インドネシア:国営港湾管理会社 Bengkulu 州で石炭

インドネシア:国営港湾管理会社 Bengkulu 州で石炭取扱能力倍増を計画
2016 年 9 月 8 日掲載
9 月 1 日付けの地元報道によると、国営港湾管理会社 Pelabuhan Indonesia II(Pelindo Ⅱ)社は、
Bengkulu 州 Pulau baai 港にて、新石炭桟橋を追加して、石炭取扱能力の倍増を計画している。
Pelindo Ⅱ社の営業部長は、新石炭桟橋の開発計画にて、石炭取扱能力は 5 百万トン/年が 10 百万トン/年へ
倍増するとした。更に、新石炭桟橋の建設は、Pulau Baai 港の全体的な拡張の一部であり、拡張には石炭
火力発電所(発電能力 100 MW×2)の建設も含まれる。石炭火力発電所が完成すると、同港の石炭取扱能力
は更に増加し 12 百万トン/年になるとした。但し、新石炭桟橋の追加は、石炭価格の動向に左右されるもの
であり、工事の明確な予定は明らかにしなかった。
(石炭開発部 辻
誠)
おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確
な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら
れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の
図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願
い申し上げます。