2016年11月8日 カナダの金融市場動向 Weekly Report 【2016年10月29日~2016年11月4日の推移】 【1】先週の回顧 先週のカナダ・ドル円相場は下落、カナダ5年国債利 回りは低下しました。 米国の大統領選挙を控える中、トランプ・リスクが意識 され株価が下落したことや、原油価格が下落したことな どを受けて、カナダ・ドル円相場は下落し、金利は低下 しました。カナダではGDP(国内総生産)や雇用者数が 発表されましたが、市場への影響は限定的でした。 【カナダ・ドル 為替推移】 (2016年10月7日~2016年11月4日) (円/カナダ・ドル) 90 (カナダ・ドル/米ドル) 円/カナダ・ドル(左軸) カナダ・ 1.20 ドル カナダ・ドル/米ドル(右軸、上下反転) 85 1.15 76.93 80 75 1.25 高 1.30 70 1.35 1.34 65 10/7 10/14 10/21 10/28 安 1.40 11/4 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。 【2】今週の見通し 今週は、11月8日(現地)に実施される米国の大統領 選挙が注目材料です。日本時間では11月9日水曜日 の正午から午後にかけて大勢が判明するとみられてい ます。直近ではクリントン氏への勝利期待が高まってい ますが、結果発表の前後で金融市場の値動きが大きく なることも予想されます。 カナダでは、住宅関連の指標の発表がありますが、注 目度は低く、市場では引き続き株式市場や原油価格の 動向に注目が集まるとみています。 【カナダ 金利推移】 (2016年10月7日~2016年11月4日) (%) 1.2 カナダ5年国債 1.0 0.8 0.67 0.6 0.4 0.2 10/7 10/14 10/21 10/28 11/4 【3】主要経済指標 発表日 発表頻度 期間 指標名 データ (参考)前回 11/1 11/1 11/4 11/4 11/10 毎月 毎月 毎月 毎月 毎月 2016年8月 2016年8月 2016年9月 2016年10月 2016年9月 GDP(前月比) GDP(前年同月比) 貿易収支(実額) 雇用者数(前月差) 新築住宅価格指数(前年同月比) 0.2% 1.3% -40.8億カナダ・ドル 43.9千人 - 0.4% 1.2% -19.9億カナダ・ドル 67.2千人 2.7% (出所)Bloomberg等より大和投資信託作成 当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、 各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、 図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績 等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212(営業日の9:00~17:00) HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1
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