NST(栄養サポートチーム)の介⼊延べ件数 NSTは栄養障害の状態にある患者や、栄養管理をしなければ栄養障害の状態になる事が⾒込まれ る患者に対し、患者の⽣活の質の向上、原疾患の治療促進及び感染症の合併症等の予防を⽬的と して、栄養管理に係わる専⾨的知識を有した多職種からなるチームによって活動している。経管 栄養法の症例については、原疾患の病状に適した投与部位と投与経路、経腸栄養剤の選択の提⾔ を⾏う。経⼝栄養摂取が可能な症例については嚥下機能評価を参考に、必要に応じて経⼝摂取へ の円滑な移⾏を促進させる。静脈、経腸栄養に関し、より安全でかつ合理的なシステムになるよ うな栄養管理を⽬指し活動している。 4⽉ 14 5⽉ 25 6⽉ 30 7⽉ 24 8⽉ 13 9⽉ 17 10⽉ 12 11⽉ 12 12⽉ 6 1⽉ 7 2⽉ 2 3⽉ 6 14 H27年度⽉平均 0 5 10 15 20 25 30 35 当院値の定義・算出方法 主治医からの依頼でNSTが介⼊した延べ件数 解説(コメント) 介⼊件数が多いことは、栄養⾯での整備やサポートが不⼗分である場合もあり、⼀概に件数のupがよいと はいえない。また極端に少ない場合も、チームへの相談が円滑に⾏われていない可能性がある。栄養⾯での 整備やサポートが⾏われ、相談が⾏われているとういう状況の確認となる。 改善策について 今年度は経管栄養での⼿技標準化などや引き続き教育・広報・⾏う予定であるが、管理栄養⼠の病棟活動 (2016年度より低栄養・がんでの栄養指導が算定可能)や相談窓⼝の確⽴などを考慮すると件数は現状維 持ではないかと推察される。 ⽂責:NST(Nutrition Care Team)委員⻑ 明⽯ 哲郎
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