（３）モニターからのコメント＜荷動き動向＞東京 (米材問屋) ・米材一般材丸太はＵＳ物 5 月積み輸出価格が、若干下げとなった。中国向けも現地港頭在庫に過剰感はなくなったものの、慎重姿勢で回復機運に乏しい。・為替の不安定な動きで、仕入れのタイミングが非常に難しい。産地価格は上昇気味だが、内地市況が緩慢であるため積極的には動かないでいる。 (外材問屋) 仕・各産地共に入荷が少なく、物によっては欠品になるものも出ると思われる。現地は原木価格が上昇していて、入強気。れ・先高感がないので落ち着いている。動 (集成材問屋）向・売れる分は仕入れる。販売増を見込み、仕入れは増える。 (中国・南洋材問屋) ・夏まで仕入れを減らす。・現地価格が上がり、円安に進んでいるため仕入れは様子見の状況。・産地の天候良好だが、原木伐採規制のために原木価格は上昇傾向。 (国産材問屋) ・価格は安定だが、この荷動き状況では仕入れに慎重になる。・構造材は全く動かない。・小割の動きが良いから仕入れが大変。 (仲買・小売) ・仕入価格は全て保合い。合板足場板 28×240×4000mm のみ大幅に値上げしている。・神社社殿の改修工事が１件あるので、国産材が少し出る予定。・WW が品薄らしく仕入れた。・動き悪いが、問屋からのお願いがあり、少し仕入れた。・今月も補充仕入れで余分な商品はない。・良材を探すのが第一で、価格は余り気にならなくなった。大阪 (仲買・小売) ・WW の 3m ものは品薄が続いている。東海 (仲買・小売) ・6 月のプレカット加工やや減少と WW 羽柄材の在庫過多により、仕入れをやや絞る。・先行きの動きは期待できないので、当面、当用買いで行きたい。販売動向東京 (米材問屋) ・米材一般材丸太京浜マーケットでは、小手の製材メーカーは完全に姿を消し、限られたマーケットになりつつある。・傾向としては徹底した当用買いで、買い先を決めてから仕入れている。 (外材問屋) ・5 月は実働日数少なく荷動きは良くない状況で、6 月も同じような状況。一部のプレカット工場のみ忙しい状況で買いを強めている。・5 月は悪すぎたので、多少は動いてくれないかなと期待している。 (集成材問屋）・6 月～7 月、は例年荷動きが良いと思うので販売増えると思う。 (中国・南洋材問屋) ・先月は悪く、今月も期待薄。夏休み仕事に期待。・平割の荷動きは低調。デッキ材の引合いが増える。・DIY は好調だが、市内小売に元気なし。 (広葉樹等問屋) ・取引量減るも産地コスト高で、価格は強含み。 (国産材問屋) ・5 月までは最悪の荷動き状況、今後は今より悪くはならないと思う。・既製品の動きは不振。注文材主体だが納期に追われっぱなし。・板割の動きが良くなってきた。販売動向在庫動向 (仲買・小売) ・荷動きは悪い。どのお客様も仕事が止まっていると聞く。ただ、先の話はあるようだ。・4 月、5 月から比べると今月は落ち着いてしまいやや減少。・荷動きは今いちなのに、消費税増税が延期になり、影響がどうなるのか多少心配。・動き悪いが横ばいでの気持ち。・納品数量少ない遠方現場が増えている。軽トラで足りる現場ばかりで売上げ伸びず。大阪 (仲買・小売) ・地域の建築屋さんの仕事が減ったため、木材の方も売れない。4 月以降が悪い。東海 (外材問屋）・動きが大変悪い、このまま行ってしまうのだろうか。・5 月の P.C 稼働率は予想よりもやや下回る。6 月も予定はあるが、延びてしまう物件もやや多きも？流通の荷動きやや悪い。価格は変化なく横ばい。先月に引き続き集成材は納期かかる。WW 管柱やや上昇。 (仲買・小売) ・6 月に少し落ち込み、7 月からは例年並みの見込み。・関東、関西どの地区も需要増期待できないので、こう着状態が続くと思う。一進一退の動きか、また季節的要因で販売期待できない。東京 (米材問屋) ・京浜港に不良在庫丸太は見当たらず、引き続き、引き取りされない販売済み在庫の姿が目立つ。・通常の時に比べれば在庫量としては少ないと言えるが、不足感がないためこれを適正在庫とみるべきか。 (外材問屋) ・入荷は少ないが稼働も悪く、在庫量に大きな変化なし。良材の入荷が特に少ないため、内容は下級材が多くなる見込み。サイズによっても、欠品状態のものと荷動き悪く在庫量多い物と極端になっている。・いつでも買える状況なので落ち着いている。 (集成材問屋）・在庫は現状維持で行きたい。 (中国・南洋材問屋) ・順調に減り、資金繰りが楽になった。・FJL は入荷と出荷のバランスがとれている。・変化なし。 (広葉樹等問屋) ・広葉樹材の需要は少なく、価格転嫁が難しい。 (国産材問屋) ・国産材は変わらず、外材はやや増加させた。 (仲買・小売) ・動き悪いが、問屋からのお願いがあり、少し仕入れた。・在庫は現状維持。大阪 (仲買・小売) ・戸建てがあるため外材がやや増加。東海 (仲買・小売) ・現在、WW の在庫がやや過多だが、仕入れの調整で適正化。・相場上がる見込み薄いので、在庫を持つ意味が少ない。 <価格動向> スギ正角ヒノキ正角土台角米ツガ米マツ平角北洋アカマツタルキ東京(国産材問屋) ・訂正安の感じ。・これ位流通量が少ないと価格は硬直して動かない。実質的には下がっているのではないか。東京(仲買・小売) ・保合い。・国産材変わらず。東海(外材問屋）・KD は集成が品薄のため、やや需要あるも横ばい。東海 (仲買・小売) ・構造材の動きが悪いので、相場は変わらない。東京(国産材問屋) ・土台角の仕入は、やや弱いものあり。・訂正安の感じがある。東京(仲買・小売) ・保合い。・国産材変わらず。東海(外材問屋）・横ばい。東海(仲買・小売) ・安値安定。・集成柱のシェアーが強く、ヒノキ需要拡大は見込めない。相場は不変と思う。梅雨期から夏に入るので、構造材の相場は動きが少ないのでは。東京(外材問屋) ・正角の入荷量は少ない状況が続いており、今後も少ない状況は続くが、荷動き悪く相場は保合い。土台角は原材料の入荷は多くないが、一部のプレカット工場以外荷動き悪く、相場に変動は見られない。原材料コストも大きな変化はなく相場が保合い。割物は入荷量少なく、長さバランスも悪いため、長さ、サイズによっては欠品も出ているが、他の樹種に変わったところも多く、荷動きは悪いため相場は保合い。・問屋の強気も、動き悪く上がる要素なし。東京(仲買・小売) ・やや上昇気味でも、実際は余り変化なし。・割物の良材少ない。・良材は高値でも買っている。東海(外材問屋）・変わらず。東京(外材問屋) ・一部のプレカット工場以外荷動きは悪く、大手ビルダーも積層材への移行が多くなり、荷動き悪く、相場は保合いがやっとの状態で、今後この状態が続けば値下げもある。・無風です。東京(仲買・小売) ・保合い。東海(外材問屋）・横ばい。東京(外材問屋) ・入荷少ない状態の中、5 月をピークに今後益々少なくなって来る。特に良材不足は深刻。現地は強気で輸入コストも上がってきている。荷動き良くない中良材は強保合、中、下級材は持合い。東京（合板問屋）・保合い。東京(仲買・小売) ・良材が少なく価格に影響するかも。・3m ものはまだ少ない。単価は変わらないが、グレードが落ちている。・問屋の強気も、動き悪く上がる要素なし。良材少ない。・良材は高値でも買っている。大阪(仲買・小売) ・安定している。東海(外材問屋）・供給に不安はあるが、価格変わらず。・入荷やや少ないが、価格横ばい。 WW･RW 集成材東京(外材問屋) ・集成管柱、納期遅れが発生するも価格は同値。・WW はラミナー不足が続いて、内地挽きの納期がかかる状態に変わりなく、現地挽き入荷も少ない状態が続いている。相場は強い状態が続いているためプレカット工場では値差がなくなり、スギとの値差が大きくなったため樹種変更も多くなってきた。RW は荷動き良くないが、在庫調整も進み、安売りも少なくなったが、相場保合いがやっとの状態、今後米マツ平角の価格により変化もある状況。・WW 柱は、納期に多少期間がかかるが、相場は横ばい、RW 平角も同様である。・集成材平角は材が少ないと言いながら、価格には全く反応していない。東京(仲買・小売) ・品薄が続くのか？・保合い。・ジリ高だがまだまだ。大阪(仲買・小売) ・EW の柱、ホワイトは納期がかかる。RW で代用も少し値上がりも。・品薄のため１割アップ。東海(外材問屋）・WW は納期かかる、価格はやや上昇、＠/本 1,850 円。RW は納期かかるも、価格横ばい。東海 (仲買・小売) ・WW 柱は品不足により値上がり、しばらく続くかも。RW は安定。合板東京（合板問屋）・需要不振でこう着状態。東京(仲買・小売) ・ラーチは落ち着いたようです。・型枠用合板は少しずつ下落。針葉樹構造用合板は横ばい。・やや品薄状態がまだ続いている。・やはり動き悪いが、下げる要素もなし。・針葉樹構造用合板は動きが出てくると、不足感が出そう。大阪(仲買・小売) ・ラワン合板は少し下がった。針葉樹構造用合板は弱含み。・価格変動なし。品薄は相変わらず。東海 (外材問屋）・針葉樹構造用合板は落ち着く。価格は横ばい。東海(仲買・小売) ・ラワン合板はやや安いが今後は落ち着く？針葉樹構造用合板は納期かかるが、価格に大きな変動はない。