インドネシア:1~8 月 石炭生産量(PKP2B 分) 前年度同期比 21%減 2016 年 9 月 29 日掲載 9 月 15 日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)の石炭管理開発局長は、1~8 月、 新鉱業法(2009 年第 4 号)以前の石炭鉱業事業契約(PKP2B)を締結している石炭企業の石炭生産量は、 153.53 百万トン(前年度同期比 21.15%減、前年度同期は 194.71 百万トン)と発表した。一方、1~8 月、石炭販 売量は、 輸出は 119.58 百万トン(前年度同期比 21.99%減、 前年度同期は 153.28 百万トン)、 国内供給義務(DMO) は 37.16 百万トン(前年度同期比 11.73%増、前年度同期は 33.26 百万トン)。DMO のうち石炭火力発電所向け は約 22.00 百万トンで、年末までには石炭火力発電所向けは 72.00 百万トンと見込まれる。 同局長によると、石炭価格の低迷が石炭生産に影響しているが、6 月から石炭価格は上昇するも、石炭 会社の増産とはなっていないとした。 注) 鉱業事業許可(IUP)取得の石炭企業分は、地方政府からの報告待ちで有り、いまだ情報は未整理。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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