インドネシア:PLN 政府関係銀行より 12 兆 Rp の貸付を確保 2016 年 9 月 15 日掲載 9 月 10 日付けの地元報道によると、国営電力会社(PLN)は、政府の野心的な 35,000 MW 発電計画に向 けた発電所建設のため、政府関係銀行より 12 兆 Rp の貸付を受けた。 貸付契約は、政府関係銀行(Mandiri 銀行、Negara Indonesia 銀行(BNI)、Rakyat Indonesia 銀行(BRI)) と調印され、1 年満期となっている。 PLN 社長は、この貸付を新発電所と接続する電力送電網の建設に活用する計画であるとし、35,000 MW 発電計画に活用され、今後 5 年間で、電力送電網だけで 170 兆 Rp が必要ともした。これは毎年 34 兆 Rp を必要とし、うち 20~30%は自社負担、残りは貸付とした。 PLN は、顧客数 54 百万人、国内電力の 70%を発電している。2017 年早々には、10~20 億 USD の社 債を発行して、更なる資金確保を予定している。 政府が新しい規則を発効させた後、貸付の確保が容易になった。新しい規則では、政府は PLN に対し て、35,000 MW 発電計画として、46,000km の送電線建設とその他の基礎的施設の支援を保証している。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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