ブラジルの金融市場動向 Weekly Report

2016年5月30日
ブラジルの金融市場動向 Weekly Report
【2016年5月21日~2016年5月27日の推移】
【1】為替動向
【ブラジル・レアル 為替推移】 (2016年4月29日~2016年5月27日)
先週のブラジル・レアルは対米ドル、対円で下落しまし
た。レアルの主要な材料は政局の動向です。テメル暫定
政権の主要閣僚であるジュカ企画相が、汚職捜査を妨
害したとの報道から、財政再建に必要な重要法案に対す
る議会承認を得ることが難しくなるのではないかとの懸念
が高まりました。ジュカ企画相は、その後辞任し、政権へ
の悪影響は限定的となりました。また、イエレンFRB(米国
連邦準備制度理事会)議長の発言から米国の利上げへ
の期待が高まったことも、レアル下落の要因となりました。
今週も引き続き政治動向が注目されるほか、中央銀行
の為替介入姿勢にも注意が必要です。国外の要因として
は、米国の金融政策の動向や、原油価格の動向にも注
目が集まるとみられます。
38
(円/レアル)
(レアル/米ドル)
円/レアル(左軸)
36
1.50
レアル
2.00
レアル/米ドル(右軸、上下反転)
34
2.50
30.58
32
30
高
3.00
3.50
28
4.00
3.61
26
安
4.50
24
4/29
5/6
5/13
5/20
5.00
5/27
※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。
【2】金利動向
先週のブラジル債券市場は金利が上昇しました。基礎
的財政収支の目標をおよそ1,700億レアルの赤字に引き
下げる法案が議会で承認されたことで、テメル暫定政権
の今後の議会運営能力への期待が高まった一方、財政
懸念から債券利回りは上昇しました。また、ジュカ企画相
が辞任したほか、与党の主要政治家に対して汚職捜査
が行われており、今後の政権運営に影響が出ることも懸
念されました。
今週も政治動向に注目が集まるとみられます。市場は
テメル大統領代行やメイレレス財務大臣がブラジルの財
政赤字を改善させるために、どのような政策をとるのかに
注目しているとみられます。今後の経済政策に関する思
惑に左右される展開になると思われます。
【ブラジル 金利推移】
15.0
(2016年4月29日~2016年5月27日)
(%)
2年国債
14.5
14.0
13.5
13.0
12.93
12.5
12.0
4/29
5/6
5/13
5/20
5/27
【3】主要経済指標
発表日
6/1
6/2
発表頻度
期間
四半期 2016年1-3月期
毎月
2016年4月
指標名
GDP(前年同期比)
鉱工業生産(前年同月比)
データ
---
(参考)前回
-5.9%
-11.4%
(出所:ブルームバーグより大和投資信託作成)
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