幼児教育の推進体制構築事業の採択に係る選考基準 1.採択案件の決定方法 提出された企画提案書(事業実施計画書)について審査を行い、本事業の予算の範囲 内で、各評価項目の得点合計の平均点及び審査委員の付した意見を総合的に勘案して決 定する。その際、審査委員からの意見に基づき、採択に当たって条件を付す場合がある。 2.選考方法 企画提案書に基づき、文部科学省に設置された審査委員会において書類選考を実施す る。また、必要に応じて審査期間中に実施計画の詳細に関係する追加資料の提出を求め ることがある。 決定の際、全体の提案状況に応じて、地域等を考慮する場合がある。 3.評価項目及び評価基準 評価は、下記の評価項目について次の評価基準による5段階評価とし、審査委員がそ れぞれ評価した得点の合計(50点満点)の平均点に加え、各審査委員が付した意見を 総合的に勘案して行う。なお、採択の対象となる最低評価点は、上記得点の5割(50 点満点中、25点)とする。 【評価基準】※「 (3)その他」については(括弧内)の点数配分による 大変優れている=5点(10点) 優れている=4点(8点) 普通=3点(6点) やや劣っている=2点(4点) 劣っている=1点(2点) 【評価項目】 (1) 事業実施体制について(10点) ① 事業を行うための実施体制が整備されており、適切な調査研究の遂行が可能か。 ② 域内の国公私立の幼稚園・保育所・認定こども園を対象とした調査研究を実施 するための体制は適切か。 (2) 事業内容について(30点) ① 委託要項や公募要領に示された調査研究の趣旨を十分踏まえた適切な事業計 画になっているか。 ② 事業計画に独自性や工夫が見られるか。 ③ 調査研究の内容や方法等は妥当か。 ④ 事業の成果が他自治体において体制を構築するために活用されることが期待 できるか。 ⑤ 事業の成果を普及するための取組が期待できるものか。 ⑥ 最小の予算(経費)で最大の効果が得られるよう、コストを抑えた提案内容と なっているか。また、提案内容に対して、妥当な経費が示されているか。 (3) その他(10点) ① 域内に多数の市町村を抱えており、その特徴を活かした提案となっているか。 ※公募要領3. (3)の①~③の実施条件を満たす事業計画となっている場合は、 審査に当たって考慮する。
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