平成26年キス(PDF:420KB)

キス
平成26年12月
宮
崎
【資源評価結果】
●資源診断精度:「B」、●資源量の水準:「低位」、●資源量の動向:「横ばい」
※「第2種小型底曳網を対象とした評価は「低位・減少」、刺網を対照とした評価では「低位・増加」
【現行の管理等】
【資源評価委員会からの提言】
【えびびき網漁業】
・休漁日
・網目サイズ制限 等
【刺網漁業】
・休漁
☆海洋環境変動が本資源に影響を与えている可能性があり、人為的な管理方
策による資源回復は不確実性が高いが、一定の親魚量を残存させる管理
方策が望ましい
【生態等】
・本県では県北~県南に分布
・本県で漁獲されるキス類は、ほぼシロギス
・春~夏に沿岸域に接岸して摂餌回遊し、秋~冬に沖合に移動して
越冬する
・産卵期は6~8月(瀬戸内海、筑前海)
・多くは2歳で成熟
・産卵場は水深10~20mの砂底域
・水温変化等の環境変動が資源に影響を与えている可能性がある
・本県では主に、刺網とえびびき網とで漁獲されている
シロギスの成長
尾叉長,㎝
1才
2才
5.3
13.8
3才
19.3
筑前海における知見
評価結果の詳細は、水産試験場HP(http://www.mz-suishi.jp/)に掲載しています。
日
県