都市経営学事例研究B(郊外団地再生) 担当教員名 渡邉 一成、西川 龍也 授業科目区分 事例研究科目 配当年次 2年 履修区分 選択 授業の到達目標及びテーマ ○到達目標 地勢、空間及び人口構成の特質により、住民生活のサステナビリティ面で深刻な危機に直面しつ つある地方都市郊外の専用住宅団地を対象とし、専用住宅団地の住民生活の分析、再生・活性化へ の提言など、実践的訓練も交えた事例研究の取り組み方の習得を目標とする。 ○テーマ 高度経済成長期以降製鉄を中軸とした典型的な地方工業都市として発展した福山市での実際的状 況を対象として事例研究を行う。本授業では、同市郊外の自動車社会の到来後に開発され、自家用 車により通勤や買い物を行うライフスタイルが顕著にみられる専用住宅団地を対象に、その成立の 背景や形成理念を検証する。更に、市内のいくつかの事例を対象に定め、フィールドワークに取り 組み、直面する課題の把握に努める。それと同時に、他都市での状況についても検証を進めること で、専用住宅団地の住民生活の分析、再生・活性化への提言など、実践的訓練も交えた事例研究の 取り組み方を探求する。 この日は大学院生室で、GIS(地理情報シス 残念ながら予想したようには使うことができそ テム)を用いて福山市内にある高齢者の「たま うになく、別の方法を検討しています。トライ り場」を地図上に表示することに取り組んでい アンドエラーは研究にはつきものです。 ました。まずはそのベースとなる福山市全図を 確認しています。 (2016年7月取材)
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