OMIC Bangkok Branch TEL: 02-2864120 Fax: 02-2872571 No.12-14, Yen Akas Soi 3, Chongnonsri, Yannawa, Bangkok 10120 =========================================================================================== OMIC Food Safety Newsletter No. 412 Sep. 23, 2016 日本の食品安全情報をタイムリーに日本語とタイ語で解説するニュースレターです。 =========================================================================================== ★ 今週のトピックス(日本の厚生労働省からの情報) 1.最近のモニタリング検査の強化(検査頻度 30%、違反業者自主検査等) (2016 年 9 月上旬) 通知 対象食品(含加工食品) 検査項目 備考、参照 URL 参考 9/9 中国産クミン種子 残留農薬(プロ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500 No.043 -Shokuhinanzenbu/0000136337.pdf (基準値:0.05 mg/kg) /Q.085 フェノホス) 9/9 ベトナム産 養殖エビ スルファジアジ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500 No.235 -Shokuhinanzenbu/0000136337.pdf (基準値:0.01mg/kg) /Q.254 ン ★ RASFF マンスリーレポート EU におけるタイ産食品の違反情報 日付 8/31 9/5 9/5 9/7 9/12 (2016 年 8 月下旬~9 月中旬) 届出国 届出理由 バジルから未承認物質のカルボフラン(carbofuran)(0.35 mg/kg オランダ ppm)の検出 スウェーデン 生鮮コリアンダーよりメソミル(methomyl)(4.6 mg/kg - ppm)、プロ チオホス(prothiofos)(12 mg/kg - ppm)、未承認物質のカルボフラ ン(carbofuran)(0.5 mg/kg - ppm)の検出 オレンジとミルクのチョコレートクッキーより未申告のヘーゼルナ ッツの検出 バジルから未承認物質のカルボフラン(carbofuran)(0.45 mg/kg オランダ ppm)の検出 オーストリア 未承認の遺伝子組み換えパパイヤの検出 イギリス 通知・参考 注意喚起 No.369/Q.337 注意喚起 No.353/Q.319 No.229/Q.251 No.369/Q.337 警告 注意喚起 No.369/Q.337 注意喚起 No.327/Q.289 No.330/Q.290 No.354/Q.320 No.382/Q.345 ★ECHAによる忌避剤または誘引剤として用いられる食品または飼料の登録見直しについて 欧州化学機関(ECHA, European Chemicals Agency)では2015年10月末に行われた、忌避剤または誘引剤 として用いられている食品または飼料の登録見直しを行っています。見直しの対象物質としてレモンオ イル、蜂蜜、食酢、スキムミルク等の20物質が挙げられています。これらの物質は2017年2月24日まで にECHAに必要文書を提出し、欧州委員会の審査を経なければ欧州において忌避剤または誘引剤としての 利用が禁じられます。詳細は下記URLをご参照ください。 ECHAウェブサイト「Notify the use of food and feed as repellents or attractants」: https://www.echa.europa.eu/view-article/-/journal_content/title/notify-the-use-of-food-and-feed-as-repellents-or-a ttractants ★動物検疫所における水産動物の検査について 農林水産省は水産防疫専門家会議において行ったリスク評価結果を踏まえ、輸入防疫の対象となる疾病 及び水産動物を平成28年7月27日から追加し、新たな輸入防疫制度を始めました。対象となる水産動物 は1)生きている水産動物(食用に供するものにあっては、公共の用に供する水面又はこれに直接排水 する施設において保管するものに限る。(例:養殖または観賞用のもの。河川や海等に面した生けすで 保管する食用のもの。))、2)生きていない水産動物(加工したものを含み、養殖の用に供するもの (魚粉及び魚油を除く。)に限る。(例:養殖時のエサ用のえびや魚の切り身等。))で、加工・冷凍 食品等は含まれません。本制度では輸出国と衛生条件が合意されている水産動物のみ輸入することがで き、タイからはふな属魚類、甲殻類の申請が認められています。詳細は下記URLをご参照ください。 農林水産省動物検疫所「水産動物の検査について」:http://www.maff.go.jp/aqs/topix/fishinfo.html ※次号のOMIC Food Safety Newsletter No.413の発行は、10月7日とさせて頂きます。 =========================================================================================== 発行者: 海外貨物検査株式会社 バンコク支店 http://www.omicbangkok.com/en 問合せ: (タイ語)[email protected] (日本語)[email protected] ニュースレターバックナンバー: (タイ語) http://www.omicbangkok.com/th/newsletter.php (日本語) http://www.omicbangkok.com/en/newsletter.php 食の安全ウエブサイト: (日本語) http://www.omicfoodsafety.com/ (英語) http://www.omicfoodsafety.com/html_eng/
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