説 明 書 本研究は大分大学医学部倫理委員会で審議され、大分大学医学部長の許可を得ています。 倫理委員会では「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、外部委員を交え、 倫理的・科学的観点から審査を行います。 1.研究の名称 大分県 3 歳未満児における小児在宅医療のニーズ調査 2.研究の目的及び意義 【背景】厚生労働省は、医療機関に長期入院する患者を在宅医療へ移行させることを推進しています が、小児の場合、小児在宅医療に精通する医師、看護師、介護士が少ないため、在宅医療への移行は 困難を極めています。 【目的】大分県は大分大学医学部に「小児在宅医療支援システム構築事業」を委託しました。今回、 大分県における 3 歳未満児の在宅医療のニーズの実態と在宅支援サービスの利用状況を調べ、課題を 抽出して解決策を講じることを目的としています。 【意義】大分県内で小児の在宅医療を推進することができる意義があります。 3.研究方法及び期間 【研究方法】 大分県内の病院宛てに郵送(もしくはメール・FAX)にて依頼します。該当児の保護者に、無記名に てアンケートの記入をお願いし、各病院にて取り纏めてもらい、大分大学医学部地域医療・小児科分 野へ返信用封筒にて返信いただきます。 【研究期間】 倫理委員会承認日から平成 29 年 3 月 31 日まで 4.研究対象者として選定された理由 大分県に住民票を持ち、3 か月以上、医療ケア(人工呼吸管理、気管内挿管・気管切開、酸素吸入、 たん吸引、経管栄養・胃瘻・腸瘻、導尿・尿カテーテル、中心静脈栄養)を受けている 3 歳未満児の 保護者であるため。 5.研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益 負担、リスクはありません。 6.遺伝的特徴に関する重要な知見 本研究の実施に伴い、研究対象者の健康、子孫に受け継がれ得る遺伝的特徴等に関する重要な知見が 得られる可能性はありません。 7.健康被害に対する補償および賠償 健康被害は生じる可能性はありません。 8.研究への参加は自由であること この研究へ参加するかどうかはあなたの自由です。また、一度参加すると決めた場合でも、いつでも 撤回することができます。同意されなくても、研究対象者等が不利益な取り扱いを受けることはなく、 各医療機関、療育機関において、最善の医療、療育を受けることができます。 ただし、同意を取り消した時すでに研究結果が論文などで公表されている場合のように、研究結果か らあなたを外すことが出来ない場合があります。 9.個人情報等の取扱い 【匿名化の方法】 アンケートは無記名のため、すでに匿名化されています。 【公表の配慮】 この結果はきちんと記録し、大分県への報告書や学会、医学雑誌にて発表されることもあります。 この場合にもあなたのプライバシーに関するすべての秘密は保持されます。 10.試料および情報の保存 【試料】 保存方法: 期 間: 廃棄方法: 【情報(研あられる情報に係る資料を含む) 】 保存方法:大分大学医学部地域医療・小児科分野の鍵のかかる部屋で保存します。 期 間:研究終了後 5 年間。 破棄方法:シュレッダーにて破棄します。 11.研究資金 本研究は、大分県から大分大学医学部への委託事業「小児在宅医療推進システム構築事業」を用いて 行います。 12.本研究に係る利益相反 本研究は上記の公的な資金を用いて行われ、特定の企業からの資金は一切用いません。 「利益相反」とは、研究成果に影響するような利害関係を指し、金銭及び個人の関係を含みますが、 本研究ではこの「利益相反」は発生しません。 13.相談等の対応 【相談窓口】 担当者氏名:是松 聖悟(これまつ せいご) 連 絡 先:大分大学医学部地域医療・小児科分野 電話 097-586-5833 【公開先】 大分大学医学部小児科学講座ホームページ URL:http://www.med.oita-u.ac.jp/pediatrics/ 14.取得した試料・情報の将来の研究利用 いずれかに☑ □なし ☑あり(将来、同様の調査を行った場合に比較する可能性があります) 15.研究に関する情報公開 ご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障を来たさない範囲内で、 この研究計画の内容を見ることができます。詳しくは上記の相談窓口へお問い合わせください。 16.研究組織 所属・職名 氏名 経験年数 研究責任者:大分大学医学部地域医療・小児科分野 教授 是松 聖悟 連絡先: 教授 是松 聖悟 (内線 5833) 大分大学医学部地域医療・小児科分野 研究責任者氏名 連 絡 25 年 是松 聖悟 先 大分大学医学部地域医療・小児科分野 (電話)097-586-5833
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