統計学 演習問題-20

学年:
学科:
名前:
統計学
学籍番号:
演習問題-20
実施日 2016 年 7 月 1 日(金)
問 1 昨年の調査によると A 小学校に通う児童の通学時間は平均 18 分,標準偏差 8 分であった。今年,別
の B 小学校にて 30 人をランダムに選び,児童の通学時間を調査したところ,平均 20 分,標準偏差 10 分で
あった。B 小学校の通学時間の分散は A 小学校の分散 (82 ) よりも大きいと言えるか。有意水準 5% で仮説
検定(片側)を行いなさい。
問 2 全国的な調査によると,高等学校卒業者の進路割合は大学進学 50%,短大・専修学校等入学 25%,就
職 15%,その他 10%,となっている。C 市の高等学校卒業者のうち 400 人の進路を調査したところ
1. 大学進学: 160 人
2. 専修学校等進学: 100 人
3. 就職: 90 人
4. その他: 50 人
であった。C 市の卒業者進路は全国的な調査と異なっていると言えるだろうか。有意水準 5% で仮説検定し
なさい(適合度検定)。
問 3 母分散が σ 2 = 64 の母集団分布から n = 121 の標本を抽出して,帰無仮説 H0 : µ = 50,H1 : µ =
51(> 50) を右片側有意水準 5% で検定するものとする(標準正規分布における臨界値は 1.645)。第 2 種の
エラーの確率を計算しなさい。