港区子ども・子育て会議 第 2 グループ 資料1 1 7月7日に実施したグループ会議の要旨 (1)学童クラブ ①学童クラブと放課GO→が併設してある小学校(本村小学校)がある。学童クラブ は、麻布中高生プラザができるまでの期間限定のはずだったが、継続している。現 在学童クラブのニーズも高まっているので、撤退はしなくてもいいと思う。 しかし、施設が期間限定のものから、今後も継続して運営すると区の方針が変わった ことを小学校側にきちんと伝えてほしい。 ②港区子ども・子育て支援事業計画内のB評価「学童クラブ事業における民間活力の 導入」については、取り扱うべきである。 ③学童クラブの量の確保については十分行えていると思う。 (2)質の向上等 ①今ある学童の質の向上を先に考えていくべきである。 ②特別支援学級の児童が近年増えてきており、民間事業者が運営している学童もある が、きちんとサービスは行き届いているのかが心配である。現場では人手不足にな っているのではないか、実態調査を行うべきである。 ③発達障害の児童の入会希望がもう少し早めにわかると人員の確保もしやすくなり、 支援対策につながるとおもう。 ④職員のスキルアップは必須である。専門性のある研修や、発達支援カウンセラーな どの配置等、各施設が質の向上を目指していく必要がある。 ⑤国際色豊かな港区では、日本人だけではなく、外国籍の発達障害児も増えてきてい るため、“多言語”に注目した障害児支援施策も必要である。 (3)子どもの貧困 ①今のこどもの貧困など、現状を踏まえて考えると、もっと改善すべき点がでてくる のではないか。その点についても今後グループ会議で検討していく必要がある。 ②経済的には貧困していないが、心の貧困、親子関係、大人との信頼関係の貧困、関 係性の貧困についても考えていくべきである。 ③親が共働きをしている家庭では、仕事で疲れて親に邪魔者扱いされている子ども多 くいる。そのような子どもの心のケアを学校や施設でしていくことが求められてき ている。 ④区民、学校の先生、児童館、学童クラブ、民生委員、青少年委員といった地域包括 ケアシステムの充実を図ることで、子どもの貧困の改善ができるのではないか。 2 次回グループ会議(7月25日(月)開催) テーマ ① 質の向上 ② 子どもの貧困 ③ 障害児支援の充実 補足資料 「子どもの貧困実態調査」に関する資料 説明 子ども家庭課長、障害福祉課長、人権男女平等課長、子ども家庭支援センター所長
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