登山部って何しているの？登山競技って何を競っているの？主にインターハイと国体出場目指して練習しています。  国体は縦走競技とクライミング競技で勝敗を決めます。皆さんも鳴門の体育館で人工壁を登っている人を見たことがありませんか？  インターハイは４人１組のパーティーで主に安全登山を目標に様々な観点から審査が行われ、１００点満点の減点法で勝敗を決めます。誤解している人が多いと思いますが、山の頂上までのタイムを競う競技では決してありません！体力（３０点）やはり安全に登山を楽しむためには、体力はある程度は必要です。毎日少しづつ練習すればきっと大丈夫です。今までの先輩が証明しています。運動神経はあまり必要ありません。歩行技術（１０点）安全に山を歩くための歩行技術です。練習登山を重ねるごとにみんな自然に上達していきます。装備（１０点）登山行動に必要なものを持ってきているかチェックされます。審査員に言われたものを持っていなかったりすると減点されます。設営・撤収（１０点）１０分以内でテントを設営・撤収する早さ、正確さを競います。練習すれば５～６分で立てられます。張り綱がたるんでいたり、ペグの角度が悪かったりすると減点されます。炊事（５点）調理道具の適切な使用法と食糧計画・メニューを審査されます。そのうちにアウトドアクッキングの達人になれます。気象（７点）ラジオの気象通報を聞いて天気図を作成します。これができるようになると、気象予報士も夢ではありません。また、気象に関する簡単なペーパーテストもあります。自然観察（８点）山で迷わないために地形図を見ながらの読図力と大会山域に関する簡単なテストとで競われます。地理や生物を選択しようと思っている人にはぜひおすすめです。部活をしながら学習ができます。計画・記録（１０点）早い話がキャンプのしおりと大会中のメモの審査です。しおりの出来映えが悪かったり、班長の連絡や伝達をメモし忘れたりすると減点されます。救急（５点）応急処置の仕方と適切に薬品を所持しているかをペーパーテストとの点と併せて審査されます。マナー（５点）登山者は特に自然や環境に配慮しなくてはいけません。それに反する行為があった時や就寝時間を守らないなどの全体の迷惑になる行為があった時に減点されます。今までの実績・平成１３年度宮城国体山岳競技県高校新人登山大会出場優勝・平成１４年度県高校総合体育大会四国高校登山選手権大会県高校登山選手権大会県高校新人登山大会・平成１５年度県高校総合体育大会全国高等学校登山大会県高校登山選手権大会県高校新人登山大会優勝第６位優勝優勝・平成１６年度県高校総合体育大会全国高等学校登山大会県高校新人登山大会優勝第１０位優勝・平成１７年度県高校総合体育大会県高校登山選手権大会県高校新人登山大会・平成１８年度県高校総合体育大会四国高校登山選手権大会全国高等学校登山大会準優勝第３位優勝優勝準優勝優勝優勝優勝優勝？日々の練習について基本的には個人練習です。対戦して勝敗を決める格技や球技などとは違って、個人の技術と状況判断力が勝敗を左右するので、各自が計画を立てて放課後１時間程度、体力トレーニングや天気図、ペーパーテストなどの勉強をし、原則月１回の練習登山でそれらを確認しています。つまりは、大会で自分の力を最大限に発揮したチームが優勝できます。だから、全国制覇も夢ではないのです。活動の様子ぜひ入部してください絶対入って損はないと思うよ。特にこんな人は・・・自然や環境に興味がある人。アウトドアやキャンプが好きな人。勉強と部活動との両立をしたい人。色々な生活の知識を身に付けたい人。大会で優勝して実績を残し、進学や就職に生かしたいと考えている人。医療や気象方面の進路を考えている人。高校では中学校とは違ったことにチャレンジしてみようと思っている人。家が遠くて部活をあきらめようとしている人。ウオーキングで体脂肪を減らしたい人。森林浴をしてガンを予防したい人（笑）ご静聴ありがとうございました。