2014年8月号

8W
西 メンバー皆で 楽しく、真剣に 相談していま
す。 第 83 号
8 階 西病 棟の NS T サ テラ イト は 医師 不在 で はあ
り ます が、 看 護師 ・薬 剤 師・ 管理 栄養 士 の 3 職
種 で毎 週火 曜 日の 1 3 時 ごろ から カ ンフ ァレ ン
ス を行 って い ます 。 8 階 西病 棟は 整 形外 科、耳鼻 科 、頭 頸部 外科 、形
成外科等の診療科の患者さんが多く入院される
病 棟で す。熱 傷や 頚椎 損 傷、交 通外 傷の 患 者さ ん
も いれ ば、頭 頸部 外 科で 化学 療 法や 放射 線 療法 を
されている方も多く様々な診療科の患者さんが
お られ ます 。 対象患者さんの抽出方法はアルブミンでの抽出
に追加して管理栄養士や看護師より気になる患
者 さん を対 象 とし てい ま す。 主 治医 の先 生 をは じめ 、皆様 方 に色 々ご 相 談さ せ
ていただくと思いますが、よろしくお願いしま
< 看 護 師 よ り > す 。 NST サ テ ラ イ ト を 立 ち 上 げ て 4 年 目 に 入 り ま し た 。 立 ち 上 げ 当 初 は 、 戸 惑 い も 多 か っ た 様
ですが、薬剤師さんや栄養士さんとの協働も年々蜜になっていき、医師との連携もスムーズに
行えるようになりました。また、リンクナース以外の病棟看護師にもサテライトに参加しても
ら い 、 病 棟 全 体 で 患 者 さ ん の 栄 養 状 態 の 把 握 や 知 識 向 上 に 努 め て い ま す 。 8 西では、患者さんにもタンパク質やアルブミン値など自身の栄養状態を把握してもらい、
看 護 師 と 共 に 食 事 形 態 や 補 食 に つ い て 考 え る な ど 患 者 参 加 型 看 護 を 心 掛 け て い ま す 。 特 に 頭 頸 部 外 科 の 患 者 さ ん は 退 院 後 も 食 生 活 が 大 切 で あ る た め 、入 院 中 か ら 積 極 的 に 参 加 す る
こ と で 退 院 支 援 に 繋 が っ て い く こ と が 期 待 さ れ ま す 。 ま だ ま だ 分 か ら な い こ と は 多 い で す が 、NST サ テ ラ イ ト が 少 し で も 普 及 し 、患 者 さ ん の 治 療
に 役 立 て る よ う 頑 張 っ て い き た い と 思 い ま す 。 < 薬 剤 師 よ り > 治療薬・高カロリー輸液の相互作用や副作用のモニタリングだけでなく、検査値への薬剤の影
響、食事や排便コントロール状況など検査値や服薬指導時の問診から得られた情報を共有し、
栄養管理に貢献できるよう努めています。また、頭頸部外科の放射線治療中の患者さんには、
疼痛コントロールに介入することで嚥下痛を少しでも軽減し、食事摂取量と栄養状態を維持で
き る よ う に フ ォ ロ ー し て い き た い と 考 え て い ま す 。 < 管 理 栄 養 士 よ り > この春から 8 階西病棟を担当させて頂くことになり、まだまだ不慣れな事が多く、看護師さ
んや薬剤師さんには助けて頂くことばかりですがサテライトで相談させて頂くことにより患者
さんのことで気になることが相談しやすいなと感じています。8 階西病棟は外傷などで救急病
棟 か ら 来 ら れ る 方 も 多 く 、 重 症 の 方 は 早 め に NST コ ア チ ー ム に 相 談 出 来 る よ う に 患 者 さ ん を
ピックアップしていくことも役割かと思っています。また頭頸部外科で粘膜障害のある方には
早 期 か ら 介 入 し 、 退 院 ま で フ ォ ロ ー UP で き れ ば と 考 え て い ま す 。