OMIC Food Safety Newsletter No. 410 Aug. 26

OMIC Bangkok Branch TEL: 02-2864120 Fax: 02-2872571
No.12-14, Yen Akas Soi 3, Chongnonsri, Yannawa, Bangkok 10120
===========================================================================================
OMIC Food Safety Newsletter No. 410 Aug. 26, 2016
日本の食品安全情報をタイムリーに日本語とタイ語で解説するニュースレターです。
===========================================================================================
★ 今週のトピックス（日本の厚生労働省からの情報）
１．最近の命令検査における実施項目
通知対象食品(含加工食品）
検査項目
8/9
スペイン産うるち米
テブコナゾ
ール
8/9
ペルー産カカオ豆
2,4-D
8/16
（2016 年 8 月上旬～中旬）
参考
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Sho
No.081
kuhinanzenbu/0000132973.pdf (基準値（玄米）：0.05mg/kg)
/Q.143
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Sho
No.119
kuhinanzenbu/0000132973.pdf (基準値：0.01mg/kg)
/Q.176
ビフェント http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Sho No.232
kuhinanzenbu/0000133553.pdf (基準値：0.01mg/kg)
/Q.252
リン
米国産セロリ
備考、参照 URL
２．最近のモニタリング検査の強化（検査頻度 30％、違反業者自主検査等）
（2016 年 8 月上旬）
通知対象食品(含加工食品）
検査項目
備考、参照 URL
参考
8/2
ベトナム産養殖えび
スルファメトキ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500 No.124
-Shokuhinanzenbu/0000132154.pdf (基準値：0.01 mg/kg)
/Q.184
サゾール
8/4
中国産ハスの種子（ハスアフラトキシン http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500 No.013
-Shokuhinanzenbu/0000133060.pdf (総アフラトキシン：
/Q.026
の種子を 5％以上含有
10μg/kg)
するものに限る。
）
★ RASFF マンスリーレポート
EU におけるタイ産食品の違反情報
日付
届出国
（2016 年8 月上旬～中旬）
届出理由
8/8
ベルギー
犬用ガム（dog chews）よりサルモネラ菌（陽性/25g）の検出
8/12
オースト
リア
スイス
なす（ aubergines ）より未承認物質のイソプロチオラン
（isoprothiolane）(0.042 mg/kg - ppm)の検出
塩水漬けの白菜（chinese cabbage preserved in brine）よりプロ
チオホス（prothiofos） (0.01 mg/kg - ppm)、未承認物質のカル
ボフラン（ carbofuran ） (0.02 mg/kg - ppm) 、トリアゾホス
（triazophos） (0.13 mg/kg - ppm)の検出
8/16
通知・参考
注意喚起
No.128/Q.185
通関拒否
No.031/Q.059
注意喚起
No.229/Q.251
No.369/Q.337
No.017/Q.039
★アメリカ及びカナダ政府によるGMOサーモンの安全性評価結果について
2015年11月19日にアメリカ、2016年5月19日にカナダ政府は、AquaBounty Technologies社が開発したGMOサー
モン「AquAdvantage Salmon」は栄養、環境、アレルギー等の観点から安全性が保障できるとの評価結果を公
表しました。この安全性評価を受け、両国ではGMOサーモンの市場流通許可取得に向けた手続きが進められて
います。
AquAdvantage Salmonはチヌークサーモン（Chinook salmon、通称「キングサーモン」）由来のホルモン生成
に係る遺伝子を、アトランティックサーモン（Atlantic salmon）に組み込ませています。AquaBounty
Technologies社の発表では成長が非GMO品種に比べ早く、必要となる飼料量が25%程度少ないとされています。
また、サーモンはその他の食用家畜（鶏、豚、牛）に比べ必要となる飼料が少なく、海から隔離して養殖が
可能である事が注目されています。
FDA安全性評価： http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm472487.htm
Health Canada安全性評価： http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/gmf-agm/appro/aquadvantage-salmon-saumon-eng.php
※次号のOMIC Food Safety Newsletter No.411の発行は、9月9日とさせて頂きます。
===========================================================================================
発行者：海外貨物検査株式会社バンコク支店 http://www.omicbangkok.com/en
問合せ：（タイ語）[email protected]
（日本語）[email protected]
ニュースレターバックナンバー：
(タイ語) http://www.omicbangkok.com/th/newsletter.php
(日本語) http://www.omicbangkok.com/en/newsletter.php
食の安全ウエブサイト： (日本語) http://www.omicfoodsafety.com/
(英語)
http://www.omicfoodsafety.com/html_eng/

Download Report