イントロダクション

I イントロダクション
1
第1章 経済学の十大原理
第4原理:人々はさまざまなインセンティブ(誘
因)に反応する(9頁)
第5原理:交易(取引)は全ての人々をより豊か
にする(10頁)
第8原理:一国の生活水準は、財・サービスの
生産能力に依存している
2
第3章 相互依存と交易(貿易)から
の利益
1.現代経済の寓話
• 生産可能性
• 特化と交易
3
2.比較優位の原理
• 絶対優位
• 機会費用と比較優位
– 機会費用とは、そのものを獲得するために放棄し
たもののこと
• 比較優位と交易
– 交易によって各人が比較優位を持っている活動
に特化できる
→交易は社会のすべての人々に利益をもたらしう
る
4
3.比較優位の応用例
• タイガー・ウッズは庭の芝刈りを自分ですべき
か
• アメリカは他の国々と貿易すべきか
– 輸入品
– 輸出品
5
第4章 市場における
需要と供給の作用
• 需要
• 供給
• 市場
6
1.市場と競争
• 市場・・・
一つ一つの財・サービスにおける売り手と買
い手の集まり
• 競争:完全競争とその他の競争
– 完全競争市場、プライステーカー
– 独占的競争市場
– 寡占市場
– 独占企業
7
2.需要
• 需要曲線
– 需要量とは・・・買い手が買いたいと思い、かつ買
うことのできる量のこと
– 需要法則:財の需要量は価格と負の相関関係に
ある
• 市場の需要と個人の需要
8
• 需要曲線のシフト
– 需要の増大
– 需要の減少
価格
需要の
増大
需要の
減少
需要曲線
0
数量
9
3.供給
• 供給曲線
– 供給量とは・・・売り手が売りたいと思い、かつ売
ることのできる量のこと
– 供給法則:財の供給量は価格と正の相関関係に
ある
• 市場の供給と個人の供給
10
• 供給曲線のシフト
– 供給の増大
– 供給の減少
価格
供給曲線
供給の
増大
供給の
減少
0
数量
11
4.需要と供給を組み合わせる
• 均衡
価格
均衡価格
供給
均衡
需要
0
数量
均衡取引量
12
• 均衡価格においては、買い手が買いたいと思
いかつ買うことのできる財の量と、売り手が売
りたいと思いかつ売ることのできる財の量と
が、正確に釣り合っている
13
比較静学分析
•
均衡の変化を分析する3段階アプローチ
1. 需要曲線と供給曲線のどちらがシフトするかを
決定する(両方がシフトすることもある)
2. 曲線のシフトの方向を決定する
3. 需要と供給の図を用いて、曲線のシフトが均衡
価格と均衡取引量をどのように変化させたかを
みる
14
需要の増大が均衡に与える影響
供給
価格
①
②
需要
0
数量
③
15
供給の減少が均衡に与える影響
供給
価格
①
②
需要
0
数量
③
16