2016年7月20日 カナダの金融市場動向 Weekly Report 【2016年7月9日~2016年7月15日の推移】 【1】先週の回顧 【カナダ・ドル 為替推移】 (2016年6月17日~2016年7月15日) 先週のカナダ・ドル円相場およびカナダ5年国債利回 (円/カナダ・ドル) (カナダ・ドル/米ドル) 90 りは上昇しました。 1.20 円/カナダ・ドル(左軸) 世界的に株価が上昇するなど市場のリスク回避姿勢 が後退したことで、カナダ・ドル円相場は上昇し、金利も 上昇しました。カナダでは政策金利の据え置きが決定 80.83 カナダ・ドル/米ドル(右軸、上下反転) 85 カナダ・ ドル 1.25 80 高 1.30 されましたが、カナダ銀行(中央銀行)が市場予想よりも 楽観的な景気見通しを示したことは、カナダ・ドルおよ 75 大型経済対策への期待や日銀の追加緩和期待が円安 1.35 1.30 び金利の上昇要因となりました。また、日本政府による 70 7/1 6/17 した。 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。 【カナダ 金利推移】 7/8 1.40 7/15 の材料となり、カナダ・ドル円相場の上昇をサポートしま 【2】今週の見通し 6/24 安 (2016年6月17日~2016年7月15日) (%) 今週は、引き続き、株式などのリスク資産の動向に左 1.2 右されやすい展開を予想します。カナダでは小売売上 高やCPI(消費者物価指数)が発表されますが、市場予 カナダ5年国債 1.0 想を上回る結果となれば、カナダ・ドルおよび金利の上 昇をサポートすると考えられます。また、今月末の日銀 0.8 の金融政策決定会合を控える中で、追加緩和への思 惑が円相場を動かす要因になることも予想されます。 0.65 0.6 0.4 6/17 6/24 7/1 7/8 7/15 【3】主要経済指標 発表日 発表頻度 期間 指標名 データ (参考)前回 7/13 7/14 7/22 7/22 毎月 毎月 毎月 2016年5月 2016年5月 2016年6月 政策金利 新築住宅価格指数(前年同月比) 小売売上高(前月比) 消費者物価指数(前年同月比) 0.50% 2.7% - 0.50% 2.1% 0.9% 1.5% (出所)Bloomberg等より大和投資信託作成 当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、 各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、 図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績 等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212(営業日の9:00~17:00) HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1
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