インドネシア:政府 PLN へ信用保証 35000 MW 発電

インドネシア:政府 PLN へ信用保証 35,000 MW 発電計画を促進
2016 年 9 月 15 日掲載
9 月 6 日付けの地元報道によると、大蔵省は、国営電力会社(PLN)へ、信用保証を提供して、大統領の
野心的な 35,000 MW 電力開発計画を後押しする。
大蔵省の財務・リスク管理総局長は、PLN は 2 通りの方法(自己資本または借り入れによる自己管理方
式と、民間会社が発電する電力の購入方式)で国内電力の開発を行なうとした。
自己管理方式では、大蔵省は、政府によるプロジェクト支援を明確にするため、資金提供者に対して、
政府の信用保証を提供する。また、大蔵省総局長は、信用保証は全体保証であり、政府は、仮に PLN の支
払いが遅れたら、その支払いを引き継ぐとした。更に、与信枠は、大蔵省令 No:130/2016 に明記されてい
ると付け加えた。一方、民間からの電力購入方式では、発電事業者への PLN の資金的可能性を保証する
ため、政府は PLN に保証を付ける。
大蔵省総局長は、この省令にて、いつでも、PLN は電力施設を建設でき、自己管理方式であれ、発電事
業者との共同であれ、大蔵省は、信用保証と可能性保証を付けて、電力プロジェクトを支援すると付け加
えた。
(石炭開発部 辻
誠)
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