201100661 김 오윤 目次 沈黙の辞書的な意味 日本人にとって沈黙とは 察しの沈黙 コミュニケーションとしての沈黙 西洋と日本の比較 沈黙が起きる原因 沈黙文化の背景 まとめ 沈黙の辞書的な意味 1 だまりこむこと。口をきかないこと。「―を守る」「―を破る」「―して語らない」 2 音を出さないこと。物音もなく静かなこと。「深い夜の―」 3 活動をせずにじっとしていること。「長い―を破って新作を発表する」 察しの沈黙 日本人は相手の顔付、あるいは、自分の状態、いろいろな判断をして、相手 が口に出さなかったことや、気持ちを理解することが上手である。 日本人の 場合、遠慮や察しによる気遣いが多い、察しという以心伝心の表現構造が多 く使われている。つまり日本人にとって沈黙とは表現方法の一つである。 暗黙の了解 暗黙の了解とはお互いが口にせずとも分かり 合っているという意味。 日本では、意見の食い違いはうまくいっていない証拠とみな される。みんなに嫌われらいように、わがままだと思われないよ うに、仲良くするためには、なるべく言いたいことも言わずに我 慢することが大切とされます。 日本人は論争を激しくきらう。 グループ内での関係を円滑に進めるためにまわりに合わす。 西洋の古い諺で「沈黙は金、雄弁は銀」という物があります、これは本 当に雄弁ならばしゃべった方がいいという意味で、日本人の場合は最 初からだまっていた方がいいという考え方なので、少し捕え方が違うわ けです。西洋の大学の授業は半分以上が質問で、自分の意見を積極 的に発言しますが、日本では授業中に先生の質問に対しても、あまり 発言せず、静かな授業になる、発言する事によってでしゃばっていると 思われたくないため、回りの目を気にして消極的になる。 西洋の発言率と日本の発言率とでは日本が3分の1になってしまう。 西洋では沈黙というのは社会的不一致、相手との人間関係を作り たくないということになります。また宗教的な神の前での沈黙や、演 説などの間の沈黙は技術的なものとして考えられています。つまり、 アジアとヨーロッパとでは、沈黙についての感情がまったく違います。 。 初対面の人、会ったばかりの段階の人とは、お互いが親し くないためソトの人という、警戒心を持ちます。 日本人は最初に話しかける事が苦手で、相手を優先する もてなしが働いてしまい、質問を待ってしまいます。お互い の譲り合いで間が出来てしまいこれが沈黙になってしまい ます。 ある程度の距離(ウチ、ソト)を保つために生じる沈黙、会話は したいがこれを聞いてしまうと相手に失礼をあたえてしまう、と てもプライベートに踏み入ってしまってるのではないかと、お互 いが牽制しあって距離が出来てしまう。これが沈黙に繋がる。 日本における沈黙の背景は、日本人は同質民族、同質言 語で殖民地化という事がなかったことや、古代社会の、集 団主義の発達によって以心伝心という文化ができました。 また神、仏教、宗教における悟りの非言語的コミュニケー ション、江戸時代において他人の眼や耳を主にする世間体 社会の成立も沈黙に影響を与えていると思われます。 日本人の沈黙文化は昔からの風習や仏教によるもので西洋のような技 術的な物ではなく自然的に出てしまうものである。 相手との距離感を保つためや、論争を嫌う日本人は自然と消極的になり 発言が減ってしまう、これが沈黙に繋がる原因であり、悪い点でもある。 しかし反対にこれを利用した表現方法を使うことにより言葉を発せずとも 分かり合える以心伝心とゆう特有の表現方法も生まれた。 沈黙とは日本が生み出した特有の表現で、日本の個性だと思いました。
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