事務事業評価(事前)シート

整 理 番 号
31009
評価対象年度
編 成 区 分
事務事業評価(事前)シート
提 出 日
平成28年 月 日
28年度
事業担当課
文化財課
9月補正
担当者・内線
小澤・6344
新 規
事務事業名
文化財普及啓発費
拡 大
基 本 施 策
基本施策の目的
(対象と意図)
個 別 施 策
個別施策の目的
(対象と意図)
事 業 目 的
A1
歴史・文化遺産を守り、活かし、伝えます
対 象
意 図
市民や事業者の理解のもとに、貴重な財産として、適切に保
存・活用され、伝えられている。
歴史文化遺産が
A1-2
歴史・文化遺産に対する市民意識を高め、国内外に向けて発信します
対 象
意 図
長崎の歴史文化遺産が
市民に関心を持たれ、学ばれ、国内外に発信されている。
外国人観光客に、長崎市の文化財を訪れ、長崎市特有の歴史文化を理解し、触れてもらう
ため、多言語化した文化財の説明板等の設置を行う。
(1)長崎市発行の「長崎市の文化財」の説明文の多言語化 4,310千円
約100,000字の翻訳委託費(英語、韓国語、簡体字、繁体字)
※「長崎市の文化財」…長崎市内にある国・県・市の指定文化財(250件)を紹介した書籍
事 業 概 要
(2)文化財説明板の多言語化 5,616千円
既存の2か国語表記の文化財説明板(30基)の多言語化
現在、長崎市には多くの外国人が来訪しており、平成27年の外国人延べ宿泊者数は33
万人、クルーズ客船による来訪者も43万人となっている。外国人観光客の旅行が成熟する
に伴い、さらに長崎市の歴史・文化等を訪問する目的を持った観光客が増加していくことが
予想される。
しかし、一部の文化財施設・パンフレット・文化財説明板を除き、外国人観光客への対応、情
報発信・普及啓発が十分でない状態であるため、外国人観光客のニーズに応える必要があ
る。
事業の必要性
(現状における問題点と 長崎市にある文化財の説明文の多言語化を行い様々な活用を図ることは、今後のインバ
その要因、今後の課題) ウンドのニーズに応えることになり、さらなる誘客にもつなげることができる。また、長崎市の
歴史・文化の認知度を上げることができる。
翻訳したデータの活用については、長崎市のホームページで公開する。その他、文化財巡
りのパンフレットを作製し、既存の多言語の観光マップの座標と連動させ、クルーズ乗船客
が長崎港に着岸する前に配布してもらい、実際に回遊してもらうなどの、効果的な活用を検
討する。
市民等の参画と
協働のまちづくり
(取組みに☑をし、
その内容を記載)
事 業 期 間
予
算
額
情報共有
参画
協働
説明板の設置にあたっては、所有者と協議し、実施する。
単年度
金額(千円)
期間限定 ( 年度~ 年度 )
単年度繰り返し
国
県
当 年 度
9,926
9,926
総 額
9,926
9,926
地方債
その他
一般財源
指標(単位)
成
果
年 度
外国人延べ宿泊者数(暦年)
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
(
活
動
目 標 値
)
指
標
成果指標及び
目標値の説明
28万人
31万人
34万人
37万人
40万人
多言語による文化財の情報発信及び説明板整備により、外国人観光客へのサービス・受け
入れ環境の充実が図られ、外国人宿泊者が増加すると考えられるため、外国人延べ宿泊者
数を成果指標とする。
評 価 結 果
(1) 評価会議として判断した今後の事業の方向性と理由
採択
所管案のとおり
事業のやり方改善
事業統廃合
その他
不採択
企画不十分
一部不採択
企画不十分
事業規模拡大
事業規模縮小
(2) 評価会議における指摘事項
長崎市の文化財の説明文を多言語化したデータベースを作るとともに、多言語化した説明板等の設置を行うもの
で、文化財の説明文を多言語化することで、外国人観光客が長崎の文化歴史を理解し、満足度の向上が見込まれ
る。また、国の定額補助であり、費用面も有利なことから事業の実施は適当である。
ただし、実施にあたっては、次の事項を整理すること。
・「長崎市の文化財(書籍)」については、全てを多言語化するのではなく、外国人観光客のニーズに沿うものや、ルー
ト整備に取り組むものなど、関係課と連携し方針の整理を行うこと。
・関係課(観光)との調整のうえ説明板の整備を行うこと。