2016年8月16日 カナダの金融市場動向 Weekly Report 【2016年8月6日~2016年8月12日の推移】 【1】先週の回顧 【カナダ・ドル 為替推移】 (2016年7月15日~2016年8月12日) 先週のカナダ・ドル円相場は上昇、カナダ5年国債利 (円/カナダ・ドル) (カナダ・ドル/米ドル) 90 回りは小幅に低下しました。 1.20 円/カナダ・ドル(左軸) 9月にアルジェリアで開催されるOPEC(石油輸出国機 構)加盟国・非加盟国の非公式会合で、産油国が価格 安定のために生産調整に動くとの期待から原油価格が カナダ・ドル/米ドル(右軸、上下反転) 85 カナダ・ ドル 1.25 1.30 80 高 1.30 上昇し、カナダ・ドル円相場も上昇しました。債券につ いては、米国の経済指標が軟調な結果となったことで、 75 下しました。ただ、原油価格の上昇が金利の低下幅を 70 7/15 抑え、前週末比では小幅な低下にとどまりました。 1.35 78.22 米国の金利が低下し、カナダもそれに連れて金利が低 7/22 7/29 8/5 安 1.40 8/12 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。 【2】今週の見通し 【カナダ 金利推移】 (2016年7月15日~2016年8月12日) (%) 今週は、カナダでは小売売上高やCPI(消費者物価 1.0 指数)、米国でもCPIやFOMC(米国連邦公開市場委員 会)議事録の発表が予定されています。また、FRB(米 カナダ5年国債 0.8 国連邦準備制度理事会)高官の講演も控えるなど、米 国のイベントが多いことから、カナダの金利は米国金利 0.6 0.60 の動向に左右されそうです。為替については引き続き、 原油や株式などリスク資産に左右されやすい展開を予 0.4 想します。原油の生産調整に対する期待がさらに高ま れば、原油高の動きが継続するとみられ、カナダ・ドル 0.2 7/15 の上昇をサポートすると考えられます。 7/22 7/29 8/5 8/12 【3】主要経済指標 発表日 発表頻度 期間 指標名 データ (参考)前回 8/9 8/11 8/19 8/19 毎月 毎月 毎月 毎月 2016年7月 2016年6月 2016年6月 2016年7月 住宅着工件数(年率、件数) 新築住宅価格指数(前年同月比) 小売売上高(前月比) 消費者物価指数(前年同月比) 198.4千件 2.5% - 218.3千件 2.7% 0.2% 1.5% (出所)Bloomberg等より大和投資信託作成 当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、 各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、 図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績 等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212(営業日の9:00~17:00) HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1
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