マーケットマンスリー (資産編)

情報提供資料
マーケットマンスリー
(資産編)
-マーケットの現況と今後の⾒通し-
2016年3⽉2⽇
商 号 等 /みずほ投信投資顧問株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第398号
加入協会/一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
電話番号 0120-324-431 (受付時間:営業日の9:00~17:00)
ホームページアドレス http://www.mizuho-am.co.jp/
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
1/9
国内株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『国内株式市場』は下落しました。
上旬は、米中経済の不透明感や原油市況の低迷に加えて、
円高による国内企業業績への懸念拡大を受けて大幅に下
落しました。下旬は、米国小売統計の改善や原油市況の
下げ止まりを受けて株価は反発し、その後は、G20財務
相・中央銀行総裁会議での政策期待や投資指標面での割
安感に支えられ、相場は落ち着きを取り戻す形で終えまし
た。
⽇経平均株価
(円)
上昇要因
・日本企業の自己資本利益率(ROE)に対する意
識の高まりや株主還元拡充への期待
・米国経済の底堅いトレンド
・日本や欧州などでの緩和的な金融政策
・参院選に向けた景気対策期待
下落要因
・米国の利上げペースに対する警戒
・中国の景気減速や為替政策に対する懸念
・新興国経済の減速懸念
⾜元ではボックス圏で緩やかな上昇を⾒込む
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
プラス材料とマイナス材料が拮抗することにより、ボックス
圏で緩やかな上昇を想定します。プラス材料としては、日
本企業のROEに対する意識の高まり、米国経済の底堅い
トレンドなどを想定しています。マイナス材料としては、米
国の利上げペースに対する警戒、中国の景気減速や為替
政策に対する懸念などに留意が必要と考えています。
22,000
20,000
18,000
16,000
14,000
15年2月
15年6月
15年10月
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
日経平均株価:16,000~18,000円
16年2月
国内債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『国内債券市場(10年国債)』は上昇(金利は低下)し
ました。
0.095%で始まった国内長期金利は、日銀の「マイナス金
利付き量的・質的金融緩和」による需給の引き締まり等か
ら低下し、-0.065%で月末を迎えました。
10年国債利回り
金利の
上昇要因
・過去最低水準となる金利への警戒感の高まり
金利の
低下要因
・日銀の「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」
による需給の引き締まり
⾦利は低位で横ばいとなる展開を⾒込む
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
過去最低水準となる金利への警戒感の高まりが金利上昇
要因となる一方、日銀の「マイナス金利付き量的・質的金
融緩和」による需給の引き締まりが金利低下要因になり、
金利は低位で横ばいとなる展開を見込みます。
(%)
0.6
0.5
0.4
0.3
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
10年国債利回り:-0.10~0.10%
0.2
0.1
0.0
-0.1
15年2月
15年6月
15年10月
16年2月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における日経平均株価および10年国債利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
2/9
⽶国株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『米国株式市場』はほぼ横ばい推移となりました。
原油価格の下落や米国景気の鈍化懸念などが嫌気され
下落して始まったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)
の利上げ先送り観測が高まったことなどが好感され、月末
にかけて相場は値を戻す展開となりました。
NYダウ⼯業株30種平均
上昇要因
・米景気や企業業績見通しの改善
・合併・買収(M&A)や自社株買いの継続
・インフレの低位安定見通し
下落要因
・FRBの利上げペースをめぐる不透明感
・不安定な中国の金融市場動向
・テロなど地政学リスクへの警戒感
・新興国経済の失速懸念
⽶国の景気や企業業績の改善⾒通しなどを背景に、中
⻑期的にはじり⾼基調を予想
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
(米ドル)
19,000
FRBの利上げペースをめぐる不透明感や、不安定な中国
の金融市場動向などによって、目先は値動きの荒い相場
展開が続く可能性があります。しかしながら、今後は米景
気や企業業績の改善、M&Aや自社株買いの継続が見込
まれることから、中期的にはじり高基調を予想します。
18,000
17,000
16,000
15,000
15年2月
15年6月
15年10月
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
NYダウ工業株30種平均:15,000~18,200米ドル
16年2月
⽶国債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『米国債券市場(10年国債)』は上昇(金利は低下)し
ました。
市場のリスク回避の動きが継続したことや、複数の米連邦
準備制度理事会(FRB)高官から継続的な利上げに慎重
な発言がみられたことなどから、金利は月前半に大幅低下
しました。その後は方向感なく推移し月末を迎えました。
10年国債利回り
金利の
上昇要因
・米国景気が徐々に自律的な回復基調をたどる
とみられること
・継続的な利上げ期待の高まり
金利の
低下要因
・中国などの海外経済の減速
⾦利上昇圧⼒がかかる展開を⾒込む
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
海外経済の減速などが金利低下要因になるものの、米国
景気が徐々に自律的な回復基調に向かう中、継続的な利
上げ期待が高まりやすいことから、金利上昇圧力がかかる
展開を見込みます。
(%)
2.6
2.4
2.2
2.0
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
10年国債利回り:1.6~2.0%
1.8
1.6
1.4
15年2月
15年6月
15年10月
16年2月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来におけるNYダウ工業株30種平均および10年国債利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
3/9
⽶国ハイイールド債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『米国ハイイールド債券市場』はほぼ横ばいとなりま
した。
月半ばにかけて、資源価格の弱含みを背景に、エネル
ギーセクター主導で下落しましたが、中旬以降は、資源価
格が持ち直したことから、反転しました。対米国国債スプ
レッドも、月末対比横ばいとなりました。
⽶国ハイイールド債券
価格の
上昇要因
・相対的に高い利回り水準
・米景気の改善
価格の
下落要因
・世界的な商品市場および株式市場の低迷
・市場環境がリスク回避的となること
・米国ハイイールド債券市場からの資金流出
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
(%)
1,600
利回り(右軸)
1,550
9.5
1,500
8.5
1,450
7.5
1,400
6.5
1,350
15年2月
リスク回避的な市場環境の継続には留意が必要
10.5
指数(左軸)
15年6月
15年10月
米国経済は、緩やかな拡大基調を維持するとみています。
企業の財務状態が、一部エネルギー関連企業等を除きお
おむね健全である中、中長期的には、相対的に高い利回
りを求める投資家需要が一定程度見込まれると予想しま
す。一方、短期的には、商品市場や株式市場の低迷に伴
うリスク回避的な市場環境には留意が必要であると考えま
す。
5.5
16年2月
※BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックスを使用。
出所:BofAメリルリンチ(使用許諾済)が提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における米国ハイイールド債券の価格・利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
【本資料で使用している指数について】
エル エル シーが所有する登録商標であり、みずほ投信投資
顧問株式会社に対して利用許諾が与えられています。
• 日経平均株価に関する著作権並びに「日経」および日経平
均株価の表示に対する知的財産権その他一切の権利は、
すべて日本経済新聞社に帰属します。
• JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・
グローバル・ダイバーシファイドは、JPモルガン社が公表して
いる指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他
一切の権利はJPモルガン社に帰属します。またJPモルガン
社は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する
権利を有しています。
• 東証株価指数(TOPIX)および東証REIT指数は、株式会社
東京証券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指
数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべて
の権利・ノウハウは、㈱東京証券取引所が有しています。
• MSCIエマージングマーケット指数は、MSCI Inc.が開発した
指数です。同指数に対する著作権、知的財産権その他一切
の権利はMSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は、同指
数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有し
ています。
• BofAメリルリンチは同社の配信するインデックスデータを現
状有姿のものとして提供し、関連データを含めて、その適合
性、品質、正確性、適時性、完全性を保証せず、またその使
用においていかなる責任も負いません。またみずほ投信投
資顧問(株)およびそのサービスや商品について、推奨、後
援、保証するものではありません。
• 「Standard & Poor’s®」「S&P®」「スタンダード&プアーズ」
は、スタンダード&プアーズ ファイナンシャル サービシーズ
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4/9
欧州株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『欧州株式市場』は下落しました。
原油価格の下落や、一部の欧州金融機関に対する信用
不安の高まりなどが嫌気され、相場は下落しました。特に、
欧州銀行の信用リスクが一時懸念されたことで、銀行株の
下落が目立ちました。
上昇要因
・欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和による景
気回復期待
・企業業績の回復見通しが強まること
・合併・買収(M&A)や積極的な株主還元の実施
下落要因
・不安定な中国の金融市場動向、新興国経済の
失速懸念
・米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース
をめぐる不透明感
・欧州金融機関に対する信用リスクの台頭
・テロなど地政学リスクへの警戒感
欧州株価指数
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
欧州景気だけでなく、海外市場動向や地政学リスクな
どを睨みながらの値動きの荒い展開を⾒込む
500
16,000
英国(左軸)
14,000
ドイツ(左軸)
欧州(右軸)
460
12,000
420
10,000
380
8,000
340
6,000
300
4,000
15年2月
15年6月
海外市場動向などに反応しやすい、値動きの荒い相場展
開を想定します。不安定な中国の金融市場動向や新興国
経済の失速懸念、FRBの利上げペースをめぐる不透明感、
欧州金融機関に対する信用リスクへの警戒感などは残り
ます。しかしながら、ECBによる追加金融緩和の実施期待
や、企業業績の改善見通しなどを背景に、中長期的には
徐々に上値を追う展開になると予想します。
260
16年2月
15年10月
※英国:FT100指数、ドイツ:DAX指数、欧州:ストックス・ヨーロッパ600指数
を使用。
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
ドイツDAX指数:8,700~10,500
欧州債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『欧州債券市場(ドイツ10年国債)』は上昇(金利は
低下)しました。
欧州金融機関の信用不安の高まりなどを背景とした市場
のリスク回避の動きの継続や軟調な経済指標を受けて、
月を通じて金利は低下基調で推移しました。周辺国対独金
利格差は、イタリアやスペインで拡大しました。
金利の
低下要因
・新興国経済の減速による輸出の減少
・ECBによる追加金融緩和観測の高まり
ECBによる追加金融緩和観測の高まりが金利低下要因と
なるものの、原油安やこれまでの金融緩和による恩恵を受
けた今後の景気回復などを背景に、金利上昇圧力がかか
る展開を見込みます。
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
(%)
3.0
英国
・原油安の恩恵を受けた景気回復
・欧州中央銀行(ECB)の金融緩和による景気回
復
⾦利上昇圧⼒がかかる展開を⾒込む
10年国債利回り
2.5
金利の
上昇要因
ドイツ
2.0
◆1ヵ⽉後の予想レンジ
ドイツ10年国債利回り:0.00~0.50%
1.5
1.0
0.5
0.0
15年2月
15年6月
15年10月
16年2月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来におけるFT100指数、DAX指数、ストックス・ヨーロッパ600指数および英国とドイツの10年国債利回りの推移を示唆、保証するものでは
ありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
5/9
エマージング株式
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『エマージング株式市場』はほぼ横ばいとなりました。
一部の欧州の金融機関に対する信用不安の高まりや米国
景気の減速懸念などが嫌気され、月初より中旬にかけて
相場は値を下げました。しかし、原油価格の持ち直しなど
を背景にリスク回避の動きが和らいだことから、月末にか
けて相場は値を戻しました。
上昇要因
・構造改革などを通じた中長期的に持続可能な
成長余地の拡大
下落要因
・米国の利上げペースへの警戒感
・中国の金融市場・景気に対する懸念
・不安定な商品市況などによるエマージング諸国
経済の先行き不透明感
エマージング株価指数
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
構造改⾰などを通じた持続的な成⻑軌道への回復が課
題
1,100
1,000
米国の利上げペースへの警戒感や中国の金融市場・景気
に対する懸念、その他エマージング諸国経済の先行き不
透明感などから、しばらくは変動の大きい相場展開が続く
とみられます。ただし、インドネシアの構造改革期待が高ま
るなど明るい材料もあり、中期的には緩やかな上昇相場に
戻ると予想します。
900
800
700
600
15年2月
15年6月
15年10月
16年2月
※MSCIエマージングマーケット指数を使用。
エマージング債券
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『エマージング債券市場』は上昇しました。
月上旬は方向感のない展開となりました。しかし、月半ば
のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証
言がハト派的と受け止められたことから、米国の追加利上
げ観測が後退し、上昇に転じました。月末にかけて原油価
格が上昇基調で推移したことも、市場の下支え要因になり
ました。
エマージング債券
価格の
上昇要因
・構造改革を通じた中長期的に持続可能な成長
余地の拡大
・先進国に比べて相対的に高い利回り水準
価格の
下落要因
・中国の金融市場・景気に対する懸念
・不安定な商品市況などによるエマージング諸国
経済の先行き不透明感
・米国の追加利上げに対する不透明感
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
(%)
775
指数(左軸)
750
6.5
725
6.0
700
5.5
675
15年2月
15年6月
中⻑期的には底堅い推移を予想
7.0
利回り(右軸)
15年10月
中国の金融市場・景気に対する懸念や不安定な商品市況
など、リスク回避が意識される場面では、今後も値動きは
荒くなることが想定されます。しかし、新興国の一部では引
き続き構造改革の進展が期待されていることや、相対的な
利回りの高さから同債券には根強いニーズが見込まれ、
中長期的には底堅い値動きになると考えます。
5.0
16年2月
※JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・グローバル・
ダイバーシファイドを使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来におけるエマージング株価指数およびエマージング債券の価格・利回りの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
6/9
国内リート
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『国内リート市場(東証REIT指数(配当込み))』は上
昇しました。
世界経済に対する先行き不透明感などから国内外株式市
場と同様に、値動きの荒い場面もあったものの、日銀によ
るマイナス金利導入に加え、相対的な配当利回りの高さや、
不動産市況の回復なども支えとなり、大幅に上昇しました。
東証REIT指数
上昇要因
・相対的に高い配当利回り
・不動産市況の改善
・賃料上昇に伴う配当金増加期待
・2014年10月に発表された日銀のJ-REIT買入
増額による需給面での下支え
・日銀のマイナス金利導入による不動産価格の
上昇期待など
下落要因
・世界景気に対する先行き不透明感
・断続的な公募増資(資金調達)による需給軟化
懸念
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
4,000
不動産市況の回復期待から、中期的に上昇基調での推
移を予想
3,500
3,000
目先、世界経済に対する先行き不透明感と、日銀のマイナ
ス金利導入に伴う不動産価格の上昇期待などが交錯し、
値動きが大きくなる可能性があります。ただし、相対的な
配当利回りの高さに加え、不動産市況は改善が継続して
おり、保有物件の賃料上昇に伴う配当金増加が想定され、
中期的に上昇基調で推移する展開を予想します。
東証REIT指数(配当込み)
東証REIT指数
2,500
2,000
1,500
1,000
15年2月
15年6月
15年10月
16年2月
海外リート
◆前⽉の相場動向
◆今後の⾒通し
2月の『海外リート市場』は下落しました。
月前半は、原油価格の下落や米国景気の鈍化懸念、一部
の欧州金融機関に対する信用不安の高まりなどが嫌気さ
れ、相場は下落しました。月後半は、原油価格の持ち直し
などを背景にリスク回避の動きが和らいだことから、値を
戻しました。
海外リート指数
(2015年2月末~2016年2月末:日次)
上昇要因
・良好な不動産市況を背景とした賃料上昇による
収益性改善
・相対的に高い配当利回り
・資金調達コストの低さ
下落要因
・中国をはじめとする世界景気の先行き不透明
感
・米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース
をめぐる不透明感の高まり
・アジア地域における不動産引き締め策の継続
280
緩やかな景気回復を背景とする賃料上昇がリート市場
の下⽀えに
270
260
短期的には、中国をはじめとする世界景気の先行き不透
明感やFRBの利上げペースをめぐる不透明感の高まりな
どにより、相場の変動幅が大きくなる局面も想定されます。
中期的には、米長期国債利回りの上昇などに注意を要す
るものの、良好な不動産市況や相対的な配当利回りの高
さを背景に、底堅い相場展開を見込みます。
250
240
230
220
15年2月
15年6月
15年10月
16年2月
※S&P先進国REIT指数(除く日本)を使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における東証REIT指数および海外リート指数の推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
7/9
市場データ⼀覧
株価指数等
2016年2月末
騰落率
1ヵ月
1年
日経平均株価
TOPIX
NYダウ工業株30種平均
ナスダック総合指数
FT100指数
ドイツDAX指数
フランスCAC指数
ストックス・ヨーロッパ600指数
MSCIエマージングマーケット指数
上海総合指数
ムンバイSENSEX30種
ロシアRTS指数
ブラジルボベスパ指数
16,026.76
1,297.85
16,516.50
4,557.95
6,097.09
9,495.40
4,353.55
333.92
740.33
2,687.98
23,002.00
768.80
42,793.86
-8.5%
-9.4%
0.3%
-1.2%
0.2%
-3.1%
-1.4%
-2.4%
-0.3%
-1.8%
-7.5%
3.2%
5.9%
-14.7%
-14.8%
-8.9%
-8.2%
-12.2%
-16.7%
-12.1%
-14.9%
-25.2%
-18.8%
-21.7%
-14.3%
-17.0%
東証REIT指数
東証REIT指数(配当込み)
S&P先進国REIT指数(除く日本)
1,873.29
3,361.11
237.70
5.2%
5.6%
-0.5%
-1.7%
1.7%
-9.6%
債券利回りが上昇(低下)すると債券価格は下落(上昇)します。
債券利回り
日本10年国債
米国10年国債
英国10年国債
ドイツ10年国債
米国ハイイールド債券 *1
エマージング債券 *2
2016年2月末
変動幅
1ヵ月
-0.07%
1.73%
1.34%
0.11%
9.21%
6.28%
1年
-0.16%
-0.19%
-0.22%
-0.22%
-0.05%
-0.23%
-0.40%
-0.26%
-0.46%
-0.22%
2.88%
0.74%
*1 BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス
*2 JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイド
為替(ニューヨーク市場)
【 対円】
米ドル
ユーロ
英ポンド
豪ドル
ブラジルレアル
人民元
100インドネシアルピア
南アフリカランド
【 対米ドル】
ユーロ
英ポンド
豪ドル
ブラジルレアル
人民元
インドネシアルピア
南アフリカランド
2016年2月末
騰落率
1ヵ月
1年
112.69円
122.52円
156.84円
80.48円
28.05円
17.20円
0.84円
7.10円
-7.0%
-6.6%
-9.1%
-6.2%
-7.4%
-6.7%
-4.7%
-6.9%
-5.8%
-8.5%
-15.1%
-13.8%
-33.4%
-9.9%
-8.3%
-30.8%
1.09米ドル
1.39米ドル
0.71米ドル
4.02レアル
6.55人民元
13,356.00ルピア
15.87ランド
0.4%
-2.3%
0.8%
-0.4%
0.3%
2.3%
0.1%
-2.9%
-9.9%
-8.6%
-28.9%
-4.4%
-2.7%
-26.5%
出所:ブルームバーグ、BofAメリルリンチ(使用許諾済)およびJPモルガンが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記は、将来における各市場データの推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
8/9
[投資信託のお申込みに際しての⼀般的な留意事項]
● 投資信託に係るリスクについて
投資信託は、主として国内外の株式、公社債および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある証券等(外貨建資
産に投資する場合には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、ファンドの基準価額は変動します。したがって、
投資者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金を大きく割り
込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰属します。また、投資信託は預貯金と異な
ります。
投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リ
スクの内容や性質が異なりますので、お申込みの際は投資信託説明書(交付目論見書)を必ずお読みください。
● 投資信託に係る費用について
みずほ投信投資顧問株式会社が運用する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費用をご負担いただ
きます。
■直接ご負担いただく費⽤
購 入 時 手 数 料 : 上限3.78%(税抜3.50%)
換 金 時 手 数 料 : 換金の価額の水準等により変動する場合があるため、あらかじめ上限の料率等を
示すことができません。
信託財産留保額 : 上限0.5%
■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費⽤
運用管理費用(信託報酬)※:上限 年2.16%(税抜2.00%)
※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬額
の加算によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額の水
準等により変動するため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。
■その他の費⽤
上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認く
ださい。
● 投資信託は、預金商品、保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。登録金融
機関が取り扱う投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。投資信託の設定・運用は、投資信託委託会社が
行います。
《ご注意》
上記に記載しているリスクや費用の項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきま
しては、みずほ投信投資顧問株式会社が運用するすべての公募投資信託のうち、ご負担いただくそれぞれの費用にお
ける最高の料率を記載しております。
投資信託をお申込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡しいたし
ますので、必ずお受け取りになり、投資信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みいただきご確認のうえ、お客さ
まご自身が投資に関してご判断ください。
【本資料のご利⽤にあたっての注意事項等】
本資料は、前月末の状況に基づき、みずほ投信投資顧問(以下、当社といいます。)が投資家の皆さまに情報提供を行う目的で
作成したものであり、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。本資料は法令に基づく開示書類ではありません。本資
料の作成にあたり、当社は情報の正確性等について細心の注意を払っておりますが、その正確性、完全性を保証するものではあ
りません。本資料に記載した当社の見通し、予測、予想、意見等(以下、見通し等)は、本資料の作成日現在のものであり、今後
予告なしに変更されることがあります。また、本資料に記載した当社の見通し等は、将来の景気や株価等の動きを保証するもの
ではありません。
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