BREXIT 日本企業をドイツ・EU市場でサポート

BREXIT
日本企業をドイツ・EU市場でサポート
今後の英国のEU離脱への道筋がまだ不透明な中、欧州大陸最大の日本企業のビジネ
スハブ・デュッセルドルフ市やドイツNRW州は、市・
州を挙げて、更なる企業誘致に力を入れ、日本企業からのBREXITに関連するご質
問・ご要望に専門家等と協力し、全力でサポートする
英国の国民投票でEUからの離脱票が残留票を上回る結果となった6月23日から、ひ
と月余り経過した。この間、保守党のメイ氏が英国で2番目となる女性首相に就任
し、「BREXITはBREXITだ」と、国民投票の結果を尊重することを確認した。
EUからの離脱に向け、舵を切り始めた英国。この英国に拠点を構えている日本企業
数はおよそ1000社(外務省領事局政策課・海外在留邦人数調査統計・平成28年要約
版)で、このうち、EU市場全体をオペレートするEU統括拠点の役割を有する拠点
も一定数あるものと推察される。
ドイツNRW州には、州都デュッセルドルフを中心に日系企業がすでに600社余り進
出し、今後この数は更に伸びると予測されている。全ドイツでは、約1600社の日本
企業がEU経済を牽引するドイツに拠点を置いており、即ち、その3分の1以上が
NRW州を選択していることとなる。NRW州を選択した理由として既存進出企業の
多くが「EU市場の中心で、かつ購買力の高いマーケット」「高レベルな研究開発力
とEU内の密なる研究ネットワーク」「ドイツの中でも最も発達した物流・ロジステ
ィクスサービス」そして日本企業が極めて重要視する「日本人や日系企業向けの包
括的インフラサービス・ネットワーク」を真っ先に挙げている。
NRW.INVEST(NRW州経済振興公社)の独自の調査によると、既存進出日系企業の
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ほとんどが、残留の投票結果を当初予測し、ことさら離脱の場合の対応策は考慮し
ていなかったという。従って、日本の本社からドイツ支社に課された当面の喫緊の
課題は情報収集。
離脱への具体的なシナリオが未だ描き出されていない中、「国境を超えたモノとサ
ービスの貿易は高くなるだろう」「欧州金融の中心地 ロンドン はその意義が弱体
化する」「元々エネルギー輸入国の英国は、今後ポンドが下落し、エネルギーコス
トの上昇が避けられないのでは?」「EUからの研究費助成や研究の相互交流が難し
くなり、科学・研究が孤立していくだろう」「欧州医薬品庁(EMA)がロンドンから
EU内の他都市へ移るだろう」など、様々な予測がされている。
NRWジャパンは、今後毎月のニュースレターでBREXITをテーマに関連情報を届け
る。今号では、デュッセルドルフの
「フランカス 公認会計士・税理士・弁護士事務所」の記事を紹介する。
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BREXIT
英国欧州連合離脱から見る「ドイツ在籍日系
企業への影響」
コピーライト: Frankus Column より
デュッセルドルフの「フランカス 公認会計士・税理士・弁護士事務所」の西村東陽
氏の記事を紹介する。同氏はドイツ公認会計士として、長年日本企業へのアドバイ
スを手掛けてきた。この経験をもとに、ドイツに既に拠点を構える日本企業にフォ
ーカスを置き、ドイツの視点からの税制・自由貿易・投資環境は、どのように変化
しうるのかをまとめている
2016年6月24日。ちょうど2週間の日本出張中、新幹線のニュース表示でイギリス国
民投票で離脱派が著しく明確に過半数を超えている事を知った。ドイツで会計事務
所を経営する私からすれば、イギリス経済に取って何ら利点のないリスクばかりの
Brexitは、スコットランド独立の国民投票と同様に否決されると確信し、多くのク
ライアント企業の役員の皆様に、心配する必要はないと説明したばかりだった。し
かし、楽観していたのは、私だけでは無かった。ポンド暴落と円の急騰、株価の暴
落そして何より、Brexitリーダーのファラージ氏が23日の晩に「離脱は否決となる
だろう」と諦めていたことは、今回の国民投票の結果の意外性を物語っている。
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Brexitの実際のドイツに進出している日系企業への影響を考えるには、先ず「なぜ
イギリス国民はEUから離脱したかったのか」その目的を考える必要がある。彼等は
、主に次の三つの理由をEU離脱の必要性として挙げている:
①
移民政策に対しての不満。特に難民受入に対しての不安と欧州連合加盟国の市民が
自由にイギリスに入国し、イギリス人の就職口を奪う懸念。
②
欧州連合にイギリス人の血税を拠出し、南国や小国を援助するのでは無く、イギリ
スの健康保健制度に費やすべきという考え。(しかし、EUから離脱すれば直ぐにで
も3億ポンドが健康保健制度に充当できるとまで言っていた離脱派の非現実的な公
約は、離脱可決と共に撤回された。)
③
抽象的にイギリスの欧州連合から独立と国家主権を取り戻すこと。<ホームページ
から掲載> 続き>>
*本文はフランカスの西村氏のコラムをそのまま掲載しており、同氏の見
解となりますことご了承願います。
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NRW.INVEST AWARD 三菱電機が受賞
コピーライト: NRW.INVEST GmbH
NRW州経済大臣デューンは「投資企業はノウハウをもたらし、NRW州をまた更に
一歩前進させてくれる。価値創造に不可欠な要素が、外国企業だ。」と
NRW.INVEST AWARDで授賞企業を褒め称えた
7月4日、NRW州経済省およびNRW.INVEST(NRW州経済振興公社)主催の「
NRW.INVEST
AWARD」の授賞式が開催され、3つの受賞企業の中に、2015年に続き本年も日本
企業∼三菱電機∼が入った。同賞は、NRW州への投資企業に感謝し、毎年顕著な貢
献を果たした企業を表彰するものである。
三菱電機株式会社の子会社「三菱電機ヨーロッパ ドイツ支店」は、2016年3月、
デュッセルドルフ近郊の町ラーティンゲンに「ドイツ統括拠点」を新たに開設した
。1万6000平米以上の床面積を誇る社屋は、750人までの従業員が共に就労できる広
さで、これまで4箇所の拠点に分かれていた事業所がひとつにまとまった。同社は
1978年にNRW州に拠点を開設し、以来、継続的に投資し、ヨーロッパでのビジネ
スを拡大してきた。
受賞企業紹介動画(三菱電機の新社屋内部が登場)
三菱電機の他の、受賞企業は以下の2つ。
AO社:
イギリス大手の家電ネット通販者であるAO社はベルクハイムに欧州統括本部を設け
る。8万4000平米の敷地には物流センターと事務棟が建設される予定だ。同社は
2014年、ケルン近郊エルスドルフに物流センターを構え、自社配送車を揃えて事業
をスタートさせたが、事業拡大によりベルクハイムに新たに欧州統括本部を設立し
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、移転する。NRW州では既に500名超の従業員が従事している。中期的には雇用数
は約2500人に増加する見込みだ。
3M社:
デュッセルドルフ近郊のノイスに拠点を置く米マルチテクノロジー企業3Mは、
7000万ユーロを投資し、ドルトムント近郊のカーメンにある医療用品生産設備を増
強する。
これは同社がドイツで行う最高額の投資となる。カーメンでは現在約330人が医療
用透明テープを始め、各種医療用品の生産を行っている。2017年末には新たに高度
自動製造ラインと倉庫を整備し、医療用透明テープを全行程でカーメンで生産する
予定。
出典
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Save the
Date! ロボティクスとAIをテーマに10月6日
(木)セミナー開催
コピーライト: NRW.INVEST GmbH
生産現場や、製造のあらゆる工程でのロボティクスや人工知能(AI)の活用がます
ますウェイトを増している。アーヘン工科大学や東京工業大学の機械工学・サイバ
ニクスの教授をお迎えし、最新研究・応用を紹介する他、ドイツ・NRW州と日本双
方の企業からケース・スタディーを発表する
10月6日、NRW.INVESTおよびNRWジャパン主催にて、NRW州アーヘン工科大学
と同大学のパートナー大学である東京工業大学と共催し、下記テーマでセミナーを
開催する。
ロボティクス / AI - 生産とサプライチェーン・マネジメントに焦点を当て
- 日本とドイツ・NRW州の研究と応用(仮題)
日時:2016年10月6日(木)14.00 - 18.00
会場:東京工業大学「蔵前ホール」
プログラムおよびお申し込み:2016年9月よりホームページに掲載
講演者(予定)アーヘン工科大学 サイバネティック・クラスター代表サビーナ・
イェシュケ教授 / 東京工業大学大学院理工学研究科 機械物理工学専攻 武田 行生
教授 /欧州Kawasaki Robotics社 代表 高木登 /ドイツ
エプソン社ロボティック・ソリューション長 フォルカー・シュパニア /
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株式会社MUJIN CEO 滝野 一征 / NRW.INVEST社 リオニー・バウアー 他
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3M
NRW州カーメン工場に7000万ユーロの追加
投資
コピーライト: 3M Deutschland GmbH
米グローバル企業の3MがNRW州カーメンの生産拠点に追加投資。3Mは、NRW州
内にDACH地域統括本部および研究拠点、生産拠点、物流センターを構えている
6月27日、NRW州の3M社カーメン工場にて生産設備着工の鍬入れ式が催され、デュ
ーンNRW州経済大臣、および3M社ドイツ・オーストリア・スイス(DACH)地域マネ
ージングディレクターのバノヴェツ氏が鍬を入れ、着工を祝った。3M社は、透明テ
ープ製造用の2つの高度自動設備に7000万ユーロを超える投資を2017年末までに行
い、また従業員数も現在の約330人から400人近くまで増強する。同社はすでに
2002年からカーメンの拠点に約9000万ユーロを投じてきた。
デューンNRW州経済大臣は「国際的企業グループが私共の地域に長年投資し続けて
いるという事実は、NRW州のビジネス拠点および、カーメンに住んで働いている労
働者に納得してもらえているという証」と喜びを述べた。また3M社バノヴェツ・マ
ネージングディレクターは「カーメンでの医療用品生産設備拡充により、重要なヨ
ーロッパ市場へのアクセスがより良くなる。テガダーム(医療用透明テープ)やそ
の他製品の生産に必要不可欠なコンポーネントは、米国ではなく、将来的にはドイ
ツで製造していく」と述べ、
より多くの顧客ニーズに迅速に対応できることを強調した。
3M社にとってNRW州は重要な研究・生産拠点だ。NRW州ユッヒェンに同社欧州最
大の物流センターがあり、またヒルデンの生産拠点も同社欧州最大規模だ。さらに
デュッセルドルフ近郊のノイスには、ドイツ・オーストリア・スイス(DACH)地域
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の統括本部があり、ここで16カ国から約400名の研究者が共同研究に取り組んでい
る。
出典
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フラウンホーファー・パーフォーマンスセン
ター「ロジスティクス・IT」(ドルトムント
)
コピーライト: NRW.INVEST GmbH
NRW州にフラウンホーファー・パーフォーマンスセンターが3つ新設される。前号
に続き、今号ではドルトムントに開設されるフラウンホーファー・ロジスティクス
・ITセンターを紹介する
パフォーマンスセンター「ロジスティクス・IT」は、フラウンホーファーIML(物
流・ロジスティクス研究所)とフラウンホーファーISST(ソフトウェア・システム
工学研究所)の戦略的協力関係により実現した。同センターの研究領域は、ロジス
ティクスのデジタル化だ。最新のロジスティクスに欠かせないインフォマティクス
は、運用面でも、サプライチェーン・ネットワークマネジメントにおいても、重要
性を増している。つまり、ロジスティクスは今日すでにインフォマティクスの最も
重要な応用分野のひとつになっているということだ。センターでは、殊に重要なテ
ーマであるインダストリー4.0、IoT、デジタルサービス、およびクラウドソリュー
ションに取り組む。
新設のパフォーマンスセンターの研究活動は「データ・イノベーション・ラボ」、
「ヘルスケア・イノベーション・ラボ」、および「コンプライアンス・イノベーシ
ョン・ラボ」の3つのラボで行われる。
1つ目の「データイノベーション・ラボ」ではロジスティクスと生産に関し、デー
タベースのビジネス・ソリューションに特化した4テーマ∼ビジネスクラウドソリ
ューション、インダストリアルインターネット、ビッグデータサービス、およびビ
ジネスプロセスモデリング∼の研究を行う。例えば、オンラインショップでの予測
配送システムや複雑な製品の生産プロセス追跡が研究テーマだ。
2つ目の「ヘルスケア・イノベーション・ラボ」は、医療分野における技術とプロ
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セスのイノベーション創造を目指す機関だ。例えば「ホスピタルエンジニアリング
」のキーワードの下、医療、組織及びロジスティクスなどのビジネスプロセスを効
果的な融合を目指す。
3つ目の「コンプライアンスイノベーション・ラボ」は、ITセキュリティおよびコン
プライアンスコンセプトの開発・実施段階で、ロジスティクス、インフォマティク
スおよび経営管理のインターフェースに関する学際的な研究を行う。同センターで
は企業向けにトレーンングやコンサルティングを提供し、状況分析からITセキュリ
ティとコンプライアンスの改善実施に至るまでサポートする。
参考資料
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2016年6月NRW.BANK.ifo景況感指数 (速報)
コピーライト: NRW.BANK
6月のNRW.BANK.ifo景況感指数は前月同様良好だった。調査回答企業の大半が現況
を引き続き満足と評価し、また先行き動向でも慎重ながらも自信が見られた
製造業の景況感は6月更に改善した。企業の現況評価は若干悪化したものの、今後
の先行き動向ではポジティブな観測が前月比で強まった。建設業の景況感は6月再
び曇り空の様相を呈した。現況評価が悪化したのみならず、先行きへも懐疑的な見
方が再び増加した。小売業でも6月の景況感が悪化。現況評価が改善する一方、先
行きへの悲観的な観測が再び優勢となった。卸業の景況感は前月の明るさを維持し
た。現況評価は前月比で大幅に改善。ただし、先行きへの期待感が若干減少した。
NRW州の景況感指数(季節要因調整済)
月/年
07/15 08/15 09/15 10/15 11/15 12/15 01/16 02/16 03/16 04/16 05/16 06/16
景況感指数
5.3
7.5
6.2
9.0
6.3
7.7
2.9
-1.3
0.3
2.7
5.5
6.1
現況
11.5
11.3
8.0
12.5
10.1
10.1
8.5
5.3
9.2
6.7
11.5
11.4
期待
指数
-0.7
3.7
4.5
5.5
2.5
5.4
-2.6
-7.7
-8.2
-1.3
0.4
0.9
出典:NRW.BANK
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福島 NRW州先端医療ジョイントシンポジウム 9月1・2日エッセンで開催
第一回福島 - NRW州先端医療ジョイントシンポジウム「Japanese and German
Cutting Edge Technologies for Patient
Care」がNRW州エッセンで9月1・2日の両日開催
NRW州は医療技術・機器分野で福島県と覚書を結び、数年来、企業間や行政、研究
者間での相互交流を続けてきた。今般、この交流をきっかけにNRW州エッセンで、
2日間にわたる「先端医療」をテーマにしたジョイントシンポジウムが開催される。
Japanese and German Cutting Edge Technologies for Patient Care
主催:デュイスブルク・エッセン大学医学部 / 総合南東北病院(福島県郡山市)
日時:2016年9月1日(木)および 2日(金)9.00 - 18.00
会場:エッセン大学病院 "Deichmann Auditorium University Hospital Essen"
テーマ:1日目<医療におけるロボティクス> 2日目<粒子線治療>
エッセン大学病院
放射線腫瘍科副長を勤め、日本プロジェクトの担当者でもあるザウアーヴァイン教
授、南東北病院BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)センターの瀬戸皖一先生、
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筑波大学附属病院副病院長 松村明教授、
またNRW.INVESTのアジア部長ベッカーが登壇する。
プログラム詳細 お申し込み
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ビール純粋令から500年:ケルンのヘラービ
ール醸造所
コピーライト: Brauerei Heller GmbH
世界で唯一の有機ケルシュビールを製造。原材料のみならず、製造に使用される電
力も再生可能なエネルギー源にこだわる
ケルン市内の学生街・歩行者地区にあるローン通り沿いのヘラー醸造所は、自身の
醸造所を持ちたいという長年の夢を果たすべく、1991年、ブーベルト・ヘラーが設
立した。娘のアンナは、醸造家・麦芽製造職人として両親のもとで職業研修を受け
た。研修生30名中、唯一の女性だったアンナは成績トップで修了。
2010年の父親の突然の死後、まだ24歳だったアンナはケルンで最年少社長として、
30人の従業員が働く醸造所とレストランを継いだ。
ヘラー醸造所は年間4000ヘクトリットルのビールを生産している。この小規模の醸
造所が、25年間存在し続け、更に競争の激しいビール市場で売上高を伸ばし続けて
いるのは、味とオンリーワンの特徴のためだ。それは世界で唯一の有機ケルシュビ
ールを醸造していること。既に1991年、つまり有機ブームのかなり以前に、創設者
フーベルト・ヘラーは有機原料だけを使用してビールを醸造することを決めた。し
かしまだ当時は、このアイデアは嘲笑されたという。ところが今日では、有機ケル
シュは有機スーパーマーケットで人気商品だ。
ビールは7種類。ケルシュやアルトビールの他、小麦ビールやピルスナー、また季
節限定ビールを揃えている。アンナ・ヘラーは新種のビール開発に果敢に取り組ん
でいるが、多数の競合他社のように、レモネード入りのビールミックス飲料は生産
しないと決めている。アンナは、「ワインとは対照的に、ビールは高品質で洗練さ
れた飲料として認識されていない。しかしビールは、実際はワインよりもアロマを
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より多く含み、はるかに複雑な食品なのだ」と、人気のビールミックス飲料に対し
複雑な想いを述べた。
またこだわりは、材料の選択のみならず製造過程にもある。ビール醸造に使用する
電力は、再生可能エネルギー供給会社「Naturstrom
(自然パワー)」のグリーン電力。同電力会社はエコ電力とバイオガスを供給してお
り、100%再生可能エネルギー由来の分散型エコ発電を行っている。また、顧客に
もグリーン電力を奨励しようと、この「自然パワー社」と協力し、新規の電力契約
者がヘラー醸造所ビールをもらえるキャンペーンを実施している。ビール1ケース
のプレゼントは、自転車で配達されるという、徹底ようだ。
ヘラー醸造所公式ホームページ
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