(3)モニターからのコメント <荷動き動向> 東京 (米材問屋) ・米マツ一般材丸太では、US 物 8 月積み輸出価格は据え置きとなった模様。カナダ物 S.P 丸太は良材が少ない ため、台湾、韓国勢が高値落札の傾向。 ・為替が安定せず、腰を据えた仕入れができない。99 円台から 103 円では下手に為替を外すと利益が飛ぶかマ イナスに陥る懸念あり。 (外材問屋) ・ロシア材上級材の入荷少なく全体的にも入荷少ない。欧州材も入荷少ない状況。しかし、天候不順で荷動き悪 仕 入 く仕入れが出来ない状況。 (集成材問屋) れ 動 ・決算も終わり、9 月より仕入れを少し増やす予定。 向 (中国・南洋材問屋) ・在庫は多いが、欠品材を仕入れ。 ・為替の動向を注視している。仕入れのタイミングが難しい。 ・産地一部ではヘイズ(煙害)のため作業滞り出している。市況の好転が見えない日本向けから中東、中国向け に軸を替えるサプライヤー増加。 (国産材問屋) ・動き悪いため仕入れは極力控えている。 ・仕入は全く変化なし。 (仲買・小売) ・国産材、外材ともに当用買。 ・当月入荷の材あり、他に不足の物、買う予定。 ・普通の月と変わらずの仕入れ。 大阪 (仲買・小売) ・ホワイトの 4m ものはダブついている。 東海 (仲買・小売) ・入荷が安定しており在庫過多につき仕入れを絞っている。 ・秋口の需要が増えると思っていたが、ここにきて弱含み気味、当用買いで仕入れたい。 東京 (米材問屋) ・米マツ一般材丸太京浜マーケットではメーカーの丸太消費量が依然低水準で、丸太価格、製材品価格とも伸び る気配はない。 ・9 月の声を聞き需要増に期待したいが、序盤は静かなものである。GDP で住宅が好調とされるが、材木店には 販 全く関係がない。 売 (外材問屋) 動 ・8 月から雨が多く現場の遅れが出ているため、荷動きは極端に悪くなっていて、9 月の仮決算の所も多く、仕 向 入れを控える傾向にあり、売れない状況。 (集成材問屋) ・見積もりやプレカット物件が増えているので売上好転すると思う。 (中国・南洋材問屋) ・8 月が非常に悪かったので今月は良いと期待。 ・平割の荷動きは低調。FJL の引合いは活発。 ・相変わらず細かな注文が主体で手間ばかり増える。 (広葉樹等問屋) ・ホテル等の需要が多少出るも、量が少ない。木材需要につながらない。 (国産材問屋) ・店舗関係の造作も動き悪いし、何もかも動き悪い。 ・注文材、造作材の動きが良い。構造材にもスポット的な動きもあった。 ・盆明け後も盛り上がりなく、苦戦。 ・スギの動きは良くなってきた。 (仲買・小売) ・当社リフォーム部の受注は順調。取引先工務店からの受注物件は増えず、また物件内容も細かい。 ・マンションリフォームが好調。間仕切り材と置き床材が良く動く。 ・しばらく発注のないところから注文あり。 ・前年と比べると減少しているが、ここ何カ月は横ばい。 販 売 動 向 在 庫 動 向 ・8 月は稼働日も少なくひどかった。9 月になり延び延びになっていた物件がやっと動き出しそうだが、他は全 く動きがない。工務店は忙しそうだが木工事は無いらしい。 ・10 月にプレカットで新築 1 棟、上棟のためやや増加。 大阪 (仲買・小売) ・7~8 月と仕事の量が減少した。9 月も相変わらず悪い。 ・プレカット受注が増加している。 東海 (外材問屋) ・相変わらず動きが悪い。 ・P.C 工場の稼働は好調。WW-EW,RW-EW の柱、平角は動き良い。米マツ平角も良い。年内は P,C の受注好調の予 想。 (仲買・小売) ・新築木造建物がかなり出てきている。リフォーム系がヒマらしい。 ・悪需の盛り上がり感がない。 ・プレカット工場の販売は伸びているが既存の販売先は減少気味。 東京 (米材問屋) ・引き続き入荷調整のため、京浜港に不良丸太在庫は見当たらない。 ・まとまった仕入れはせず、売れてから書くようにしているため在庫の増減はない。 (外材問屋) ・荷動き悪く在庫が減らない状態、グレード、サイズにより無いものも出ているが、荷動きの悪いものも多く、 全体的にはやや多めとなっている。 (集成材問屋) ・仕入増やしても、売上げも増えると思うので在庫は横ばいか。 (中国・南洋材問屋) ・減り方が遅い。まだ過剰気味。 ・ラワン B 材の在庫が少なく入荷待ちの状況。メルクシ FJL の在庫は少ない。 ・変化なし (国産材問屋) ・新材に切り替われば、役物製品の良材は積極的に手当てしたい。 ・横ばい。 (仲買・小売) ・在庫は現状維持。 ・当月仕入れのものがさばけるか? 東海 (仲買・小売) ・相場上昇の気配ないので余分に在庫を持たない。 <価格動向> スギ正角 ヒノキ正角 土台角 東京(国産材問屋) ・丸太は反発しているようだが、取引量少なく本物の相場なのかは疑問。製品は横ばい。 東京(仲買・小売) ・変わらず。 ・保合。 東海 (仲買・小売) ・少しの上げ下げはあるけど全体的には横ばいで推移すると思う。 東京(国産材問屋) ・10.5cm 角、特の柱角に動きあり。 東京(仲買・小売) ・変わらず。 ・保合。 東海(外材問屋) ・変わらず。 東海(仲買・小売) ・引き続き安値安定。 ・正角はやや強い需要あるが、相場を上げるだけの力はない。土台角は今年から 12cm 角の需要は減 少気味、相場変わらず。 米ツガ 米マツ平角 北洋アカマ ツタルキ WW・RW 集成材 合板 東京(外材問屋) ・正角は入荷少ないが、荷動き少なく保合からやや弱保合い。防腐土台角は、大手プレカットは荷 動き良いが、一般マーケットは全く日動きなく保合い。割物は、入荷が少なくサイズによっては欠 品もあるが、荷動き保合。 東京(仲買・小売) ・正角、土台角変わらず。割物、良材少なし。 ・やや上昇気味でも? ・角物が少し上がったよう。 東海(外材問屋) ・変わらず。 東京(外材問屋) ・大手プレカット向けは安値も出ているようだが、一般マーケットは保合い。 東京(仲買・小売) ・変わらず。 ・保合。 大阪(仲買・小売) ・結局、米マツは下がっていない。 東海(外材問屋) ・特に動きなし。 東京(外材問屋) ・上級材は少なく強保合い。中級材は荷動き悪くメーカーにより安値も出ている。下級材はビルダ ー動き良く保合い。 東京(仲買・小売) ・3m 物は少なく、あると値が上がっている。 ・良材少なし。 ・保合。 東海(外材問屋) ・変わらず。 東京(外材問屋) ・WW は、入荷も、国内メーカーも多くないが、スギ、RW への樹種変更も進み、落ち着いた状態となって いる。RW は、需給のバランスが比較的良く、少な目ではあるが値上げまでは行かず保合い。 東京(集成材問屋) ・集成材は納期がかかるが、今の所、値上げにはなっていない。今後に期待。 東京(仲買・小売) ・強含みのようだが、値段は何とか維持。 ・弱含みだが動き悪く、上げるまでもない。 ・保合。 大阪(仲買・小売) ・ホワイトの柱は年末にかけて不足しそう。 東海(外材問屋) ・WW-KD の羽柄材はやや入荷多く価格弱含み。WW 横ばい 1,850 円/本。RW 横ばい 56,000 円/m3 東海 (仲買・小売) ・WW 柱の品薄は若干和らいだ。 東京(合板問屋) ・型枠用合板は全体的に動きが悪く、1 年以上ジリジリと下がり続けている。円高も大きな要因と なっていたが、その状況に変化はなく、9 月も商社中間決済から弱含み、10 月以降、希望的観測の 部分もあるが秋需と港頭在庫の少なさから横ばいと見る。針葉樹構造用合板の需要は旺盛で不足状 態が続いている。メーカー在庫は少なくトラックも台数が限られている中、今後も強気での推移が 続く見通し。 東京(仲買・小売) ・荷の出が少なく十分に集まりにくい。その分、値は強め。 ・輸入合板、特にコンパネと薄物が弱い。針葉樹は 12mm を中心に強い。 ・型枠用合板は弱含み。針葉樹構造用合板は水害もあり強含み。 ・型枠用合板はやや下落。針葉樹構造用合板は 50 円以上アップ。 ・輸入合板値下げ。針葉樹構造用合板は値上げ。針葉樹構造用合板がジワリじわり上がっている。 大阪(仲買・小売) ・針葉樹構造用合板 12mm と厚物が値上がりしている。問屋にも入荷少ないみたい。 ・針葉樹構造用合板引き続き品薄。特に厚物。 ・厚物合板足りない。価格もジリジリ上がっている。12mm も同様になってきた。 東海(外材問屋) ・針葉樹構造用合板は横ばい、少々納期かかる。 東海(仲買・小売) ・針葉樹構造用合板の入荷薄い。納期がつかない状態。
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