地区医師会ニュース - 一般社団法人広島県医師会

昭和
年
月
日 第
種郵便物承認
広島県医師会速報(第
平成
号)
年(平成
年) 月
日(
)
年度福山市医師会
定時総会報告
福山市医師会広報担当理事 岩 崎 泰 政
平成 年 月 日掌午後 時より福山ニュー
キャッスルホテルにおいて、平成 年度福山市
医師会定時総会が開催された。総会に先立ち
名の物故会員のご冥福を祈り全員で黙祷を捧げ、
さらに永年恪勤会員、卒寿・米寿・傘寿・喜
寿・古希会員、さらに各方面で表彰された方々
への表彰状および記念品の贈呈が行われた。
総会は会員総数
名のうち出席者は 名、
委任状
名にて辰川自光議長から会の成立が宣
言され、続いて議事署名者として折田洋二郎先
生と小林正夫先生が指名された。
ついで森近茂会長が開会の
挨拶をされたが、その主な内
容は以下の通りである。会長
就任し 年が経過するが、ま
ず医師会の活動や諸事業への
会員の協力に感謝する。当医
森近会長挨拶
師会は今年創立 年を迎え待
望の福山市医師会史の編纂も
大詰めを迎え、発刊間近となっているので皆さ
ん楽しみにしていただきたい。また看護専門学
校は今年 月に待望の全日制 年課程の正看護
師養成課程が開校するが、開校にあたり尽力さ
れた細木前会長・現看護学校長をはじめとする
関係者に深謝する。医師会職員については将来
の本会の安定経営のために、就労体系と退職金
規程の改善がなされるとともに、会員にはすこ
やかネット診療支援システムが完成し、今年
月からの運用が決定した。対外的な活動では、
福山市行政との話し合いの場を数多く設け、福
山市議会やマスコミ各社との意見交換会を開催
した。さらに公益法人制度改革をにらみ、
「市民
の健康を守る福山市医師会」としてさまざまな
媒体を利用した市民向け情報発信に努めている。
さらに市と協力し設立を計画している夜間成人
救急支援診療所(仮称)と救急医療に関しては、
それぞれの取り巻く環境の整備を進めている。
懸案の公益法人化問題では、公益法人を選択す
るか、非選択するかの結論を出し、平成 年度
早期での申請を目標に準備を進めていくが、ま
ず検討コア委員会を立ち上げ、情報を収集し随
時会員に提供を行っていく。
その後、会務報告を児玉雅治副会長が各担当
理事を代表して行い、会計担当理事より平成
年度会計中間報告を行った。その後以下の つ
の議事が提出された。
(
)
年(平成
年) 月
日
広島県医師会速報(第
第 号議案「平成 年度補正予算(案)の件」
看護専門学校第一看護学科開校に伴う施設改
修に関する補正予算と、総合健診センター、臨
床検査センターおよび診断病理学センターの新
診療支援システム開発に係るソフトウエアー取
得に関する補正予算を上程し、可決承認された。
第 号議案「平成 年度会計事業計画及び会計
予算(案)の件」
対前年予算比 億 , 万円増の総額 億
, 万円規模の予算について森近会長より事業
計画の説明が行われた後、一般会計や全日制
年課程開校の看護専門学校、総合健診センター、
臨床検査センター、診断病理学センター、情報
管理センター、地域ケアセンター、夜間小児診
療所などのサービス向上を目指した事業展開の
ための予算を上程し、可決承認された。
第 号議案「福山市医師会会費の徴収方法変更
に伴う定款施行細則の変更の件」
現在年 回徴収のA会員の会費を、特段の事
情がある場合は分割払いが可能となるように施
行細則の変更を上程し、可決承認された。
号)
昭和
年
月
日 第
種郵便物承認
よる、救急病院の負担を軽減する目的で開設す
るもので、現在福山市に関係する四医師会、福
山市保健所、広島県東部保健所福山支所、福
山地区消防組合消防局から委員を選任し開設に
向けた検討会議で議論を重ねている。
報告第 号「公益法人化の方向性の検討の件」
当会は現在「特例民法法人」となってお
り、平成 年 月までに「公益社団法人」か
「一般社団法人」に移行申請しなければならな
い。土屋隆宏副会長から、公益法人制度改革
の概要と法人移行の選択肢等についての説明
と報告を行い、総会は終了した。
総会後は懇親会が別室にて開催された。一同
大いに歓談されたが、とくに今年は 歳を迎え
られたお元気な前原慈朗先生と安原範子先生の
卒寿のお祝いでの立派なスピーチは、出席者に
感銘と勇気を与え、 時間の懇親会はにぎやか
に、またあっという間に閉会となった。
続いて報告事項として
報告第 号「夜間成人救急の件」
井上文之副会長から、国の地域医療再生計
画基金を活用した成人夜間救急診療所(仮称)
開設に関する現況報告がなされた。この事業は
二次救急病院へ軽症患者が多く受診することに
懇親会
医●
事
師
信と 故
頼患 防
関者 止
係の
「日本医師会特約保険」
・
「法人向け団体医師賠償責
任保険」・「団体医療施設賠償責任保険」に加入され
ていますか?医療におけるクレーム・紛争または訴
訟にまきこまれた時、あなたとあなたの医療機関は
大丈夫ですか?
お問い合わせ先 広島県医師会事務局 保険医事課
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昭和
年
月
日 第
第
種郵便物承認
広島県医師会速報(第
号)
年(平成
年) 月
日(
)
回 尾道市医師会定時総会
尾道市医師会広報担当理事 日 下 治
平成 年 月 日掌午後 時より、尾道国際
ホテルにおいて、第 回尾道市医師会定時総会
が開催された。総会に先立ち、医師会ハート基
金にご寄付をいただいた医療法人社団樹良会高
亀医院に対して、先日片山壽会長より感謝状が
贈呈された旨が報告された。また永年勤続職員
名に対しても感謝状と記念品が贈られた。
まず福原純一議長が登壇され、委任状を含め
て
名(会員総数
名)の出席により総会の
成立が宣言された。また、議事録署名者には板
阪利生先生と村上祥子先生が指名された。続い
て本年度の物故会員(故大田垣博雅先生、故高
亀茂樹先生)に対して全員起立し黙祷を捧げた。
次いで片山壽会長が挨拶に
立たれ、平成 年度の尾道市
医師会活動の報告と今後の方
針について詳しく説明され
た。まず、医療政策、医療経
済、医療教育の担当として、
片山会長
年から「尾道市医師会高
齢者医療福祉問題講演会」を
開催してきたが、本年度は神経難病、老年医学、
在宅緩和ケア、認知症、リハビリテーション、
死亡診断書、AIなど多方面に渡って日本でも
トップレベルの講師を招聘し、最新の知識を会
員に吸収してもらえるように努めてきた。
また、
「自宅での安楽な最期を可能にする在宅
緩和ケア」をテーマに鎌田實先生をお招きして
市民公開講座を開催することができた。尾道市
は高齢化率 %という超高齢化地域であり、尾
道市医師会方式の仕上げとして、高齢がん患者
の望んでいる自宅での安楽な最期を実現できる
医療圏をぜひ実現したいと考えている。すでに
各方面から高い評価を受けており、これは会員
の在宅医療の努力と、JA尾道総合病院、尾道
市立市民病院などとの地域医療連携が進んでい
る成果と思われると述べられた。
また、介護老人保健施設、訪問看護ステー
ションの事業部門も担当理事、スタッフの努力
により、現在のところ健全な運営状況であるが、
医師会そのものが公益法人に移行できるか、一
般社団非営利法人を選択するかを決断しなくて
はならない時期が迫ってきているので、充分に
検討を重ね、今後総会の議案に上程するので会
員の皆さまの議論をよろしくお願いしたいと述
べられた。
さらに、民家を借りて、独居の方や事情によ
り在宅で過ごせない方の生活援助と看取りを行
う小規模の「家」を医師会で運営するモデル事
業や、JA尾道総合病院、尾道市立市民病院と
(
)
年(平成
年) 月
日
広島県医師会速報(第
診療所との地域ICT連携のモデル事業も検討
しており、その経過は逐一報告するので今後と
も会員の皆さまのご協力をぜひお願いしたいと
結ばれた。
次に各担当理事がパワーポイントを使って丁
寧にこの 年間の活動を報告した。続いてJA
尾道総合病院、尾道市立市民病院、公立みつぎ
総合病院の各院長から近況報告があり、それぞ
れの病院の現況と今後の計画に関して述べられ
た。
特にJA尾道総合病院は本年 月には平原の
新病院に移転し、電子カルテも導入することに
なっており、会員には多大なご迷惑をおかけす
ることになるがご協力をお願いしたいと述べら
れた。続いて本年度入会された新入会員の紹介
に移ったが、高亀克典先生(同居会員)が欠席
のため片山会長が自己紹介文を代読した。また、
新入勤務会員を代表して、公立みつぎ総合病院
の病院事業副管理者、髙橋信先生が挨拶をされ
た。
約 分間の休憩の後、議長は徳毛公人副議長
に交代して議案審議に入った。平成 年度の補
正予算関係 議案、平成 年度の予算関係 議
案が丁寧に審議され、すべて現執行部の原案ど
おり可決承認されてすべての議事を終了した。
続いて協議会が開催されたが、このたび老健
「やすらぎの家」の施設長を退かれる堀田克介先
号)
昭和
年
月
日 第
種郵便物承認
生に、片山会長から 年 ヵ月間のご苦労に対
して感謝状と記念品が贈呈された。また、堀田
先生のご挨拶に続き、新施設長となられる参与
の村上裕先生に対して辞令が交付された。
一旦総会を終了した後、尾道市医師連盟総会
が開かれたが、特に議題もなく、今度の統一地
方選挙では各人の判断で投票して欲しいと片山
会長が述べられたにとどまった。
その後は懇親会場に場所を移し、片山会長の
挨拶、諫見参与による乾杯の発声で懇親会が始
まった。今年は総会開始を午後 時からと、例
年より 時間遅らせたためか出席者が多く、会
場はいつになくにぎやかな盛り上がりを見せた。
最後は福原議長の閉会挨拶により、全日程を無
事終了した。
― 告 知(日程変更) ―
広島県医師会速報(第
号)P で告知しました、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)日本支部
理事会・総会、並びにIPPNW広島県支部総会の日程が、先日の東北地方太平洋沖地震の影響で諸所の
会議が延期となっているため、下記の通り変更となりました。
会員の先生方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
IPPNW日本支部 IPPNW広島県支部 支部長 碓 井 静 照
IPPNW日本支部理事会 日時:平成 年 月 日松 ⇒平成 年 月 日松 午後 時 分~ 時 分 場所:広島医師会館 階 第 会議室 IPPNW広島県支部総会 日時:同上 午後 時 分~ 時 分 場所:広島医師会館 階 健康教育室 IPPNW日本支部総会 日時:同上 午後 時 分~ 時 分 場所:広島医師会館 階 健康教育室 連絡先 広島県医師会事務局学術広報課内 I
PPNW日本支部・広島県支部事務局
広島市西区観音本町 ‐‐ 広島医師会館
電話: ‐ ‐
FAX: ‐ ‐
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なお、総会終了後、簡単な懇親会を準備しておりますのでお誘い合わせのうえ、ご自由にご参会くだ
さいますようお願いいたします。(無料)