9076 証券コード 会社名 セイノーホールディングス 6/17 レポート提出日 学部 氏名 商学部 学年 4 菅広空 賛成 第 1 号議案 剰余金処分の件 反対 棄権 ○ 第 2 号議案 取締役 10 名選任の件 田口 義嘉壽氏 ○ 田口 義隆氏 ○ 田口 隆男氏 ○ 大塚 委利氏 ○ 神谷 正博氏 ○ 丸田 秀実氏 ○ 古橋 治美氏 ○ 棚橋 祐治氏 ○ 上野 健二郎氏 ○ 野津 信行氏 ○ 第 3 号議案 監査役 4 名選任の件 熊本 隆彦氏 ○ 寺田 新吾氏 ○ 加藤 文夫氏 ○ 笠松 栄治氏 ○ 上記の推奨をした理由、プロジェクトの感想 第一号議案 配当に関しては例年通り配当性向 30%以上の水準を満たしているため。 第二号議案 家族役員が存在することにより、正しい経営判断がなされず経営に悪影響を与えると考えられるた め、田口姓の役員に対しては全て反対とした。以下、理由を述べる。 ・筆頭株主である公益財団田口福寿会は田口義嘉壽氏が会長となっているため、退任に対するプレ ッシャーが緩く、経営に「締まり」がなくなっている。 ・役員を一家が占めることにより、社員の「出世」へのインセンティブが弱くなり、企業としての 底力を奪っている。 ・旧態依然としたガバナンス体制に対してアクションを取りようがない。反対を表明したところで、 過半数の反対票を得て役員を入れ替えることには難しいため、株主総会も形式的なものとなってし まっているのではないだろうか。 社内役員を一新し、持ち合いの解消を進めることが、健全な経営への第一歩であろう。 第三号議案 半数が社内出身の監査役では独立性を保つことが難しいため、社歴が長い寺田氏に反対した。 プロジェクトの感想 他企業に比べ議案が少なかった。 安定株主が多く、株主提案をしてももみ消されてしまうため、企業と投資家の対話が滞ってしまっ ているのかもしれないと感じた。円谷先生がおっしゃっていた「外部の視点を取り入れることの経 営における重要さ」を再確認できるプロジェクトだった。
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