マーケットマンスリー (資産編)

情報提供資料
マーケットマンスリー
(資産編)
-マーケットの現況と今後の⾒通し-
2016年7⽉4⽇
商 号 等 /みずほ投信投資顧問株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第398号
加入協会/一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
電話番号 0120-324-431 (受付時間:営業日の9:00~17:00)
ホームページアドレス http://www.mizuho-am.co.jp/
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
1/9
国内株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『国内株式市場』は下落しました。
上旬は、英国の欧州連合(EU)離脱懸念の高まりや円高
進行を嫌気して下落しました。下旬にかけては、一時的に
反発する場面もありましたが、英国の国民投票で離脱派
の勝利が伝わると、急速な円高を伴って株価は一段と下
落しました。
⽇経平均株価
(円)
上昇要因
・国内の経済対策への期待
・米国経済の底堅いトレンド
・主要国による緩和的な金融政策や緊急時での
協調資金供給への期待
下落要因
・米国の利上げペースに対する警戒
・輸出関連企業の業績見通しに対する不透明感
・英国のEU離脱に伴う欧州政治動向への懸念
ボックス圏での推移を想定も、⽬先は値動きの荒い展
開を⾒込む
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
22,000
プラス材料とマイナス材料が拮抗することによりボックス圏
で推移すると想定しますが、値動きの荒い展開が続くと予
想します。プラス材料としては、国内の経済対策への期待、
米国経済の底堅いトレンドなどを想定しています。マイナス
材料としては、米国の利上げペースに対する警戒、輸出関
連企業の業績見通しに対する不透明感などに留意が必要
と考えています。
20,000
18,000
16,000
14,000
15年6月
15年10月
16年2月
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
日経平均株価:15,000~16,500円
16年6月
国内債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『国内債券市場(10年国債)』は上昇(金利は低下)し
ました。
-0.120%で始まった国内長期金利は、日銀の「マイナス金
利付き量的・質的金融緩和」の効果や、英国の国民投票で、
EU離脱が過半を占める結果となり、リスク回避の動きが
加速したこと等から低下し、-0.230%で月末を迎えました。
金利の
上昇要因
・過去最低水準となる金利への警戒感の高まり
金利の
低下要因
・日銀の国債買入に伴う需給の引き締まり
⾦利は低位⽔準ながら値動きの荒い展開を⾒込む
10年国債利回り
(%)
過去最低水準となる金利への警戒感の高まりが金利上昇
要因となる一方、日銀の「マイナス金利付き量的・質的金
融緩和」による需給の引き締まりが金利低下要因になり、
金利は低位水準ながら値動きの荒い展開を見込みます。
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
0.6
0.4
0.2
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
10年国債利回り:-0.30~-0.10%
0.0
-0.2
-0.4
15年6月
15年10月
16年2月
16年6月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における日経平均株価および10年国債利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
2/9
⽶国株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『米国株式市場』は小幅に上昇しました。
英国国民投票を控えて、揉み合いの相場展開が続きまし
たが、EU離脱を支持する結果を受けて相場はいったん下
落しました。月末にかけては、米連邦準備制度理事会
(FRB)による利上げ先送り観測の高まりなどを背景に相
場は反発しました。
上昇要因
・米国景気の緩やかな拡大
・企業業績の改善
・合併・買収(M&A)や自社株買いの継続
下落要因
・FRBの利上げペースをめぐる不透明感
・英国など欧州政治動向への警戒感
・中国を含む新興国経済の失速懸念
NYダウ⼯業株30種平均
(米ドル)
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
⽶国景気の拡⼤や企業業績の改善などを背景に、中⻑
期的にはじり⾼基調を予想
19,000
FRBの利上げペースをめぐる不透明感や英国など欧州政
治動向への警戒感などにより、目先は値動きの荒い相場
展開が続く可能性があります。しかしながら、米国景気の
緩やかな拡大や企業業績の改善などが見込まれることか
ら、中期的にはじり高基調を予想します。
18,000
17,000
16,000
15,000
15年6月
15年10月
16年2月
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
NYダウ工業株30種平均:15,500~19,200米ドル
16年6月
⽶国債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『米国債券市場(10年国債)』は大幅に上昇(金利は
低下)しました。
米雇用統計の内容が不芳だったことなどを背景に月中旬
にかけて金利は低下しました。その後、金利が上昇する局
面もありましたが、EU離脱に関する英国国民投票で離脱
支持が過半を占める結果となったことで、市場のリスク回
避姿勢が強まり、金利は大幅に低下しました。
金利の
上昇要因
・米国景気が徐々に自律的な回復基調をたどる
とみられること
金利の
低下要因
・英国のEU離脱による影響
短期的には⾦利低下圧⼒が強まるものの緩やかな⾦利
上昇を⾒込む
10年国債利回り
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
英国のEU離脱による影響がいったん重しとなり、短期的
には金利低下圧力が強まると見込むものの、米国景気が
徐々に自律的な回復をたどる中、緩やかな金利上昇を見
込みます。
(%)
2.6
2.4
2.2
2.0
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
10年国債利回り:1.30~1.75%
1.8
1.6
1.4
1.2
15年6月
15年10月
16年2月
16年6月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来におけるNYダウ工業株30種平均および10年国債利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
3/9
⽶国ハイイールド債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『米国ハイイールド債券市場』は上昇しました。
英国のEU離脱の影響は、他のリスク資産と比べ限定的と
なる中、エネルギーや素材セクター主導で上昇しました。
対米国国債スプレッドは、英国のEU離脱決定を受け国債
利回りが大幅に低下したことなどから拡大しました。
⽶国ハイイールド債券
価格の
上昇要因
・米国景気の改善
・相対的に高い利回り水準
価格の
下落要因
・世界的な商品市場および株式市場の低迷
・市場環境がリスク回避的となること
・企業の負債比率や債務不履行(デフォルト)率
の上昇
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
(%)
指数(左軸)
利回り(右軸)
1,600
11.0
1,500
9.0
1,400
7.0
1,300
15年6月
中⻑期的には底堅い推移を予想
13.0
1,700
15年10月
16年2月
米国経済は、緩やかな拡大基調を維持するとみている一
方、商品市場や株式市場の低迷に伴うリスク回避的な市
場環境や企業の負債比率、エネルギーセクターを中心とし
たデフォルト率の上昇などには、留意が必要であると考え
ます。中長期的には、相対的に高い利回りを求める投資
家需要が一定程度見込まれ、底堅く推移すると予想します。
5.0
16年6月
※BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックスを使用。
出所:BofAメリルリンチ(使用許諾済)が提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における米国ハイイールド債券の価格・利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
【本資料で使用している指数について】
エル エル シーが所有する登録商標であり、みずほ投信投資
顧問株式会社に対して利用許諾が与えられています。
• 日経平均株価に関する著作権並びに「日経」および日経平
均株価の表示に対する知的財産権その他一切の権利は、
すべて日本経済新聞社に帰属します。
• JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・
グローバル・ダイバーシファイドは、JPモルガン社が公表して
いる指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他
一切の権利はJPモルガン社に帰属します。またJPモルガン
社は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する
権利を有しています。
• 東証株価指数(TOPIX)および東証REIT指数は、株式会社
東京証券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指
数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべて
の権利・ノウハウは、㈱東京証券取引所が有しています。
• MSCIエマージングマーケット指数は、MSCI Inc.が開発した
指数です。同指数に対する著作権、知的財産権その他一切
の権利はMSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は、同指
数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有し
ています。
• BofAメリルリンチは同社の配信するインデックスデータを現
状有姿のものとして提供し、関連データを含めて、その適合
性、品質、正確性、適時性、完全性を保証せず、またその使
用においていかなる責任も負いません。またみずほ投信投
資顧問(株)およびそのサービスや商品について、推奨、後
援、保証するものではありません。
• 「Standard & Poor’s®」「S&P®」「スタンダード&プアーズ」
は、スタンダード&プアーズ ファイナンシャル サービシーズ
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4/9
欧州株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『欧州株式市場(ドイツDAX指数)』は下落しました。
英国国民投票の結果をめぐる思惑から値動きの荒い展開
が続きましたが、離脱を支持する結果となったことを受けて、
先行き不透明感が高まったことから相場は下落しました。
上昇要因
・欧州中央銀行(ECB)の金融緩和による景気回
復期待
・企業業績見通しの改善
・M&Aや積極的な株主還元の実施
下落要因
・英国のEU離脱の動向を含む欧州域内の政治
動向への警戒感
・欧州景気の減速懸念
・FRBの利上げペースをめぐる不透明感
・中国の金融市場の混乱、新興国経済の失速懸
念
・テロなど地政学リスクへの警戒感
欧州株価指数
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
500
16,000
英国(左軸)
14,000
ドイツ(左軸)
欧州(右軸)
12,000
420
10,000
380
8,000
340
6,000
300
4,000
15年6月
15年10月
欧州の政治や景気動向などを睨みながらの値動きの荒
い展開を⾒込む
460
欧州の政治動向などを睨みながらの、値動きの荒い相場
展開を想定します。英国のEU離脱の動向を含む欧州域内
の政治動向への警戒感や、欧州景気の減速懸念などが
上値を抑える要因となると想定します。しかしながら、ECB
の金融緩和による景気回復期待や、企業業績見通しの改
善などを背景に、中長期的には徐々に上値を切り上げる
展開になると予想します。
260
16年6月
16年2月
※英国:FT100指数、ドイツ:DAX指数、欧州:ストックス・ヨーロッパ600指数
を使用。
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
ドイツDAX指数:8,900~10,300
欧州債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『欧州債券市場(ドイツ10年国債)』は大幅に上昇
(金利は低下)しました。
月中旬にかけて、金利は低下基調で推移しました。その後
は、EU離脱に関する英国国民投票において残留への期
待が高まったことなどから一時上昇しましたが、離脱支持
が過半を占める結果となったことで、市場のリスク回避姿
勢が強まり、金利は大幅に低下しました。周辺国対独金利
格差は、イタリアで拡大した一方、スペインでは縮小しまし
た。
英国
金利の
低下要因
・英国のEU離脱に伴う欧州実体経済への悪影
響
財政規律維持圧力の弱まりによる各国主導の景気刺激策
への期待が金利上昇要因となるものの、英国のEU離脱に
伴う欧州景気の減速懸念などから、金利低下圧力がかか
る展開を見込みます。
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
2.5
・財政規律維持圧力の弱まりによる各国主導の
景気刺激策への期待
⾦利低下圧⼒がかかる展開を⾒込む
10年国債利回り
(%)
金利の
上昇要因
ドイツ
2.0
1.5
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
ドイツ10年国債利回り:-0.40~0.00%
1.0
0.5
0.0
-0.5
15年6月
15年10月
16年2月
16年6月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来におけるFT100指数、DAX指数、ストックス・ヨーロッパ600指数および英国とドイツの10年国債利回りの推移を示唆、保証するものでは
ありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
5/9
エマージング株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『エマージング株式市場』は上昇しました。
米国の追加利上げ時期や、英国国民投票に対する思惑な
どを背景に、変動の大きな相場展開が続きました。政治的
な混迷がやや落ち着きを見せたブラジルなどの上昇が目
立った一方、ここ数ヵ月相場の戻り基調が続いたギリシャ
などが下落しました。
上昇要因
・構造改革などを通じた中長期的に持続可能な
成長余地の拡大
下落要因
・米国の利上げペースへの警戒感
・英国のEU離脱に関する政治・経済の不透明感
・中国の金融市場・景気に対する懸念
エマージング株価指数
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
構造改⾰などを通じた持続的な成⻑軌道への回復が課
題
1,100
1,000
米国の利上げペースへの警戒感や英国のEU離脱に関す
る政治・経済の不透明感、中国の金融市場・景気に対する
懸念などから、しばらくは変動の大きい相場展開が続くと
みられます。ただし、インドネシアの構造改革期待が高ま
るなど明るい材料もあり、中期的には緩やかな上昇相場に
戻ると予想します。
900
800
700
600
15年6月
15年10月
16年2月
16年6月
※MSCIエマージングマーケット指数を使用。
エマージング債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『エマージング債券市場』は上昇しました。
月前半は米国の利上げ観測の後退などが上昇要因となり
ました。月末にかけては、英国のEU離脱決定による先行
き不安を受けて、世界的に金融緩和観測が高まったことか
ら、市場はさらに上昇しました。
エマージング債券
価格の
上昇要因
・米国利上げ警戒感のいったんの後退
・構造改革を通じた中長期的に持続可能な成長
余地の拡大
・先進国に比べて相対的に高い利回り水準
価格の
下落要因
・一部の国における政治的不透明感
・米国の利上げペースへの警戒感
・商品市況の下落懸念
・中国の金融市場・景気に対する懸念
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
(%)
800
775
指数(左軸)
利回り(右軸)
7.5
⼀部の国を除き、底堅い推移を予想
7.0
米国の利上げへの警戒感がいったん後退したことや、新
興国の一部では引き続き構造改革の進展が期待されてい
ることなどから底堅い値動きになると考えます。また、英国
のEU離脱問題が新興国経済に与える影響は、一部の国
を除き限定的と予想しています。
750
6.5
725
6.0
700
5.5
675
15年6月
15年10月
16年2月
5.0
16年6月
※JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・グローバル・
ダイバーシファイドを使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来におけるエマージング株価指数およびエマージング債券の価格・利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
6/9
国内リート
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『国内リート市場(東証REIT指数(配当込み))』は下
落しました。
月初から、英国のEU離脱懸念から冴えない展開が続き、
離脱決定が伝わると、大幅に下落しました。その後は、相
対的に高い配当利回りなどから見直され、月末にかけて
値を戻す展開となりました。
東証REIT指数
上昇要因
・日銀のマイナス金利政策のもと、相対的に高い
配当利回り
・不動産市況の改善
・賃料上昇に伴う配当金増加期待
・2014年10月に発表された日銀のJ-REIT買入
増額による需給面での下支え
下落要因
・英国のEU離脱など世界的な政治・経済動向へ
の懸念
・損益確定売りに押される懸念
・断続的な公募増資(資金調達)による需給軟化
懸念
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
4,000
不動産市況の回復期待から、中期的に上昇基調での推
移を予想
3,500
3,000
2,500
目先、英国のEU離脱など世界的な政治・経済動向への懸
念から、値動きの荒い展開が続く可能性があります。ただ
し、日銀のマイナス金利政策のもと、相対的な配当利回り
の高さから資金流入が期待されること、不動産市況は改善
が継続しており、保有物件の賃料上昇に伴う配当金増加
が想定されることなどから、中期的に上昇基調で推移する
展開を予想します。
東証REIT指数(配当込み)
東証REIT指数
2,000
1,500
1,000
15年6月
15年10月
16年2月
16年6月
海外リート
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
6月の『海外リート市場』は上昇しました。
月前半は、米国の長期国債利回りが低下したことを好感し
て相場は上昇しました。月後半は、英国のEU離脱を問う
国民投票において離脱派が過半を占める結果となり下落
しましたが、FRBによる利上げ先送り観測から、月末にか
けて反転上昇しました。
海外リート指数
(2015年6月末~2016年6月末:日次)
280
上昇要因
・世界的な低金利環境のもと、相対的に高い配
当利回り
・堅調な不動産市況を背景とした賃料上昇による
収益性改善
・イングランド銀行(BOE)などの中央銀行による
資金供給方針
下落要因
・英国のEU離脱をめぐる欧州の政治経済の不透
明感
・中国をはじめとする世界景気の先行き不透明
感
・FRBの利上げペースをめぐる不透明感
270
短期的には不透明感あるが、中期では配当利回りや堅
調な不動産市況が⽀えに
260
250
短期的には、英国のEU離脱をめぐる欧州の政治経済の
不透明感などにより、相場の変動幅が大きくなる局面も想
定されます。ただし、市場は英国不動産市場の減速をいっ
たん織り込んだと思われ、中期的には、世界的な低金利
環境のもと、相対的な配当利回りの高さや堅調な不動産
市況を背景に、底堅い相場展開を見込みます。
240
230
220
15年6月
15年10月
16年2月
16年6月
※S&P先進国REIT指数(除く日本)を使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における東証REIT指数および海外リート指数の推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
7/9
市場データ⼀覧
株価指数等
2016年6月末
騰落率
1ヵ月
1年
日経平均株価
TOPIX
NYダウ工業株30種平均
ナスダック総合指数
FT100指数
ドイツDAX指数
フランスCAC指数
ストックス・ヨーロッパ600指数
MSCIエマージングマーケット指数
上海総合指数
ムンバイSENSEX30種
ロシアRTS指数
ブラジルボベスパ指数
15,575.92
1,245.82
17,929.99
4,842.67
6,504.33
9,680.09
4,237.48
329.88
834.10
2,929.61
26,999.72
930.77
51,526.93
-9.6%
-9.7%
0.8%
-2.1%
4.4%
-5.7%
-6.0%
-5.1%
3.3%
0.4%
1.2%
2.9%
6.3%
-23.0%
-23.6%
1.8%
-2.9%
-0.3%
-11.6%
-11.5%
-13.5%
-14.2%
-31.5%
-2.8%
-1.0%
-2.9%
東証REIT指数
東証REIT指数(配当込み)
S&P先進国REIT指数(除く日本)
1,843.66
3,340.35
270.00
-2.7%
-2.4%
4.1%
2.2%
5.8%
13.0%
債券利回りが上昇(低下)すると債券価格は下落(上昇)します。
債券利回り
日本10年国債
米国10年国債
英国10年国債
ドイツ10年国債
米国ハイイールド債券 *1
エマージング債券 *2
2016年6月末
変動幅
1ヵ月
-0.23%
1.47%
0.87%
-0.13%
7.46%
5.38%
1年
-0.11%
-0.38%
-0.56%
-0.27%
-0.09%
-0.43%
-0.69%
-0.88%
-1.16%
-0.89%
0.60%
-0.43%
*1 BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス
*2 JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイド
為替(ニューヨーク市場)
【 対円】
米ドル
ユーロ
英ポンド
豪ドル
ブラジルレアル
人民元
100インドネシアルピア
南アフリカランド
【 対米ドル】
ユーロ
英ポンド
豪ドル
ブラジルレアル
人民元
インドネシアルピア
南アフリカランド
2016年6月末
騰落率
1ヵ月
1年
103.20円
114.61円
137.38円
76.89円
32.11円
15.54円
0.78円
7.01円
-6.8%
-7.0%
-14.3%
-4.0%
4.7%
-7.6%
-3.5%
-0.6%
-15.8%
-16.1%
-28.6%
-18.6%
-18.7%
-21.3%
-14.7%
-30.4%
1.11米ドル
1.33米ドル
0.75米ドル
3.21レアル
6.64人民元
13,173.00ルピア
14.74ランド
-0.2%
-8.1%
3.0%
12.4%
-0.9%
3.6%
6.6%
-0.4%
-15.3%
-3.3%
-3.4%
-6.5%
1.4%
-17.4%
出所:ブルームバーグ、BofAメリルリンチ(使用許諾済)およびJPモルガンが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記は、将来における各市場データの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
8/9
[投資信託のお申込みに際しての⼀般的な留意事項]
● 投資信託に係るリスクについて
投資信託は、主として国内外の株式、公社債および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある証券等(外貨建資
産に投資する場合には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、ファンドの基準価額は変動します。したがって、
投資者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金を大きく割り
込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰属します。また、投資信託は預貯金と異な
ります。
投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リ
スクの内容や性質が異なりますので、お申込みの際は投資信託説明書(交付目論見書)を必ずお読みください。
● 投資信託に係る費用について
みずほ投信投資顧問株式会社が運用する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費用をご負担いただ
きます。
■直接ご負担いただく費⽤
購 入 時 手 数 料 : 上限3.78%(税抜3.50%)
換 金 時 手 数 料 : 換金の価額の水準等により変動する場合があるため、あらかじめ上限の料率等を
示すことができません。
信託財産留保額 : 上限0.5%
■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費⽤
運用管理費用(信託報酬)※:上限 年2.16%(税抜2.00%)
※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬額
の加算によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額の水
準等により変動するため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。
■その他の費⽤
上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認く
ださい。
● 投資信託は、預金商品、保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。登録金融
機関が取り扱う投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。投資信託の設定・運用は、投資信託委託会社が
行います。
《ご注意》
上記に記載しているリスクや費用の項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきま
しては、みずほ投信投資顧問株式会社が運用するすべての公募投資信託のうち、ご負担いただくそれぞれの費用にお
ける最高の料率を記載しております。
投資信託をお申込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡しいたし
ますので、必ずお受け取りになり、投資信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みいただきご確認のうえ、お客さ
まご自身が投資に関してご判断ください。
【本資料のご利⽤にあたっての注意事項等】
本資料は、前月末の状況に基づき、みずほ投信投資顧問(以下、当社といいます。)が投資家の皆さまに情報提供を行う目的で
作成したものであり、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。本資料は法令に基づく開示書類ではありません。本資
料の作成にあたり、当社は情報の正確性等について細心の注意を払っておりますが、その正確性、完全性を保証するものではあ
りません。本資料に記載した当社の見通し、予測、予想、意見等(以下、見通し等)は、本資料の作成日現在のものであり、今後
予告なしに変更されることがあります。また、本資料に記載した当社の見通し等は、将来の景気や株価等の動きを保証するもの
ではありません。
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