6足歩行ロボットの制御 箱木研究室 T22R007 山岡 由尚 はじめに ・災害救助などで凹凸の激しい地面に対応して 姿勢を保てるようにしていきたい ・ロボットの姿勢・歩行制御を目的とする 本体構成 ・RCサーボ:GWSMICRO/2BBMG/F(フタバ) 電源 6[V] トルク 6.4[kg・cm] 重量 28[g] 速度 0.14[s/60°] ・mbedマイコン[32bit](NXP) クロック 96[MHz] フラッシュ 512[kB] SRAM 64[kB] 姿勢 ・足を接地した状態で、胴体をねじったり、上下 左右に動かせるようにする ・坂や不整地でも、各足を個々に動かして姿勢 を安定させる ロール軸 ヨー軸 ピッチ軸 足のリンク図 関節角度・座標の計算 y 3 T2 4 P4 P1 T1 L1 P0 F mg L2 P5 x1 L cos x 0 1 x L1 P2 L2 2 m:質量 T:モータ負荷トルク L :関節間の長さ 1L 2 θ:関節の角度 φ:本体の傾き P:関節部の座標 P0 P1 L:本体 間の長さ P3 y1 L sin y0 2 2 2 2 (( x x ) ( y y ) L L 3 1 3 1 1 2) 2 2 cos 1 2 L1 L 2 2 2 2 2 (( x x ) ( y y ) L L 5 0 5 0 1 2) 4 cos 1 2L1L 2 y 3 y1 L 2 sin 2 ) tan 1 ( ) x 3 x1 L1 L 2 cos 2 y y0 L 2 sin 4 3 tan 1 ( 5 ) tan 1 ( ) x5 x0 L1 L 2 cos 4 1 tan 1 ( x 2 x1 L1 cos 1 y 2 y1 L1 sin 1 x 4 x 0 L1 cos 3 y 4 y0 L1 sin 3 *P 5 P3 は地面に固定・原点をP 0 1.本体の傾きから P1 を求める 2.各足の関節角度を求める 3.関節角度から P 2 P 4 を求める 4.本体を動かしながら、1~3を繰 り返す トルクの計算 姿勢毎のトルクを計算して、モータに負担がか かりすぎないようにする。 F 2 T2 1 2 l2 F 2 T1 l1 F mg m:質量 T:モータ負荷トルク l:間接間の長さ θ:間接の角度 F (l 2 cos(1 2 ) l1 cos 1 ) 2 F T2 l 2 cos( 1 2 ) 2 T1 歩行 ・2軸で足を持ち上げて1軸で前後に動かす ・足を3本ずつ交互に接地して行う3点歩行を メインに行う 歩行の例 旋回 ・中心点を決め、その周りを円を描くように足を 動かせばその場での旋回ができる ・中央2つの足を支えとして、前後4つの足で円 を描くように動かす 今後の課題 ・本体の姿勢制御のために加速度センサを取り 付ける ・足の接地を確かめるために足裏に圧力センサ を取り付ける
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