファミリーの自己紹介は終わる。 ﹁ボクからアドバイス、話し合いで解決出来ない力で制圧するしかない時わね。誰かに 助けを求めるんだよ子供のケンカなら力強い子に頼む。川神院って知ってるよね ﹁ちょっと待ってk﹁あぁそうだ。最後に大和くん﹂ な、なんだ﹂ アドバイス言うだけ言って小雪と一緒に風間ファミリーから離れようとする。 ﹁うん﹂ し行こう小雪ちゃん﹂ 川神百代って女の子にボクの名前使って助けてもらえると思うよ。時間食っちゃった ? からも離れてしまうよ﹂ ﹁ニヒルで気取ってるけど守れる者も守れないよ。今の大和くんじゃあ無理、最悪周り !? ﹂ 大和に対して忠告して本当にその場から離れて風間ファミリーが見えなくなると小 雪が質問してきた。 ﹁咲夜ちゃん。さいごのなんでいったの ? 2話 18 ﹁あぁアレね⋮今の大和くんは気に食わないの。あの態度と考えが⋮相手を拒否して傷 ﹂ 小雪ちゃんマシュマロ頂戴﹂ つけさせて何も思わない、自分と仲間以外なんてどうでもいいなんて許せない話﹂ ﹁う∼ん⋮よくわかんない 咲夜ちゃんあーん﹂ ﹁クスッ、ちょっと小雪ちゃんには難しい話だったかな ﹁うん 最後に風呂でひどい目にあった⋮もうお婿にいけない。 戻って行ったチョロイ。 いたお詫びに一緒に寝る約束をして怒っていた顔は満面の笑みに変わり、スキップして てたり風間ファミリーの仲間になった事に笑顔で報告していた。で、朝の置いて行って 川神院に帰ると頭にたんこぶ出来た百代が立っていて朝の置いて行ったことで怒っ ちゃんにも頼もう﹂ ﹁小 雪 ち ゃ ん 待 っ て て ね。明 日 絶 対 に 救 っ て あ げ る か ら、あ と 協 力 者 も 必 要 だ か ら 英 一人で帰るときに小雪の事を考えて明日には小雪の人生を変えると決意する。 かせた。 になって咲夜と居たいと駄々をこね始める。小雪と明日また遊ぼうと約束して落ち着 その後、咲夜と小雪は探検にして夕方になり帰ることになったが小雪は泣きそうな顔 ﹁あーん⋮うん美味しい、ボクは飴玉上げる。ハイ、あーん﹂ ! ? ? 19 3話 ﹁中々やるではないか赤子⋮⋮いや小娘 ﹂ !! ない強度誇るガラスが見る影もなく全部割れてしまっている。 ! │││││││││││ ││││││││││││││││││││││││││││││││││││││ │││││││││││││││││││││││││││││││││││││ る理由はほんの二時間前だ。 不良執事の相手をしていたのは十六夜咲夜だった。なぜ咲夜が不良執事と戦ってい 認知症になったのか不良執事 ﹂ り、壁も同様でガラスなんかは世界一の超強化ガラスを使用してる大砲撃っても傷つか 蹴りがぶつかり合い衝撃波が発生する。周りの被害が拡大する。床は砕かれひびが入 の前の少女を赤子を言わずに小娘と呼び、蹴りを放つと少女も同じ蹴りを放つ。二人の ある訓練室で二人の人間が戦っている。金髪の髭執事服着た老執事は嬉嬉として目 !! ﹁何回も言ってるけどボクは小娘じゃない男だ 3話 20 ﹂ 咲夜は待ち合わせ場所を急いで走ってきた。 ﹂ ﹁小雪ちゃんお待たせー ﹁咲夜ちゃんおはよ ﹂ ? ︶ ? ﹂ ? 目の前には綺麗で高級を賑わす建物に執事とメイドがいる。そこは川神市だけじゃ ﹁さ、咲夜ちゃん⋮ほ、ほんとにここであってるの なんやかんやで咲夜は正気に戻り小雪を連れて目的地に向かうのだった。 ︵咲夜ちゃんがああなるところってだいじょうぶなのかなぁ 言う始末。そんな咲夜を見て小雪はオロオロとするしかなかった。 どよぉーんとした暗い雰囲気だして目は光が無く空を見つめてぶつぶつと独り言を ド﹂ ﹁まぁ⋮今日行く所は選択肢を間違うと従者、執事にされる。いや最悪の場合⋮⋮メイ まう。 納得はしたものの夏休みが終われば咲夜が川神から居なくなってしまうと思ってし ん家で過ごすんだ﹂ ﹁あはは違う違う、従姉のお姉ちゃんだよ。両親の仕事の都合で夏休みの間おじいちゃ ﹁咲夜ちゃんはおねえちゃんが居るの ﹁ハァ⋮ハァ⋮ごめんね。ちょっとお姉ちゃんに絡まれて遅れたんだ﹂ ! ! 21 なく世界に轟きを起こす程の超有名財閥、その名は九鬼財閥。 ﹁ここで合ってるよ小雪ちゃん。ほら行こう﹂ まってよぉー﹂ ︵あわわ、どうしよう咲夜ちゃん ︶ ﹂ ﹂ ﹁︵落ち着いて小雪ちゃん︶あのお兄さん達初めて顔見るけど新しく入った人 ﹁えぇ、そうよ。何で分かったの ﹁だってお姉さん達九鬼財閥の従者が隙だらけだよ。舐めてんの ﹄ まっていた。 急 に 声 が 聞 こ え 条 件 反 射 で 時 止 め を 発 動 さ せ て し ま っ た が 幸 運 な の か 目 の 前 で 止 ? ないかな。 ﹂ 執事のお兄さん見たいに気絶はしないが地面に座り込んでこの先からはちょっと言え 気絶して近くにいたメイドのお姉さんは至近距離から特大の殺気に当てられてるのに 小雪に当てないように新人従者に特大の殺気を放つと執事のお兄さんは泡を吹いて ﹃ッ ? ? !? ? ﹂ ﹁お止まりくださいお嬢ちゃん達。ここは九鬼財閥です君達の来る場所じゃないよ﹂ 入り口まで行くと執事とメイドが通せんぼされた。 ﹁あ !? !!? ﹁ほう、鉄心並みの殺気を感じたら⋮赤子お前か 3話 22 ﹁⋮び、吃驚した。まさかヒュームさんもとい不良執事が居るなんて思わなかった。先 に小雪ちゃんを連れて一旦離れるか﹂ ﹂ 止まってる時間の中で小雪ちゃんを姫様抱っこをして離れることにした。 ﹁そして時は動き出す﹂ さ、咲夜ちゃん !? 赤子よ﹂ ヘルシング。あの武神川神鉄心のライバルだ。 ﹁ほう、俺の蹴りをどうやってかわした ﹁赤子お前⋮十六夜九玄の子だな ﹂ ﹁あは、あははは⋮お、お久しぶりです。ふry、ヒュームさん﹂ ? ﹁え、え∼っとヒュームさん ﹂ ? ? ﹁赤子よ。お前だけは俺と手合わせして貰うぞ ︵選択肢間違えた⋮︶ 反論は認めん﹂ なくなっていた。だか咲夜の首根っこを掴まられる。 ビクビクしながら聞くと話は聞いてると通してくれるとさっきまでいた新人達が居 ? ? ﹁そうです。今日は英ちゃんに会いに来たんだけど英ちゃん居ますか ﹂ 時間が動き出し小雪を下しす。不良執事、九鬼家従者部隊序列0位。名はヒューム・ ﹁アレ⋮ !!? 23 │││││││││││││││││││││││││││││││││││││ ﹂ ││││││││││││││││││││││││││││││││││││││ │││││││││││ ﹂ !!! 現在に当たる。 ﹂ 雷神剛脚・連脚 ﹁喋られる余裕があるとはな。クックックック、良いだろう本気で死合おう ﹂ ﹁ひ、人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ ﹁ジェノサイド・チェーンソー !!! ﹂ !!? ﹂ ︶ !!! ﹁⋮⋮手応えあり﹂ 腕をガードしてたのが仇となってヒュームは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。 ﹁ふん、見え見えの攻撃nふぐぉっ ジャンプする同時に半回転で反対の足でヒュームの顎に目掛けて蹴りを放つ。 だ。しかし咲夜の攻撃は止まらない雷神豪脚・連脚は蹴りを放った後にその体制に軽く お互いの技がぶつかり、今までの衝撃波とは比べもなく。その光景は人知を超える物 !! !!? ﹁この戦闘狂ぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーー !!! ってか無傷 !? ﹁クックック、アーハッハッハッハッハッハッ ︵あ、あの不良執事が笑った !!? 3話 24 ヒュームの高笑いに動揺を隠せない咲夜は後ろに居る者達に気づかない。 良い勝負であったぞ ﹂ 英雄の友がこんなに強いとは我は知らなかったぞ 我が親友、咲夜 !! !!! ﹁フハハハハ ﹁フハハハハ ﹂ !? ﹂ !!! そうな顔をする。 ﹁咲夜ちゃん。どこもけがしてない ﹁⋮このぐらいで壊れるのが悪い﹂ だいじょうぶ ﹂ ﹁それにしても随分大暴れしたみたいですね。ヒュームさん 笑顔で小雪の頭を撫でると小雪はえへへーっと照れる。 ﹁うん大丈夫だよ。心配してくれてありがとう﹂ ? ﹂ !!! ﹂ 部 屋 を こ ん な に ボ ロ ボ ロ し て し ま っ て す み ま せ ん で し !! 揚羽さんに向けてのスライディング土下座を実行する。 たぁぁぁぁ ﹁ご、ご め ん な さ い ツンっとそっぽを向く。咲夜は辺りを見ると自分がどんだけ大暴れしたのか気づく。 ? ? 英雄、クラウディオ・ネエロがいた。そして小雪は咲夜の駆け寄り怪我してないか心配 突然声を掛けられて変な声が出てしまい。赤面して後ろを振り向くと九鬼揚羽、九鬼 ﹁ひゃあっ !! !! ﹁おや、ヒュームさんが大笑いするとは明日は隕石でも落ちるのでしょうか﹂ 25 ﹁おぉ別に気にすることではない そんな事で器小さい九鬼揚羽じゃないわ ﹂ ﹁いやいや、やった本人としてはこの部屋を直ぐに直したいのですが⋮﹂ ! 咲夜と言ったな。この部屋を直せると言いたいのか 揚羽は鋭い目で咲夜を見る。 ﹁何⋮ ? ちゃんと同じ匂いするよぉぉー 怖いぃぃー ︶﹂ !! ﹂ !! ﹂ !! ﹂ ﹂ ? !!! ﹂ ﹁揚羽様。もし出来なければ、この小娘を我ら従者部隊入れるとしては如何でしょうか ﹁九鬼揚羽に二言は無い ﹁姉上。本当に宜しいのですか んでもお願いを聞いてやろう ﹁ほぉう言い切るとはそれなりに自信があるのだな。よし、この部屋を元通りすればな していた咲夜としては痛いのは嫌いだからだ。 内心では泣きたいぐらいの恐怖心を襲う。さっきまでヒュームの戦いも冷や汗を流 ! ﹁で、出来ます。ボクにしか出来ないやり方ですが⋮︵英ちゃんのお姉さん。百代お姉 ? 横から不良執事の提案をすると揚羽も頷く。 !!!!!! ? なぁぁぁぁぁぁ吹っ飛ばされたこと根に持ってんだろぉぉぉーーー もうバレても ﹁︵こ の ク ソ 不 良 執 事 ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ー ー ー ー ー ー ッ 余 計 な 事 を 吹 き 込 む 3話 26 !!? やってやらぁぁぁぁーーーーー ︶⋮時よ止まれ﹂ タイムリバース お馴染みの時止めを実行して時を止まる中で咲夜は言葉を発する。 !!!! 咲夜は目の前が真っ暗になり気絶する中、他の叫び声が聞こえた。 ﹁約束⋮守⋮⋮よ。揚⋮⋮ん﹂ 時が流れると揚羽達は部屋の元通りに驚きを隠せない。 ⋮⋮す﹂ ﹁ハ ァ ⋮ ハ ァ ⋮ 時 ⋮⋮ 間 ⋮ 逆 行 ⋮⋮ 終 ⋮ 了 ⋮。ハ ァ ハ ァ ⋮、そ し ⋮ て 時 は ⋮⋮ 動 き 出 の時計の針がピタッと止まり消えてゆくと咲夜の体力が限界に近かった。 破壊した窓のガラスが逆再生を思わせるように元通りになり、他のもまた然り。最後 時計の針は逆回りに動き出し、他の場所も同じように動くと変化の兆しが見え始める。 咲夜の周りから時計の針が現れる。床、窓、壁などあらゆる所に時計の針が出現して ﹁破壊する前の時を戻りで復元実行せよ。時間逆行﹂ 27 4話 ﹁⋮う、ううん。ここは⋮ ボクは確か⋮﹂ 安心した顔の親友、九鬼英雄がいた。 ﹁やっと目を覚ましたか咲夜﹂ ﹁英ちゃん。なんでボクはベットに横になってるの ﹂ 突 然 訓 練 部 屋 が 元 に 戻 っ た 時 に 咲 夜 は 意 識 を 失 っ て 倒 れ た ん だ ? ? ジ まだ体調悪いなら少し寝るといいぞ﹂ ? ﹁我が親友、咲夜。この部屋だ﹂ 達が居る場所を英雄の後を付いて行くことにした。 雄は笑いながら許してくれた。小雪の事が心配と思い咲夜はもう大丈夫だと告げ、揚羽 あの時の時間逆行のせいで気絶したと思い出し英雄に心配させてごめんと言って英 真剣で宥めてたぞ。体調はどうだ マ ぞ。小 雪 と 言 う 少 女 が 大 泣 き で お 前 を 抱 き し め て た ん だ ぞ。ク ラ ウ デ ィ オ と 姉 上 が ﹁覚 え て な い の か ? 見えた同時に痛みが腹にダイレクトに入った。 英雄がノックして中に入ると同時に咲夜も続いて入ると突然、目の前に真っ白い髪が ﹁うん﹂ 4話 28 ﹁咲夜ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーん ﹂ ﹂ !!!!! 咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん ﹂ ? 真剣に咲夜を見て話す。咲夜も本当の事を話さないといけないと腹を括る。 因は疲労だとクラウディオが申していた正直に答えよ﹂ ﹁それでだ十六夜咲夜。お前は訓練部屋が元に戻ったのは何をした それに倒れた原 両者謝り、本題に入る。 ﹁うむ、いや我にも非があった。こちらも詫びよう済まない﹂ ﹁揚羽さん心配させてすみませんでした﹂ や英雄そしてクラウディオが微笑ましい目で見る。 を拭いて落ち着かせるが昨日よりもくっつきすぎるがあえてそのままにしとくと揚羽 ガバっと顔を上げると涙と鼻水流して咲夜の名前を連呼する。とりあえず、涙と鼻水 ﹁こ、小⋮雪ちゃん。おち、落ち着いて﹂ !!!!! ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん咲夜ちゃん ﹁咲 夜 ち ゃ ん 咲 夜 ち ゃ ん 咲 夜 ち ゃ ん 咲 夜 ち ゃ ん 咲 夜 ち ゃ ん 咲 夜 ち ゃ ん 咲 夜 ち ゃ ん 咲 夜 と擦りつけられる。 見た目が女の子に見える咲夜の声は出してはいけない声を出て腹部に頭をぐりぐり ﹁ぐえぇっ !!? 29 ﹁元に戻したアレはボクの能力なんですよ﹂ 能力と言って半信半疑な顔する揚羽に実物を見せる事を考えた。 咲夜の前にテーブルにジュースが入った高級なコップを気で強化した手で握り割る。 ﹁信じて無いなら証拠を見せて上げるよ﹂ 急にコップを割る行動に揚羽達は吃驚して直ぐに反応したクラウディオは咲夜に近づ くが咲夜はクラウディオに何もしないでと言うとクラウディオは咲夜の目を見て何か を感じて揚羽の後ろに控える。 ﹂ ﹁先ずはコップを割ったことに謝罪します。さて証拠の出来る状態ができました﹂ ﹁一体何をする気だ咲夜 ? 時間逆行﹂ タイムリバース ﹁そう焦らないで英ちゃん。危ない事はないから極めて神の領域を踏み入れた力だよ。 ﹄ !? 除する。 の能力を何度も連続で体の異常が徐々に襲う。コップが元に戻った確認して能力を解 戻って行く光景を呆然と驚きの両方を味わう。しかし四人が気づかない中で咲夜は先 く。握 り 割 っ た コ ッ プ の 破 片 や テ ー ブ ル ク ロ ス に 染 み 込 ん だ ジ ュ ー ス 等 が 逆 再 生 に 時止めを使わずに時間逆行を使用する。時計の針がゆらりと現れ、針が逆回りに動 ﹃なっ 4話 30 ﹁⋮本当に元に戻ったな。ジュースの染みになったテーブルクロスも粉々になったコッ プの破片⋮⋮﹂ ハァ⋮ ﹂ ﹂ ﹁ほわぁ∼よくわからないけど、こっぷが逆再生したぁー⋮咲夜ちゃん ﹁ハァ⋮ ﹁どうしたの咲夜ちゃん ! ﹁喋るな咲夜 ﹂ !! ﹂ こ、小雪ち⋮⋮ゃんを⋮⋮たす⋮けて⋮⋮お願い⋮⋮⋮こゆ⋮⋮ 今救護班が来る ﹁約⋮束⋮ぐぅっ !? ! ﹁ハァ⋮ハァ⋮、揚羽、さん﹂ 荒い息をして苦しい顔で揚羽の服を掴む。 任せた。英雄も咲夜に何回も名前を叫ぶ。 の呼んでこの騒ぎを聞きつけた従者達が駆けつけて指示を出して小雪をメイドたちに 呼ぶ。英雄は小雪を落ち着かせるが咲夜の状態を見て大暴れする。揚羽は何回も咲夜 抑える咲夜を見て慌てて咲夜に駆け寄るとクラウディオが咲夜を横にさせて救護班を 小雪は急に声を荒げると揚羽達も咲夜に目が行くと大量の汗と荒い息遣いして胸を !? ! ? ⋮⋮﹂ ﹁こ れ は こ れ は ⋮⋮ 長 い 間 生 き て ま し た が こ の よ う な 現 象 生 ま れ て 初 め て で す な ぁ ﹁我は最初、疑ってしまったが実際に見させるとは⋮⋮﹂ 31 き⋮⋮ちゃ⋮ん﹂ 咲夜ぁっ ﹂ 息してない ﹂ !!? ﹁咲夜 ⋮ッ !? !? ﹂ 鉄心に自称姉の百代達に連絡した。小雪も揚羽達と一緒に葵紋病院に行くことにした。 してタンカに乗せて川神市一の大病院、葵紋病院に運び込まれる。咲夜の両親と祖父の 数分で救護班が駆けつけて咲夜を心臓マッサージと人工呼吸のおかげで息を吹き返 !? サージと人工呼吸を行う。 クラウディオが耳を心臓に向けると心臓は止まってる事が分かると直ぐに心臓マッ ﹁退け英雄 ! ? ﹁救護班はまだ来ないのか 4話 32 。あ の 記 憶 と 光 景 は 悪 夢 と し て 前 世 の オ レ を 苦 し め た。 ×××× 県で超災害が襲った。周りは火の海、焼かれた人の死体、目の前には瓦礫で うしてオレだけが生き残された あっちは 家族も友達も近所の人達もオレの大切で手を放 なぜこんな思いしなければ生けない 天国なのにこっちでは地獄なのか ? けど、人形になり果てたオレを人間に戻して救ってくれた人達がいた。両親の親戚達 た。 したくない物を災害から奪われ心の中は空っぽに変わり、人から人形に変わってしまっ ? ? 潰された前世の両親。オレだけ⋮オレだけが生き残った。オレ以外は全員死んだ⋮ど んでいた ×× こんな風になった理由は前の前世では最大のニュースに取り上げられた。オレが住 かった髪は見る影も無い。極度のストレスで白に変色してしまう。 まともに睡眠は出来ずに情緒不安定、更には食欲を奪われがりがりにやせ細った体に黒 十 六 夜 咲 夜 と 名 乗 る 前 の オレの前世の記憶なのだから。 景を見させる。だかコレは悪魔で夢だ。なぜ夢だと断言出来るのだと言い切る理由は、 今居る場所が地獄じゃないかと思わせる程の大量の人の死体が地獄絵図が広がる光 5話 33 に人形になり果てたオレに心身共に世話をしてくれた。同い年の子や年上の子にも話 しかけられたりしてくれるが、あの光景だけは頭から離れてはくれなかったがアレを忘 れろとは出来ない。それを忘れたら両親、友達、他の人達と忘れろと一緒だからだ。 人間として戻ったオレは一生一生その時、その時を大切に生きると初めて両親の墓の 前で誓った。今のオレも前のオレと一緒でその時を大切に生きると同時に前世よりも 崩れた建物や人の焼き死 思い出を沢山作ろうと決めたんだけどオレの状態が分からない⋮。時間逆行を使用し た後の記憶が無い。 いつまでも悪夢から覚めない。本当にコレは夢なのか 話しかけた。 十六夜咲夜でもあるから﹂ じゃな は ×××× ﹁もう過去の事は忘れろ。過去はオレだけでいい⋮。今のお前は十六夜咲夜で い﹂ ×××× 暗闇の中で一人の人物が立っていた。その人物は前世のオレだった。前世のオレが 裂が現れそしてガラスが割れた見たいに悪夢の世界が終わりを告げる。 がない崩れた家に手を触れようとしたが亀裂が走り、全体に亀裂が現れた。空までも亀 体や火の海が本物じゃないのかと疑ってしまう。そっと前世で暮らしていた家は面影 ? ﹁⋮それでも忘れたくは無いんだ。過去も今でもオレはオレで大切にしたいんだ。 5話 34 笑顔で前世の自分に言う。 ﹂ ? ジ が先生を呼びに行き。残ったナースは飲み物を咲夜の口に運びゆっくり飲ませる。数 その後、ナースコールを押して待つとナースの二人が駆けつけるともう一人のナース いた。 ちらちらと髪の毛を見て気づいた。自慢の黒い綺麗な髪が白銀に近い白髪になって 節々が痛い、まるで寝たきりで筋肉が衰えた状態と急激な喉の渇きも襲う。 目 を 覚 め る と 最 初 に 見 え た の は 何 も 汚 れ て な い 天 井 で 起 き 上 が ろ う に も 身 体 中 の ﹁⋮⋮あ﹂ 咲夜も意識が消えた。 │││││││││││││││││││││分かったよ。前世のオレ。 オレ。 │││││││││││││││││││││二度目の人生、真剣で楽しめよ来世の マ そう言った前世の自分が咲夜の何かを取り出し消える時に声が聞こえた。 ぞ﹂ ﹁⋮あぁ、お前の言う通りだ。なら忘れろとは言わないが一部だけお前から代価を貰う ﹁今更だろ ﹁やはり⋮⋮来世のオレは何も変わらんなその頑固さは⋮⋮⋮﹂ 35 5話 36 分には担当医の先生が来てご両親に連絡を入れたからねと言いながら状態を見てくれ た。 調子に乗りました何でもしますから許してく ! 故 だ ﹂ !? 戦い方 が川神流の武術では合わないので ? ? 変わりに九鬼家従者部隊のふry⋮ヒュームさんやクラウディオさんの所で武術や他 理由としては今のボクのスタイル と叫んでナースの人に注意された︵笑︶。 ら修行すると言ったが速攻で断ったらおじいちゃんと百代お姉ちゃんが﹁何故じゃ 何 然ちゃ当然だよな心肺停止になり、死にかけたんだから。けどおじいちゃんが退院した まぁ経緯を聞いたおじいちゃん。時間逆行を使用するの禁止を言いつけられる。当 と言ったらお父さんが号泣した。 は悲しい顔をで見つめるから﹁心配しないでお父さん、お母さん。ボクは平気だから﹂っ とナースから聞かされた両親は泣き崩れた。でもオレはコレが代価と納得するが両親 ん達に説教&泣かれてしまった。オレの髪が眠り続けた二週間の時に突然変色にした えぇ、ゴホン。葵紋病院に目を覚ましたオレは、両親やおじいちゃんと百代お姉ちゃ ださい。 らね☆。⋮⋮すみませんすみません やぁやぁ皆の嫁、四週間も眠り続けた十六夜咲夜だよ。って言っても性別は男だか 6話 37 6話 38 にも学びたいと意思を伝えるとおじいちゃんは折れて許可を貰って連絡してやるわい と言った。 数日の間は入院することになった咲夜。二日前に英ちゃん達がお見舞いに来た時に 小雪の事を聞いた。どうやら咲夜の考えた通り小雪の母親は小雪の事を虐待していた。 そして小雪の母親は捕まり、小雪が本当の意味で孤独になりはしたが榊原夫妻養子に なったことや一番大事なのか小雪に友達が出来たことだ。自分の事ように嬉しかった 県〇〇市の と安心した。真剣な顔で英ちゃんにもお願いした。一つ目はボクを九鬼家従者部隊に 入れてくれと二つ目は│││││││││││││││。 時は過ぎ、退院して咲夜は夏休みが終わり。川神市から今住んでいる〇 イとしか言えない。だってコム〇ンに似たロボットを出して咲夜を捕まえて一緒に逃 おじいちゃんは涙と鼻水を出しながら子供のだだこねが始まった。それはぁもうヒド 更に咲夜は九鬼家従者部隊に入ることを知らせて川神市に引っ越すと言った瞬間に じいちゃんとおばあちゃんには本当の事を話して何も言わずに抱きしめられた。 毛が真っ白になった理由は身体のストレスでこうなったと友達や先生には言ったがお 先生に説明をする。能力の云々は控えて急に意識を失って入院。目を覚ましたら髪の 姿、特に髪の色の事でお父さんのおじいちゃんとおばあちゃんに小学校の友達や担任の お父さんの実家で咲夜の家でもある。戻った咲夜は忙しいの一言だ。それは自分の容 × 走しようとした。 で、だだをこねたおじいちゃんの言葉。 こうなったらカモン。コム〇ン ﹂ !! 咲夜 川神市に引っ越して月日が流れて咲夜は13歳なって重大な事件が起きた。場所は │││││││││││ ││││││││││││││││││││││││││││││││││││││ │││││││││││││││││││││││││││││││││││││ でにやにやと笑っていた由紀江の父親を呪いの言葉を放つ。 夜は二人の頭を撫でて落ち着かせるのに一苦労。最後に思ったことは由紀江の家の方 妹沙也佳。二人には川神市に引っ越すことを伝えると案の定泣き抱き着いてきた。咲 コム〇ン誘拐未遂事件︵咲夜命名︶から次の日一つ下の幼馴染みの由紀江と二つ下の トを破壊とおばあちゃんがおじいちゃんを筋肉バスターをお見舞いした。 っと言って逃げるが我らのおばあちゃんとお母さんが協力してコム〇ン似のロボッ !!!!!! ﹁嫌じゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーー 嫌じゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーー !!!! ちゃんはワシと一緒に開発の道に歩むんじゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー !!!! 39 とある九鬼家の所有地の地図には載ってない孤島である。なぜ孤島に居る理由はある プランでクラウディオと九鬼家従者部隊、序列2位でプランの発案者。名はマープル。 この二人から9歳の時の咲夜にプランのサポーターとして加わった。そしてマープル に気に入られ、もう一人マザk⋮序列42位の桐山鯉にも可愛がれている。 話を戻そう重大な事だ。咲夜は何げなく身体構造を変える新技を編み出そうとした が、予想外な出来事が起きる。それも身体に違和感を感じた。簡単に言うと男には無い 物が現れ、男には有る物が消えた。つまりは男から女にジョブチェンジしてしまい。訓 練場から奇声を上げるとクラウディオ筆頭に続いてプランの子達にマープルとマザk ⋮桐山も駆けつけ、この世に絶望と真っ青の顔した咲夜。男の咲夜にしては胸の大きい ことにマープルが気づくと咲夜をマープルの部屋に連れ出し男共は入室禁止と張り出 ﹂ され、説明聞いたマープルは咲夜の身体を調べて告げる。 ﹁咲夜。あんたはぁ二度と男に戻れないねぇ﹂ ﹂ た。どうやら成長段階中の身体を無理に身体構造を変えることで筋肉組織と性別遺伝 滝のように涙を流す咲夜をプランの子の二人に慰めて貰いながらマープルが説明し ﹂ !!!!!? ﹁⋮はっ ﹁だから、戻れないって言ってんのさ。あたしゃは !! ? ﹁う、嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 6話 40 子含め、全てを変えてしまったじゃないかと言われ元に戻す事を聞くが破滅的だと言わ れた。だが、そもそも女に変わるなんて可能なのかと聞いたら目の前に居るだろうがと 言われ。膝を地面につけてまた滝のように涙を流した。 性別転換事件︵泣︶から次の日。咲夜はマープルに呼び出されたが無気力状態になっ てるが上司に呼ばれてるので向かうと、どうやら咲夜の女性の服と下着を買いに孤島か ら外出の許可を貰うと九鬼家のヘリが来てるからそれに乗って買いに行きなさいと言 われたが女性物なんて買ったことない咲夜としては困ったがそれを見越したのか序列 1位の者を付き添いにしたわっと言われヘリに乗った。 一言言いたい。忍足あずみさんは最初怖い人だと思ったがどうやら英ちゃんことが 好きらしい。だって英ちゃんの専属のメイドだと聞いてつい英ちゃんは元気って言っ たら首にクナイを首に突き立てるから咄嗟に時止めを使い、抜け出してナイフを20本 も投げて時止めを解除するとあずみさんはいつの間にか抜け出しナイフも投げついて 驚いたが直ぐに対応して弾いたり避けたりもした。 ﹂ お前が英雄様の親友の十六夜咲夜 話を聞いている。咲夜ちょっと来 とりあえず咲夜は九鬼英雄とは昔からの親友と説明する。 い ﹁はぁぁっ !? 引きずられたまま。英雄の部屋に行くとあずみが英雄の肩を治してくれと土下座を !!! !? 41 6話 42 っ してお願いされた。どうやら三年前のテロ事件に肩を怪我をして二度と野球が出来な いと言われたらしいが咲夜は笑顔で承知して英ちゃんも涙を流して治せるのか て言われ、何も心配しないであの頃のように投げられるからと言って翠色の気を肩に押 ? 女性の服に下着 し付け、完治したと離すと英雄は恐る恐る肩を回すと痛みが無いと泣き喜び、またあず みも泣き喜ぶ。 あと、こんな下着オレが着るってマジッスか !!? 咲夜は一応医者に診てねと伝え、あずみに目的の物に行くがあえて言わせて貰おう。 女の買い物長すぎだろ !? 原作開始編 咲夜さんは私と同じで万能の名を承けづく者ですからね﹂ ? ﹁帝様、大事な話があると聞いてのですが﹂ お辞儀をして呼ばれた理由を確認する。 ﹁ありがとうございます。お師匠様方﹂ 上の順から言うとマープル、ヒューム、クラウディオだ。 ね ﹁おやおや、あのヒュームさんがそこまで誉めるとは明日は剣の雨が降ってきそうです ﹁フン。このぐらいで出来なければ従者失格だ。何せ俺が鍛えた弟子だからな﹂ ﹁フフッ、流石は咲夜と言ったところかね。呼ばれて5分前に来る。完璧たねぇ﹂ ドアの奥から入れと声が聞こえ、失礼しますと言ってから入室をする。 ﹁帝様、咲夜です﹂ る。 の体型。近くの扉まで行くとピタッと止まり、身だしなみを整えてドアにノックをす 一人のメイドが歩いている。そのメイドは白銀に近い白髪でスタイルはモデル並み 7話 43 帝様と呼ばれた人物の名は九鬼帝。九鬼揚羽と英雄それと2年前に子供が居ると告 げた。帝のもう一人の娘、九鬼紋白。 ⋮⋮って咲夜ちゃん話し聞いてるのかい ﹂ ﹁実 は な 咲 夜 ち ゃ ん よ。お 前 を 紋 の 専 属 メ イ ド の 任 を 解 く。そ し て 今 か ら 川 神 学 園 に は、早く起きなさい私 ﹂ ﹁わ、私が紋白お嬢様のメイドを解任⋮⋮。こ、コレはゆ、夢よ咲夜。コレは悪い夢⋮⋮ ? ﹁その言い方だと咲夜が可哀そうじゃないかね ﹂ ヒュームの言い方に非難を言うが聞く耳持たない。 ? ﹁残念だが現実だ小娘﹂ orzの状態に陥り、負のオーラを漂わせる。 ! クラウディオが説明すると咲夜は苦笑する。 通うことにしました﹂ 玄様も咲代様も大変心配しておられます。ですので咲夜さんには本日から川神学園に 通ってませんし高校1年も行ってない事を帝様や局様と咲夜さんのお父上とお母上、九 に 導 い て く れ ま し た。で す が ま だ 咲 夜 さ ん は 子 供 で す。小 学 は 卒 業 し ま し た が 中 学 ん思ってのことです。九鬼家の従者になって9年。咲夜さんは大変九鬼家に良い方向 ﹁落ち着きなさい咲夜さん。紋様と離れるのは悲しいのは分かりますが、帝様は咲夜さ 7話 44 ﹁あぁー⋮確かに私、ほとんど仕事ばっかりして学校の事忘れていました。紋白お嬢様 の側に離れるのは悲しいですが、帝様の頼みこの九鬼家従者部隊序列10000位、十 六夜咲夜。これより紋白お嬢様の専属メイドの任をお受けします﹂ 深く頭を下げると帝様達は笑顔で納得するがあの不良執事だけは不敵な笑みで話し かける。 ﹂ ! ﹂ ﹁乱入して百代お姉様を倒せですか。ヒューム師匠の最後の課題と思って良いのですか 助っ人、武神川神百代を倒して見せよ 大戦をしている。ヘリの準備は出来ているから小娘はヘリに乗り川神大戦で英雄様の ﹁そう言うと思ったぞ小娘。なら丁度、川神学園で英雄様の居る2│Sと2ーFが川神 45 ぞ ﹂ ﹁そうだ。その課題は紋様も小娘の課題としてお願いされた。紋様の泥を塗るではない ニヤリと笑う。 ? よぉぉぉぉぉぉぉ この咲夜、紋白お嬢様の為に百代おn⋮武神川神百代を打ち取っ ﹁ふ、ふ ふ っ ⋮ も、紋 白 お 嬢 様 が こ の 咲 夜 め に お 願 い の 課 題 を ⋮⋮ や っ て や る わ 咲夜は黙ったままフルフルと震え出し、すると。 ﹁⋮⋮﹂ !! !!! て見せますわ紋白お嬢様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 叫んだ後に静かに部屋を出る。 ﹁なんか変わったな咲夜ちゃんは⋮﹂ ﹃まぁこの九年間、色々ありましたから﹄ │││││││││││ 川神大戦、上空。 目的地についたゼ ﹂ それでは早速行ってまいります﹂ 下ま ││││││││││││││││││││││││││││││││││││││ │││││││││││││││││││││││││││││││││││││ !!!!!!! ヘリの中で今川神大戦が始まって激戦になっている。 ﹁ヘイサーヤ ﹁ありがとうボブ﹂ !! ﹁いーってことヨ、サーヤには借りがあるからヨ。つか本当にここで良いのカ で送るゾ﹂ ? ! じゃ行って来ます﹂ ﹁平 気 平 気、こ こ か ら だ と 武 神 が 良 く 見 え る か ら ね。そ れ に 私 は 乱 入 者 だ か ら。そ れ 7話 46 印の女性と日本刀を持つ女 咲夜はヘリから飛び降りる時声が聞こえたGood luck。 落ちる中、武神と二人の人物が戦っている。一人は額に 子高生が武神と戦ってるが武神の方が余裕が見えた。 ︵揚羽様ともう一人は何処かで見た事あるんだけど⋮あっ ︶ 由紀江ちゃんに似てるん おっと懐かしむの後にして今は武神を倒すことを考えないとね。さぁ∼って 悪役になりきろっか私 !! 大和め、お姉ちゃんにこんな隠し玉取っといてたな ﹂ !! 上げる。 ﹂ !!! ﹂ !! ぐぁっ ﹂ !! ﹁桜花衝 ﹁何っ !!? !? ﹁きゃあぁぁぁぁーーー ﹂ 動に入ったのがいけなかった。 声を上げた相手は九鬼揚羽だった。百代は何かを感じて迎え撃つじゃなく避ける行 ﹁避けろ武神 武神川神百代は空から来る相手に嬉しそうに迎え撃とうとするが。 ﹁あは♪ 何だよ何だよ ! や武術する者は大戦中にも関わらずに上を見上げる。解放した気を右手に一気に練り 目を瞑り、気の解放を20%で解き放つと周囲の空気が変わる。コレに気づいた武神 !! だわ × ! 47 ﹁離れてる我らにこの衝撃波とは ﹂ ﹂ 当たってないのにここまでのダメージ食らうとは⋮⋮瞬間回復 ﹁まゆまゆ今は敵同士だぞ ﹂ ! ﹂ 百代の立っていた場所は横20mも呼ぶクレーターが作られた。クレーターを作り と2│Sの軍師達は状況を確認する為連絡等取っていた。 にも木や岩に叩きつけられ大怪我や気絶する者もいた。これは異常だと悟った2│F 留まったが揚羽は動けれなかった。だが、衝撃波は他の人達にも被害を呼んだ。何十人 ばされ。離れていた揚羽に黛由紀江は後ろに後退されたもののなんとか飛ばされなく しかしこの衝撃波は至近距離の百代は衝撃波のせいでダメージを受けながら吹っ飛 !? ! 上げた人物はクレーターの中心部に立っていた。 ﹁⋮⋮⋮くっ 大丈夫ですか !!? !? 由紀江が百代に駆け寄る。 ﹁百先輩 ! じゃ私を襲った奴は﹂ 大和から電話が来てそんな人物は知らないと言った事を話した。 ﹁で、でも。百先輩が吹っ飛ばされて⋮あ、あの人、大和さんが呼んだ人じゃないです﹂ ﹁何 !? 拳を握り締めて怒りを表すとクレーターから乱入者が現す。その乱入者は全身黒ず ﹁乱入して来た人だと思います﹂ 7話 48 大和に呼ばれた助っ人武人じゃないな。なぜ私に襲う ﹂ くめで顔はフードに隠れて素顔を見えないが身体のラインは女だと直ぐに分かる。 ﹁お前 !? ﹂ !! ﹂ !!? ﹁まゆまゆっ 貴様ぁぁぁ ﹂ ﹁⋮知ってるか飛ぶ斬撃﹂ ﹁あ゛ぁん ﹂ まゆまゆの刀を持ってどうする気だ !!! ﹁⋮なら見せてやるよ。飛ぶ斬撃をっ !? ﹂ !!! ﹁反応速度は他の武人以上だな。ならこの刀は要らん﹂ り避けると後ろの木々達がなぎ倒される。 刀を抜刀するが。目に見えない速さで斬撃が飛んでくると百代は吃驚するがぎりぎ !!! !? がら吐血して倒れる。咲夜は由紀江の刀を拾う。 刀の達人級の由紀江が赤子のように倒された。大事な刀を落とし、両手を腹部抑えな ﹁ゴホォッ ﹁邪魔だ雑魚﹂ 由紀江は刀を握り、迎え撃つが。 ﹁させませんよ 言い終わると接近するが。 ﹁⋮武神川神百代、お前を倒しに来たんだ。今のお前は武神と名乗る資格はない﹂ ! 49 必要ないと刀を由紀江の傍に投げ捨てる。 魂 ﹁貴様は武術家の大切な武器をぞんざいに扱うなぁぁぁ 川神流⋮﹂ ﹂ ﹁なら、敵に奪われた奴が悪い。奪われたくなければ手を離すな﹂ ﹁貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ﹁⋮川神流﹂ 咲夜もまた百代に向かって走る。 ﹄ お互いの正拳突きがぶつかり合う。 ﹃無双正拳突きぃぃぃぃぃっ 百代は混乱して問いただす。 ﹂ ﹁何で貴様が川神流・無双正拳突が出来る ﹁オレを負かしたら答えるぜ武神 ﹂ 怒りに身を任せ。技を放とうと走り出した。 !!!! 致死蛍 星殺しぃぃぃぃぃっ か∼わ∼か∼み∼波ぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ ! ﹁なめるなぁ ? !!? !!! ﹁どうした怒りが感じないが⋮武神お前楽しんでないか ﹂ ﹂ 自分の後輩の為に怒ってい 避ける。百代の方は段々と怒りが楽しさに変わってゆく。 殴る蹴る&技の連続を繰り出すが咲夜は来る場所が分かってるのか最低限の動きで !! !! ﹁まだまだぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ !!!!!!!! !!!!!!! ? 7話 50 た筈だ﹂ ﹂ 私の相手はワンパンで終わってしまう。だが今目の前で私の攻撃を全て避けっ 腹部に蹴りを入れると咲夜は構えを変えて百代に話しかける。 きってるお前が私を頼ましてk﹁思い上がるなよ。武神⋮﹂ぐあぁっ !! 瞬間回復 ﹂ !! 中、頭を狙い。一撃一撃、重い攻撃を食らわす。 人間爆発ぅぅぅぅっ !! ﹂ どうだコレを食らったら貴様たとえ無事ではないわ﹂ 百代中心に咲夜を巻き込みながら爆発を起こす。 ﹁ぐぅっ⋮な、なめるなぁぁぁぁ ﹁瞬間回復 !!!!! 一気に百代に近づき、拳で顔、腹、腕、肩を狙い殴る。蹴りはふくらはぎ、太股、背 ﹁ハァー⋮それを頼ってるとは。もういいお前には幻滅だ﹂ 完全に治って構える百代に対して咲夜は溜息を吐く。 ﹁この位で倒れる私じゃないさ ! ﹁事実だ。それに一蹴りでふらついてるお前には言われたくない﹂ ﹁⋮大それたことを言うじゃないか﹂ 単でやり方はいくらでもある﹂ ﹁武神一つ忠告だ。オレは最初から本気など出してない。つまりはお前を倒すなんて簡 !? よ ﹁あぁ⋮確かに貴様の言う通りだ。怒っていた私が今は楽しくて楽しくて仕方ないんだ 51 ! ﹁コレが人間爆発とは恐ろしい。確かに当たればただじゃすまないな。﹂ ﹂ ﹂ 四掌 八掌 一六掌 ! 確かに巻き込んだ筈っ ﹂ ! 突然、後ろから声が聞こえ後ろに振り返ると無傷の咲夜がそこに立っていた。 ﹁六十四掌 ﹂ !!! !! ! ﹁そんなバカな !!? ﹁今度はオレの番だ。柔拳法・八卦六十四掌 八卦二掌 三十二掌 !!! !? ! 百代の気の点穴を狙い、最後の点穴を突く。 ! ﹁ぐぅはぁあっ 7話 52
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